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2024年07月26日

【沖縄台風情報】しつこい台風3号のしっぽ!さらに台風5号のタマゴ?

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台風3号自体は既に大陸まで進み消滅も時間の問題なのですが、とにかく今回は「台風3号のしっぽ」がしつこいのなんのって!しかも台風接近時よりも雨多いし・・・

本土の台風一過がホントに羨ましく感じます。

離島も今日は曇りがちで時折日差しもあるものの、周辺海域には雨雲群だらけなのでまたいつ雨になるか分からない状態。幸か不幸か隔離中なので外に出れませんが、外出予定があったら憂鬱になる天気です。

そして台風3号のしっぽも気になりますが,次なる台風リスクこと「95W」が米軍情報で認定。すでにレッドゾーン一歩手前まで来ていますので、台風5号になる可能性も。

もともと海の日連休過ぎれば本格的な台風シーズン到来となるので、台風リスクが次々と発生するのはいつものことですが、離島滞在中だと気になるのが島への物資ですね。先の台風3号のしっぽの影響で船便に欠航出ていますし、さらに次なる台風まで来ればどうなることやら・・・

予想はしていたものの、現実に離島滞在して身をもって体験すると長期間の大シケはホントに困ったものです。沖縄本島の物流停止なんてたかがしれていますね。(沖縄本島は本島内で製作できるものがありますので)

まぁ台風5号リスクについてはすぐに警戒しなくていいと思いますが、まずは台風3号のしっぽには早く消え去って欲しいものです。

隔離生活から解放される日が早いか、台風3号のしっぽから開放される日が早いか。リアルにそんな状況だと思います。隔離生活から解放まであと丸3日(約72時間)。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/07/26-12:20 | 沖縄台風/災害情報

2024年07月25日

【沖縄台風情報】台風3号は台湾で迷走し海峡へ!しかし台風本体よりしっぽが…

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台風よりも今は自分がヤバイ状況ですが(笑)、とにもかくにも台風情報更新。

台風3号は台湾上陸直前に迷走し、そして台湾上陸後もすんなり海峡に抜けずに迷走。かなり迷惑系な台風だったみたいです。さらに台風本体の雨雲群よりも台風のしっぽこと台風東側の雨雲群があまりに広大。台風から遠いトカラや奄美の方が豪雨になっているかもしれません。もちろん沖縄も雨雲群の通り道になる島はかなりの豪雨になるも台風本体の雨雲群なら徐々に移動。それに対して台風のしっぽは動かないどころか新たな台風リスクになることもありますからね。

ホントに沖縄に台風一過はないな〜

なので今後は台風本体よりもこの台風のしっぽいに注目。でも台風ブログとしては大陸まで移動しちゃえば終了でいいかな?って思っています。冒頭の図は描くのが結構大変なので・・・

それ以前に今は台風情報をまとめる体力っていうか気力がなくなりつつあります。まさかの離島でまさかの事態になるとは・・・(詳細は明日以降のブログにて)

とにもかくにも台風は通過も台風の影響が今後も色濃く残る沖縄。スッキリとした空模様になるのはいつかな?そしてその空模様を自由に望めるのはいつかな・・・(謎)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/07/25-15:26 | 沖縄台風/災害情報

2024年07月24日

【沖縄台風情報】台風3号与那国島南方を通過し台北直撃コース?離島は意外と平穏かも

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<今日の離島の海>

正午過ぎの離島の海。シケまくっています。といっても映像上は大した波に見えませんが、数日前の同じ海の同じ時間の状況と見比べれば一目瞭然。

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<数日前の同じ離島の海>

でも滞在中の離島は波と風はかなりのものですが天気的には日差しも時折あって、その風も心地よく感じられるほど。正午過ぎの段階でもうだるような暑さはなく、外に出ても快適な空気感となっています。ただ海は大シケなので船便は欠航。なので夏休み期間にもかかわらず島はとても静かな雰囲気となっています。

しかし台風3号最接近中の八重山ではかなりの荒れ模様。

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台風3号は与那国島の南方を通過し、台湾の台北へ向かって北西へ移動中。台風の中心は八重山の島々には接近しませんが、台風の活発な雨雲群が八重山のほぼ全部の離島を飲み込む進路になっています。しかし風は与那国島と波照間島で最大瞬間風速35m/sと大したレベルではなく、むしろ雨の方が猛烈な様子です。やっぱり台風3号は雨台風のようですね。

とはいうものの台風の中心が直撃すればかなりのレベルになるかもしれませんので、今後その中心が最接近しそうな台湾の台北がとても心配です。なにせ台北は台湾一の大都市ですからね。とはいうものの沖縄同様に台湾も台風に対する備えは十分あると思いますので、どうか現在の沖縄の状況を見て台風3号に備えて欲しい次第です。

ちなみに台風から遠い沖縄本島では風と波は猛烈なものの、天気的には日差しもある模様。滞在中の離島と同じような感じのようです。もちろん沖縄本島近海も大シケなので離島への船便は軒並み欠航かとは思います。言うまでもなく宮古・八重山海域の船便はどの航路も欠航でしょうが・・・

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そして今後の台風3号は迷走や旋回をすることなく足早に西に進みそうなので、影響は一過性で済みそうです。どうか八重山も台湾も何事も無く台風が通過しきって欲しいものです。

ちなみに正午の段階での停電は石垣島で40世帯、与那国島で20世帯、西表島と鳩間島ではほぼ全世帯の1300世帯超が停電中のようです。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/07/24-13:36 | 沖縄台風/災害情報

2024年07月23日

【沖縄台風情報】晴れているが既に台風モードの離島!台風3号で強風高波到来

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正午前の離島の光景。離島の天気はまだ台風モードに入っていないみたいですが、風は明らかにこれまでとは違ってきています。

朝からかなりの強風。

今までほぼ無風状態で猛烈な暑さでしたが、今日は日差しこそこれまでと変わらないものの体感的には風のおかげで茹だるような暑さからは開放されました。まぁ風が無い場所へ行けばこれまでの暑さを感じると思いますが、風が抜ける場所ならかなり心地いい夏の空気感かもしれません。

ただ那覇は曇りがちで、さらに台風3号に近い宮古・八重山は時折雨になる時間もあるみたいです。滞在中の離島も午前だけで数回スコールもありましたが、基本は冒頭の写真のように晴れています。

とはいうものの海はすでにシケており、八重山航路は午後全便欠航。近距離の竹富島も含めて午後は1便も運航していないようです。慶良間航路も高速艇は全便欠航でフェリーは運航も繰上ダイヤになっています。台風から遠い沖縄鹿児島航路も一部で欠航。南西諸島の海は完全に台風モードに突入しています。

台風3号の直接的な影響が無い島でも、物流停止による間接的な影響は確実に今後出てきそうです。滞在中の離島でも徐々に商品棚が空になっていくんだろうな・・・

それはさておき台風3号情報。

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雲の流れを分析する限り、今回の台風3号はおそらく「雨台風」。雨雲群の範囲こそ広いものの密度はそれほどでもないので、不安定な天気になっても暴風雨になるのは中心近くだけのような気がします。ただしその中心近くとなる与那国島と台北など台湾北部ではかなり大荒れになるかもしれません。特に台湾は直撃モードだけにかなり心配です。なにせ台北がある台湾北部直撃ともなれば影響もかなりのもの。

ただ夏の空気が範囲を拡大してきており、台風3号を徐々に西へ押しやっています。上手い具合で押しやれればスピードアップして台湾海域を抜けるかも。その代わり沖縄全域では台風3号のしっぽの雨雲群が延々かかりそうなので、台風通過後も長時間不安定な天気になるかもしれません。台風3号が通過しても今週いっぱい影響が残りそうな気がします。そういう意味では先週末に初の離島の海遊び的なものをしてきて正解でした。(今週末は無理っぽいので)

台風3号にはできる限り足早に沖縄海域を抜けてもらい、早く平和な離島生活を再開させて欲しいものです。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/07/23-12:47 | 沖縄台風/災害情報

2024年07月22日

【沖縄台風情報】台風3号は与那国島と台北に最接近?強すぎる夏の空気が原因?

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天気的にはまだ影響軽微も、沖縄も離島も徐々に台風3号の影響が出てきています。離島でも今朝はスコールが多発。っといっても基本的に晴れているので、スコールのあとは綺麗な虹も望めて景観的には良い感じ。しかし夏の空気が強すぎて今日も離島は記録的な暑さで、スコールによるクールダウンも一切なし。むしろ湿度が上昇して不快指数はさらに上がっていそうです。今後、台風北上に伴いスコールの頻度がさらに増えてきそうです。

そして台風3号自体はこの強すぎる夏の空気に押されて徐々に進路を西へ。当初は石垣島や多良間島近海を通りそうだった進路も、徐々に西に変わって今日の段階では与那国島や台湾の台北に最接近しそうな雰囲気です。そういえばここ最近の台風は何故か与那国島近海を通ることが多いんですよね。今回もそんなパターンになりそうな状況です。

といっても沖縄最西端の与那国島近海を通るということは、沖縄全域が台風の影響が大きい「東側」に入ることになり、かなりの広範囲で荒れ模様になるかもしれません。もちろん中心から遠いほど天気的な影響は少なくなりますが、高波は沖縄全域に入ってきそうです。

ってことで昨日はいろいろ買いだめしてきました!

現在離島滞在中なので海が荒れれば物資も入ってこなくなるので、昨日は最も物流が滞る「水物」をいっぱい買ってきました。水物といっても「水」ではなく「牛乳」「野菜ジュース」「果汁ジュース」など。紙パックとペットボトルで合計10本以上も買い込みました。なにせ離島では果物や野菜や乳製品がなかなか手に入らないのでこの3つは個人的な健康維持に必要不可欠。おかげで冷蔵庫の大半がこの水物で占めています。

ちなみにパンやご飯は冷凍保存しているものがあるので特に買いだめしてません。そもそも滞在中の離島は台風の直接的な影響は無さそうなので、停電対策までする必要は無さそうですからね。なので停電時の必須のパンなどを買い込む必要は今のところありません。あくまで物流停止を見込んで保存が利くものだけ買っている感じです。

それよりも台風以前にこの強すぎる夏の空気の方が問題!

那覇では3日連続猛暑日になりましたし、離島も観測史上最高気温レベルに連日なっています。「暑い」を通り超して「ヤバイ」空気感です。今日も各地で記録的な気温になりそうな予感。沖縄は台風による影響もさることながら強すぎる夏の空気による影響も考えないとならない1週間になりそうです。

台風通過しても陸上はクールダウンにならない気がします・・・(海は高波で多少のクールダウンは期待できる)

<今朝のスコール雲>

posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/07/22-12:41 | 沖縄台風/災害情報

2024年07月21日

【沖縄台風情報】台風3号台風4号発生!3号は宮古八重山直撃コース?

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「本土が梅雨明けモードになると沖縄は台風シーズン突入する」

まさにこの定説通りの展開になってきている今の日本海域

台風3号・台風4号 ほぼ同時発生!

台風03号「ケーミー」韓国の言葉で蟻
台風04号「プラピルーン」タイの言葉で雨の神


この名前通りというわけではありませんが、台風4号は既にベトナムやタイのエリアへ移動済み。そして台風3号は韓国方面へという訳ではありませんが、宮古・八重山に最接近後は韓国がある北側へ移動しそうです。本来なら夏の空気の縁を進むので韓国や本土の日本海側へ進むはずも、台風4号が作り出す空気の流れに乗って台風3号は徐々に日本や韓国から離れていきそうな雰囲気です。

どっちにしても宮古・八重山に最接近は必至なので、今のうちに対策や買い出しをしておくことをおすすめします。また沖縄の他のエリアも直接的な影響は無くとも高波など間接的な影響もありそうなので今週は常に台風情報をチェックしましょう。宮古・八重山への最接近予想は「7/24-25」も明日(7/22)か明後日(7/23)あたりから徐々に影響が出てきそうです。


また台風進行方向の東では常に南から湿った空気が流れてくるので、この東エリアは台風の直接的な影響がなくとも大気が不安定になってスコール多発。さらにうねりを伴う高波が発生するので船の運航も気をつけましょう。そして離島では船が欠航すると物資も来なくなるので、私が滞在中の島でもこの「品不足」が懸念されます。

さらに台風3号の東側には既に「台風5号のタマゴ」になりそうな台風3号の落とし物がありますし、その東側のマリアナ諸島近海にも気になる雲ができてきており、まさに「台風シーズン突入」の様相です。

はたして現在滞在中の離島にも台風の影響があるか否か。

ちなみに今日の離島は嵐の前の静けさなのか海も風も非常に穏やかでした。宣言通り滞在51日目にして初の海遊びも無事に堪能でき、映像もいっぱい撮ってきましたので明日以降の記事をご期待下さいませ。今後は朝に通常記事をアップし、昼に台風情報をアップして行きたいと思います。台風シーズンが始まるとこのブログもいろいろ慌ただしくなりますわ。今シーズンの台風はどんな傾向になるんでしょうね。台風3号はその試金石となりそうな気がします。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/07/21-16:38 | 沖縄台風/災害情報

2024年05月30日

台風1号情報!沖縄海域通過も2つの台風リスク残る。1個は米軍情報でも警戒レベルへ

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とりあえず台風1号の影響は沖縄にはもう皆無なので、台風1号詳細情報については上記の図を参照のこと。本土も当初の予想のような災害レベルの豪雨も回避できるかもしれませんので、台風1号情報については図に描いたものだけで十分かと思います。

沖縄としては台風1号に構っている余裕無いからw

まずはフィリピン西の気になる雲@。2〜3日前ぐらいから警戒していましたが、ついに米軍情報で警戒レベルの「94W」認定。台風2号になる可能性もある雲の塊になってしまいました。しかも以前ならこの海域で発生しても西に進むので日本がある東側に来ることはなかったのですが、近年は平気で逆方向に進んで沖縄ないし本土方面まで来ることあり。この先もこの「94W」には警戒が必要かと思います。

さらに米軍情報にもまだ出ていませんが、沖縄の南の近海に気になる雲Aが徐々に発達中。まさに台風1号の落とし物で、その分台風1号がパワーダウン。結果台風1号による本土などへ影響が軽減したのかもしれません。しかし落とした海域がまさに沖縄南方。もちろん台風にならずに消滅する可能性もありますが、あまりに沖縄に近いものなのでかなり警戒しています。

もしかすると2024年台風1号はまさに台風シーズンの幕開けを告げるものだったのか!?

まぁ94Wも95Wモドキも、警戒してもまだ序盤なので明日になれば消滅している可能性もありますけどね。ただ「94W」は米軍情報に出てしまいましたし、実は雲の集まり方も台風1号以上に密なものになりつつありますので、「94W」は今後も気にせざるを得ないですが・・・

ホント台風って1個発生するとその落とし物が必ずあって次なる台風リスクになり、数珠つなぎのように台風が続きますね。まだ今回はわかりませんが台風シーズンピークはまさにそのパターン。毎週のように台風発生なんてこともあります。

本来は9月がその台風シーズンピークなのですが、温暖化の影響で6月以降がその状態になる可能性も十分あるので今後どうなるか心配になります。

はたして台風2号のタマゴになり得る「94W」と、米軍情報にもまだ認定されていない台風3号リスクの「気になる雲A」。今後どうなるか!?
posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/05/30-12:18 | 沖縄台風/災害情報

2024年05月29日

台風1号情報。最接近大東島でも大した影響なさげ。むしろ明日以降の本土ヤバイ?

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那覇など沖縄本島は完全に台風1号の影響がなくなりつつあります。既に台風の過ぎ去った後に吹く北風ですし、そもそもその北風もかなり弱くむしろ心地いいレベル。台風1号を心配するどころか「台風来たの?」という感じで快適な空気感になっています。

気温も最低気温23度とよ〜やく平年並み。(昨日の最低気温27度が異常)

湿度も昨日の90%中盤から70%台まで下がって清々しい空気感になっています。天気的にも徐々に青空が広がってきましたし、大東島以外の沖縄は久しぶりに5月らしい気候になったのかもしれません。といっても元々5月の沖縄は「梅雨」なので昨日までのじめっとした空気感の方が平年並みなんでしょうけどね。

そしてその大東島。北大東島で最大瞬間風速20m/sを記録も、実はこの程度だと台風接近のわりに大した風の感覚。そもそもこの20m/sの風も大東島のアメダスの中で唯一外洋に面する観測点のもの。大東島は南北ともに海岸線に断崖絶壁があり、その内側に集落があるので集落は意外と平穏かもしれません。現に南大東島の空港では最大瞬間風速13m/sと普通の風。平穏な那覇で10m/sなので大して変わらない状況かと思います。

もちろん台風1号は南北の大東島にまだ最接近していませんのでこの先もっと風が強くなるかもしれませんが、中心気圧が普通の低気圧なみの「985〜990hPa」なので大した影響無く過ぎ去りそうな気がします。ちなみに午前10時台の時点では南北の大東島ともに停電は一切していません

むしろヤバイのは何度も言いますが確実に「本土」。特に「太平洋側」は梅雨前線と台風の2つの影響で災害レベルの雨になりそうな気がします。まぁ沖縄にいるので本土の状況を肌で感じることはできませんので今後どうなるかもわかりませんが、なんちゃらアラートは出そうな気がします。

沖縄では別の理由でなんちゃらアラートありましたが、あのときも地下無い沖縄で「地下に逃げろ」とか無理ゲー強いられましたが、今回も豪雨になった後に「外に出て避難しろ」と無理ゲー強いられそうですねw

今日の雨雲分布からすると明日5/30の午後ぐらいから降り始めて、夜以降は猛烈な豪雨になりそうな感じですね。リアルに避難するなら明日の午前中までじゃないのかな?少なくも豪雨の際は地下があっても地下に逃げてはダメですよw

ただこのブログで分析できる台風情報は沖縄エリア限定のもので、本土は空気や風を実際に肌で感じることができませんので分析対象外。無理ゲーですw

なので真剣に台風を分析するのは今日までかな?強いて言えば大東島海域通過後の明日にまとめする程度になるかと思います。しかし冒頭の図にも描きましたが、フィリピン西に台風1号の落とし物あり。以前ならこの海域で台風になっても沖縄等日本方面へ来ることはありませんでしたが、近年はこの海域で発生して台湾南岸を抜けて沖縄方面へ平気で来ますからね。まだ米軍情報にもないものですが、こちらはこのブログでしばらく警戒したいと思います。

とりあえず昼以降の沖縄は青空と日差しを味わえそうな感じです。

<台風1号一過?正午前の那覇のリアルな空>
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posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/05/29-11:05 | 沖縄台風/災害情報

2024年05月28日

台風1号情報!台風は沖縄も本土も気候のターニングポイントになるかも?

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いよいよ沖縄も台風モード。といってもまだ空気感レベルで天気はそれほど荒れていません。なにせ朝は青空も出ていましたし、午前も雨なしで過ごせたものの正午になって突然の豪雨。ただこの雨も台風本体によるものではなく、台風と北上した梅雨前線による干渉によるもの。なので午後もこの2つの干渉次第で沖縄の天気は大きく変わると思いますが、ただ台風1号は迷走せずに北東に向かってまっすぐ進んでいますので、沖縄海域を足早に過ぎ去っていきそうな気がします。最接近の大東島も半日我慢すればどうにかなりそうです。

逆に本土はかなり悲惨になりそうな雰囲気。

沖縄近海にあった梅雨前線を台風1号が押し上げて本土に停滞するわ、梅雨前線に向かって台風1号が湿った空気を送り込み前線を活性化するわ、さらに明後日には台風1号本体が接近するわと、沖縄のように一過性ではなく今週はずっと荒れた天気になりそうです。さらに本土には沖縄にはない「高い山」がありますので、湿った空気が山にぶつかる度に雨雲群発生。台風接近時は台風が来る海側とは反対の山側からも次から次へと雨雲群が発生し本土に大雨をもたらします。しかも沖縄のように半日我慢すれば収まるレベルではなく3〜4日続きますからね。

本土は台風1号と梅雨前線のダブルパンチ。今週(平日)の本土はできる限り外出を控えた方がよろしいかと思います。

ただ気になるのは台風1号が本土近海を通過後に梅雨前線がどうなるか。沖縄まで南下するか本土に停滞してそのまま本土が梅雨状態になるかはまだ予測できません。台風通過後に沖縄が「北風」で涼しくなれば梅雨前線南下し沖縄の梅雨継続、「南風」で沖縄が暑くなれば梅雨前線北上で本土梅雨入りし沖縄は梅雨明けって感じなんですけどね。

そもそも沖縄の梅雨明け時には台風ないし台風レベルの嵐が毎年来ますので、今回の台風1号がリアルな沖縄の梅雨明けを告げる可能性も十分あります。まぁその分暑さも増しますが、3月末からリアルでは梅雨入りしている沖縄なので、2ヶ月も梅雨状態だっただけにそろそろ梅雨明けも期待したいところです。

とにもかくにもこの台風1号は、沖縄も本土も気候のターニングポイントになるかも?

ちなみに「帯状疱疹」みたいな名前の雨雲群のことを気象予報士は連呼していますが、あれは無意味です。単なる前線による雨雲群で何ちゃら降水帯なんて存在しません。単に雨雲群を予測できない方々のいい訳に使っているだけだと思います。

気象は外に出て空気の流れと状態を肌で感じれば高確率で予測できると思います。エアコン効いた室内から出される気象情報に説得力はないと思いますw
posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/05/28-13:57 | 沖縄台風/災害情報

2024年05月26日

台風1号最新情報!よーやく日本でも台風認定も沖縄はメリットある台風かも?

