行ってきました。瀬長島ホテル。っていうか併設されている琉球温泉「龍神の湯」。
とりあえず瀬長島まで車やバイク以外の交通機関で行ってみましたので、それも含めてレポートしたいと思います
■瀬長島までバスで行くには?瀬長島ってレンタカーやバイクなどの自力手段で行くのがメインですが、今までの瀬長島には特に施設もなかったので目的意識をもって移動するって感じではなく「寄り道」的な感じだったと思いますが、今回の瀬長島ホテルと琉球温泉がオープンしたことにより、目的意識をもって島へ行く人も出てくるかと思います。そういう場合はレンタカーやレンタバイク以外での移動手段も検討したいですよね。
ちなみにホテル宿泊者の場合は空港までの送迎バスはあるらしいですが、時間帯が絞られるのであまり便利じゃないですし、琉球温泉をビジター入浴する人にはその送迎バスは活用できないと思いますので、タクシー以外での公共交通機関でのアクセスを考えてみました。
とりあえずモノレールは瀬長島ではなく空港側へ行っちゃうので論外ですが、バスなら瀬長島まで行かなくても国道331号線の瀬長島入口まで来る路線バスが2系統有ります。
・9番「小禄石嶺線」
・11番「安岡宇栄原線」
どちらも那覇市街を経由して瀬長島入口の「具志営業所」まで行くことができ、その営業所から瀬長島ホテルまでは海中道路を経由して片道約1.5km。徒歩にして20分ほどでしょうか?でもその間の海中道路では那覇空港を離発着する飛行機を望めますし、島へと向かう道はなかなか良い感じですので、そんなに遠くは感じないと思います。しかも那覇市街からはどこから乗っても「220円」で行けるのでかなりリーズナブル。しかも那覇市街の路線はsuicaなどの交通系電子マネーは使えませんが、ドコモのiDは使えるようです。あと一般的な郊外路線のバスは乗車時に乗車切符をとって後精算ですが、この那覇市街の220円均一路線は先のiDや現金で前精算ですので注意しましょう。
■車での入口は島の西側だけど徒歩なら東側の最短ルートでアクセス瀬長島にはもともと島の内部を東西に貫通する道路がありましたが、今回のホテルと温泉はその貫通道路の中に完成しました。でも基本的に貫通道路は島の西側から東側への一方通行なので、車やバイクでアクセスする場合は一度ホテルの前を通り過ぎて島の西側まで行ってから貫通道路に入ることになります。
でも徒歩や自転車の場合は海中道路から最短でアクセスできるファミリーランド脇の東側の口からアクセスできます。歩きの場合は西側の入口は結構な回り道になってしまいますので、是非とも最短ルートでアクセスするのをおすすめします。
■外からの入口には別の魅力もありますホテルも温泉へも入口は同じで、貫通道路の坂の一番上がまさに入口となっています。その入口周辺には駐車場も完備されていますし、簡易的なものですがバイクや自転車などの駐輪スペースもありました。もちろん温泉のみのビジター利用も可能ですし、そもそも駐車場の入口は特に機械などでは管理されていません。強いて言えば東側の入口は一方通行なので逆送を防ぐために警備員がいるくらいでした。
ちなみにこの駐車場は高台にあって景色も開けているので、そこからの景色はなかなかのものです。瀬長島近海の海を望めるだけでなく、那覇空港も一望できるので特に北風の冬場は瀬長島側から飛行機が降りてくるので、まさにより近い場所から飛行機の着陸する姿を望むことができます。今までは海中道路から見上げる感じでしたが、この駐車場からなら目線から飛行機を望めるかもしれません。
温泉もホテルにも用が無くても、ここからの景色を見るためだけの人も多くいた感じでした。有る意味、この瀬長島ホテルの駐車場は瀬長島の新しい観光名所になるかもしれませんね。できれば安全面も考慮して展望デッキてきなものを作って欲しいと思います。
■温泉の入口はややわかりにくい瀬長島ホテルと琉球温泉の入口は同じで、入口自体はやや小さめ。まぁ大人数が訪れる施設という想定ではないのでしょうが、もしこの温泉が人気が出てしまうとこの入口の形態ではキャパを越えてしまいそうです。
