第44回沖縄の産業まつり。本体は中止も、リアルで分散開催される会場3つへ行ってきました。その前に本来開催するはずだった奥武山公園にも寄ってきましたが・・・
産業まつりの日の奥武山公園(2019年/2020年)
まずは本来なら沖縄の産業まつりで大盛り上がりのはずの、今日の奥武山公園の様子。コロナもあって人気さえままならない閑散とした状況。まぁ公園としてはこれはこれでありなんでしょうが、例年の産業まつりのときと比べると、寂しいどころか悲しくなります。天気は去年とほぼ同じなんですけどね・・・
2020年の沖縄の産業まつり今回は分散開催ということで、那覇市街だと「小禄駅前広場」「パレットくもじ前広場」「沖縄県庁前広場」の3ヶ所がメインとなります。その3ヶ所ともチェックしてきましたが、1つは行く価値無し、1つは並ばされて入った割にはがっかり度マックス、残り1個だけは従来の産業まつりの雰囲気で高評価も…
【小禄駅前広場】
沖縄県中小企業団体中央会 ブース
モノレール「小禄駅」の目の前の広場。っていうかイオン那覇の敷地内の広場で開催される「沖縄県中小企業団体中央会 ブース」。名前を聞いても何が何だかわかりませんが、要は「泡盛」や「黒糖」など“ベタな沖縄物産”関連のブース。
スペースは3つの会場の中で最も広いものの、内容も密度も最もしょぼい。しかも泡盛ブースに便乗した、沖縄の「マンネリテキ屋」が出展していて、会場は超油臭い。泡盛も嫌いだし、油臭いこともあって、会場内には入らずに後にしました。これは産業まつりでは無く、単なる酔っ払いの場所になること必至。
沖縄県中小企業団体中央会 ブース日 時:令和2年10月24日(土) 10時〜20時・25日(日) 10時〜18時
場 所:イオン那覇店前広場
実 施:沖縄県中小企業団体中央会
【パレットくもじ前広場】
商工会特産品フェア ありんくりん市
国際通り入口にある「パレットくもじ」の広場で開催の「ありんくりん市」。いわゆる沖縄各地の物産コーナーで、まさに産業まつりの主役的ブース。
出展ブースは沖縄本島だと、読谷村、八重瀬町、宜野湾市、嘉手納町、東村、大宜味村、国頭村(何故か市になっている)、中城村、恩納村、北谷町。離島だと、久米島、石垣島、南大東島、伊是名島。
しかし会場は入場者数を制限していて、10時開場で10時半の段階で長蛇の列。結局会場に入れたのは20分後でした。
しかも長蛇の列にもかかわらず、誰一人ソーシャルディスタンスをしない、コロナ感染率ワーストの危機感皆無沖縄県民。しかも「こちらでお待ちください」と書いてあるのに、誰一人指定の場所に並ばない有様。これだから全国ワーストのコロナ感染率になるんですって・・・
会場入口には大がかりなゲートあり。他の2会場は簡易的なものでしたが、何故かここだけ異様にお金かけています。しかもここには成田空港にも導入されている、顔で検温する装置あり。空港に使わず、何故にちっぽけなイベントに使うのか謎。沖縄県庁のケチと無能が露呈(このブースは民間企業主体)。
会場内。ゲートから奥を見るがこれだけ。まぁ規模はこの程度でも良いのですが、問題は内容。
会場奥からゲートを見る。基本的に食べ物関係はほとんど無し。あっても庶民的なものではなく、誰が買うの?的なものばかり。一銭も使う気になれないものばかりです。
南大東島は、実際の産業まつりと同じ雰囲気。と言っても毎回「グレイスラム」が出店しているだけで、商品は同じですけどね。ラム酒ケーキも売っていましたが、実は2020年は南大東島に実際に行っていたんですよね〜。なので個人的には今さら感が強かったのでスルーしてしまいました。
久米島ブース。ジェット機が発着する比較的大きな離島で唯一コロナ感染者を出していない優等生の島。展示も普段の産業まつり同等レベル。といっても個人的には縁が無い化粧水や美容液系のみ。みそクッキーは売っていませんでしたw
ちなみに宮古島からの出典は無し。石垣島はあっても竹富町や与那国町は無し。その石垣市も今の島はそれどころじゃ無い「石垣島パンデミック状態」なので、ブースもあるだけってレベルでしょぼかったです。仕方ありませんね。。。
って感じで、散々並ばされて、検温されて、アプリを強制的にインストールさせられるか電話番号と名前を書くかを選択させられたりした割には、しょぼい「ありんくりん市」。並んでまで入る価値ありません。これなら「わしたショップ」行った方が早い!