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とりあえず午前はずっと外出していましたが、今日も読み通り雨なしで無事用事完了。天気予報はノーチェックですが今日も沖縄は「1日雨予報」だったんでしょうね。個人的には傘すら持っていきませんでしたw

ただまだ南東の風なので心配要りませんが、これは北東の風に変わったら要注意。特に北東の風は台風接近の予兆です!

ちなみに米軍情報では夜の内に既に台風1号認定も、日本でも半日遅れでようやく昼に台風認定。昨日の段階で台風認定を読んで台風1号情報をアップしましたが、改めてブログに綴っておきます。

台風1号
「イーウィニャ」(ミクロネシアの言葉で嵐の神)

沖縄は台風本体の雨雲群が来るまでは、梅雨前線を北上してくれるのでむしろ雨が降りにくいというメリットある台風かもしれません。昨日も今日もほとんど雨なしでしたしね。でもそれはあくまで「南風」の段階の話で、北風になると台風による雲の流れが入ってきている証拠なので、今後の沖縄は雨雲群の状況もさることながら風向きにも要注意ですね。アメダスもで10分単位の風向きをチェックできるようになりましたので、雨雲レーダーと併せて適宜チェックすると良いでしょう。

<那覇のアメダス>
<沖縄近海の雨雲レーダー>

今回の台風1号は台風本体による影響があるのは沖縄だと大東島ぐらいで、あと本土方面でも伊豆諸島ぐらい。なので台風本体の進路はそれほど気にしなくていいと思います。むしろ気にする必要があるのは台風によって押し上げられる雨雲群。沖縄近海にあったものが徐々に北上し奄美から九州南部へ北上しています。さらに台風接近に伴い南から湿った空気が入ってきて雨雲群が活性化。本土の太平洋側では台風よりもたちの悪い豪雨になるかもしれません。

ちなみに沖縄は雨が降る時間もありますが、逆に台風によって沖縄近海の雲を持って行ってくれる場合もありますので、意外に悪天候にはならないかも。といっても変わりやすい天気になるのは必至で、今週の沖縄は突然の雨対策に「濡れてもいい装い」がベストです。台風接近時に強度が弱い折り畳み傘やビニール傘は厳禁です。(一発で破壊されむしろ危険)

とにもかくにも今週の沖縄は「濡れてもいい装い」につきます。(帽子かフード付き上着があるとなお良し)

今朝も最低気温25.5度の熱帯夜だっただけに、濡れてもいい前提の装いなら雨もまた心地いいものになるかもしれません。老若男女問わず短パン・ビーサンがしばらくは最高の装いになる沖縄かもしれませんね〜。

そういえば最近ちょっと変わったサンダルを買ったので今週はフル活用したいと思います。

posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/05/26-13:49 | 沖縄台風/災害情報

2024年05月25日

間もなく台風1号!去年も同時期に台風沖縄到来も今回は本土がヤバイ?

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既に旧ツイッターではつぶやきましたが、今朝方までまだ台風のタマゴの手前の「93W」が米軍情報で台風1号の一歩手前の「TD01W」認定。TDとは日本だと熱帯低気圧のことでTSになると台風となりますが、米軍情報ではこのTDでも台風扱い。なので予想進路も具体的に情報が出されます。

ってことで最初にその米軍情報を元にした台風情報掲載!

今回は大東島にかなり接近しそうですが、台風進行方向の左側はそれほど荒れないのでこの進路なら沖縄への影響はそれほど大きく無いと思います。むしろ台風によって梅雨前線が北上し沖縄には全域に夏の空気が入りそうなので、この先の沖縄はかなり暑くなりそう。そのまま夏の空気が沖縄海域で安定すればリアルの梅雨明けって感じになることも。(机上では5/21に梅雨入りしたばかりですがリアルでは3/26に梅雨入り状態)

むしろ今回の台風1号は沖縄よりも本土への影響が大きそう!

沖縄近海あった梅雨前線を明らかに北上させており、今後の台風接近に伴ってさらに北上。本土の太平洋側まで到達する可能性もあります。さらに台風によって南から湿った空気が入ってくるので梅雨前線が猛烈に活性化。今後の台風の進路次第では本土の太平洋側で災害レベルの豪雨になるエリアもあるかも。

ちなみにこの5月末の台風。
珍しいものではありません!
去年もまさに今時期に台風来ています!!

2023年の台風2号ですが、去年はモロに6月1日〜2日に沖縄本島直撃。しかも入院中の身で、病室の窓に自ら台風対策していました。各病室に新聞紙が配られて窓の隙間を埋めるだけですけどね。ただ入院中で自宅の台風対策ができないので心配でしたが、去年は沖縄接近に伴いパワーダウンし、本島直撃コースも影響はそれほどではありませんでした。

ただ去年も沖縄通過後に本土の南岸を通過。本土もかなりの影響あったのでは?

今回は沖縄への影響は少ないものの、本土への影響は去年の台風2号同様にかなりありそうな気がします。また目立ちたいだけの気象予報士が「何十年ぶり」とか「何百年ぶり」とか要らない情報並べてのたまうんだろうな・・・(去年も今時期に台風来ていますよ〜!)

ってことでこのブログではこの時期の台風が珍しいものではないので淡々とレポしますw

ちなみに日本で台風認定されればおそらく台風1号「イーウィニャ」(ミクロネシアの言葉で嵐の神)らしいです。

・・・嵐の神ってw(本土ヤバイ?)

posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/05/25-09:37 | 沖縄台風/災害情報

2024年05月23日

沖縄のみならず本土の気候も「台風1号のタマゴ/93W」次第かも?

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リアル今朝の那覇の空。朝日もだいぶ北寄りに上がるようになり東にある首里高台を避けることはできても今度は那覇新都心のビル街から上がってくるので、西岸の那覇では日の出時間よりかなり時間が経過してから朝日が出てきます。そもそも今朝の那覇は予報では「朝から豪雨・降水確率70〜80%」と高確率で雨のはずも相変わらずの見事な天気予報。雨なしで朝ランもできましたし、こうして朝日も望めています。もちろんこの後また雨になる可能性もありますが、気になるのは雨より風。

今朝の沖縄は梅雨明け後に吹く猛烈な南風吹き荒れています!

いわゆる沖縄に真夏(梅雨明け)を告げる「夏至南風」のような猛烈な南風が今朝の沖縄は吹き荒れています。そもそも今朝の那覇の最低気温「26.2度」と熱帯夜を飛び越えて真夏の数値。さらに雨なしなのに湿度96%もあり、朝ランしなくても外に居るだけで汗が噴き出すような空気感でした。朝ランしてきたのでリアルに風も空気も体感。今朝の那覇は確実に「7〜8月頃」の様相でした。もはや梅雨明けを通り越えていますね。

ただこの猛烈な暑さには明確な理由がありそうです。それは・・・

台風1号のタマゴ発生!

昨日はまだ「発生」レベルでしたが、今朝の米軍情報では「93W」として既にレッドゾーンに入っており、「間もなく台風1号」状態になっています。しかも徐々に西北西に進んでおり、そのままフィリピン西に抜けるか、はたまた北上して沖縄接近するか予断を許さない状況になっています。

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つまりのところ、今日の沖縄の暑さはこの台風1号のタマゴが夏の空気を押し上げたことによるものと推測。雨の範囲も北上していますし、沖縄に湿った南風が入ってきているのも、この夏の空気が北上したことによるものだと思います。もしかするとこの台風1号が沖縄にリアルな梅雨明けをもたらすかも?

まぁまだ台風になっていませんし、消滅する可能性もありますし、そのまま西に抜ければ夏の空気も再び南下し沖縄も再び梅雨モードになることもありますけどね。でも確実なのはこの台風1号のタマゴの動向次第で今後の沖縄の気候は大きく変わるかもしれないってこと。

梅雨どうこう言っている場合じゃないですよ〜気象庁/気象台の役人も当たらない気象予報士も。

今後の沖縄ならびに日本海域の気候はこの「台風1号のタマゴ/93W」次第といっても過言ではありません。そういえば去年も入院中でしたが6月1日に「沖縄本島台風2号接近」だったな〜

そういう意味では例年通りの台風と季節感ということになるので驚きはありませんが・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/05/23-06:51 | 沖縄台風/災害情報

2024年04月03日

初のリアル避難!台湾地震による津波警報に翻弄された午前の沖縄

今日はとにかくビビりました。もちろん台湾地震によって「沖縄全域に津波警報」が出たから。さらにその警報が出された瞬間に居た場所が・・・

海抜0m/海から200m

なにせ海と陸との境界には高さ10mを越える防波堤があるほどの津波危険エリアでした。ただ津波警報が出たときは私を含めた周辺の人は全くその情報を知らず。店員さんにいきなり「入口へ避難してください」と言われ、訳が分からず移動。その後津波警報のことを聞いて入口に集められた客は2階の駐車場へ避難。平日もあって客は10数人と多くなかったものの、店員さんの的確な誘導が素晴らしかった。そのお店は・・・

ドン・キホーテ宜野湾店


結局、入店5分で実質「退店」させられたので欲しいものも買えずに帰ることとなりましたが、そこからの時系列が慌ただしいったりゃありゃしませんでした。その時系列は旧ツイッター/エックスでレポ済み。



避難警報が解除されたのが10時40分でしたが、個人的には予想到達時間の10時を少し越えたら戻ろうと思っていたので、ある意味予定通りに戻れました。

ちなみに途中避難した高台のお店は普通に営業していましたね。そもそも高台にあることはもちろんのこと、海とは距離こそ1kmしか離れていないものの、海との間に「米軍基地」があったのでいい緩衝帯にもなって津波警報が出ていても比較的安心して過ごすことができるエリアだったみたいです。逆に海沿いの某パルコ系SCは津波がモロにやってくる超危険エリアで、今回この高台のお店に用がなければSCは無視しますがその前の海沿いの道を通っていたかと思うとゾッとします。ちなみにその普通に営業していた高台のお店は・・・

メイクマン 浦添本店


沖縄各地にあるホームセンターですが、この浦添店が最も品揃えが良いので那覇からわざわざ行くことも多いです。っていうか那覇中心街からだとお隣・浦添の店舗も最も近いんですよね。何より店内に百均の「セリア」があって、ホームセンターついでに百均での買物もできます。そして津波警報の最中、見事に欲しいものも見つかりました。

しかしその時まだ9時台。津波到達時間「10時」まで時間があります。そのまま目の前の国道58号線を通れば那覇中心街までダイレクトなものの、米軍基地が緩衝帯になるとはいえ海の近くを通る道なので戻りは内陸の通称「パイプライン」という幹線道路を通りました。平日の午前という普段は車通りもそんなに多くない時間なのにパイプラインは大渋滞していました。しかも那覇から郊外へ向かう道だけ大渋滞。つまり低地(那覇)から高台(郊外)へ向かう車が、海沿いの58号線より安心できる内陸のパイプラインに集まっていた次第です。



そして那覇市内に戻り、まずは那覇市街の高台「那覇新都心」まで到達。その時間まだ10時。津波の予想到達時間ちょうどでしたが、タイムラグもあると思われその高台で15分ほど待機。高台の公園には多くの人が避難していましたが、別に高台なら公園じゃなくても変わらなくね?っと思って見通しの良い道路で西岸を見て待機していました。その間も防災無線/放送で「高台へ避難を」と連呼も、既に津波予想到達時間を過ぎているので説得力低し。帰る場所自体も少し高台なのでそこまで至る途中に海の近くも通りますが一気に移動。無事に戻れた次第です。

そして到着15分後には津波警報解除。気がつけば防災無線/放送も全く流れていませんでした。ただ避難している車は津波警報解除後もしばらくたたずんでおり、特に泊港にかかる泊大橋上は完全に港の大型トラック避難場所になっていましたね。確かに大型トラックが市街地へ避難したらさらなる大渋滞を引き起こしそうなので、橋の上への避難も分かります。

<泊大橋上にたくさんのトラック避難中の映像>
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ちなみに津波自体は警報では「最大3m」の津波とあるも震源に最も近い与那国島で「30cm」、石垣島で「20cm」、宮古島で「30cm」、沖縄本島では特に津波は記録されていません。地震自体は震源が台湾東岸・花蓮のすぐ近海で深さは浅く、マグニチュード7.5とのことです。(先日の能登大地震はM7.6・東日本大震災はM9.0)

とにもかくにも外出中でしかも0メートル地帯で海の近くに居ての「津波警報」にはビビりました。でも店員さんの誘導と的確な予測情報により、特にパニックになることなく戻れたと思います。地震への警戒度が日本一低い沖縄ですが、津波になると海に囲まれているだけで警戒レベルは高いようですね。

でもすぐに車で避難しようとするのは大間違い。結果、どこも高台へ向かう道は大渋滞で、万が一その状態で津波来たら確実に助かりません。津波の時は基本「自力で上へ逃げること」。平面に逃げても逃げ切れません。市街地なら自由に階段を上ることができる高い建物への避難が鉄則です。今回も那覇へ戻る途中ではは常にすぐに上に昇ることができる建物を探していました。

とにもかくにも2024年4月3日午前の沖縄生活はどっと疲れました。。。

<2024年4月3日午前8時58分の地震情報>
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posted by 離島ドットコム管理人 at 2024/04/03-14:12 | 沖縄台風/災害情報

2023年10月13日

過去に類を見ないほど巨大な雲の台風15号!遠くを通っても影響あり?





図は昨日の午後のものですが、描いている時も「ヤバイほどデカい」という気持ちになるほど台風15号の雲が巨大でした。なにせ沖縄から北海道まですっぽり覆ってしまうほどの雲のサイズで、さらにその中心の台風の目もクッキリ。幸い、陸地には接近せずに日本海域を通過しそうですが、唯一直接的な影響を受けそうな小笠原が心配です。

元々台風進路の北側〜西側は風だけでそれほど荒れないので、今回の小笠原もそのエリアになるので当初はそれほど心配していませんでしたが、ここまで巨大になると話は別。北側にも猛烈な雨雲群が広がっており、小笠原への影響が懸念されます。また小笠原にはアメダスはあるものの、雨雲レーダーがないので、リアルな雨雲分布は把握できません。アメダスも10分に1回更新されるようになりましたが、あくまで数値のみ。雨雲レーダーなどビジュアルで確認できないのが辛いです。



ただ台風15号の雲は巨大も、北側の雲はそれほど密度が高くないのが幸い。台風の目がクッキリしているということは風台風でパワーが中心に集まっている傾向。なので小笠原も台風が擦る程度で済んでいる可能性もありますので、どうか停電無く無事に近海を通過してくれるように祈りましょう。

そして今朝の雲の状態。

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雲の範囲は昨日の午後よりはマシになりましたが、逆に密度が高くなってその雲のかかるエリアは荒れ模様。小笠原も風速10m/sまで風が強くなっているようですし、雨も時折降っているみたいです。ただ予想よりスピードアップしているようなので、その影響下にいる時間も短く済みそう。しかしあまりに巨大で猛烈な台風が故に、まさかの本土近海まで雨雲群到達。陸地まで来るか否かはわかりませんが、まだまだ油断できない台風15号であることは確かです。

逆に沖縄は台風が日本海域の雲をみんな持って行ってくれているようで、ここ数日はたまに曇ることはあっても基本的に秋晴れ(沖縄に秋はないけど)。乾いた北風が心地よく、このままの空気感なら今シーズンの冷房使用は終了になるかも。

っといっても台風がいなくなったあとにまた夏の空気が盛り返すこともあるのでこちらもまだ油断できず。さらに台風15号が巨大になればなるほど次なる台風リスクになる落とし物を残す可能性が高くなるので、台風としてももうしばらく警戒が必要です。

はたして10月後半は例年通りの「沖縄のベストシーズン」になるか否か!?(台風来ない&程よい暑さ)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/13-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年10月10日

体育の日連休は序盤/真夏、終盤/晩夏。たった3日で大きく季節感変わっています

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「台風15号」は沖縄にも本土にも影響ほぼ皆無なので、少しだけ触れる程度。まぁ小笠原には直接的な影響がありそうですが、そもそも台風は進路の西側だと大した影響がありませんので、今回の台風15号では小笠原も常に台風西側になることもあって大丈夫でしょう。気象予報士が大騒ぎしているのは危険性が高いからではなく、自分が目立ちたいだけなのでスルーしましょう。

でもグアム・サイパンは直撃中なのでかなり心配ですが・・・

それより沖縄としては「元97W」。当初は台風15号に取り込まれて消滅するような雰囲気でしたが、完全に台風15号とは別の物として今なお残っています。しかもこの海域(フィリピン〜マリアナ諸島)のものは沖縄に接近する可能性もあるので、なおさら台風15号よりも気になります。

でも同じ海域に既に台風がいる時は、次なる台風リスクは最初の台風にパワーを持って行かれるので勢力弱めの傾向。といってもまだ台風リスクがある海域も、そして沖縄自体も夏の空気のまっただ中なので、あまり同じ海域で停滞されると一気に発達する可能性もありますけどね。


とにもかくにも沖縄の体育の日連休終盤は那覇も北風に変わり、体育の日連休序盤のようなうだるような暑さでは無くなりつつあります。正午過ぎの那覇で29.6度と夕方前で30度以上の真夏日から開放。まぁ西岸の那覇は夕方とかに平気でその日の最高気温を記録するのでまだわかりませんけどね。

とりあえず体育の日連休の沖縄は序盤こそ猛烈に暑かったですが、終盤は北風も安定して吹いていて、3日連続で望めた打ち上げ花火も、最終日の昨日は花火を見ながらずっと夜風にあたっていたい気持ちでした・・・

しかし相変わらずタバコ臭が風に乗ってくるので心地いい空気をずっと感じることができず、エアコン効いた室内へ避難。ホント「身勝手ヤニ野郎」はどうにかして欲しいものです。

タバコ吸うなら自分が出した煙に全て責任持てーーーー!
(回収しろ〜!できないなら吸うな〜!)

おかげで暑くても涼しくてもずっと体調が悪いです。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/10-14:35 | 沖縄台風/災害情報

夏も台風シーズンも終わりを告げる体育の日連休!のはずも・・・



まずは昨日の打ち上げ花火。ラストの光景。まぁ沖縄の花火なので本土に比べてショボいものの、それでも自宅からのんびり望めるだけでも贅沢気分を味わえたかもしれません。っといってもものの5分。沖縄の花火は本土のようにストーリー性がないので、基本的に数分レベルであっという間に終わります。

そしてこの体育の日連休の打ち上げ花火が終われば実質的に夏終了!

・・・のはずでしたが、相も変わらず今朝も暑い沖縄です。夜明け前にもかかわらず沖縄全域で最低気温27度前後。今時期の平年の日中最高気温は那覇で「28.4度」なので、いかに今の沖縄が暑いかが分かると思います。っていうか日中の28度台なんて夢のまた夢って感じw(日中は連日30度以上の真夏日継続中)

夏の終わりを告げてくれそうな台風15号は沖縄からすると明後日の方向に進んでいますし、本土のように大陸の空気が南下してこないので、この暑さは当分続きそうです。でも台風15号の落とし物っていうか、「元97W」が微妙に発達中。もし台風まで発達するなら、平年通りに進むと沖縄方面に来やすいエリアのものなんですが、今シーズンの台風はこの「平年通り」にまず動きませんからね。といっても今の沖縄の暑さからすると、まだまだ台風にまで発達するリスクはあるので今後も要注意です。

もちろん台風直撃はイヤだけど、この10月も中旬にさしかかってこの暑さもそろそろ勘弁。台風に来て欲しいという気持ちもある沖縄生活なのでした。

しかし大陸からの空気も西では沖縄の近海まで南下しているので、特に近い宮古・八重山にはずっと近海に雨雲群があって気になるところ。沖縄でも西端の与那国島はずっと雨雲群がかかっている感じなので、今後はこの雨雲群がどこまで南下しどの離島までかかるかがポイント。反面、沖縄本島はその雨雲群からは離れているので、那覇のこの暑さは当分続きそうな雰囲気ですけどね。

9月で夏バテは毎年のことですが、今年は10月でも夏バテしそうな沖縄です。っていうか今年は台風シーズンピーク(9月〜10月初旬)に台風が1個も来なかった沖縄。なにせ平年のこの時期なら「台風20号」まで行っていますからね(今年はまだ15個)。

今年の台風は20号の大台には乗らない気もします。。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/10-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年10月09日

沖縄の体育の日連休は真夏!打ち上げ花火を3日間自宅で楽しむ(台風情報はオマケ)






台風情報は最後にオマケ程度にするとして、まずは昨日の那覇まつり2日目の打ち上げ花火動画。1日目は静止画だったので、2日目は動画で撮影してみました。まぁ静止画の方がシャッタースピードをコントロールできて、光のラインがキレイですが、肉眼だと動画のようにしか見えませんからね。

ちなみに音声はオフにしていますが、理由は2つ。

@打ち上げ花火と同時に近所のバカ犬が吠えまくっていたから
A遠くで見ているので近くの道路騒音がモロに聞こえるから

特に1つ目は沖縄の飼い犬はしつけ教育されておらずほぼ野放しで、吠え出すと止まらないバカ犬がほとんど。昨日も花火の音に反応して酷かったです。そもそも自宅から見ていたので、音と光のラグがあまりに大きくて、音声を入れると逆に臨場感を損なうので音声カットした次第です。

でも1日目に静止画、2日目に動画となると3日目の今日はもう撮る方法が残っていない。さすがに360度画像は自宅では無意味ですからね(会場近くまで行けば意味あるけど行く気ゼロ)。まぁ今日は撮影無しで見るのが無難かな?(でも静止画は撮りそうだけど)


そして台風情報w


とりあえず台風15号は本土が秋模様(涼しい)なら接近はまずありません。涼しいと言うことは台風北上をブロックしてくれる大陸の空気があるということなので、台風の影響範囲に入ることはまず無いと思います。むしろ夏の空気の中にある沖縄の方が台風14号のように接近してもおかしくないものの、今回の台風15号は偏西風に乗って東へ。その代わり沖縄は大陸の空気の境界線が近づいたり遠ざかったりしているので、その位置次第で天気が不安定。風向きも南風(真夏)になったり北風(夏の終わり)になったりしています。

まぁ北風が安定すれば沖縄も真夏モードから解放され、そして台風シーズンも終わりに近づくんですけどね。

今のところ台風15号以外に気になる雲はありませんが、ただ台風15号がマリアナ諸島近海にどれだけ落とし物を残していくか否かが今後のポイント。な〜んかいっぱい残していきそうな気がしてなりません。今の沖縄の猛烈に暑い空気感からしても台風シーズンはまだまだ続きそう・・・

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/09-14:49 | 沖縄台風/災害情報

大陸の空気が2つの台風をブロックもその境界付近には台風レベルの雲発生!