しかも入口はややわかりにくく、外から入る風除室の二重扉の1枚目の右に温泉入口があります。どうしても二重扉に入ると2枚目の扉も開けてしまいがちですが、琉球温泉は1枚目の扉を開けたらすぐに右に進みます。正直、最初はそれに気づかずそのまま2枚目を越えてしまい、ホテルのフロントまで行ってしまいました。ちなみにフロント横にも入口はありますが、基本、2枚目の扉から先はホテルという位置づけだと思いますので、行かれる方は1枚目の扉からすぐに右に行きましょう。
■最初は下駄箱ですがいろいろ問題有り・・・スーパー銭湯などでもおなじみですが、入口を入ってすぐに靴を脱ぐスペースがあり、下駄箱に靴を預けてその鍵を温泉の受付に渡すシステム。その下駄箱も100円硬貨を入れて鍵をかけ、靴を出すときには100円が戻ってくるシステムなんですが、両替機はあるものの1000円札しか対応していません。500円玉やそれ以上の紙幣は対応していないのでかなり困りました。というのも下駄箱から受け付けまではものすごい長い廊下を歩かされるので、両替するだけでかなり歩かされます。この両替機はせめて500円玉にも対応して欲しいものです。1000円札オンリーでしかも受付まであれほど距離があると、温泉には入る前にちょっと興ざめしてしまいます。
あと細かいところで靴を履くためのベンチはあるものの、靴べらが無かったです・・・。
■料金は後払いシステム。Edyも使えます。その長い廊下を進むとようやく受付があって、そこで下駄箱の鍵を渡して脱衣所の鍵を受け取ります。ちなみに料金は後払いですが、その脱衣所の鍵を受け取る際にバスタオルとフェイスタオルを貸して頂けます。つまり料金はタオル代込みなので手ぶらで入浴できるってことですね。
しかも支払いにはEdyも使えるようなので、とかく電子マネーが普及している沖縄ならではだと思います。でも受付と支払いが同じカウンターで行われるので、とにかく流れが悪い。沖縄の人は受付で世間話を延々とする人が多いので、そうなると支払いだけの人は長い時間待たされることとなります。せめて受付と支払いは分けて欲しいものですね。あと受付カウンターもかなり狭いので、今後、もし人気が出たらここでもキャパを越えてしまいそうな気がします。少なくとも団体対応は無理かな^^;
■朝風呂だけもある料金設定最初は「平日1300円」「休日1500円」はちょっと高いかな?って思った料金設定でしたが、バスタオルとフェイスタオル付きですし、あとお風呂のロケーションを一度経験するとこの料金は有りかな?って思います。しかもその料金設定には「朝風呂のみ」のものもあって、午前6時から午前9時まで受付、午前10時までの入浴で「平日800円」「休日1000円」なのでこれはかなりお得かも?
まぁ北谷のちゅら〜湯の朝風呂の「500円」にはかないませんが、まぁこのお風呂のロケーションからすると「800円」はかなりお得だと思います。何より那覇からアクセスしやすい場所にありますし、那覇市街の温浴施設は1000円前後しますからね。
■お風呂は男女入れ替えだけどあまり変化無いかも?浴室は2つあって男女入替式。今回体験したのは男性が「金龍の湯」でしたが、もう一つは「銀龍の湯」なのかな?案内図を見る限りはサウナが「アロマサウナ」か「塩サウナ」が違うのと、金龍の露天風呂が「岩風呂」だったのに対し、銀龍は「寝湯」という以外の違いは無さそうです。どっちにつけジェットバスやジャグジーなどの浴槽はありませんでした。
でもどちらも瀬長島の西側の海を望むロケーションですし、湯船も大半は同じタイプなので、どっちでもそんなに変わらないように感じました。
というのも、お気に入りの湯船はどちらにも同じものがありましたからね。詳細は後ほど^^ゞ