第23回商工会特産品フェア「ありんくりん市」日 時:令和2年10月24日(土)・25日(日) 10時〜18時
場 所:パレットくもじ前イベント広場(1階)
実 施:沖縄県商工会連合会・県内商工会
【沖縄県庁前広場】
わしたショップ de 沖縄応援マルシェ
県庁前の広場、初めて入りました!っというのもこの場所は、胡散臭い団体がいつも違法占拠して騒音をまき散らす場所だから。ゲートがあって簡易検温と名前と電話番号を書かされますが、並ぶことはありません。
これぞ産業まつりという感じだった「わしたショップ de 沖縄応援マルシェ」。名前はわしたショップが入っていますが、名前だけで全く関係ありません。むしろ沖縄県内の有名メーカーや有名飲食店が集まったエリア。香ばしい香りが漂っていますw
実際の産業まつりの壺川駅周辺のブースさながら(最初の奥武山公園の2019年の光景)。オキハム、オキコ、沖縄製粉など、沖縄ならではのメーカーが食料品を中心に販売しています。
中でも実際の産業まつりでも、最もお気に入りの「沖縄製粉のサーターアンダギー」。今回もありました!しかし揚げたてではなく、保存系のもの。さらに種類もプレーンのみで、大好きな「ポンデ」がありませんでした。なのでここでも買うに買えず(3個で100円は安いですが)。またオキハムもオキコも品揃えが悪く、買いたいものが無くて困りました。
この会場には簡易ステージがあり、ミニライブを開催。会場の広さにマッチしたほどよいライブ。さらにその周辺には有名飲食店の出店ブースがあり、軽食的に食事をすることもできるようになっています。
飲食店の中でもニライカナイ橋近くの「カフェくるくま」の出店には驚き。もちろんくるくまといえば「ハーブカレー」。お店で食べるよりも安価な価格設定に、ちょっと迷いました(ランチ後に行ったので食べるに食べれず)。
3つの会場の中でこの県庁前広場のものが最も産業まつりらしくて好印象。しかーーーし、この会場のすぐ後ろにあるのが「沖縄県議会議員施設」。今日までに11人も集団感染を起こした「アホ沖縄県議会議員」の施設です。正直、イベントは好印象も、会場の印象が最悪でした。
わしたショップ de 沖縄応援マルシェ〜コロナに負けるな!沖縄の産業まつりで県内企業を応援しよう〜
日 時:令和2年10月23日(金) 12時〜20時・24日(土) 10時〜20時・25日(日) 10時〜17時
場 所:県庁前県民広場
実 施:(株)沖縄県物産公社
第44回沖縄の産業まつり まとめ
他にもお店単位の催しはありますが、複数が集まって開催されているのはこの3ヶ所のみ。最初の話の通り「小禄駅前広場」会場は行く価値無し。「パレットくもじ前広場」会場は並ばず入れるなら良いが、並んでまで入る価値無し。「県庁前広場」会場の1点に絞るのがおすすめです。でもその県庁前広場も背後に集団感染したアホ議員たちが利用する施設があるかと思うと恐怖でしたけどね。
結論から言うと、今回の第44回沖縄の産業まつり分散開催は、時間をかけてまで行く必要はなし。例年のものと比べると、魅力も満足度も「1/100」って感じ。強いて言えば、県庁前広場会場の入口近くにある「沖縄製粉のサーターアンダギー」だけ買って買えるのが一番かな?出入口近くなので密になりにくいですし、沖縄製粉のアンダギーに外れはありませんw
ちなみにどの会場も個人情報提示と検温はありますが、入場は無料です。ただしどの会場もコロナワーストでも危機感皆無の沖縄県民が多く来るので、三密回避なんてガン無視。ハイリスクをおかしてまで行く価値はないかな?
posted by 離島ドットコム管理人 at 2020/10/24-19:24
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