Let’sGoIsland〜離島でのんびり
Let’sGoIsland〜離島でのんびり


Let’sGoIsland〜離島でまったり
Let’sGoIsland〜離島でまったり




台風情報は後半でまとめるとして、連休中の沖縄はどこへ行っても人・人・人。下手すれば離島でもその状況で、さらに場所によっては本島以上の人口密度になる離島のビーチもありますからね。しかも今の沖縄近海は台風リスクが無いので、離島が混雑すること必至。

でも離島中の離島ともなると日帰りこそ多いものの、泊まりだと連休でも空いていて快適。日中は石垣島のビーチよりも混雑する波照間島のニシ浜も朝夕は快適ですからね。さらに鳩間島ともなれば宿が少ないこともあって人は少なめ。連休でものんびりできることでしょう。

私も自由に行動できるようになってきたので、そろそろ近場っていうかアクセスしやすい離島からリハビリしたいものです。ただ那覇から一番遠い八重山は当分先になりそうですけどね・・・

ちなみにこの連休の沖縄はやや不安定な空気も、沖縄本島はどうにか晴れベース。逆に八重山には近海に季節の境界線があって活発な雨雲群発生中。中でも最西端の与那国島では時折激しい雨もあるようです。しかし沖縄の雨は大したレベルではなく、むしろ昨日から今日にかけては本土が猛烈に大荒れ。台風の目のような中心部分の間隙もあり、その中心の南側(屋久島・種子島)に猛烈な雨雲群あり。また中心の北側(本土全域)には広範囲で雨雲群がかかっており、晴れの特異日のはずの体育の日も今日は全国的に荒れた天気になりそうです。まぁ例外は沖縄と北海道だけって感じかな?

この荒れた天気の原因は先の話のように、大陸の空気(冬)と夏の空気との境界線が日本海域にあり、その境界付近は夏と冬の空気がぶつかって不安定な天気になっているから。特にこの境界の北側(本土側)は特に荒れやすいこともあって全国的な雨になっているようです。

ただこの境界線っていうか大陸からの空気は、南から北上する台風をブロック。現に台風14号もそして台風15号の今後もこの空気にブロックされ北上せず、個々に東方向・西方向へ移動。まさに大陸の空気様々です。まぁ台風が来ない代わりに境界付近に台風レベルの雨雲群が発生していますけどね・・・

さてさて連休最終日「体育の日」には外で体育ができるエリアはどの程度あるか!?
まぁ沖縄本島も天気的には良い感じも、あまりの暑さに外での体育には向かない1日になりそうですが・・・

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/09-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年10月08日

台風15号より夏と秋の境界線がヤバイ!特に本土はかなりの荒れ模様

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とりあえず結論から。

台風15号は北上するも、大陸の空気にブロックされて東へ抜けそうです。なので沖縄方面にも来なさそうですし、本土にも接近せずに日本海域から遠ざかって行きそうです。なので台風15号情報はリスクが少なければ今後も簡潔に済まそうと思います。

ただ今の日本海域には大陸の空気と夏の空気の境界があり、台風こそ北上をブロックしてくれるも境界付近は大気が不安定。沖縄もここ数日スコール多発していますし、さらに本土に至っては台風レベルの雨雲群が西から移動中。種子島・屋久島では猛烈な豪雨になったみたいですし、さらに本土の太平洋側は広域で雨モード。一気に秋というか冬に近い感覚になっているところもありそうです。

逆に季節の境界線の南に位置する沖縄は今日もほぼ全域で最高気温30度以上の真夏日。今日も刺さるような日差しサンサンの真夏の空気感です。

正直、この暑さなら那覇市街なんて暑いだけのところの居ないで、離島とかの海で気ままに海遊びしていたいですよね。まして人口密度が満員電車並みのイベントなんてもってのほか。今日も某イベント会場には近づかず、夜の花火だけを自宅から眺めたいと思います。今日の花火は動画にチャレンジしてみっかな?(さすがに打ち上げ場所は遠いので音の臨場感は無いと思うけど)

ちなみに打ち上げ花火とサガリバナ。なんか近い印象。どっちも真夏の夜の風物詩ですし、絵的にもなんか似ている気がする。

(1枚目・昨日の花火/2枚目・一昨日のサガリバナ)


posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/08-14:44 | 沖縄台風/災害情報

台風15号正式認定され本土方面向かうも無問題?沖縄は不安定な天気ながらも無事に花火!

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台風15号「ボラヴェン」
(ラオスの言葉で「高原の名前」)

米軍情報では昨日の日中、いつも情報が遅い気象庁は夕方になって台風15号認定されました。

予想進路はとりあえず沖縄方面ではなく本土方面も、今の本土には明確な偏西風が吹いているので、本土方面へ行っても徐々に東へ移動。なので最悪でも本土に影響する範囲まで接近することは無さそうです。

・・・といっても今年の台風は予想外の動きをするのでまだ油断はできませんが。

それ以上に今の本土は西から「ヤバイ雨雲群」が通過中で、台風よりもこっちの方に警戒した方が良いかと思います。反面、この雲の西から東へとの動きがあるということは、なおさら台風15号は東へ流れると言うこと。今の悪天候も台風にとっては北上をブロックしてくれると前向きに考えましょう。

ちなみに沖縄は台風14号も15号も影響無いまま終わりそうですが、ただ沖縄の西には夏の境界線の雨雲群がずっと停滞中。昨日も夕時以降に那覇でも何度となくスコール発生。こちらの雨雲群も本土の猛烈な雨雲群が東へ移動するのに伴って徐々に東へ移動しそうなので、沖縄は今日も不安定な天気に要注意です。まぁ連休中に開催される日本最悪感染症まん延沖縄なのにそれを助長するイベントにとっては雨の方がいろいろな意味で良いのかもしれませんけどね…(飛沫拡大抑制・人混み抑制)


ってことで今朝の台風情報はここまで(「97W」も気になるけど)。


昨日から始まった4年ぶりの某イベントも、今の沖縄は「日本最悪感染症蔓延=コロナxインフルxプール熱などなど」状態もあって、会場に近く付くことすらしませんでしたが、今年はイベントが通常開催もあって自宅から花火鑑賞できました。まぁもともとこのイベント自体も無料ライブと花火以外は興味ないので、ライブも大したゲストが来る訳でも無いなら自宅から見える花火だけで十分。

そーいえば5月の那覇ハーリーも今年は花火がありましたが、病室で車椅子から見ていたな・・・

まぁあれはあれで花火会場が目の前にある病院だったので、ある意味「入院しないと見れない」貴重なものでしたが、今回の花火は自宅で自由気ままに見れたのも良かったです。ちなみに那覇ハーリーは最終日の1回のみの花火も、この連休中のイベントの花火は昨日(10/7)・今日(10/8)・明日(10/9)の3日連続らしいです。といっても沖縄の花火はイベント同様にマンネリなので、3日間ともに同じような花火しか上がりませんが…(イベントだけじゃなく花火も飽きる)

昨日は静止画撮影したので、今夜は雨じゃ無ければ動画撮影でもすっかな?どっちにつけイベント会場ならびに大迷惑な道路封鎖会場には近づきませんけどね…

今日も日中は台風進路情報まとめ、がんばりますわ…

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/08-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年10月07日

台風15号まもなく認定!しかし進路が全く読めない!?3パターン考えてみた!!!

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台湾南を通過した「台風14号」ではなく、まさかの「台風15号」情報!

まだ正式には認定されていませんが、米軍情報では既に「15W」として予想進路も明確に出ています。といっても予想はこの先5日間のみで、問題は1週間先の進路。

@沖縄へ来るか?(通年の傾向)
A本土へ行くか?(まさかの進路)
B東に避けるか?(今年の傾向)

・・・全く読めません!

本来なら季節の境界線が台風北上をブロックしてくれるも、どうもその境界線に隙間が徐々にできてきているんです。その隙間を台風がすり抜ければ本土方面へ行くこともあり。そもそも今年の台風は夏の高気圧が北にあってもお構いなく南北を横断する傾向。台風12号や13号なんてまさに本来ならあり得ない横断進路でしたからね。逆に台風11号はこの時期らしい進路でした。今年はどっちもありの進路もあって、この先の台風15号はどう進むか本気で読めません。おそらく米軍予想も二転三転しそうな気がします。

なのでこの先2〜3日の台風予想進路はあまり気にしない方が良いかと思います。

ちなみに今日の沖縄本島はその季節の境界線の末端に位置しており、晴れたりどんより曇ったり、空模様が不安定。さらに西の久米島は季節の境界線の雨雲群が近海にあってさらに不安定な天気っぽい。

その代わり沖縄は基本的に季節の境界線の夏側にあるので、気温は相も変わらず真夏レベル。全域で31度前後の真夏日となっています。朝晩も昨日は26.0度まで下がったのに、今朝は那覇で27度、石垣島では28度もありましたからね。一体何時になったらこの真夏の空気から解放されるのやら・・・

なにせ那覇市街では10月になるのに一房満開のサガリバナも開花していましたからね…
いつもの10月なら咲いても1輪2輪のレベルがまさかの一房。
自然界もまだまあ夏という認識の10月の沖縄です。



ちなみに今(10/17PM)のところ雨の予兆は全く無い那覇ですが、どの気象情報会社でも予報では今夜から雨となっています。まぁ先の久米島の雨雲群が徐々に本島まで範囲を拡大するってことかな?個人的には雨でも晴れでもどーでもいいのですが、明日の某イベントは雨だと悲惨ですからねw

今夜の花火も微妙かもしれませんね…(午後8時半に奥武山公園で打ち上げ予定)
といっても所詮「当たらない確率が高い沖縄の天気予報」なので、今夜も明日も晴れているかもしれませんけどね〜。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/07-13:17 | 沖縄台風/災害情報

今日から那覇まつりもスルー!98Wは間もなく台風15号へ!?進路は大陸の空気次第?

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とりあえず、今日の午後の台風進路情報はお休み予定。といっても台風15号が発生していなければの話で、個人的には今日も台風進路情報を描かねばならないような気もしています。

気になる「98W」が間もなく「台風15号」になりそうですので…

しかも最悪の場合は沖縄直撃なんてこともあり得る状態で、今後は大陸からの空気次第で進路は大きく変わると思います。台風シーズンまっただ中なら沖縄方面へ(西へ)、台風シーズンが終わっているなら本土南岸方面へ(東へ)。おそらく米軍予想でも、今後の予想進路が右往左往しそうな気もしています。ただ今の状況では米軍情報でレッドゾーンに入っているので、台風にならずに消滅する可能性は限り無く少ない。


はたして台風15号はいつ認定されるか?そしてどっちに進むか!?

まぁ今朝も熱帯夜の沖縄だったので、台風15号が夏を終わらせる役目があるなら、直撃さえ避けられれば来るのは歓迎する面もありますけどね。万が一沖縄方面へ来る場合は、現在の位置だと10日後〜2週間後ぐらいに最接近っぽいので、来週後半(10/18〜21)が要注意かな。


なので沖縄では今週末の体育の日連休には影響無いものの、現在の沖縄近海には夏の境界線があってそのライン付近では大気の状態がかなり不安定。既に宮古・八重山ではかなり不安定な天気のようで、今朝は与那国島で雨モード。今週末の連休中もも不安定な空模様が続きそうな雰囲気です。

沖縄本島もこの境界線次第では不安定な天気になりそうなので、今日から始まる「某イベント」でも雨の可能性はありそうですけどね。まっ、イベントどころか会場近くまで行くつもりは全く無いですけどね(イベントも祭事もマンネリでつまらない)。


体育の日連休(既に今日から)は、個人的にいろいろやることがあるので遠出もままならないと思います。イベントの光景もお届けできませんが、その分、台風15号情報更新を頑張ります!
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/07-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年10月06日

台風14号遠ざかるもマリアナ諸島近海に2つの台風リスク97W/98W認定!!

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北日本にまだヤバイ雨雲群が停滞中ですが、昼更新の台風進路情報は北日本エリアは描画範囲外なので省略。台風14号も間もなく描画エリア外へフェードアウトしそうなので、台風進路情報はしばらく休めるかな?・・・って思ったら、まさかの台風14号の落とし物が2個とも米軍情報で台風リスクに認定!!

「97W」 「98W」

まぁ98Wは昨日の時点で既に米軍情報に認定されていますので今さらですが、一度警戒情報から消えた97Wがまさかの再認定。マリアナ諸島近海が慌ただしい状況になってきています。

といっても97Wはそれほど大した雲の塊ではありませんし、すぐ近海に98Wが居ることによりそれに吸収される可能性もあるので、さほど警戒しなくても良いかもしれません。逆に98Wはもともとヤバイ雲の集まり方をしていましたし、さらにそこに97Wの雲まで合体すればさらにヤバさアップ。98Wは米軍情報でも台風のタマゴの一歩手前まで警戒レベルが上がっていますので、台風15号になる可能性もあるかもしれません。

はたしてこの連休中に新たな台風15号は発生するか否か!?

といっても台風15号に認定され、万が一沖縄方面へ来たとしても、影響があるのは1週間以上先の話。まぁ97Wが台風になったらもっと早い段階で影響有りそうですが、どっちにしても明日からはじまる体育の日連休には影響無いとは思います。

それよりも今の沖縄は秋の空気と夏の空気の境界にあるので、大気が不安定になりがち。連休中は風向きが変わったら急激な天気の変化に注意しましょう。昨日も南風が北風に変わったとたんに猛烈な雨になりましたしね。

まぁ個人的には連休という感覚はありませんが・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/06-13:48 | 沖縄台風/災害情報

沖縄は季節の境界線!この先不安定な天気になりそう…そして台風15号リスク…



まずは昨日のワンシーン。何処かは言うまでもありませんが、ただ残念ながら昨日は夏模様で南風。飛行機は反対側の北からの着陸でした。この写真は南で離陸側もあって飛行機を近くには望めず。そもそも南側から着陸した場合も、辺野古以上に海を埋立をした第二滑走路側になるので、某離島へ行っても昔のように近くに飛行機は望ませんけどね。。。

ちなみに昨日は「超」が付くほどの無風で、バイク(自転車)移動も向かい風もなく楽々。特に写真の場所は信号もなくノンストップ移動できるので、真夏のような気温でも風を切って移動できて気持ちよかったです。

それにしても昨日の沖縄はこちらも「超」が付くほど暑かった。夕方のスコールがなければ、昨日の那覇は「10月として観測史上最高の朝晩の暑さ」でしたからね。っていうか昨日のスコールはアメダスがある内陸のみで、海沿いは雨なしだったので実質的に10月として観測史上最高の暑さだったと思います。でもそのスコール以降は、それまでの湿った南風が乾いた北風に変わり、那覇でも久しぶりに26.0度台まで気温下降。しかし未だに最低気温25度以上の熱帯夜で相変わらず寝苦しい夜でした。


ただ日本海域全体を見ると、どうも大陸からの乾いた空気が一気に南下したみたいで、その結果、沖縄でも北側に位置する那覇では北風に変わったみたいですが、宮古・八重山はまだ湿った空気の中で八重山では最低気温28度とかいう真夏の空気のままのようですけどね。その代わりこの大陸からの空気の南下によって台風14号はさらに南寄りの進路へ。台湾への影響も徐々に減ってくるとは思います。

そして「台風14号の落とし物」が米軍情報で正式に「98W」認定。台風15号のリスクが徐々に明確化してきそうな雰囲気です。しかも今の夏の空気からすると、台風になった場合は沖縄方面に来やすい傾向。まぁ万が一台風になったとしても今週末の体育の日連休には影響ありませんが、やっぱりまだまだ続きそうな沖縄の台風シーズンです。

この台風15号リスクがシーズン最後になってくれるといいですけどね・・・

とりえあず昨日までは真夏レベルの暑さだった沖縄ですが、大陸からの乾いた空気のおかげで、少しは快適な空気感になりそうです。といっても沖縄はこの大陸からの空気と夏の湿った空気の境界線近くにあるので、この先は大気が不安定になる傾向。晴れるか雨かはその日にならないと分かりませんね。

はたして台風など悪天候特異日の「沖縄の体育の日連休」。どんな3日間になるんでしょうね。

ちなみに体育の日連休の那覇では某イベント開催するみたいですが、会場まで行く気はありませんのであしからず。でも花火が上がれば自宅からでも見えますので、可能なら結果レポだけするかも?(10/7・10/8・10/9の午後8時半に打ち上げ花火予定)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/06-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年10月05日

沖縄に台風14号の恩恵無し。むしろ蒸し風呂状態!そして台風シーズンはまだ続く…

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台風14号は沖縄には「恵み」はなく、むしろ「茹だるような暑さ」しかもたらしてくれませんでした。なにせ今朝の那覇の最低気温は10月の観測史上最も高いもの。さらに日中の気温も昨日が10月の観測史上第10位で、今日も午前で昨日の気温に近いレベル。確かに10月の体育の日連休までは「真夏の空気」になっている沖縄ですが、それにしても今年の10月の暑さはまさに記録的。

まぁその原因は言うまでもなく「台風14号」で、台風の東側は南から湿った空気が入り込むので沖縄は全域で真夏の空気になっている訳です。

しかも沖縄本島はまさかの無風。湿った空気が入っても風があればある程度の涼を得られるものの、昨日も今日も沖縄本島はリアルに「無風」なので、湿った空気が肌にまとわりついて離れない感じ。台風が遠ざかればその無風もさらに顕著になって、さらに暑くなったりして・・・

まさかの10月で夏バテ寸前ですわ。。。

そしてこの暑さの原因となった「台風14号」。台湾南端を微妙に上陸したような感じですが、とりあず「直撃」は避けられたみたい。中心気圧も昨日までは「940hPa」も、今日は「970hPa」までパワーダウン。台風は中心気圧が950hPaが被害が出るか否かの境界線なので、このパワーダウンにホッとしています(台湾無事ですよね)。

ただ今後はスピードダウン傾向なので、台風の影響はしばらく残るものの、メインは「波」だけで、天気的な影響は沖縄には残らないと思います。むしろ周辺の雲を持って行ってくれるので、天気的には多少の「恵み」はあるかも(今日は沖縄全域で晴れています)。

ただその「波」は沖縄本島海域でも顕著で、普段は波など立たない浅瀬の海でも思いっきり白波が立っていました。

<リアルな今日の沖縄本島の海>


ただ今後の沖縄への影響が懸念されていた「元92W」は、どうやら本土の「猛烈な雨雲群」に吸収されそうです。反面、吸収された側の本土はかなり大荒れになっていますね。まだ元92Wの直接的な影響は無いものの、北日本が台風以上の大荒れ。台風慣れしている沖縄から見ても、今の北日本の雨雲群は雨雲レーダーを見るだけで恐怖を感じます。特に日本海側はヤバすぎる・・・

その代わりという訳ではないですが、マリアナ諸島近海の「台風14号の落とし物」は雲が分散傾向で警戒レベルは今朝より低め。まぁ沖縄としては本土の猛烈な雨雲群よりも台風14号の落とし物の方が気になりますが、とにもかくにも沖縄では台風直撃の特異日である「体育の日連休」は今のところ直接的な台風リスクは無しで過ごせそうです。

まぁ今後も台風14号のしっぽが心配ですが、しっぽの雨雲群の影響があるか否かは「運」なので、あとは雨雲レーダーを自らチェックして回避するに尽きますね。といっても場所が固定されているイベントなどは回避不能ですが・・・w

ただこの暑さが今後も続くとなると、沖縄の台風シーズンはまだまだ続くってことになりますけどね(沖縄の台風シーズンが終わると常に北風になって暑さも和らぐ)。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/05-13:52 | 沖縄台風/災害情報

沖縄は記録的暑さも日本海域は雨雲群だらけ!台風14号x元92Wx北日本の雨雲群

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平年の沖縄だと「体育の日連休は台風直撃の特異日」で、連休中のイベントも何度も何度も延期や中止に追い込まれていました。しかし今年は台風14号が昨日、八重山に最接近だったということは、この先1週間は確実に台風が来ないということ。今週末が体育の日連休なので、このまま行けば「台風リスクの無い体育の日連休の沖縄」になりそうです。

アンビリバボー!

