ホンダ S660、2022年3月生産終了…最後の特別仕様車「モデューロX バージョンZ」発売https://t.co/3LNvKJr5cK pic.twitter.com/tqjAxP1xWS
— レスポンス (@responsejp) March 12, 2021
このブログやホムペをかなり昔からご覧の方なら分かると思いますが、このニュースの車「S660」のまさに「前身の車」に、私は長年乗っていました。沖縄移住前から乗っていて、さらに移住時もこの車とともにフェリーで移動(大阪南港→那覇港)。もちろん沖縄でもずっと乗っていました。
しかし本土では問題なく乗ることができていましたが、沖縄に持ってきたとたん、塩害で「幌のフレーム」が一気に錆びてしまい、屋根の開閉はできるものの、開閉する度に錆がぼろぼろ落ちてくる状態。その錆の影響で車内は雨漏り。さらに錆でオプションのマフラーカバーが落ちるし(マフラー本体は無問題)、エンジンも徐々に具合が悪くなり、エンジンを切るとなかなかかからなくなりました(プラグ交換してもダメ)。晩年はどこかへ行ってもエンジン点けっぱなし施錠しなければならない状態。
でも車としては乗り心地抜群で、マニュアル車でも運転楽々で超楽しかった。晩年は耐用年数を超えている状態で、まさに寿命まで乗れたと思います。ちなみに今回のS660の「7年で生産終了」に対して、私の車はわずか「4年で生産終了」でしたけどね(販売は+1年)。なので今回のニュースはまさに「他人事ではない話」。まぁこの手の車は1代限りで終わることは多いのは分かっていますけどね。
でも私の車はぼろぼろになっても乗り換える気はありませんでした。雨漏りして車内がかび臭くなっても、屋根を開けてひとっ走りすれば無問題。雨の後はよく車内を乾燥するがてらにドライブしたな〜w
ちなみにS660はわかりませんが、この車の屋根の幌。オープンは約3秒(右フック解除・左フック解除・両手で屋根全開)。クローズも約3秒(オープンの逆順序)。小さい車なので、開閉は超楽でした(後部窓は開けっ放しの状態)。何よりS660同様に「ミッドシップエンジン」でしたからね〜。フェラーリとかと同じ。その代わり後部座席がエンジンにとられて2人乗りだし、さらに運転席が大きめで、助手席が小さめという特殊レイアウト。助手席でもろくな荷物も詰めない車でした。
それこの車でスキーやスノーボード行っていました!
タイヤはスタッドレス。前輪と後輪のタイヤサイズが違うので、4本セットで購入できず超高かった。でも何度も何度もこの車でスキーやボードに行っていましたよ(狭くて車内泊しにくいのが辛かった)。ちなみに屋根が幌なので、ルーフトップにスキーキャリアを付けることができず。後部トランク上に「ミサイル発射台」みたいなキャリアを付けていましたw(その時代の写真はないのが残念)
さらにこの車では、先日の「東北一周旅行」のようなこともしていました!
この車の時は青森も含めた「東北海岸線全一周旅行」。東京から茨城鹿島灘に出て、そのまま福島・宮城、そして岩手もリアス式の海岸線を移動。さらに青森の下北半島も津軽半島も一周し、日本海方面へ。その先は八郎潟を経由し、新潟まで行ったところで、関越自動車道で東京へ戻った次第です。そもそもこの車では東京から九州一周旅行もしています。しかも四国経由(カーフェリー愛媛〜大分)。
正直、沖縄と北海道以外、45都府県全てこの車で巡りました。そして沖縄移住で46都府県。北海道はもう1台所有していたRVで2回ほど巡りましたけどね(新潟からカーフェリーで北海道へ)。
一言「若かったなw」
残念ながらアナログ時代だったので、写真は全てフィルム。デジタルデータは一切ないので、公開できないのが辛い。唯一、東北一周旅行の際に秋田か山形か忘れましたが、奥羽山脈をバックに撮影した写真だけデジタル化してありました。そして沖縄移住して数年後、車に乗らないライフスタイルになったのもあって売却。買値の「1/100」で売れましたw(廃車ではなく売れましたw)
それ以降、一度も車を所有していません。いい思い出はそのままですw