■脱衣所はやや狭めでこっちはお金の必要なし下駄箱は100円硬貨が必要でしたが、脱衣所は必要ありませんでした。まぁロッカーの鍵はフロントでもらうシステムなのでそれならロッカーでの100円硬貨は必要ないかもしれませんけどね。ただロッカーはかなり狭い場所に配置されている感があって、特にドライヤーなどをかける洗面台周りはさらに狭く感じました。
先の入口や受付同様に、あまり多くの人が来ることを想定していないんでしょうね。今回は平日に行ったので問題有りませんでしたが、寒い日の休日になるとどうなるかちょっと心配。
ちなみにロッカーは小さいサイズで旅行で使うような大きなカバンは入らないかもしれません。あと洗面台にはドライヤー、綿棒、ガーゼ的なもの、ヘアトニック剤などがあって一通りそろっている感じでした。
それと脱衣所には牛乳の自販機だけはありました。清涼飲料水の自販機は受付と脱衣所の間の廊下にあって、1本100円のものもありました。
■脱衣所からはまずは内風呂へこの琉球温泉は海を望む外風呂が売りかと思いますが、もちろん内風呂もあります。脱衣所から入ってすぐにあるのが内風呂で、こちらは中庭を望む感じで入浴可能です。またその内風呂からは洗い場に行くことができて、内風呂とは別の空間になっています。シャワーとカランがあって、シャンプー・コンディショナー・ボディーソープは常備されています。また内風呂側にはタオルや自前の入浴セットを置く棚があるので、まさにスーパー銭湯と同じレベルで活用できると思います。
ちなみに内風呂は浴槽は1つですがかなり広めで、中は深いものと浅いものの2つに区切られていますが、お湯は一緒です。あと掛け湯があるので入浴前には必ず掛け湯をするか、その近くにあるシャワーで体を流しましょう。
また内風呂と脱衣所の間には給水器と洗面台がありますので、水分補給もきちんと行えます。
■外風呂はかなり素晴らしい!内風呂はそこそこでしたが、外風呂はかなりの充実。サウナも外から入るようになっているので、まさにメインは外風呂なんでしょうね。
今回は金龍の湯でしたが、サウナは「ドライサウナ」と「アロマサウナ」の2種類で、アロマはいわゆる「ミストサウナ」の位置づけ。あと湯船はサウナ近くに水風呂があって、あとは桶風呂が3つ、岩風呂、そして注目なのが最も奥にある「立湯」です。ミストサウナからは外は望めませんが、ドライサウナからは外風呂越しに海が望めますし、桶風呂からの望めます。岩風呂は外側にあるものの、湯船から立ち上がらないと海は望めません。しかし立湯はまさに海を見ながら入ることができるお風呂で個人的にも超お気に入りでした。
■金龍の湯のドライサウナいわゆるサウナですが、中に邪魔な柱があってやや狭く感じましたが、逆にその柱が良い感じでプライベートスペースを作っていて、その横にある窓からは外湯とその先の海まで望めます。
ただサウナには温度計とテレビはあるものの、12分計や普通の時計はありませんので、時間を計るすべがないのが辛かったです。
■ミストサウナのアロマはなかなか良いね普段、あまりミストサウナには入らないのですが、今回の金龍の湯のものはアロマで匂いに誘われて入ってしまいました。っていうか外から見てもドーム状の形だったので、空間的にも興味がありました。中はドーム状で座る場所は外側に配置されていて、中央にまさにアロマが設置。
いい香りを出していました。
あと気に入ったのが照明で、多分LEDだとは思いますが、時間ごとに色が変化して匂いだけでなく視覚的にも和ましてくれました。赤燈黄緑青藍紫と変化している様子を見るだけで和めました。とりあえずサウナに長居はできない方なんですが、この色の変化が一周するまでは我慢して入っていました。
■桶風呂は外風呂でもやや高い場所にあります最近のスーパー銭湯などでもお馴染みの桶風呂は一人用のみで一般的なものよりやや小さめ。でも外風呂の中でもやや高い場所にあるので、他の風呂越しに海を望むことができます。大浴場が苦手な人には一人用の桶風呂は良いかもしれませんね。
でもあくまで一人用なので、大人と小さな子供ぐらいなら一緒に入れるかもしれませんが、大人二人や子供でも小学生以上にもなるとちょっと一緒に入るのはきついかも?