しかし台風シーズンが終わった訳じゃ無いので、この先も台風リスクは延々続きそうですし、何より今朝の那覇は「最低気温29度弱」という、10月としてはとんでもない暑さになっています。万が一、このまま日中も夜も気温が下がらなければ「10月の観測史上初の最低気温28度台」な〜んてことも(過去最高の最低気温は2007年10月7日の27.7度)。

しかも台風14号の影響で今朝の沖縄は湿った南風が入り込んでいて、風もじめっとしていて心地悪ったりゃありゃしません。10月5日にもなって体感的には「この夏一番の暑さ」になっています。なにせこの夏はもちろんのこと、今まで朝の起床後にエアコン使うことは一度もなかったのですが、今朝は我慢できずに使ってしまいました(15分ほどだけど)。日中にスコールがなければ10月の観測史上最高の夜の暑さになるのはもちろんのこと、まさかの10月で夏バテ状態なんてことも。

まぁその原因は明らかに「台風14号」ですけどね。

間もなく台湾南部に最接近。でも当初の予想より少しだけ南寄りを進んでおり、台湾本土に完全直撃は回避できる可能性も。といっても中心がかなり台湾南端近くを通るので中心に近いエリアは嵐になること必至。しかも移動速度がどんどん遅くなってきており、その影響も大きくなってきそうです。ちなみに「気象庁の机上の空論」では八重山の全ての島々は「風速15m/s以上の強風域」の中となっていますが、与那国島でこそ風速10m/sなものの、西表島では風速4m/sのほぼ無風状態。いやはや、ホントに無意味な気象庁の「台風なんちゃら域のコンパス円」でございます。

しかし問題は台風14号も含めた日本海域にある3つの猛烈な雨雲群。

「台風14号」
「元92W」
「猛烈な雨雲群」

この3つの相互干渉によるものなのか、今の日本海域には北海道から沖縄まで雨雲群だらけ。梅雨でもこんなに広域に猛烈な雨雲群が日本各地に点在することはなかなかありません。まぁこの状態も今がピークならば、本土では晴れの特異日の体育の日連休は「一過の晴れ」になる可能性もありますけどね。ただここ最近の日本海域の雨雲群は明確な動きが無く停滞傾向なので、このまま体育の日連休まで引きずることもなきにしもあらず。

さぁどうなる!体育の日連休の日本海域!?

ちなみに沖縄・那覇では台風で何度も中止に追い込まれた「那覇まつり」が体育の日連休に開催も、今のところ沖縄本島は日本海域の中でも雨雲群の影響が少なめなので何とかなりそうです。といっても会場まで行くつもりはありませんけどね(コロナ×インフル同時蔓延沖縄)。ちなみに体育の日連休中日の日曜日には国道58号線を閉鎖してマンネリイベントがありますが、こちらも全く興味ないのでガン無視。近づくことすらしませんのであしからず(コロナ×インフル同時蔓延沖縄)。

そもそも今朝のような観測史上最高レベルの暑さが今週末も続くなら外に出たくないし・・・


<某マンネリイベントの旅ガイド>

posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/05-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年10月04日

台風14号は風台風!中心に近くなければ影響小で沖縄セーフも台湾南部はヤバイ!?

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ドデカい台風14号の目ができています!

今回の「台風14号」は台風の目がクッキリするほど中心付近で風が強い「風台風」のようです。でも風台風は中心付近に雨雲群が集まるので、中心から少し離れるだけで台風の影響は小さくなる傾向。気象庁机上の「強風域(15m/s以上)・暴風域(25m/s以上)」のコンパス円では宮古・八重山は暴風域近い強風域となっているのに、実際は風速10m/s程度ですからね(机上では風速20m/sレベルのはずw)。

また雨雲群も風台風は中心付近に集まる傾向なので、中心近くは猛烈な嵐になりますが、ちょっと離れるだけで風だけでなく雨も降らなかったりします。なので台風14号は宮古・八重山を含めた沖縄への影響は軽微で終わりそうな気がします。


逆にその台風の目が直撃しそうな台湾南部はかなりヤバそう。既に緯度的に台湾南端より北に台風の目があるので、台湾への台風14号直撃はほぼ不可避。せめて足早に通過してくれるといいのですが、どうも台風14号は西向きに進む際のスピードが超遅めとの予想。台湾南部といえば「高雄/カオション」という大きな都市があるのですが、かなり心配です。でも台湾も沖縄同様に台風対策は万全にしていると思いますので、どうか何事もなく通過してくれることを願うばかりです。


そして台風14号本体以外の話。

「元92W」は台風14号から完全に切り離されて奄美東の海域で停滞中。ただ一時期のような台風レベルまでの発達はしておらず、むしろ偏西風に乗って徐々に東へ移動しそうな雰囲気。本土近海の秋雨前線と一体化してくれれば奄美も沖縄もひと安心なんですけどね。あとマリアナ諸島近海の「ヤバイ雲@」「ヤバイ雲A」は、雲の盛衰が激しいのでまだなんとも言えませんが、沖縄に接近しやすい台風の発生エリアだけに今後もチェックしていきたいと思います。

とにもかくにも台風14号は沖縄への影響は軽微なものの、台湾南部への影響はかなりのレベルになりそうな雰囲気です。取り越し苦労であることを願うばかりです。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/04-13:58 | 沖縄台風/災害情報

今の日本海域には3つの台風レベルの雨雲群!!!さらに南には次なる台風リスク?

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ついに「台風14号」が八重山最接近も、擦る程度で時折雨はあるものの風は風速9m/s程度と普通の風。むしろ北風なので涼しさを感じられる風かもしれません。反面、沖縄本島は台風の東側に入って南風に変わり、南から湿った空気が入り込んで今朝の那覇は猛烈に蒸し暑いです。宮古・八重山が27度台なのに対し、那覇は28度台と未だに「真夏」の空気感。10月も4日になるのに未だにエアコン無しでは生活できない2023年の暑さ。異常です…

本来ならこの時期の台風は、通過後に涼をもたらしてくれるはずも、今回の台風14号は沖縄本島に真夏の空気を送り込んでいて、本来のようにはいかないみたい。。。

さらに問題はこのブログではもうかなり長期間警戒していますが「元92W」。ついに台風14号の流れから分離、奄美の東海域で停滞中。まぁ沖縄としては今後の影響は軽微だとは思いますが、今後はすぐ近海の奄美群島はもちろんのこと本土への影響が大きくなりそうな雰囲気。むしろ沖縄本島は台風14号と元92Wの狭間で2つが雲を持って行ってくれそうですが、ただ狭間が故に不安定な天気になる可能性も。ここ最近の沖縄本島は毎日不安定な天気で、沖縄に長く住んでいても雨が全く予測できない状態です。

そして個人的に気になるのが「台風14号の落とし物」。マリアナ諸島とフィリピンの間にある雲の塊で、この海域で台風になると沖縄直撃しやすいんですよね…。といってもまだ米軍情報にも多分認定されていないものなので(97W?あるも位置が特定されていない)、明日には消えている可能性もありますが、なんか胸騒ぎがする「台風14号の落とし物」です。

その前に「元92W」が要警戒ですけどね…(台風14号はほぼ気にしていません)

あと今朝の本土にはまたしても猛烈な雨雲群が通過中で、特に関東・東海など太平洋側で猛烈な雨になっているみたいです。なんか今年の夏はこのパターン(台風でもないのに本土が豪雨)が多いですね。いわゆる以前の沖縄で「プチ台風」と呼んでいたもので、風は無いものの雨が猛烈って感じ。本土は山と川があるので水害や土砂災害が起こりやすいこともあり、台風よりもこっちの「プチ台風」に警戒して欲しいものです。


そして今の日本海域の気象をまとめると、3つの台風レベルの雨雲群があるってこと!!!

「台風14号」


「元92W」


「プチ台風」



そして日本海域の南には次なる台風リスク。

「台風14号の落とし物」



台風リスクがないこの時期らしい安定した気象は当分期待できそうにありませんね。本来なら10月の体育の日連休までが台風シーズンなのですが、今年はそれ以降も延々台風シーズンが続きそうな気がしてなりません。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/04-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年10月03日

台風14号ではなく元92Wの雨雲群が沖縄本島直撃!台風に近い宮古・八重山より豪雨!!

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ついに「台風14号に引っ張られる元92W雨雲群」が予想通りに沖縄本島到達。今朝の沖縄本島は各地で猛烈な雨になっています。しかし台風本体が近い宮古・八重山はほとんど雨なし。そもそも今回の台風14号は、台風北側にそれほど密な雨雲群を伴っていないので、今後も台風本体に近い宮古・八重山は降ってもたまにパラパラ来る程度の雨で済みそうな雰囲気です。

むしろ沖縄本島とさらに台風から遠い奄美群島では猛烈な雨が降るタイミングもあって、今日は台風に近い宮古・八重山よりよっぽど台風っぽい1日になるかも?

っといっても沖縄本島や奄美は「雨のみ」で、今朝も雨は猛烈なものの風は大したことありません。あくまで台風に引っ張られるのは「雨雲のみ」で、さすがに風は引っ張られませんからね。逆に風が強くないと、雨雲群も停滞しがちなので雨が長引く可能性もあります。まぁこの雨で気温が一気に下がってくれたらいいですし、さらにできることなら今なお続く真夏の暑さに終止符を打ってくれると助かるのですが・・・


それにしてもやっぱり今年も体育の日連休近辺の沖縄には必ず台風が居ますね。

しかも台風14号は宮古・八重山に最接近後はスピードダウンとの予想になっていますので、宮古・八重山は体育の日連休にも台風の影響が残る可能性あり。また沖縄本島も台風14号だけなら一過的な好天も期待できるものの、東沖にある元92Wがどこまで残るか、そして雨雲群がどこまで本島方面へやってくるかにっより、今後の天気が大きく変わることもありそうです。

今年も体育の日連休の沖縄は一筋縄ではいかない天気になりそう。

ちなみに飛行機の運行は本島も宮古・八重山も欠航便が出るレベルではないと思いますので、本土から沖縄まで来るのには問題ないと思います。反面、船は欠航も出るかもしれませんので、この先も体育の日連休も船の運航状況には要注意です。まぁ体育の日連休は本島・宮古島・石垣島といった大きな空港がある島で過ごすのが無難かと思いますけどね。


そして本土。どうやら台風14号に引っ張られる雨雲群は元92W近くのものだけで、本土近海のものは台風14号(←東風)と偏西風(西風→)に相殺されて動き無し。むしろ徐々に東へ移動しているっぽいので、今のところ本土は台風14号による間接的な影響が無さそうです。

ってことで台風14号で荒れるのは沖縄・奄美だけかな?といっても雨がメインで多少の海はシケますが、暴風雨になることは無いと思います。はたして体育の日連休は今年も台風モードか、はたまた本土のような秋晴れになるか?

個人的には未だにリハビリ中なのでどっちでもいいですが・・・(どこへも行けない)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/03-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年10月02日

台風14号が作る空気の流れに要注意!今週は広域で台風モードになる日本海域

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朝の台風情報と重複するところも多いですが、今日の台風詳細進路図。

台風14号本体は時速15km/hとママチャリ並みの遅いスピードで北西へ移動中。なので予想進路の変化も遅いので、今朝とあまり予想が変わっていません。今のところ直撃モードなのは「台湾南部」のみで、沖縄は宮古・八重山に時折雨雲群がかかるも、嵐にまではならない気がします。反面、海は既に大シケで欠航定番の「西表島上原便」「鳩間便」が全便欠航し、「波照間便」も朝の大型船の1便のみ運航で残りは全て欠航。

まぁ他の航路が運航していることからわかるように、今のところは通常の冬場のような海の荒れ方って感じです(冬は毎日この3航路は欠航)。なので特に「台風による大シケ」って印象は少なめも海遊びは危険なので台風ならびに台風が引っ張ってくる雲が海域から居なくなるまでは、避けていただきたいものです。見た目以上に海の中は流れが速いです。

そしてその引っ張ってくる雲こと「元92W」。

台風14号本体よりもなんかヤバイ雰囲気になりつつあります。しかも基本的には台風14号に引っ張られて北西方向へ進んでいるものの、台風14号よりも動きが遅い。もしかするとこの日本の南の海域で台風14号から切り離されて「独立」したりして・・・

まさかの台風15号?

ってことは今のところ無いとは思いますが、この「元92W」は停滞しても(→台風15号化)、台風14号の流れに乗っても(→雨雲群沖縄奄美直撃)、厄介な存在ということは確かです。

ってことで今週の日本海域は本土から沖縄まで台風モードになりそうな雰囲気です。むしろ台風14号と元92Wの狭間の沖縄本島は一番気楽だったりして・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/02-13:39 | 沖縄台風/災害情報

台風14号本体より北に広がる広大な雨雲群がポイント!台風に近いほど安全?

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かすかながらも「台風14号」の目が見えてきています。といっても中心気圧は現段階で「970hPa」で、今後も「950hPa」レベルなので強いもののそれほど猛烈ではないかもしれません。ただし雲の範囲が広く、特に台風の北側〜東側には猛烈な雨雲群を伴いますので、台風に最も近い宮古・八重山は今後も要注意です。でも台風14号の予想進路が徐々に南寄りになってきているので、徐々に沖縄への影響が少なくなりつつあります。まぁ海は大シケだと思いますが、天気的には程よい距離感なら雲を持って行ってくれるだけで天気的に荒れない可能性も。

逆に台風から離れた沖縄本島や奄美は、「元92W」の雨雲群が台風14号に引っ張られて到達する可能性あり。つまりのところ、台風レベルの雨雲群が「直撃」なんてこともあるかもしれません。さらにその元92Wの北側には広大な雨雲群が広がっており、今後はこの雨雲群がどこまで台風14号に引っ張られて本土まで接近するか否かがポイントです。

台風本体よりもこの北に広がる元92Wと雨雲群に要警戒だと思うのですが・・・(気象予報士は台風本体のことしか言わない謎)

まぁ台風14号本体は沖縄本島にとって雲を持って行ってくれるだけで済みそうなので、今のところメリットある台風です。問題は台風に引っ張られてくる雨雲群ですが、最悪の場合は引っ張るだけ引っ張って、沖縄・奄美エリアで切り離されて停滞というパターン。そうなると沖縄・奄美海域の天気が荒れることはもちろんのこと、まさかの沖縄近海で次なる台風発生なんてことも・・・無きにしもあらず。

考えても仕方ないことなので、今はとにもかくにも警戒を続けることですね。っていうかこの台風14号に引っ張られる雨雲群は、沖縄本島・奄美だけの話ではなく本土全域にも言えることですが・・・

台風は中心がある近海の雲だけでなく、日本海域全域の雲の流れに影響するので、特に今回は「東風」になったら沖縄でも本土でも要警戒です。っていうか沖縄本島は既に東風(北東の風)なので警戒している次第です。

それでもここ数日の沖縄はこの北東の風のおかげで、日差しさえなければ心地いい風が吹いています。このまま何事もなく快適な空気感が安定することを切に願います。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/02-05:05 | 沖縄台風/災害情報

2023年10月01日

台風14号認定も今回は台風本体よりその外側の雲の流れに要注意!

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約1ヶ月ぶりの台風詳細進路情報。しかし正直なところ、この進路図は超描くのが大変。できればこのまま復活せずに台風シーズンを終えたかったものの、世の中(=台風)はそんなに甘くはないですね。でもこれを改めて描くことで、台風の進路以外のこともいろいろ見えてくるのも事実。情報発信もさることながら、自己認識の意味でも重要だったりするんです。

ってことで分析結果はこの記事の表題の通り!

台風14号認定も今回は台風本体よりその外側の雲の流れに要注意!

台風14号本体は沖縄の遙か南を通過しそうなので、宮古・八重山に台風北側の雲がかかるものの、中心からかなり離れていることもあって、台風本体からの影響はそれほどでも無いかも。沖縄本島に至っては、台風本体自体は周辺の雲を持って行ってくれる「良い台風」のようにさえ見えてきます。

しかしそれは台風本体だけならの話。

問題は台風14号は日本海域に反時計回りの空気の流れを作り出していて、その流れに乗って台風14号本体とは関係ない雨雲群が各地に到来。中でも沖縄本島は「元92W」という、台風レベルの活発な雨雲群が直撃する可能性も。さらに本土も太平洋側には猛烈な雨雲群があって、東海や関東の南岸に雨雲群が直撃する可能性もあるかも。なのでむしろ台風本体に近い宮古・八重山の方がマシな気象になったりするかも・・・

もちろんこれらの話は、沖縄在住の一般人w(私)の戯言で、実際はどうなるか分からないものの、少なくとも台風の実体験がない気象予報士よりはマシかなwww

ただ沖縄在住の台風予想は基本的に「最悪を想定」しているので、その点をご理解いただきたい次第です。でもこの「台風予想は最悪を想定」というのが最も的確な台風対策になるんですよね。本土の人はこれができない、ないし予想甘いから毎回毎回大被害になるような気がします。。。

ってことで台風14号はこんな感じで備えると良いかも?

宮古八重山→台風本体・特に北側の雲に要注意
沖縄本島→東から接近する元92Wの雨雲群に最大級の警戒
本土太平洋側→南岸から迫る雨雲群に要注意

ちなみに大荒れになるタイミングは「@本土(10/2?)・A沖縄本島(10/3?)・B宮古八重山(10/4?)」と台風から遠いほど影響が早く来そうです。まぁ本土の場合は台風対策ではなく水害対策って感じですし、沖縄本島と宮古八重山は豪雨対策だけで十分だと思いますけどね。

とりあえず今回は「豪雨」にだけ警戒していれば良さそうです。気象予報士の虚言より、自ら雨雲レーダーをチェックした方が確実だと思いますよ。


posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/01-14:44 | 沖縄台風/災害情報

台風14号正式認定も要注意は台風本体ではない!元92Wが沖縄本島・奄美直撃?

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とりあえず米軍情報に遅れて日本でも台風14号正式認定。

「台風14号」
日本の言葉で「こいぬ座、小犬」

予想進路は昨日も今朝も米軍情報は変化無く「宮古・八重山の南沖を通過」とのこと。今のところ直接的な影響は避けられそうですが、台風進路の北側には広域に猛烈な雨雲群を伴うので、それがかかる間はかなりの暴風雨になるかもしれません。しかも通過後もしっぽが残るので、間接的な影響でも雨は長引きそうな感じです。

しかし今回の台風14号は、台風本体よりも台風によって引っ張られる「元92W」の方が要注意かもしれません。台風まで発達しないものの、猛烈な雨雲群は今なお残っており、それがそのまま台風14号によって「沖縄本島・奄美直撃」なんてことも。っていうかその可能性は高そうです。

まぁ台風14号と合体して巨大化しないだけ良いのかもしれませんが、沖縄本島在住の身としてはこの元92Wの動きの方が台風14号よりもはるかに気になります!

でも台風14号でも元92Wでも、この時期の台風は沖縄にクールダウンをもたらしてくれる可能性もあるので、接近中は大荒れになるものの、通過後は一気に今時期ならではの爽やかな陽気になることを期待しています。なにせ今朝も夜明け前で28度近くもあり、さらに湿度は雨でも無いのに92%もあって、超〜蒸し蒸し。今朝も満月明けでキレイな月が望めていましたが、撮影のため外に出るもあまりの暑さに数枚取ってすぐに室内へ(室内はエアコン稼働後で乾いた空気)。今日から10月も、沖縄は真夏のような重々しい空気感になりそうです。



ただ10月初旬は毎年台風シーズンの中でも最も台風が沖縄接近しやすい時期で、暑さも台風前までは真夏の陽気で台風通過後に一気に今時期ならではの快適な空気になる傾向。今年もその傾向通りになってくれるといいのですが、ただ今回の台風14号は、沖縄全域に暑さをもたらしている夏の空気にブロックされ、沖縄方面へは来ないで通過しそう。つまり沖縄海域に夏の空気が台風14号通過後も残るということで、この暑さは10月もしばらく続く可能性大という結果になるかもしれません。

沖縄に直接的な影響があれば通過後に爽やかな空気感。
沖縄に間接的な影響しか無ければ通過後も真夏の空気。

まぁ旅行するには真夏の空気感の方が良いかもしれませんが、住む側としてはまさか10月になってもエアコン使わねばならないのか?って感じです。ちなみに台風詳細進路情報は、以前も告知したとおり昼更新予定。作図があまりに大変なので朝は無理。

はたして台風14号に引っ張られる元92Wはどうなるか!?
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/01-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月30日

ほぼ台風14号認定!まさかの沖縄に影響あり?でもこの暑さから解放してくれるなら…



昨日のツイートの通り、今朝になって台風のタマゴ直前まで発達していた「93W」が米軍情報では「ほぼ台風14号(TD14W)」になりました。しかも予想進路はそのまま西には抜けず、まさかの沖縄接近!?

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っといっても今のところは直撃ではなく、接近こそするもののその後西へ移動とのことですが、まだ初期の米軍予想なので今後どう変わるか分かりません。宮古・八重山に直接的な影響もあり得る「ほぼ台風14号」。週明け以降は特に要警戒です。

また、ほぼ台風14号のすぐ近海にある元「92W」にも注意。独立して台風になるリスクは低めですが、先のほぼ台風14号と合体でもしたら、本体の14号はさらにパワーアップ。さらに進路にも影響するのでこの92Wにも警戒が必要という訳です。

ただこの台風到来は、季節を変えるメリットもあるかもしれませんので、現在の予想進路のような擦る程度なら歓迎かも。なにせ9月最終日になっても熱帯夜どころか夜明け前で28度近くも気温がある沖縄。平年なら熱帯夜から解放される時期だけに、この暑さはいい加減にしてほしいですからね(平年なら那覇は24.7度)。

ちなみに台風14号になってもならなくても、その影響が沖縄に出てくるのが週明けの「10/2以降」。来週後半には沖縄の空気感が今時期らしいものに変わるか否か!?


それはさておき、昨日の那覇の不安定な空模様はもの凄かったです。那覇市街は降水量こそ大したことなかったものの、午後はずっと雷鳴が聞こえるような状態で、絶対に外に出たくない状況でした。幸い、昨日の外出は全て午前で完了し、雨に降られることはありませんでしたが、午後は路面が常に濡れている状態だったみたいです。

まぁ昨日の沖縄の雨はプチ台風通過によるもので、今朝はその雨雲群は通過しきっているようで、夜明け前では中秋の名月明けの月灯りが煌々としていました。昨日の夜の中秋の名月はあまりに不安定な天気で無理も、今日の夜明け前はプチ台風一過で良い感じの満月。といっても今後は台風14号による間接的な影響で、昨日とは違った意味で不安定な天気になりそうですけどね。スッキリとした青空はしばらく無理かな・・・(今日はまだ期待できるかもしれませんが)。

<今朝の中秋の名月明けの月>

posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/30-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月29日

2023年の気象は訳わからん!9月末で未だに真夏の空気に超不安定な気象

<夜明け>


<日中>


<日没>


「夜明け」「日中」「日没」。この3枚の写真だけを見れば「沖縄1日良い天気じゃん!」って思われるかもしれませんが、ツイッターでリアルタイムレポした通り、昨日の沖縄は猛烈な豪雨が何度も何度も降りました。ちなみに「日中」の写真は午前7時台とまだ早朝で、日中の沖縄は1日曇っていて雷雨が何度も何度もあった感じ。昨日は遠くで用事があってバイク(自転車)移動も、雲行きのヤバさにかなり緊張。途中百均で万が一の雨合羽を買ってしまうほどでした(使わなかったけど)。

結局、昨日は予定を早く切り上げて那覇戻り。すると那覇に戻った直後に猛烈な雷鳴。時折地響きがするほどの雷鳴もあって午前は雨こそパラパラだったものの、那覇の周辺では猛烈な雷雨だったみたいです。そして午後は那覇で何度も何度も豪雨。そして夕時になるとまた晴れるという状態でした。外に出る時間が長かったのでかなり天気に翻弄されましたが、とりあえず雨に打たれることなく済んで良かったです。

でも昨日の不安定な天気の原因は不明。沖縄のすぐ近海に突然プチ台風が発生したかのような渦巻く雨雲群で、しかも通常は「西から東」へ移動する雲が昨日は完全に逆の「東から西」へ移動と、プチ台風や台風などが沖縄の南にあるときの空気の流れでしたが・・・

そして今朝の沖縄近海。

完全に「プチ台風」状態になっている雨雲群が八重山の南に発生中。そりゃ昨日のような雨の降り方になりますわ。さらに今朝も八重山を中心に雨雲群が点在しており、今日もまた同じような突然の豪雨が多そうな雰囲気。でも昨日は雨の中心が沖縄本島でしたが、今日はそのプチ台風的雨雲群に近い宮古・八重山の方が雨が多いかもしれませんね。

そして気になる「93W」は発達して徐々に沖縄方面へ。米軍情報ではまだ警戒レベルが低いものの、雲の集まり方がかなり台風っぽい。イヤな予感(台風14号発生し沖縄接近)しかしません。さらに消滅しかけた「92W」も復活しそうな雰囲気ですし、日本に影響は無いものの「TD13W」も大陸上陸後も生き続けてついにインド洋まで抜けそう。

も〜!2023年の気象は訳わかりません。

ちなみに今朝の那覇は、満月見えたかと思ったら雨になったり、こちらも訳わかりません。今日も不安定な天気に悩まされそうな雰囲気の沖縄です。月末もあって金融機関や公共施設へ行かねばならないので、今日も外出時間長し。でも今日は歩きメインなので傘持って行けるので昨日ほどの緊張感はありませんけどね。。。
(自転車は雨に濡れるだけではなくスリップリスクもあるので…しかも骨折原因が自転車だし…)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/29-05:14 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月28日

キレイな月は嵐の前の静けさか?台風14号リスク「93W」正式認定!



中秋の名月は明日の夜ですが、今朝の那覇では夜明け前の東の空にキレイな月が望めました。那覇市街だとまだ灯りが煌々としている夜よりも、夜明け前の方が街も暗くて月も星もキレイ。そもそも9月の沖縄といえばまだ真夏(今朝も最低気温28度台)なので、朝晩は雲も多くてここ最近も朝晩は必ずと言っていいほど雨でした。でも今朝はその雨も無くスッキリとした夜空でしたので、月も綺麗。

しかし前段にも書いた通り、今朝の沖縄は1年で最も暑い時期以上の空気感。那覇では深夜0時で「28.9度」もありました。逆に宮古・八重山では26度台まで下がっている島もあって、やっぱりこの夏の沖縄は「那覇が最も暑い」という状態なんですね。昨日の夜もあまりの暑さにエアコン設定温度の絶対境界線「27度」をついに超えて「26度」にしないと眠れませんでした(電気代ヤバイ)。はたしてこの暑さは何時まで続くのやら・・・

そしてその暑さを和らげてくれるかもしれない台風情報。ずっと警戒していた気になる雲が、間もなく台風14号になりそうな雰囲気になってきました!

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1週間近くこのブログでは警戒していた気になる雲が米軍情報で台風リスクとして正式に「93W」認定。しかもその雲の形はほぼ台風って感じ。なので台風14号になる可能性がかなり高そうな雰囲気です。

でも先の「TD13W」が米軍情報では台風のナンバリングになったので、もしこの93Wが台風になれば日本でも米軍でも同じ「台風14号」として扱われます。今年は米軍情報でナンバリングされない越境台風が1個あったので、台風のナンバリングが日本の方が1個先に進んでいてわかりにくかったですが、このTD13Wのおかげで次なる台風はともに「14号」になりそうです。もちろんまだ93Wが台風14号になると決まった訳ではありませんけどね。

ただ現在のこの沖縄の暑さからすると、台風は夏の空気の外側を進む可能性が高いので、徐々に沖縄の南方に移動しそうな気がします。さらにこの先、沖縄の暑さが和らげば夏の空気に進路をブロックされにくくなるので、徐々に沖縄方面へ北上なんてことも・・・

はたして9月中に台風14号認定されるか?そして沖縄に接近するか??さらに沖縄を真夏の暑さから解放してくれるか???

でも今の沖縄としては気になりますが期待もしています。今の沖縄の暑さにかなり参っていますので、停電はイヤだけど、クールダウンの台風には来て欲しい気持ちもある沖縄です。そーいえば今年も沖縄には災害レベルの台風は来なかったな・・・(Uターン台風6号はしつこかったけど被害は少なかった)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/28-05:15 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月27日

今シーズンの気候は1ヶ月先のものになる傾向?そう考えるとつじつま合う…

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まずは最も小さな情報になりますが、台湾に「プチ台風」発生。といっても雲の範囲は台湾の半分程度の小さなものですが、その影響で沖縄海域の空気が不安定。特に台湾に近い八重山ではスコール多発中(多分)。さすがにサイズが小さいので沖縄本島まで影響はなさげですが、今日の宮古・八重山はこのプチ台風による影響で不安定な天気っぽい。

でもプチ台風自体は南下傾向なので、徐々に八重山も雲の範囲から離れるかもしれません。まぁこのプチ台風(台風になりきらない雨雲群で風無いも豪雨猛烈)は近年の沖縄では珍しいものではありませんが、そういえば今年は例年より少なかった気がします。今年は沖縄が真夏の空気の中央近くに居たことになり、プチ台風は少なかったものの猛烈な暑さになっている訳なんですけどね。

それより今の日本海域はマリアナ諸島近海の2つの台風リスクに注目!!

「92W」「93W?」ですが、どちらも現段階では米軍情報からは消滅も、マリアナ諸島近海に停滞しており徐々に発達中ということもあって、もしかすると別のナンバリングになって台風警戒情報に再登場するかも?

そして夏の空気の場所からすると「92W」は本土方面へ・・・「93W?」は沖縄方面へ・・・な〜んてまだ妄想レベルですが、これらの可能性を秘めている気もします。もちろん台風にならずに消滅する可能性もありますが、とにもかくにも警戒して損することはありませんので、しばらくはこのブログでも台風情報としてお届けしたいと思います。


ちなみに米軍情報ではほぼ台風認定の台風14号のタマゴ「TD13W」は既に大陸に上陸しているので間もなく米軍情報からも消滅しそうな感じです。また本土の日本海側にある「ヤバイ雨雲群」は北日本を通過中。今日の北日本は雨が多いものの、気温は下がって暑さからは解放されそうです。反面、本土も北日本以外はまたしても真夏の暑さに戻りそうですね。


沖縄もですがもう9月もあと数日になるのに、1年で最も暑い時期の気温には勘弁ですよね。特に今年はクールダウンになるレベルの台風が9月は来ていませんので、9月の平均気温が記録的なところも多そうな予感。そーいえば9月初旬に本土直撃?の台風13号以降、1個も台風が来ないばかりか発生していませんね・・・

まさかの10月も台風シーズンってことにならないことを願うばかりです。でも今シーズンの気候は1ヶ月先のものになる傾向で来ているので、この9月は平年の8月(超暑い)、そして10月は平年の9月(台風シーズンピーク)と、あながち間違っていないような・・・

2023年の台風シーズンピークは10月?

まさかね・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/27-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月26日

米軍情報台風14号のタマゴ認定も無問題!むしろ92Wと93W予備軍が気になる…

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まずは気になる「台風14号のタマゴ」。日本だと台風14号も、米軍情報だと台風13号になりますが、昨日正式に「TD13W」と台風のタマゴに認定されました。ただ既にベトナム上陸直前で、上陸すれば一気にパワーダウン。そもそも日本海域から遥かに離れた場所にあるものなので、日本としては影響は皆無。あとは何事もなく消えてくれることでしょう。

ただし日本海域にある「92W」はマリアナ諸島近海で動き無し。海水温が高いエリアで動き無しの場合は、パワーアップにつながるので徐々にヤバイ雰囲気になってきています。さらにその南にある米軍情報でもまだ認定前の「93W?」の雲が徐々に92Wに取り込まれつつあるかも?2つが1つになれば当然さらにパワーアップ。夏の空気の東側にある雲の塊なので、基本的に北上傾向。本土に影響有りそうな予感です。

とはいうものの、92Wもまだ米軍情報での警戒レベルは最低なので、もしかすると消滅の可能性もありますが、今の雲の様子からするとかなりの確率で台風になりそうな予感。さらに基本は本土方向へ行く雰囲気も、先の台風11号のように北上せずに西に進んで沖縄海域までやってくる場合もありますので、沖縄もまだ他人事ではない92Wないし93W?です。

でも台風が来ないと季節が変わらない沖縄なので、9月末になっても連日真夏の暑さにヘロヘロ状態もあって季節を変える台風に来て欲しい面もあります。まぁ台風11号のように接近せずに西に抜けてくれると最高なんですけどね・・・

なにせ今朝も北大東島・多良間島・与那国島で「最低気温28度超」。那覇でも27度台と、熱帯夜はもちろんのこと1年で最も暑い時期の気温が延々続いています。窓を開けても外から熱風が吹き込んでくるので、エアコン無しでは絶対に眠れないって感じです。まぁ10月の体育の日連休までは台風シーズンピークなので、台風が来ない限りずっと真夏の空気感なんですけどね。。。

はたして「92W+93W?」は台風になるか(米軍でも日本でも台風14号)。そして進路は沖縄か?本土か?

しかし暑さ以前に現在の我が家はあることが原因で体調不良に陥っています。既にツイッターではつぶやきましたが、そのうちブログでも詳細レポを。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/26-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月25日

今の日本海域には3つの台風リスクあり!台風14号のタマゴも!?

9月も終盤なのにとにかく暑い沖縄です。昨日の夕時に那覇市街でもスコールあったものの、27.0度までしかさがらず、その後は夜になって28度台まで気温が上がる有様。雨のせいでもわっとした空気になり、涼しさは全く感じることができませんでした。

ただ風向きが「北風」に変わったので、風が抜ける場所なら外はかなり心地いい風を感じることができます。といっても朝晩の話で、日中は風の恩恵以上に日差しの厳しさが猛烈な沖縄ですが。。。秋分を過ぎても日差しは刺さるような真夏のもの。9月末になっても日焼け対策をしっかりしないと焦げるほど日焼けしちゃいます。まぁ沖縄生活でUV対策をしっかりしても、既に本土に人に比べれば真っ黒なんでしょうが・・・w

ちなみに沖縄の真夏(熱帯夜)の終わりには必ず「台風到来」があるので、台風が来ないまま涼しくなることはまずありません。

ってことで今朝もまだまだ続く台風情報。

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日本海域には影響ありませんが、ベトナム近海の「91W」が間もなく台風14号に認定されそうな雰囲気。といっても大陸のすぐ地殻にあるものなので、上陸してしまえば台風認定前に一気に消滅も。なので特に気にすることはないとは思いますが、とりあえず備忘録的に。

しかし日本海域にもついに「92W」が米軍情報で正式認定。本土に思いっきり向かっていますし、湿った空気と乾いた空気の境界を進むセオリー通りなら、本土南の海域でまたしてもUターンする可能性も。もちろんまだ台風にもなっていませんし、警戒レベルも低いですが、ただ雲がすぐ消えることはないので今後もしばらく警戒が必要かと思います。でもこちらは沖縄には影響無さそうなので、沖縄の季節感を変えてくれる台風にはなりませんけどね・・・

むしろそのさらに南にある「93W?」的な雨雲群。まだ米軍情報にも認定されていませんが、92W以上のヤバイ雰囲気。しかもこのエリアの台風は本土方面へ向かうか、沖縄方面へ向かうか予測しにくいもの。はたして沖縄の季節感を変えてくれるものになるか否か?


ってことで今の日本海域には3つの台風リスクありって感じです。まぁそのうち1個は日本海域ではないかもしれませんが、とにもかくにもまだまだ油断できない状況であることには変わりません。台風が来るのはイヤだけど、そろそろ季節感を変える台風には来て欲しい気持ちもあります。

暑すぎるから・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/25-05:09 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月23日

台風リスク4つは今のところ無問題!むしろ本土直撃中の雨雲群がまさかの沖縄まで!?

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今日は日中、買物がてらに遠出予定なので、ライフブログに関しては日中にアップできればと思います。なので朝は台風など気象情報に絞って完結に。

とりあえず最も懸念していた台風リスクが高かった「96W」はほぼ消滅状態。既に北上していることからおそらくもう心配要らないと思います。

しかしそれ以外の台風リスクが1日1個ずつ増えている感じで、日本の南の海域に4個ほどできています(「97W」「98W」「99W」「90W」)。まぁそのうち1個(90W)は台湾西なので日本海域とは言えないかもしれませんが、今シーズンの台風は平気で本来はあり得ない方向へ進むので警戒は必要かと思います。ただこの4個ともに米軍情報では警戒レベルになったりならなかったりしているので、今のところはギリギリ台風リスクに認定されるレベル。

なので注意はするものの警戒するほどの状況では「今のところ」ありません。

しかし問題は本土直撃中の「超ヤバイ雨雲群」。昨日も沖縄まで雨雲群が延びて夜明け前に何度もスコールがあったようですが、今朝もそのしっぽ的な雨雲群が沖縄まで伸びており、那覇西岸の海上では夜明け前から雷ピカピカ。朝の段階では陸地までは雲が届いていませんが、本土の雨雲群中心が東に動けば否応無しに沖縄にかかっているしっぽも東へ移動するので気になるところ。なにせ今日は遠出外出予定なのでなおさらです…

もしかすると今日の遠出は猛烈なスコールに遭遇しまくって、レポートどころではなかったりして…
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/23-05:17 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月19日

またダブル台風も?警戒していた雲が米軍情報「96W」「97W」認定!?

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3連休の沖縄は最初の2日間はひたすらスコールでしたが、昨日はよ〜やくスコールから解放。といっても那覇市街の話で、同じ本島でもスコールがあった地域もありますし、特に昨日は慶良間海域に延々雨雲群がかかっていてかなりの雨になったみたいです。まぁ一昨日までは逆で、慶良間は晴天も船で戻ったら那覇が豪雨って感じでしたけどね。

それでも連休明けの今朝は沖縄海域に目立った雲は無く、朝の段階では安定した天気っぽいです。しかし日本の南の海域にある警戒していた雲が、ついに昨日、2つとも米軍情報に台風リスクとして認定!


「96W」台風リスク(台風14号?15号?)
マリアナ諸島東にあるとにかく「超巨大」な雲の塊で、もしこの周辺の雲が1つにまとまって台風になったら、今シーズン最凶レベルの台風になる可能性も。9月後半といえば台風シーズンピークで、猛烈な台風が発生しやすいだけに、この96Wの今後の動向は気になります。さらに現在ある場所が本土に記録的豪雨をもたらした台風12号発生場所に近くにあって、もしかすると同じ軌跡をたどる可能性もあります。つまりのところ「96Wは本土要警戒!」って感じかも?

しかし沖縄も他人事ではありません。

「97W」台風リスク(台風14号?15号?)
マリアナ諸島西の沖縄に比較的近いエリアにある雲の塊で、サイズこそ96Wほど大きく無いものの、雲の密度(気象衛星画像の白さ)が高いだけに既にかなり猛烈な状態。こちらも先の沖縄南岸を通過した台風11号の発生場所に近いだけに、同じような軌跡をたどるかもしれません。さらに夏の高気圧の勢力が弱まれば北上して「沖縄接近」なんてことも!?


「96W」超巨大!
「97W」沖縄に近い!


どっちもイヤな予感しかない台風リスクでございます。はたして台風14号だけで済むか、台風15号とのダブル台風になるか。まっ、今シーズンは台風3つもザラだったので、ダブル台風になったとしても「またか」の感覚ですけどね。しかし9月の台風は8月に比べて桁違いのパワーまで発達することも多いだけに、この2つの動向は今後も要警戒です。

でもこの台風リスクを機に暑さも和らぐかもしれませんけどね。9月や10月の台風は季節の急激な変化をもたらしてくれるものも多いので、台風でもネガティブなことだけではなくポジティブなことも考えましょう。

といっても停電(沖縄)・水害(本土)は勘弁ですけどね・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/19-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月14日

台風リスクは遠いがプチ台風が本土も沖縄も近海に!?特に本土はかなりヤバイ!!

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台風情報は今日もさらっと。

最もハイリスクだった「93W」はかなり北上しているので今後の発達はおそらくないまま消滅。さらにその進路も夏の高気圧にブロックされ西に行けず、さらに北上しても偏西風に乗って東へ移動しそうなので本土への影響はないかと思います。

そして沖縄近海の「92W」も徐々に消滅傾向で、米軍情報にはまだ残っているものの警戒レベルはかなり低いです。しかしその東、マリアナ諸島近海の気になる雲が米軍情報で「94W」認定。台風シーズンはまだまだ終わらないようです・・・

最後に本土。昨日から警戒していた「ヤバイ雨雲群」がついに九州北部まで接近。日本海側を中心に今日の本土は猛烈な豪雨になりそうです。進路自体では日本海側だけではなく瀬戸内海や下手すれば太平洋側にまで影響がある場合も。台風以上の豪雨になるかもしれない猛烈な雨雲群ですので、本土の方は要警戒です。


ってことで台風こそないものの、警戒レベルの雨雲群は相変わらず満載の日本海域なのでした。


でも沖縄は夏の空気の中に入っており完全な南風に変わっていて、昨日も1日蒸し暑い1日でした。その代わり南風なのでここ最近望めなかった、那覇空港へ着陸する飛行機が那覇市街から望めていました。これを見るとまだまだ夏だな〜って思いますね(夏が終わると北風になり那覇市街側は離陸になるので)。



ただ昨日もそうでしたが今朝も、とにかく今の沖縄はスコール多し。その原因を探ると八重山南に向かって雨雲群が流れているのがわかり、どうやら八重山南にプチ台風があるようです。結果、沖縄全域でスコールが発生しており、さらに中心に近い宮古・八重山では猛烈な雨になるタイミングもあるっぽい。しかもプチ台風的な雨雲群は動きが遅いので降り出すと長くなる傾向。まぁ沖縄本島は中心から離れているので降っても数分という短時間で済みそうですが、宮古・八重山はかなりしつこい雨になることもありかも。


今日の沖縄は昨日同様にスコールが多そうなので、雨雲レーダーは常にチェックが必要になりそうですね。でも昨日もそうでしたが晴れる時間の方が圧倒的に長いので、いいクールダウンと割り切れば気にならないかな?雨宿りはエアコンが効いているコンビニがおすすめですw(その代わり何か1品買いましょう!)