■岩風呂はちょっと惜しい海側に配置されている岩風呂なんですが、露天風呂ですし、海のそばなので位置的なものはとても良いのですが、いかんせん湯船に浸かるとせっかくの海が全く望めません。湯船から立ち上がるとようやく海が望めますが、それじゃあまり意味がないような気がします。なので私が行ったときも岩風呂ではほとんどの人が湯船に浸からず立って入っていました。確かに外から覗かれるリスクを考えると仕方ないのですが、せめて外壁部分を水平ルーバー(ブラインドのようなもの)にすれば遠くの海ぐらいは望めたのかと思いますが・・・
でもこの岩風呂から景色を望めない理由は次の湯船で分かった気がしました。
■ついつい長湯をしてしまう立湯は最高!岩風呂の隣に水深1.2mとやや深い湯船があるのですが、正直最初はその存在に気づきませんでした。下手するとその存在に気づかないままで終わってしまう人も居るのでは?と言うぐらいアピール度が少ない湯船。でもこの湯船が最高なんです。
水深1.2mということで立って入る湯船と言うことで「立湯」と呼ばれていますが、立って入るおかげで外からの目隠しになっていて、岩風呂のような壁がないのでまさに海が一望できます。ちょうど瀬長島の西側の海が一望できるので、もしかすると沖縄のお風呂の中でも最高のロケーションの湯船かもしれません。正直、今までは「湯処さしきの(現・猿人の湯)」が最高のロケーションかと思っていましたが、この琉球温泉の立湯はそれを確実に越えたと思います。
しかも露天ではないものの屋外風呂なので外の空気を感じながら入れるのが良いですね。逆に屋根があった方が海がより際だって見えるので良かったのかもしれません。
加えてこの立湯の床には丸石が敷き詰められていて、立湯だけに足のマッサージもできます。また壁側には半身浴、足湯だけをできるように段が設けてあって、様々な入浴方法ができました。でも一番は海側の縁に肘をついて寄りかかって海を見ながら入るスタイル。もうこのスタイルならいくらでもお風呂に浸かっていたくなります。
でも基本「半身浴」なので、長湯するとものすごい汗をかいてしまいますね。なので気が付くと汗だくになっていたりするので、この立湯での長風呂には要注意かもしれません(笑)。
しかしこの立湯のロケーションは最高で、もしかすると沖縄としてだけではなく、日本全国としてもロケーション&この入浴システム(立湯・座り湯などが自在なシステム)は最上級かもしれません。
とにかくこの立湯に入るだけでも十分満足できると思いますので、是非とも琉球温泉へ来て欲しいと思います。ちなみにこの立湯は男女ともに同じ形のものがありますので、浴室は男女入替式ですがどっちになっても体験できます。入口が奥の奥でしかも口が狭いのでわかりにくいですが、とにかく必ず入って欲しい湯船だと思います。
ちなみに瀬長島から西を向いて入浴するので、海が見えるだけではなく、その先に渡嘉敷島の島影も見えるので、そういう意味でもいいロケーションだと思います。また時期によっては夕日を眺めながら入浴も出来るので、まさに西側にある瀬長島ならではの景色を望めると思います。
■泉質はpH7.5の弱アルカリ琉球温泉はきちんと地下1000mから温泉を掘り出したもので、泉温50度の塩化物強塩泉の高張性・弱アルカリ・高温泉。pHは7.5で湧出量は毎分510L。無臭で無色透明。強い塩味とのことでしたが、実際はそんな塩っぽい感じはありませんでした。いわゆる弱アルカリのちょとだけぬめっとする感じでしょうか?
効能は神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動麻痺・関節のこわばり・うちみ・くじき・慢性消化器病・痔疾・冷え性・病後回復期・疲労回復・健康増進ということなので、まさにNAHAマラソンの後にはいいかもしれませんね(笑)。それと飲用では慢性消化器病・慢性便秘ということですが、飲むための設備は見あたりませんでした。まぁ基本は入浴するためのものだとは思います。
■入浴後はあまりのんびりできないかも?浴室や脱衣室には簡易的な椅子はあるものの、ゆっくり休めるところは無さそうです。また浴室と受付の間に和室スペースがあってそこで休憩は出来そうですが、かなり狭めでしかも壁に囲まれていて閉鎖的。普通にベンチや椅子でゆっくり出来るところは無さそうです。
また受付前からすぐにアクセスできるレストランも、午後3時まではランチバイキングしかないのでカフェのみでの利用は出来ません。またカフェタイムあとのディナータイムもカフェ的に利用できるか否かわかりませんので、相対的にお風呂のあとにゆっくり出来るスペースは無いものと考えた方が良いかもしれません。ホテルのロビーも狭いですし、正直なところ、入浴後はホテルを出てそのまま坂を下りてファミリーランド周辺のパーラーやカフェへ移動した方がいいかもしれません。
まぁホテルがメインなので入浴者関連のスペースが少ないのはわかりますが、先の立湯のようにお風呂自体には人気が出る可能性があるだけにやや残念な感が否めません。そもそも入浴関連の施設もホテルそのものも少々キャパが低い気がします。どちらも団体が来たらロビーや受付がパンクしそうなのが気がかりです。