<今朝の沖縄海域雨雲レーダー>
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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/14-05:09 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月11日

2つのプチ台風。本土には嵐もたらすも沖縄には恩恵!今の沖縄は最高の空気感かも

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台風の落とし物(図中のプチ台風)はホントに厄介ですね。沖縄も台風11号の落とし物で宮古・八重山が連日の豪雨になりましたが、本土も台風12号の落とし物で昨日あたりから西日本各地で猛烈な雨。と言っても広範囲の豪雨ではなくピンポイントなものですが、ただプチ台風は台風と違ってほとんど動きがないので、一度降り出すと長くて降水量も台風以上になる場合も。

特に南から湿った空気が入りやすい西日本も太平洋側では水害レベルの雨になるところもあるかも。沖縄なら豪雨だけだとすぐに海に流れるので影響はほとんど無いのですが(騒ぐのは気象予報士だけ)、本土の場合は河川の増水や土砂災害につながるので、今週の本土は雨雲レーダーを常にチェックして雨雲群に警戒して欲しいものです。




ちなみに沖縄近海のプチ台風は南下しているので、今のところ南端の八重山までも雨雲群は至っていません。今の沖縄は安定した気候域の中で、さらに南にプチ台風があるからなのかここ数日は乾いた北風で暑さも和らいでいます。といっても数値的には平年並みの暑さも、ここ数年は9月前半だと8月の猛烈な暑さなんですが、今年はどちらかというと10月のような爽やかな暑さです。窓を開けていれば日中のみならず西日が猛烈な夕時でもエアコンなしで過ごせています。

ある意味、ベストシーズンですね。

まぁ9月は台風リスクが高いので、この時期に沖縄旅行はなかなか計画しにくいですけどね。特に9月の連休ならびに10月の連休は「台風の特異日」といっても過言では無いので、基本的に沖縄旅行はおすすめできません。でもその10月の連休以降は早かれ遅かれ台風シーズンは終わりになっていますので、10月後半の沖縄旅行はホントにおすすめなんですよね。海水温も高いままなのでまだ泳げますし。まぁ10月いっぱいで管理されたビーチは管理上は閉鎖になりますが、ただ閉鎖といっても監視員が居なくなるだけで、沖縄の海は1年中自由に泳げますけどね。

といっても今シーズンの私は泳ぎNGですが。。。

ただ今の沖縄がいい空気感でも、遠くでも台風が1個発生するだけで季節感が一気に変わってしまいます。やっぱり今の沖縄を初めとする日本海域ではマリアナ諸島近海の「台風14号リスク」こと「90W」が気になります。さらに米軍情報では「92W」もどこかの海域で認定されていますし、「元台風11号」「91W」もありますし、まだまだ安心することはできません。

まずは近海の2つのプチ台風次第ですが、まぁ沖縄は快適な北風をもたらしてくれる恩恵があるので気になりませんが、本土は猛烈な豪雨になるところもあるのでご注意いただきたい次第です。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/11-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月09日

今の日本海域。今日は91W・今後は90Wに要警戒!でも机上の台風は「0」で一段落

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「台風13号」は何事もなく本土上陸前に、机上の台風どころか雨雲群自体消滅。ほぼ影響無しというある意味異例の台風になりました。

逆に「元台風12号」は異例の米軍情報「91W」の再認定。一度消滅扱いしたものが再び警戒情報に別の形で出てくるのは異例中の異例。それだけ猛烈だった元台風12号の雨雲群という訳ですが、本土の方はまさにその脅威を実感したのかと思います。ニュース映像を見てもまさに「大水害」。ホント、台風として消滅しても警戒情報を出し続ければ、あんなパニック状態にならなかったのに・・・(今朝も千葉あたりには猛烈な雨雲群残る)。

そして沖縄海域の「元台風11号」も相変わらず再台風化しそうな雰囲気も、こちらは徐々に海南島方面へ進んでいて沖縄海域からは離れそうです。

ただしこちらも「プチ台風@」を沖縄海域に残していっており、昨日などは宮古・八重山で猛烈な豪雨になったようです。しかもプチ台風は動きが遅いので、豪雨も長かったみたい。沖縄本島では晴れていましたが、宮古・八重山では1日曇っていて、八重山では午前に猛烈な雨になっていたみたいです。

でも今朝の沖縄は本島も宮古・八重山も久しぶりに熱帯夜から解放の24度台まで気温が下がっています。まぁその分、湿度が高いので一概に「涼しい」とは言えませんが、少しは過ごしやすい朝になってきています。そういえばここ数日も北風でうだるような暑さからは解放されている沖縄でしたね〜。

その代わり今の日本海域で最も警戒しなければならない「台風14号リスク」こと「90W」が確実に沖縄方面へ移動中。台風11号と同じような進路を進みそうな気もしますが、それでも沖縄南岸を通過するだけでもこの雲のサイズだと沖縄全域に影響あるかもしれません。下手すれば沖縄海域で旋回して北上なんてことも・・・

あと他にも本土近海に「プチ台風A」があったり、日付変更ライン周辺に「気になる雲」があったりしますが、今の日本海域で明確に「台風」と認定されているものはよーやく「0」になったので、まずは一段落。昼の台風進路情報もお休みできそうです・・・

でもやっぱり気になる「90W」。来週の沖縄はどうなるかな・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/09-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月08日

日本海域には3つの嵐!!!元台風12号+台風13号・元台風11号の再台風化・90Wの台風化

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なんか気象予報士は「台風13号」でギャーギャー騒いでいますが、正直なところ、今の本土の豪雨は「元台風12号」の雨雲群だと思いますが・・・

そもそも台風13号はほぼ消滅状態。気象衛星画像見ても予想進路図近くには雲はほとんどありません。

今回はモロに「机上の空論」ばかりでウンザリ。机上で台風じゃなくなっても雨雲群が消える訳ではありませんし、今回の元台風12号のように台風時より雨雲群としては活性化する場合もあります。それなのに机上では台風じゃなくなると、警戒情報を一切出さない気象庁。気象庁の台風情報は危機管理に全く役に立ちませんね。結果、沖縄では気象庁の情報なんてほとんど見向きもせず、米軍情報をメインにチェックする次第です。

ただ今回の元台風12号はさすがの米軍情報でも警戒情報から消えてしまっていますが、日々雲の動きを追っていればその動きは明白。このブログでは頑張って元台風12号の動きを追い続けている次第です。と言っても猛烈な雨雲群が故に、雨雲レーダーを見れば一目瞭然なので、意外とチェックは楽。むしろ台風13号の方がほぼ消滅状態で、雨雲レーダーに明確な雨雲群が出てこないのでチェックしにくいんです。

ホント「どっちが台風だよ!」ってぐらいの違いです(もちろん元台風12号の方が確実に台風状態)。


それより気になるのが「元台風11号」の再台風化。ついに宮古・八重山全域にその影響が出ています。まぁその中心は台湾の遥か西と、沖縄までの距離はかなり離れていますが、雲の形だけを見れば元台風12号よりも台風13号よりも台風らしい状態。もしこれが台風まで発達したら元台風11号でも台風14号とか15号とかに再ナンバリングされるのかな・・・?(今までそんな経験ない)

ちなみに先の元台風12号も九州東沖でUターンしましたが、この元台風11号も大陸に上陸後にUターンして海上へ。そういうえば先の台風9号も中国南部の海南島でUターンしそうでしたし、そして台風6号は沖縄北の近海でUターンしましたし、今シーズンの台風は「Uターン」する傾向あり?これまでの台風は急旋回することはあっても180度Uターンは基本的になかったので、今シーズンの台風の動きには驚くばかりです。


最後に台風14号リスク大本命の「90W」。相変わらずマリアナ諸島近海で雨雲群が渦巻いています。その中心らしい部分も徐々に西へ移動しており、9/8午後の段階ではマリアナ諸島のすぐ近海まで来ています。徐々に徐々に沖縄海域へ接近中。今後は台風に発達するか否かも気になりますが、進路がどこまで西に進むか、そしていつ北上するかって感じです。この海域の台風リスクは沖縄にも本土にも来やすいので、気になるばかり。


まとめると今の日本海域には「3つの嵐あり」。はたして今後どうなるか!?

  1. 「元台風12号」「台風13号」
  2. 「元台風11号」の再台風化
  3. 台風14号リスクが高い「90W」
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/08-14:18 | 沖縄台風/災害情報

元台風に振り回されてる?台風13号と元台風12号は合体!沖縄も元台風11号が…

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「元台風12号」はそのまま東へ通過すると思っていたら、「台風13号」の接近に伴いスピードダウンし見事に合体。台風13号自体は大した勢力じゃなかったものの、元台風12号の雨雲群がもともと猛烈だったので、結果的に「災害レベルの雨雲群」になってしまいそうです。

朝の段階では関東南端で猛烈な雨になっていますが、台風13号の北上に伴い東日本全域で猛烈な雨になりそうです。沖縄で今日の状況なら、確実に会社も学校も自動的に休みになっているレベル(台風対応できていない本土はこの状況でも通勤通学を強いる)。

いやはや、今日の東日本は学校も会社も自主的に休むのが無難だと思うのですが・・・

本土勤務時もそうでしたが、嵐でも大雪でも登校・出社するのが「美徳」とされている本土。あれってホントに止めて欲しいものです。命を削ってまで学校や会社に行って得るものなんて被害者妄想と自己満足だけですからね。。。

とにもかくにも今日・明日の東日本は災害レベルになること必至なので、安全第一で台風ないし元台風をやり過ごして欲しいものです。


さて、本土の話はともかく、沖縄も元台風に苛まされそうな雰囲気。

「元台風11号」

大陸に上陸後、消滅するセオリーに反して雨雲群がずっと残っています。さらにその雨雲群は海上に戻り発達中。台湾と八重山には延々雨雲群がかかっているばかりか、雨雲群が徐々に広がり猛烈になってきています。まさかの「再台風化」なんて雰囲気も出てきました。すぐ近海に「新たな台風リスク」もずっとあるし、本土だけではなく沖縄も「元台風」に振り回されそうです。


そして今の日本海域の台風リスクで大本命の「90W」こと「台風14号リスク」。米軍情報でもまだ警戒レベルは低めも、雲が消えないばかりか徐々に沖縄方面に進んできています。猛烈な台風が発生しやすいマリアナ諸島近海にあるだけに、台風13号よりも元台風11号よりも警戒レベルが高くなりそうな雰囲気。日本の南の海域の台風リスクを全て1個に集約してきそうで怖いです。。。

なので今の日本海域のポイントはこの3つ。はたしてどうなるか・・・
  1. 元台風12号台風13号による東日本の豪雨
  2. 元台風11号の再台風化による沖縄への影響
  3. 90W台風14号になるか否か

posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/08-05:10 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月07日

台風13号本土直撃?そして台風14号のタマゴの予感「90W」認定!さらに元台風が厄介!?

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「台風13号」が本土直撃するとかしないとか、マスゴミも気象虚言士も騒いでいますが、それ以前に「元台風12号」の方がヤバイのですが・・・

「元台風12号」単体でも先日、あれだけの豪雨になったのに、そこに「台風13号」が来たらと思うとゾッとします。雨雲群同士の合体はなくても台風13号から元台風12号に湿った空気を送り込み続けるので、もしこの元台風12号が北上でもしようものなら、本土は猛烈な豪雨になるかも。さらにその後は追い打ちをかけるかのような台風13号本体の接近と、明日以降の本土は「同時ダブル台風」的な状況になるかもしれません。

いやはや、本土の地下街や地下鉄が水没しないことを願っています…(沖縄から見るとそのレベルのヤバさ)

ただ沖縄も「元台風11号」の影響が八重山に今なお残っており、さらにマリアナ諸島東沖にあった台風リスクが、米軍情報で正式に「90W」認定。

その雲のサイズ、今シーズン最大レベル!

もちろんその雲が全て中心に集まる訳ではありませんし、そもそも台風にならないで消滅する可能性もありますが、米軍情報に認定されるものはかなりの確率で台風ないしプチ台風となって周辺海域に影響を及ぼすこと多し。先の台風11号も、最初に「98W」認定され、一度消滅しかけるもの「93W」として再認定され、最後は「台風11号」になりましたからね。あのときも最初はもの凄い広範囲の雲の塊で、今回の「90W」はその時にかなり似ています。

はたして「90W」は「台風14号」になるか否か!?

今後の日本海域は、本土が明日(9/8)・明後日(9/9)に「元台風12号」「台風13号」に要警戒で、沖縄は9月中旬頃に「90W/台風14号?」を警戒する必要がありそう。

でも今のままの状態で90Wが台風14号にならないまま収束してくれれば、久しぶりに落ち着いた日本海域の気候になるんですけどね。

8月初旬の台風6号から始まった「台風だらけの日本海域」からの解放…
願っています!
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/07-14:26 | 沖縄台風/災害情報

本土は元台風12号と台風13号のダブルパンチ!!沖縄も台風14号リスクが心配…

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「元台風12号」はホントに厄介でしたね。とりあえず今朝になって本州はその雨雲群から開放されるも、伊豆諸島は猛烈な豪雨の渦中にあるようです。さらに今後の「台風13号」接近に伴って再び北上する可能性もありますが、とりあえず最悪の「台風12号と台風13号の合体」は避けられそうです。

しかしその「台風13号」はさらに本土寄りの予想進路。台風はその中心の西側だと比較的安全域であるものの、この予想進路のように中心が近いとむしろ大荒れ。台風西側は中心からの距離と猛烈さは比例するので、もし本土のすぐ沿岸を中心が通過するとなると、東日本の太平洋側は災害レベルの様相になる可能性も。

まぁあくまで「最悪」の場合の話で、実際はもっと沿岸から離れた場所を通る可能性もありますが、とにもかくにも明日(9/8)・明後日(9/9)の東日本の方は早めに帰宅して台風到来に備えて欲しいものです。言うまでもありませんが、東日本・東海の方はぜっっっっっっっっっっったいに海に近づきませんように(特にバカチューバー)。毎回思いますが、本土の方は「台風舐めすぎ」でございます。


ちなみに沖縄は台風13号が周辺の雲を持って行ってくれているので、ここ最近はずっと晴れ模様。海も気象予報士が騒ぐほど荒れていません(物流も止まっていません)。ただ八重山は「元台風11号」の影響があってか昨日からスコール多発。特に昨日はかなりしつこかったようですが、今日も南から雨雲群が入ってきていますので、突然の雨には要注意。その代わり海は安定傾向なので、船の運航は心配要らないと思います。

ただやっぱり気になるのがマリアナ諸島東の「台風14号リスク」。昨日は「1日で消える場合もあるのでまだ注意しなくてもいいかな?」って書きましたが、1日経っても残っているばかりか一気に西(沖縄方面)へ移動。沖縄にも台風14号リスクがヒタヒタと迫ってきている感じです。あと台風11号が残した「新たな台風リスク」もあるし、沖縄はまだまだ落ち着ける状況ではありません。

でも一時期(8月末〜9月初頭)ほどの台風リスクだらけにはなっていませんので、まとめるのも楽です。あのときは正直なところ「もういい加減にして!」って切れそうになるほどの台風リスクだらけでしたからね。今はかなり落ち着いて台風情報をまとめることができています。

はたして台風13号、あるいは台風14号でこの「台風週間/月間」から開放されるのでしょうか?

でも台風シーズンはまだまだ続きますけどね・・・(平年は体育の日連休までは確実に続く)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/07-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月06日

台風13号は大したことないが元台風12号が猛烈!さらに2つが合体すると…

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台風詳細進路図。再開。

「台風13号」が正式認定されてしまいましたので、今回は沖縄への影響軽微ですが、台風進路情報まとめました。

でも「台風13号」自体は本土を擦るものの、雲のサイズや移動速度からしてもさほど危険性を感じないのですが、問題は机上では消滅扱いになっている「元台風12号」。かなりヤバイ!

まずは進路。まさかの九州接近中に急旋回。Uターンして本土の太平洋側を移動中。その影響で、本土では猛烈な豪雨が各地で発生しており、しかも旋回するということは移動速度が遅い証拠で、そのため一度豪雨になると長時間続く傾向。場所によっては水害レベルのところもありそうな雨雲分布です。

さらにそこに台風13号が接近するとなると、元台風12号の雨雲群が活性化されるだけではなく、下手すれば「合体して猛烈化」なんて可能性もあります。特に9/8〜9/9の関東/東海はヤバそうな雰囲気プンプン。はたして今週末の本土はどうなってしまうのか・・・

ちなみに沖縄も台風13号が大東島に接近しそうなものの、台風の西側がかかる程度なので、海はシケるものの天気はそんなに影響無いと思います。ただし沖縄海域でも元台風がヤバイ状態で、「元台風11号」がイヤな動きをしています。大陸に上陸して消滅したかと思ったら、雨雲群は未だに消えておらず、むしろ再発達中。そのしっぽが八重山まで伸びており、昨日も今日も八重山の離島ではスコール多発。でも宮古までは届いていませんし、沖縄本島も台風13号からも元台風11号からも離れているので、比較的穏やかな気候。むしろ本島は台風13号のおかげか乾いた北風になっていて、気温は高くてもうだるような暑さではなく快適です。

なので「元台風11号」「元台風12号」も、そして現在の「台風13号」も沖縄本島は気にしなくて良いので、台風情報も気楽にまとめられます。まぁ「新たな台風リスク」もありますが、しばらくは落ち着いていられそう。

まずは今週末の本土。特に太平洋側は水害にご注意いただきたい次第です。気象予報士の虚言はスルーして、自ら雨雲レーダーなどで雨雲群の分布をチェックし、自ら判断しましょう!

posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/06-14:22 | 沖縄台風/災害情報

台風13号どうなる?っていうか実質台風12号はまさかのUターン!?今年の台風は訳わからん…

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「台風13号」正式に認定。

名前は「インニョン」香港の言葉で「カモの一種/オシドリ」らしいですが「香港で人気のある飲み物の名前」でもあるらしいです。でも進路的には沖縄には甘い(影響少ない)ですが、本土には苦い(影響大きい)ものになるかも?といっても沖縄も本土もそれほど接近しなそうですが、なにせ台風の北側は大荒れになる傾向なので、今回の台風13号は本土の南の海上を進むだけに本土の太平洋側は広域で影響が長引くかもしれません。

さ・ら・に・・・まさかの「元台風12号」の雨雲群Uターン!

今シーズン(台風シーズン)の台風は、通常はあり得ない「Uターン」が異常に多い。台風6号もそうでしたし、台風9号もあわやUターンの状況でしたし、そして今回の元台風12号も種子島接近中にまさかのUターン。台風慣れしている沖縄でもこのUターンだけは全く予測できません。さらに元台風12号と新たな台風13号の進路が一致しそうなので、双方の雨雲群が合体するばかりか、相乗効果でより猛烈なものになる可能性も。

週末の本土、特に太平洋側はかなり荒れそうですね・・・

でも基本「大雨」なだけで暴風雨にはならないかもしれませんので、良い意味でクールダウンになるかも。まぁ雨だけでも水害レベルまでなる可能性もあるので、どっちにつけ警戒は必要かと思います。


ただ沖縄近海にもイヤな感じのプチ台風が停滞していて、宮古・八重山はその影響下にあり、スコール多発してるっぽい。プチ台風はほとんど動かず、さらに南の海域にあるものは海水温が高いこともあってさらに発達する可能性もあるので、今後も宮古・八重山は要警戒です。

さらに・・・「新たな台風リスク」も発生。まだ米軍情報にも認定されていませんので、すぐに警戒するレベルではないものの、雲の密度がかなり高くて気になります。まぁ1日だけこういう雲ができることは多いので、明日のチェックで消えていれば無問題。なので今日1日はこの雲に注視したいと思います。ちなみにこの新たな台風リスクは今シーズンのパターンからすると本土方面へ行く可能性高し・・・


なお、今シーズンは台風が多く感じられますが、台風13号認定されても平年では「14.8個」なので、平年より2個少ないんですよね。まぁ平年は日本にこんなに接近する台風は多くないので、今シーズンはやたら接近するだけに多く感じるんでしょうけどね。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/06-04:33 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月04日

トリプル台風去っても新たにダブル台風??怪しい雲が日本の南に2つほど・・

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トリプル台風のうち、台風9号・台風12号は消滅し、台風11号も台湾通過後に大陸に再上陸すれば消滅。ってところだったのに、米軍情報では「96W」が警戒情報に出たところに、さらに場所がまだ明確ではない「97W」に、さらに台風にはならない緯度にあるものの「98W」まで登場。

加えて米軍情報にも認定されていない「台風11号の落とし物」「台風12号の落とし物」もあって、机上で台風ではなくなっても、台風リスクだらけの日本海域。でも台風として残っているのが11号だけなら、昼更新の「台風詳細進路図」はしばらくお休みでもいいかな〜?(すごい大変!)もちろんこの朝の気象衛星画像ベースの台風分析図は、今後も継続予定です。こちらなら台風がなくてもいろいろ現状分析できますからね。

ってことで週明けの9月4日の台風分析。

「台風11号」は台湾南部の直撃。台湾の情報は日本になかなか入ってこないのでとても心配です。でも台湾は沖縄に最も近いだけあって、沖縄同様に台風への対応は万全だと思いますので、何事もなくやり過ごしていると信じています。ただ沖縄も宮古・八重山に台風11号のしっぽがかかっていて、離島は今日もスコール多発しそうですが、台風本体が西に移動すれば徐々に影響下から解放されそうです。沖縄でも東に位置する沖縄本島は既に波も風も台風の影響下から解放されていますしね。

「台風12号」は机上の台風としては消滅扱いも、台風が消えたかのように表現されて油断を誘うので、あれってホントに止めて欲しいです。台風として消滅しても雨雲群は消えないばかりか豪雨レベルは台風以上に広範囲で猛烈な場合が多いんです。っていうか既に関東・東海はリアルタイムにその猛威を実体験中だと思いますけどね。台風情報は気象予報士の虚言なんか無視して、雨雲レーダーでリアルな雨雲群分布をリアルタイムで見て自ら判断しましょう。そしてその雨雲群は徐々に西に進んでいますので、今後は西日本も要警戒です!

台風9号は安全域まで移動して消滅しているので、台風11号・12号ともに影響は残るも徐々にトリプル台風から開放されそうな日本海域でしたが・・・

見事に台風11号・12号がイヤな場所に次なる台風リスクを残していきました。トリプル台風の次はダブル台風か?

まぁ「台風12号の落とし物」は既にかなり北の海域にある雲の塊なので台風リスクは低めなものの、現在の日本海域の雲の流れからすると活発な雨雲群として本土に進む可能性あり。つまり本土は現在の台風12号の影響がこの先も長期間続く恐れがあるってこと。台風にならなければ暴風は避けられますが、その分、豪雨が猛烈になるので今後もこの「台風12号の落とし物」に本土は要警戒です。

そして沖縄近海にも「台風11号の落とし物」があって、こちらは残った場所からしても、雲のサイズや集まり方からしても、かなり「台風13号」に近い雰囲気。しかも昨日まで米軍情報にあった96Wを取り込んでいるのか、はたまた2つ合体して96Wないし新たな99Wになるのかわかりませんが、沖縄近海にあるものだけに沖縄としては超警戒が必要かと思います。

ってことで台風進路図を休めても、この朝の台風分析は当分終わることができないみたいです・・・

でも昼の台風進路分析をお休みできれば、貯まりに貯まった「平和な記事w」もアップできるかな?なにせ昨日は久しぶりに360度カメラを持ってのお出かけで、かなりいい雰囲気のものを撮影できましたからね。ダブル台風が発生する前に記事にせねば!?
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/04-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月03日

船旅するなら何時?96Wの存在が気になる日本海域(台風進路詳細レポ9/3版)

Let’sGoIsland〜台風後に船旅しよう
Let’sGoIsland〜台風後に船旅しよう


Let’sGoIsland〜台風後に船旅したい
Let’sGoIsland〜台風後に船旅したい




まだ身体は完全ではありませんが、徐々に普段通りの生活はできるようになってきています。さすがに離島で泳ぐのは無理ですが、島巡りぐらいなら徐々にできそうな感じになってきています。ただまだ揺れが激しい高速艇はキツそうなので、離島巡り復帰はのんびりとフェリーで再開したいですね。ちなみに昨日まで欠航だった、那覇発離島行きの船は再開しているようです(日中の泊港に船居なかった)。でも那覇発着のフェリーは今時期だとまだ混んでいるので、もう少し混雑していない時期に再開したいですね。

しかーーーし、今の沖縄はよーやくフェリーが運航再開したレベルで、この先も新たな台風次第ではまた欠航になることもあるかもしれません。今日の台風進路情報はこの記事のおまけの感覚でお届けしようと思います(もう疲れた・・・)

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あとは図を参照のことw

・・・それは冗談ですが完結に!

「台風9号」は消滅。情報も間もなく削除。

「台風11号」は八重山最接近後に台湾直撃。沖縄はこの程度の台風ではほとんど影響無しも、土手っ腹から直撃される台湾はかなりの影響がありそう。今夜から明日の台湾がとても心配です(日本に情報が入ってこないのでさらに心配になる)。でも沖縄同様に台湾も台風に対する備えは万全かと思いますので、あとは台風11号が足早に通過していることを願いましょう!(寝ている間に通過がベスト)

「台風12号」は本体消滅しそうですが、その消滅後の方が要警戒。北側に広がる雨雲群の接近次第では、雨だけなら台風以上のものになる可能性もあります。

「96W」は今の日本海域で最もヤバくなる可能性を秘めています。98W(その後93Wに最認定され現在の台風11号)も最初はこんな感じでしたからね。

「台風11号の落とし物」「台風12号の落とし物」はまだ予測不能。ただし周辺海域の雲の流れからすると、96Wと合わせて台風12号の落とし物は警戒する必要がありそうです。逆に台風11号の落とし物はフィリピン上陸してしまえばすぐに消滅の可能性も。



以上、日曜日の台風進路詳細レポでした!
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/03-13:37 | 沖縄台風/災害情報

9/3朝時点の日本海域台風情報まとめ。いろいろな意味でいっぱいいっぱい

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情報てんこ盛りすぎなので、図の色をベースに個別台風詳細レポ。

「台風9号」
予想進路より早く大陸に上陸したので、一気に勢力ダウン。沖縄海域のみならず周辺海域でも安全圏へ。

「台風11号」
朝の段階で与那国島の真南に中心あり。ただ台風中心の雨雲群はギリギリ八重山にかかるかかからないかの状態。強いて言えば最南端の波照間島など南寄りの場所は雨雲群がかかるかもしれませんが、台風が徐々に西に移動しているのでそのリスクも徐々に下がってくると思われます。逆に中心から遠いはずの宮古エリアは、台風の外側の雨雲群がちょうどかかるタイミングもあって、今日は八重山より宮古の方が不安定な天気になりそうです。ちなみに沖縄本島は今朝も下弦が少し欠けた月が綺麗でした!(このリンクで月の画像表示

<台風11号の正確な位置が分かる雨雲レーダー画像>
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「台風12号」
机上では九州接近前に台風として消滅しそうですが、ただ台風の北側〜東側に広がる雨雲群は現在の日本近海の台風の中で最強レベル。その部分がかかるエリアは災害レベルの雨になるかもしれません。しかも現在の進路から推測すると本土の「東海〜西日本全域」にかかりそうな状況です。台風が消滅しても雨雲群のチェックは常に行い、水害対策を万全にして備えて欲しいものです。

「96W」
米軍情報では同時に警戒情報認定された「95W」と「96W」でしたが、昨日の時点でも「95Wどこ?」って感じだったのは確かだったようで、今朝は警戒情報から「95W」は消えて「96W」のみになっています。といってもその96Wが厄介な存在で、今の日本海域の空気の流れ(南東→北西)からすると、台風になったら沖縄・奄美に来そうな・・・。もちろんまだ台風のタマゴにすらなっていませんが、沖縄としては近々最も警戒しなければならないのはこの96Wだと思います。

「台風11号の落とし物」
台風11号のすぐ近海にもイヤな雨雲群が残りつつあります。11号に取り込まれればいいのですが、台湾上陸時になんか切り離されそうな気がします。こちらも沖縄近海にあるだけに今後も要警戒です。

「台風12号の落とし物」
台風12号本体は大したことないものの、先の北側〜東側に広がる雨雲群同様に、マリアナ諸島東海域には台風12号の落とし物がいっぱいです。しかも連日残っているだけに、この中からも台風になるものも出てくる可能性あり。そしてこちらも今の日本海域の空気の流れ(南東→北西)があるとなると、沖縄〜本土への影響も!?

ってことで2023年9月3日朝時点の日本海域台風情報まとめ、完了。

情報もいっぱいいっぱいですが、まとめる側としてもいっぱいいっぱいです(知恵熱でそう)。ちなみに今日の沖縄本島は台風一過とまではいきませんが、沖縄本島海域の雲を持って行ってくれているので、比較的天気は安定傾向。さらに台風の恩恵で心地良い風が吹いているので、海はシケているかもしれませんが、陸上は快適な1日になりそうな気がします。せっかくの日曜日なので少し遠出してみるかな?
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/03-06:20 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月02日

台風13号リスク認定?トリプル台風が徐々に収束傾向でも台風シーズンはまだまだ続く…

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「台風11号」はある意味「沖縄再接近中」ですが、図でも描いたとおり宮古島がギリギリセーフで、八重山が擦る程度って状況です。ただ擦っても雨雲群の通り道にあたるので、雨も短時間のスコール程度じゃ済まず、結構長引く可能性あり。でも台風11号自体は沖縄の雨雲レーダー範囲内に入ってきており、正確な位置をほぼリアルタイムで確認可能。なので気象予報士のご託を聞くより、雨雲レーダーを自ら目視した方がよろしいかと思います。

目視できる台風は対応しやすいですし、そもそも台風11号の北側はそんなに広域で荒れていないので、大荒れになることなくそのまま八重山海域を通過しそうです。むしろ台湾は南部に直撃しそうなので、今回はとにかく「台湾が心配」です。せめて、足早に通過して影響を最小限にして欲しいものです!(台風は進路よりもスピードが影響力を決める)




「台風12号」は本土接近も、最接近時には台風としては消滅傾向。暴風雨になることは無さそうですが、ただ台風の北側に広がる広大な雨雲群を引っ張って本土接近しそうなので、本土も西日本は広域で猛烈な豪雨になる可能性あり。さらに本土近海には台風11号の落とし物もあるので、その雨雲群と合体でもするとさらに激しい豪雨になるかもしれません。今後の日本海域で、一番荒れそうなのは台風11号接近中の沖縄ではなく、台風12号消滅後の西日本になりそうな気が・・・

ちなみに「台風9号」はマカオ近海でUターン後は沖縄方面に戻ってくることなく消滅しそうなので、今のところ安全域って感じです。


た・だ・し・・・


「台風13号リスク」らしき警戒情報が米軍情報に登場!まだ明確な位置が把握できませんが、米軍情報に「95W」「96W」が認定されています。気象衛星の画像からおおよその位置をプロットも、位置は米軍情報とはまだ食い違っていますが、おおよそこの海域にあることは間違い無さそうです。

トリプル台風が徐々に収束傾向でも、台風シーズンはまだまだ続く・・・って感じですね。

<2023/09/02-14:30の台風11号の正確な位置>
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(リンクで最新の雨雲レーダー情報ページへ)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/02-14:44 | 沖縄台風/災害情報

3つの台風は意外と警戒度低め?代わりに台風11号と12号の落とし物は要警戒!

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徐々に台風の未来像が見えてきました。とにもかくにも3つの台風ともに「最悪」は免れそうです。

「台風9号」
まさかのマカオ近海でUターン予想も、どうも少し陸地がある部分を通過しそうなので、そうなると台風は一気に減衰。しかもUターンしそうな場所が中国南部の「海南島」のようで、陸地にいる時間が長ければ長いほど台風は減衰しやすいこともあり、上陸時に台風として消滅する可能性もあります。しかも日本からはかなり離れた海域での消滅ともなれば、残った雨雲群の影響も日本海域にはほぼ皆無。このまま米軍予想通りに進んで欲しいものですね。

「台風12号」
逆に台風12号は、11号同様に本土(陸地)接近時に減衰して台風としては消滅しそうなものの、雨雲群が消滅する訳ではありませんので本土にかなりの豪雨をもたらす可能性あり。さらに台風11号の落とし物まで本土近海に残っているところに、この台風12号の雨雲群が来るとなると、台風以上の豪雨になる可能性もあります。とかく本土は山や川があって土砂災害リスクが常にあるだけに、特に九州は全域で今後も豪雨への警戒、そして早めの対策が必要かと思います。

「台風11号」
そして3つの台風のうち、唯一台風の状態で日本海域に影響がありそうな台風11号。でも進路が徐々に南に逸れて、現在の予想では八重山の南の海上を通過しそうです。しかも台風11号は本来猛烈なはずの「北側の雲」が少なめで、現に那覇もこの3日間は気象予報士が毎日「暴風雨」予想していたのにずっと晴れていましたからね。まぁたまにスコールはあるものの、暴風雨になる訳ではないので生活への支障はほぼ無し。強いて言えば沖縄生活に影響があるのは海がシケ傾向ということで物流が長期間に渡って止まっていることかな。

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そんな感じで3つの台風は意外と警戒レベルは低めで済みそうなものの、反面、台風のタマゴをいっぱい残していきましたけどね。さすがに本土近海に残した台風11号の落とし物は緯度が北にあるだけあって台風になるリスクは低いですが、南に残った台風11号の落とし物と台風12号の落とし物は、どこかで台風13号以降のものになりそうな雰囲気。

まだ台風になると決まった訳ではありませんが、台風リスクのある場所が現在のような感じだと、台風になる場合はおおよその日本への影響時期が2週間後。まさかの連休時期に影響あり?なんてこともあり得ます。まぁ元々9月は台風シーズンピークなので、9月の連休の台風リスクは元々高いんですけどね。

はたしてこの台風11号と12号の落とし物から何個の台風ができるかな・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/02-05:26 | 沖縄台風/災害情報

2023年09月01日

沖縄・マリアナ諸島海域は赤道直下のような台風銀座!逆に赤道付近は雲が無い?(台風詳細情報9/1版)

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とりあえず「台風11号」接近中の「はず」の沖縄よりリアルレポ。

那覇はまっっっっっっっったく台風の影響ありません!

ひたすら晴れています。風もありません。むしろその風も熱風で暑くなるだけのありがたくない風。台風6号のような涼しい風は一切吹いていません。なにせ台風11号は予想進路よりさらに西(南)に逸れ、当初の「本島〜宮古島中間コース」が「宮古島直撃コース」になって、さらに今朝は「八重山直撃コース」になったと思ったら、午後の更新の段階では「八重山は擦る程度のコース」になってしまいました。

もしかすると沖縄への影響軽微?な感んじの台風11号です。こりゃ沖縄本島はもちろんのこと、宮古・八重山でも別段台風対策は要らないわな・・・(宮古・八重山も強い雨が降る程度で暴風雨にはならないかも?)。下手すれば沖縄本島は台風11号が雲を持って行ってくれてこの先晴天続きになったりして・・・。まさに「肩すかし台風11号」って感じっぽいです。


ただ台風11号のホントの怖さは「本体(ステラ)」ではなく「落とし物(サテライト)」
・・・現在進行形のマンガ「ワンピース〜エッグヘッド編」風w


まずは台風11号の北方の「本土にある猛烈な雨雲群」。九州西部が猛烈な雨になっており、特に対馬や五島列島など離島エリアはかなりの豪雨っぽい。九州本土にも雨雲群がかかっており、台風11号が西に進んでもこのしっぽ的雨雲群が長時間残りそうです。そこに台風12号の雨雲群が来ると、台風と違って雨雲群は「合体」する可能性もあるので、九州の豪雨はかなり長期間続くかもしれません。

そして台風11号の南方にも次なる台風になりそうな雨雲群が広大に広がっており、「台風11号のしっぽ的な雨雲群」がマリアナ諸島西にあります。これは次なる台風のタマゴになりそうな予感がプンプンします。

さらに台風11号と台風12号の2つのしっぽが混ざって「さらなる台風リスク」発生中。しかも東西方向に3つも並んでいる?って感じで、先のマリアナ諸島西のものも加えると、4個も並んでいることになります。もちろんこれら全て台風になる訳はなく、徐々にどこかにまとまっていくのかと思いますが、何時もなら赤道付近で起きていることが、この沖縄〜マリアナ諸島近海で起きているようです。

そしてその赤道近海は皮肉にも雲全く無し・・・(何これ?)

とにもかくにも訳わからない今の日本海域の台風および台風リスク。むしろ今、一番危険なのは台風に囲まれた「沖縄」ではなく、余波を受けているだけのはずの「本土(九州)」のような気がします。もちろん沖縄も「台風9号」のUターン後次第ですが、まぁ台風11号は特に大きな影響無さそうなので良しとします。

とりあえず那覇では台風対策は一切せずに台風11号を迎えたいと思います。(宮古・八重山は多少なりに台風対策は必要だと思いますが・・・)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/09/01-14:34 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月31日

台風9号はUターン台風で台風6号の再来?台風11号は離島直撃台風?(リアル台風情報8/31版)

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今日は早めのランチタイム更新。リアル台風情報。

しかしその内容は相変わらずの超てんこ盛り。中でも朝もレポしましたが、台風9号には困惑してしまう次第です。特にこの昼の更新ではエリアを絞って台風情報をお届けしているのですが、台風9号は一度図のエリア外に出てUターンし、また図のエリア内に戻ってきそうな雰囲気。なので絵で描けないから文字で書くと「台湾南を西へ通過し、マカオ近海を通過後にUターンし東へ進み、再び台湾方面へ移動」って感じ。

台風6号で既にUターン台風を見ているだけに、この米軍予想も疑う余地がありません。しかも先の台風6号は沖縄の北でUターンしたので海水温はそれほどでもないので発達せずに済んだけど、今回は海水温が高いエリアでのUターンなので移動すればするほど発達する可能性あり。

ただでさえ台風9号は目がクッキリし続けるほど猛烈なものなのに、それがさらに発達するとなると「恐怖」の一言。もちろん、Uターン後に台湾まで来るか、沖縄海域まで来るかわかりませんが、今シーズンの台風に「あり得ないことは無い」状態となっているので、どんな進路も可能性ありって感じです。

確かに台風11号が宮古・八重山直撃、台風12号が九州南部・大隅諸島直撃するかもしれませんが、どちらもまっすぐに進む予測しやすい台風だけに対策は取りやすいものの、台風9号はどう進むか予測不能になりつつあるので、本気で「恐怖」の一言です。

まぁその台風11号も米軍予想通りなら、宮古・八重山では停電レベルの影響がありそうですし、沖縄本島でも猛烈な台風の北側の雲がかかるので那覇空港閉鎖の事態に陥る可能性もありますけどね・・・

逆に台風12号は台風11号にパワーを奪われていて、勢力は弱めですし、移動速度も速めなのであっという間に通過するかもしれません。もしかすると台風12号は本土接近時にはパワー不足で台風としては消滅扱いになるかもね(机上の話で雲は残りますが・・・)。

結局のところ、このトリプル台風で最も煽りを食らうのはやっぱり「沖縄」かな?「台風11号は宮古・八重山直撃」はほぼ不可避で、「台風9号は沖縄縦断し本土方面へ」なんて可能性もゼロではありませんね。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/31-12:38 | 沖縄台風/災害情報

トリプル台風復活も最初の台風9号に衝撃的な展開も!?まさかのUターン??

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「台風12号」がついに日本でも認定され、米軍予想通りの九州南部・屋久島方面へ。と言っても台風12号はあまりに台風11号が巨大なので、雲を多く持って行かれていて勢力は弱めの傾向。移動速度も速そうなので、接近してもそれほど大嵐にはならない可能性もあります。近海に他の台風(11号)がいる時は、後追いの台風(12号)の勢力はそれほど強くならない傾向なのでもしかすると台風12号はそんなに過度な警戒は要らないかもしれません。もちろん油断は禁物ですが、それ以上に他の2つの台風がヤバイ!

「台風11号」
とにかく雲の範囲が広大。まだ沖縄にも接近していないのに、まさかの本土に影響出はじめています。台風北側の雲の流れに乗って西日本に猛烈な雨雲群が次から次へと発生中。今後も台風北上に伴いさらなる豪雨になる可能性もあります。逆に沖縄は嵐の前の静けさなのか、8/31の朝は風も無く穏やか。昨日の夜が満月と言うことで、今朝の那覇市街ではキレイな満月が望めるほど。ホントに台風来ているんか?ってぐらいの空気感です。

<満月写真(リンクで画像のみ表示)>

ただし台風自体は徐々に沖縄に接近中。昨日もレポしましたが、どうやら今回は進路が西にズレてきていますので宮古島が最もヤバそうな雰囲気。直撃とまで行かなくても猛烈な範囲に入りそうなので、9/2頃の宮古島は停電リスクもありそうです。もちろん猛烈な台風の北側がかかる沖縄本島もセオリー通りなら嵐になって、またしても那覇空港閉鎖なんて事態も。でも沖縄としては最短距離を通過しそうな台風11号なので、まっすぐ進んでくれれば影響も最小限で済むかも。先の台風6号のような迷走型が最も被害が大きいですからね。

しかし・・・

「台風9号」
クッキリした台風の目があるほど猛烈な台風9号なんですが、無事に沖縄南岸を通過し台湾西の海域へ抜けたはずも・・・

米軍予想ではまさかのUターン!

大陸に上陸せずに戻ってくるとなると、勢力ダウンしないばかりか逆に勢力アップして沖縄海域にふたたび戻ってくる可能性もゼロではありません。「うそーーー!」って言葉が出てしまうほどの台風9号の今後の予想進路。まさに台風6号のような迷走台風になってしまうのか?

なので沖縄はこの台風9号次第では台風11号が過ぎてもまた台風モードになる可能性も・・・


2023年の日本海域の気象は異常を通り超して壊れています。さらに「台風13号リスク」もあるし、なんなんでしょうね・・・。ただ幸いなのは「越境台風リスク」が消滅傾向なこと。先の台風12号の発生場所に向かって進んでいただけに気になっていましたが、このままいけば警戒レベルにならないまま消滅しそうです。


ってことでまとめ。
「台風11号」は宮古島再接近で沖縄本島にも影響大であるが通過型なので影響時間は短め。
しかし「台風9号」がUターンして沖縄方面は再来すれば猛烈な影響あり。
「台風12号」は九州南部方面へ向かうも勢力弱めでハイスピードで抜けそうなので、大きな影響は回避できるかも?