■入浴後は湯冷ましに駐車場から那覇空港見学?先の話のように入浴後に館内でゆっくり休むスペースがほとんど無いのですが、逆にホテルを出れば下にパーラーやカフェがありますし、またホテル駐車場も高台にあってちょうど那覇空港側に向いていますので、湯冷ましがてらに駐車場から那覇空港を見ることが出来ます。冬場などの北風の時はまさに瀬長島側から飛行機が降りてくるので、いつもとは違った角度から那覇空港への飛行機の離発着を望むことが出来ると思います。
ただ時折自衛隊機の発着もあって、その際は猛烈な爆音だけじゃなく振動まで伝わってくるので、お風呂だけならまだしも、宿泊する方には自衛隊機は迷惑きわまりないかもしれません。しかも自衛隊機は土曜日を含めて平日の朝から日没までやっていますので、日中にホテルでのんびりしたい方には問題が多そうです。
とりあえず入浴だけなら我慢できるレベルかもしれませんので、入浴後はすぐに外に出て那覇空港や瀬長島周辺の海を眺めながら湯冷ましすると良いかと思います。
■お風呂と立地は最高!休憩スペースとアクセス面に問題ありとにもかくにもお風呂は最高だと思いますので、特にあの立湯は実際に体験して頂きたいものです。個人的にもあまり長湯はしない方なんですが、この立湯だけは何十分も入ってしまいました。まぁ天気次第の面もありますが、それでも遮るものが何もないロケーションなので、天気がイマイチでも十分楽しめる温泉施設だと思います。
ただ問題なのは、先の休憩スペースの不足と、最も難儀なのがアクセス面。自家用車やレンタカーがあれば良いのですが、それ以外の移動手段は先のバス停からの徒歩以外は無さそうです。あしびなーのように那覇空港とのシャトルバスがあればいいのですが、現状ではホテル宿泊者のための送迎バスがあるだけで、空港からは予約制で随時、空港へのバスは1便が09:15発/2便が10:15発/3便が11:15発となっていてその他の時間も随時対応してくれるようですが、これらのバスはあくまで「瀬長島ホテル」としてなので、温泉施設利用者が乗れるか微妙なところです。
せっかく温泉施設としてのポテンシャルを持っているのに、アクセス面で難があるのはもったいないですね。また先のバス停から那覇空港へ直接行くバスは無いので、空港との往来はかなり困難だと思います。ちなみに瀬長島から公共交通機関のみを使って行くには具志営業所から9番でも11番でも「奥武山公園駅前」まで行き、そこからモノレールで那覇空港まで行くこととなります(バス220円+モノレール260円)。
ちなみにタクシーだと瀬長島ホテルから那覇空港までは約5kmですので1000円ちょっとだと思います。まぁ人数がいればタクシーでも往来可能だと思いますが、ただ瀬長島ホテルにタクシーが待機しているか否か微妙なところなので、那覇空港へ行く際は事前にタクシー会社の連絡先を調べておくか、ホテルのフロントにお願いすると良いかと思います。
がんばって自力で那覇空港へ行く場合は片道5kmですが、常に那覇空港の脇の歩道を通ることになるので、実質信号無しで空港まで行けます。途中、坂がありますが大したレベルではないですし、沖縄としては珍しく広い歩道が空港まで整備されていますので気持ちよく散歩できるかもしれません。まぁ普通は歩いて空港まで行こうとは思わないですが^^;;;
■総合的には合格点!アクセス面さえどうにかなればリピしたい施設とりあえず沖縄に住んでいるなら瀬長島までは自転車で十分行けますので、個人的にはリピ有りの温泉施設だと思います。特に瀬長島は普段のランニングコースの中にありますので、逆に瀬長まで行ってこの温泉施設を起点にランニングして、終わったら温泉に入るというのは良いかもしれませんね。まだ受付してからランニングなどで一度外に出るのがOKなのかは確認していませんが、基本かなりゆるい受付だったのでなんとかなるかもしれませんね。ランニングシューズ以外を下駄箱に預けて、ロッカー用の鍵を持って走ればOKだと思います。基本、下駄箱の鍵は受付に預けますので、ランニングシューズは荷物として持っていく必要はあると思います。
何より朝風呂があるので、朝のランニングには良いですね。もちろんランニングに関係なく朝風呂を入りに行くだけでも価値は十分あると思います。朝の6時からやってくれるならその後朝の飛行機に乗る方でも十分立ち寄ることが出来ますよね。
アクセス面と休憩スペースの面で難がありますが、それは自力や他の手法でどうにか対処できると思いますし、何よりあのお風呂からの景色は申し分無いので、総合的には合格点の施設だと思います。
まぁ自衛隊機の爆音や振動はありますが、お風呂に入るだけならそんなに気にならないと思います。
でも平日で1300円、休日で1500円はややお高いので、個人的には平日の朝風呂(800円)を狙いたいですね。ちなみに回数券もあるらしいですが、さすがに冬がメインで毎週のように行くことはないと思いますので、今後は寒い時期の平日に朝風呂を狙ってまた行きたいと思います。
とりあえず「立湯」。
一度入ったらやみつきになります。是非、沖縄へお越しの際はこの「立湯」を体験してみて下さい!!!
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