個人的には台風9号がマジでUターンしてしまうと、台風ブログは来月中旬まで延々続けねばならないの?
朝よ昼の台風情報更新でかなり疲れ切っています(/_;)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/31-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月30日

長い沖縄生活でも最凶レベルの台風状況?台風11号と台風12号がエグい!(台風情報まとめ8/30版)

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も〜!イヤになる台風情報まとめ。台風10号が消えたと思ったら、その落とし物が間もなく台風12号認定。米軍情報では台風12号目前の「TD11W」認定(今シーズンは米軍情報ナンバリングが1個前にずれてる)。しかもその影響範囲が台風11号とモロかぶりで、図がぐちゃぐちゃ。どうにかまとめたものの、今後の進路を考えるとさらにぐちゃぐちゃになるような気がする。

なにせ台風11号も台風12号も向かう先は東シナ海。まぁ台風同士がぶつかることはありませんし、東シナ海を通るのが台風11号が9/4で、台風12号が9/6とズレているものの、予想図としてはどっちも同じ場所を通るので収集付かない状態になりつつあります。まぁ色分けしてどうにかしのいでいるものの、進路がクロスすることだけは止めて欲しいものです。

そしてそのうち台風11号は当初「沖縄本島〜宮古島」の中間地点を通過予想も、今日になって「宮古島再接近」コースに徐々にズレてきています。つまりさらにズレることを予想すると「宮古・八重山直撃」の可能性も。また東シナ海で旋回すればその分スピードダウンしてしまうので、影響する時間も長くなるかもしれません。さらに旋回後は日本海方面に進む場合もあって、最悪の場合は北日本に接近なんてことも。さらに台風12号は九州直撃ないし再接近しそうな雰囲気ですし、今シーズンの台風は必ずどこかへ直撃しますよね。

台風が頻繁に到来する沖縄でも、ここまでエグい台風状況は初めてです。

9月の日本はどうなっちゃうんだろう・・・

まずは9月1日の沖縄(特に宮古島)。9月4日以降の本土。災害レベルにならないことを祈ります。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/30-13:25 | 沖縄台風/災害情報

台風10号消滅もその落とし物94W認定!再度トリプル台風?(台風9号/11号/12号?)

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昨日昼にアップした台風進路図(リンクで図オーバーフロー表示)でしたが、正直なところ描いていてあまりに台風だらけに四苦八苦。もともと小さい画像1つにまとめる仕様だったので、1個や2個の台風ならまだしも、昨日は3個+台風リスク4個を1つの図にまとめるのは困難を極めました。でも今シーズンから進路図は日中公開にしたのはホントにホントに大正解。この気象衛星画像ならレイヤーを重ねるだけなので意外と楽ですからね(進路図は雲の範囲のスプラインが地獄)。

でもこの気象衛星画像を加工するのも、徐々に楽じゃ無くなりつつありますが・・・

なにせ台風10号消滅も、その落とし物が間もなく「台風12号」認定へ。せっかくトリプル台風から開放されたかと思ったら、すぐに復活の様相です。さらに日付変更ライン付近には台風13号にもなりかねない「越境台風リスク」もあるし、下手するとトリプル台風を越えて「フォース台風」ならぬ「台風カルテット」というとんでもない事態もあり得たりして・・・

も〜図がぐちゃぐちゃです。
そして個別情報についても文章では簡潔に!(詳細は図参照的な)

「台風9号」
沖縄再接近中でめっちゃクッキリした台風の目はあるが沖縄から離れているので、暴風雨の影響は最も近い与那国島と波照間島にある程度。ただし波は沖縄全域に入ってきており、もう海遊びは無理レベル。しかも動きが遅いので大シケは長引きそう。

台風9号の落とし物
台風9号に再度取り込まれる可能性があるので、日本海域としては気にする必要無し。

台風10号
消滅。

「台風11号」
本体消滅も、厄介な台風10号の落とし物が台風認定。進路も超厄介で、沖縄の真ん中を通過し、下手すると本土方面へ旋回する恐れあり。ポイントはどこまで宮古島に接近するか。接近すればするほど本土直撃リスクが高くなります。さらに宮古島海域で旋回ということは宮古島や沖縄本島への影響も大。あとは現在周辺にある雲をどこまで台風11号本体に取り込むか否かです。取り込んだらかなりヤバイ台風になるかも・・・

「台風12号」
まだ台風12号認定されていませんが認定されれば名前は「キロギー(北朝鮮の言葉で雁)」。米軍情報でもレッドゾーンに入りましたので、今日・明日にも認定されて、正確な予想進路が出ると思います。まずは不正確な気象庁予想進路w。こちらは本土一直線とのこと。まぁ気象庁予想なので話のネタ程度に見ていただければと思いますww

「越境台風リスク」
徐々に徐々に日本海域へ。東太平洋海域でハリケーン認定されれば今年2個目の越境台風になるかもしれませんでしたが、今の様子だとハリケーンにならないまま西太平洋海域へ来そう。ってことは「台風13号」のリスクあり。しかも先の11号や12号同様の進路を進むとなると、沖縄ないし本土への影響あり?こちらも気になる・・・


ってこで朝はここまで。沖縄本島は台風9号の影響は海以外そんなにありませんが、問題は台風11号。9月以降はまた那覇空港閉鎖かな・・・まぁ9月は台風シーズンピークなので、何時ものことですけどね。。。(沖縄に住んでいるとあまり関係ないし・・・)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/30-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月29日

もはや収集つかない日本海域の台風リスク。それでもまとめました(8/29版)

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今朝の記事で文章的にはおおよそはまとめたので、昼の更新は上記の図で詳細情報をまとめ。しかし図の場合は作図範囲に限界があって、情報てんこ盛り過ぎて完全にオーバーフロー。かなり見にくいですが、明日には台風10号は消滅しますので、その分スペースは空くかな?

ただしその台風10号の落とし物が、ついに米軍情報で警戒レベルの「93W」認定。こちらもかなり前から警戒していましたが、ついに米軍情報に認定されてしまいました。下手すると「台風12号」になる可能性もあって、さらに図中の情報量が増えてしまいそうです。さらにこの図には収まらない場所に「越境台風リスク」もあったりして、まとめる側としてはもう勘弁して欲しいものです。

さらに台風11号の落とし物の可能性もあったりして、ここ近年で最も派手な台風詳細情報図になっているような気がします。

この密度では朝更新はどうやっても無理でした・・・(昼更新に移行して大正解)

ただしの台風11号が沖縄としてはかなりヤバイ系。特に沖縄本島は台風の最も荒れる「北側〜東側」に入るので、またしても「那覇空港閉鎖」なんて可能性もあります。ただ今回の台風11号は沖縄海域で移動速度が早めで、先日の台風6号のような「停滞」はしないようなので、台風対策も通常レベルで十分っぽい。

台風は進路よりも速度の方が影響するので、台風11号は意外とすんなり通過するかもしれませんね。

むしろスピードが超遅い台風9号の方が厄介。長期間海がシケますし、さらに台風11号のシケも加われば、沖縄の物流停止が長期間にわたる可能性もあります。先日の台風6号もかなり長い期間物流が止まりましたが、今回も直接的な影響よりも、物流停止などの間接的な影響が沖縄では問題になりそう。

そんな時に限ってまた通販で購入済み・・・
何時届くのやら・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/29-13:47 | 沖縄台風/災害情報

台風と台風リスクだらけの日本海域!台風9号/10号/11号/台風リスク3個他…

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もう滅茶苦茶な今の日本海域の台風と台風リスク。
まとめるだけでも一苦労ですよ・・・

@台風9号
A台風9号の落とし物
B台風10号
C台風10号の落とし物
D台風11号
E越境台風リスク
Fプチ台風

現実に台風3個もあるし、さらにその台風らが残した次なる台風リスクもあるし、加えて越境台風リスクと、勘弁して欲しいものです。まとめる方の身にもなって欲しいw

なので完結に個別分析。

@台風9号
台風としてのパワーはあるものの、風台風で影響範囲が狭く、さらに沖縄の南に離れた場所を通過しそうなので、直接的な影響は無さそう。ただし移動速度が超遅いので、大シケの状態が長引きそうです。海上物流に依存している沖縄としては物資不足という間接的な影響をかなり受けそうです。

A台風9号の落とし物
フィリピン西にあるものなので、相当のことがない限り台風になっても沖縄への影響はほとんどないと思います。まぁ近年ではこの海域で発生した台風がフィリピンを越えて日本海域に来ることもありますが、基本的には警戒レベルは低そうです。

B台風10号
台風9号と違って超ハイスピードで移動したので、既に本土から離れていることもあり影響はほぼ無し。今の日本海域で最も気にしなくて良い台風ないし台風リスクだと思います。

C台風10号の落とし物
台風10号本体は気にしなくていいものの、その落とし物がかなり厄介。台風11号が発生しても個別に残っていることもあり、もしかすると台風12号のリスクになる可能性もあり。本土は台風10号よりもこの落とし物に警戒した方が良いかと思います(気象予報士はこういうリスクには見向きもしませんが・・・)。

D台風11号
そして昨日、日本で台風11号認定された93Wが、米軍情報でも今朝はTD10Wと台風目前の状態に認定。米軍情報でも今日中にも台風11号(米軍だと台風10号)認定されることでしょう。
その進路は沖縄のど真ん中を通過とのことも、今のところ沖縄本島と宮古島の間を通る予想なので、宮古・八重山は台風の西側で影響少なめなものの、台風東側の沖縄本島・奄美は進路から離れていても大荒れ。影響は9/1頃からではじめて、9/2にはピークって感じの予想になっています。さらに沖縄海域通過後も旋回して本土方向へ行く可能性もあるかも?
やっぱり今の日本海域で最も警戒しなければならないものは、この元93Wでしたね。そして今後のポイントは周辺の雲をどこまで取り込んで巨大化するか否か。はたまた取り込まなくても次なる台風リスクを残すだけなのでホントに一番イヤな存在です。

E越境台風リスク
見落としがちなのが日付変更ライン付近にある気になる雲。こちらもずっと残っているもので、徐々にですが西へ移動。あと2〜3日で日付変更ラインを越えるかもしれません。まだ台風になっていませんので越境台風ではなく、日本海域で新たな台風(12号?13号?)になる可能性あり。

Fプチ台風
こちらはそれほど気にするものではないと思いますが、大陸から日本海側に広大な雨雲群が東へ移動中。台風への影響は無いものの、本土は不安定な天気になるかもしれませんね。

まずは沖縄!

明日(8/30)あたりから台風9号で海は大シケ。そして9/1頃からは台風11号で沖縄全域大荒れ。タイミング次第では「ま〜た」那覇空港閉鎖の事態になるかも?個人的には9/2の再接近時に毎週恒例の「通院」があるんだよな・・・(病院休業で無理かな)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/29-05:42 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月28日

やっぱりヤバイ台風11号(のタマゴ)!今日にも台風認定?さらに他にもいっぱい…

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既にある2つの台風(台風9号/台風10号)も気になりますが、やっぱりこのブログでは既に長期間警戒していた「台風11号のタマゴ」。ついに米軍情報でレッドゾーンへ。今日にも「TD10W」こと台風11号のタマゴに認定されそうです。雲の集まり方も完全に台風状態ですし、さらにこの海域で発生する台風は「沖縄経由で本土方面へ」行きやすいので気になるばかり。

まぁ沖縄としては台風の西側になりそうなので影響はそれほどでもないと思いますが、本土は今回もかなりヤバめ。はたして今日・明日のうちに台風11号に認定されるか?
(台風11号認定されたら名前は「ハイクイ」、中国の言葉で「イソギンチャク」)


とはいうものの既に認定済みの2つの台風も日本への影響あるんですけどね。


台風10号は三陸に再接近中で、海沿いのエリアには朝の段階で台風10号の雨雲群の一部がかかっているようです。もちろん雨だけでなく風も波も猛烈かと思いますが、ただ台風10号はとにかく移動速度が速いので今日の早い時間のうちにあっという間に日本海域から離れていきそう。なので今日の午前中だけ警戒すればあとは気にするレベルではなくなる気がします。


台風9号も沖縄の八重山エリアにかなり接近しそうですが、風台風なので影響範囲が狭く、さらに予想進路がやや南寄り(昨日までは台湾南部直撃・今朝は台湾南の海域を通過予想)になったので、八重山も台風の雨雲群がかかるかかからないかのレベル。もちろん雨雲群がかからなくても風や波は猛烈になるので、飛行機の運航は問題なくとも船の運航は台風が接近する8/30以降は厳しそう。台風10号と違ってスピードが遅いので、影響する時間も長くなりますので、今週後半は船でしか行くことができない離島行きは避けた方が無難かと思います。


さらにその他にも台風リスクいっぱい!


台風10号の落とし物は台風11号のタマゴのすぐ近海に残るし、台風9号はフィリピン西に落とし物を残しそうだし、さらに日付変更ライン付近にはまたしても越境台風ができそうな雰囲気です。あと沖縄には関係ないですが、本土の日本海に向かってまたしてもプチ台風接近中ですが、朝鮮半島にぶつかって消滅する可能性するかも。それでも本土は太平洋側だけではなく日本海側も警戒する必要がありそうです。


昨日もつぶやきましたが、この夏(8月)の日本海域は「安定した夏空」は望めないまま終わりそうですね。
そして9月は本来の台風シーズンピーク。
どうなることやら・・・(逆にピーク超えて落ち着いたりして・・・)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/28-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月27日

台風情報まとめ。台風9号/台風10号/台風11号のタマゴ/台風10号の落とし物/プチ台風

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<台風9号>

「台風9号の目がクッキリ」と台風実体験のない気象予報士がのたまっていますが、台風の目がハッキリしているということは中心付近のみに雲が集まった風台風ということ。直撃するともの凄い影響がありますが、中心付近に勢力を集中させているので、中心からちょっと離れると意外と影響無かったりするんですよね。つまり今回の台風9号が予想進路通りなら、意外と八重山も影響は少なかったりする可能性あるかもしれません。

もちろん台風の北側は広域で大荒れになるのは風台風でも一緒で、今回の台風9号の進路なら八重山はその北側がかする可能性があるので影響があった場合は大荒れ必至。でも先の話のように台風の目がクッキリする風台風なら、中心からの距離次第では無事にやり過ごせる島もあるかもしれません。その代わり宮古・八重山の海は大シケ確実なので、8月の30日以降に滞在の方は早めに空港がある島に戻った方が良いかと思います。天気は良くても海は大シケというのが風台風の特徴です。

<台風10号>

逆に台風10号は台風の目もありませんし雨雲群もかなり分散傾向なので、どちらかというと雨台風。暴風雨にはなりにくいものの、影響範囲が広くてその渦中では豪雨になるかもしれません。現に台風本体はかなり本土から遠いのに、台風北側に伸びる雨雲群が本土近海まで来ています。今後、台風が北上すればその雨雲群も北上するので、台風本体が遠くても雨モードになる地域もありそう。特に東日本の太平洋側は要注意です。

でも台風10号は移動速度が速いので、その影響もあっという間に過ぎ去りそうですけどね。逆に台風9号は移動速度が遅いので影響範囲は狭くても影響下に入ると暴風雨が長引くかもしれません。特に最果ての与那国島と波照間島は要警戒です。

<新93W/旧98W>

そして個人的に最も警戒しているマリアナ諸島近海の雲の塊。1週間以上前から「98W」として警戒されていたものの、一時期米軍情報から消えたものが新たに「93W」として再認定。この再認定ものは基本的にかなりヤバイ台風になる傾向。雲の範囲も密度も強烈で、さらにマリアナ諸島近海で発生する台風と言えば、沖縄にも本土にも直撃する可能性があるということ。

こちらは現実的な影響が出るのは9月以降だとは思いますが、9月と言えば台風シーズン超ピークで猛烈なものが頻発する時期だけに今後も超警戒って感じです。

<台風10号の落とし物>

台風10号がパワーアップせずにそのまま北上した代わりに、マリアナ諸島東の海域に次なる台風リスクになりかねない落とし物を残していきました。こちらは近隣の93Wに取り込まれる可能性もありますが、93Wと合わせて今後も警戒が必要かと思います。でも93Wにもし取り込まれたら、次なる台風11号はどれだけヤバイものになっちゃうんでしょうね・・・

<プチ台風>

太平洋側のものは南下して沖縄・奄美海域に多少の影響を残すもののほぼ消滅傾向。沖縄・奄美はスコールこそ多いものの大きな天気の崩れはないと思います。逆に日本海側に新たにできたプチ台風は能登半島〜佐渡島近海にあってかなり激しい雨になっているところもありそう。しかもプチ台風は動きが遅く猛烈な雨が長引く傾向なので、今日の日本海側は雨雲レーダーで雨雲分布を自ら確認するのがおすすめです。


そんな感じで日本海域の台風分析。相変わらずの混雑状況。この夏はもう安定した夏の高気圧が日本海域に広がることはもう無いのかな・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/27-04:34 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月26日

台風9号・台風10号よりも気になる元98W!米軍情報で台風11号リスク「93W」再認定

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いやはや。今朝のブログで懸念していたことがまさにリアルになってしまいました。一週間以上も南の海域で停滞していた「元98W」。一度米軍情報から削除されたものの、雲はずっと残っていたので警戒していましたが、今朝になって新たに「93W」として再認定。

正直なところ、台風9号よりも台風10号よりもイヤな存在でしたので、今後も特に警戒したいと思います。もちろんまだ台風リスク程度の扱いで台風のタマゴまでは至っていませんので、今後台風11号になるか否かはわかりませんが、海水温が高い海域にあるだけに要警戒であることは変わりありません。


あと沖縄近海の台風9号も8月30日から31日にかけて八重山にかなり接近しそうなので、こちらも当初の想定通りに8月末は影響必至のようです。場合によっては沖縄本島まで影響がある可能性もあって、沖縄としては気にせざるを得ない台風9号です。台風の北側は広域で荒れるので、宮古・八重山は進路次第では暴風雨になる可能性もあります。今月末の宮古・八重山行きは延期された方がよろしいかと・・・(飛行機運行は微妙も船は欠航・大橋閉鎖レベル)


そして本土方面の台風10号は超高速で北上中。そして本土を避ける進路っぽいので、本土への直接的な影響は無さそうなものの、な〜んか台風の北西側に超広大な雨雲群を伴っています。台風北上に伴いこの雨雲群も北上するので、本土も台風本体以上にこの北側に延びる雲に警戒した方が良いと思います。台風進路図の台風本体ばかり気にせず、気象衛星や雨雲レーダーでリアルな雨雲分布を見て自ら判断しましょう(コンパス円ばかりで判断する気象予報士はスルーしましょうw)。

さらに気になるのが台風10号の落とし物。結構な密度の高い雲を残していきましたので、こちらも先の93W同様に警戒が必要かと思います。

個人的には93Wが早い段階で台風11号になりそうな気がするんだけどな・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/26-15:29 | 沖縄台風/災害情報

台風10号は無問題も台風9号は沖縄に影響あり。台風6号の再来にならないことを祈る…

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本土方面の台風10号特に問題ないと思いますが(なので情報はこれだけw)、問題は沖縄近海の台風9号。沖縄の南の海域で思いっきり一周旋回し、その後北上も昨日までは進路が西へ行くのか北(沖縄方面)へ行くのか不明確でしたが、今朝の段階ではどうやら台湾南へ進むとの米軍予想。つまり沖縄にも影響ある可能性大。

中でも台湾に近い八重山では直接的な影響もあるかもしれませんし、沖縄全域が台風の東側に入るので、南から湿った空気と高波が入り込み、沖縄は不安定な天気に加えて海も大荒れになる可能性あり。8月末の沖縄はどうなるかちょっと分かりませんね・・・

とかく迷走台風は移動速度が遅く、さらなる発達もあり得ますし、さらに予想進路も日替わりで違う方向になったりするので、台湾方面に行かずに沖縄方面に来ることもあり得ます。先の台風6号も沖縄近海で迷走に迷走を重ねたのもありますし、今回の台風9号もどうなるか予測不能。台風6号のように沖縄全域を迷走するのだけは止めて欲しいものです。。。

しかし台風9号もさることながら気になるのが台風10号の落とし物と一週間以上停滞している98W

特に前者の台風10号の落とし物は台風10号本体より密度の高い雲を残していきましたので、現段階でもヤバイ雰囲気。しかもこちらは本土に影響ある進路になりますので、今月末〜来月にかけて注意が必要かと思います。ただ台風の落とし物は本体から切り離された直後は危険な雰囲気も、その後発達しない場合もあるので、まだ台風になると決まった訳ではありません。

むしろ問題は一週間以上も停滞している98W。雲が消えないばかりか徐々に拡大し、密度も高くなってきているので、そろそろ米軍情報でも復活しそうな雰囲気。ちなみに「98W」自体は、以前に米軍情報に認定もあまりに長いので一度削除された経緯あり。なので新たな台風リスクになった場合は新しいナンバリングになるかもしれません。

ちなみに現在の米軍台風情報のナンバリングは、「98W」が現在進行中で、「99W」が沖縄近海にいたプチ台風で消滅済み。そして90番に戻って台風10号が「元90W」、台風9号が「元91W」。「92W」は瞬間的に消えてしまいましたが、98Wが更新される場合は「93W」以降になるかもしれません。

はたしてダブル台風を越えるトリプル台風、さらにフォース台風?(台風カルテット?)になるか否か!?
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/26-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月25日

結局のところ台風9号も10号も擦る程度?本命は98Wだったりして…

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既に台風情報はレポしていますので昼は補足程度。

台風9号に続いて台風10号も日本で認定。でも表題の通り、もしかすると結局のところ台風9号も10号も擦る程度?そんな雰囲気がします。特に本土方面に進んでいる台風10号はほぼ影響無く東へ抜けそうです。ただ沖縄近海の台風9号はあまりの迷走に、昼の段階では台湾西に抜けるとなっていますが、まだ八重山方面へ接近する可能性あり。

さらに本土は台風10号の安全圏の西側に位置するので多少の接近でも影響はそんなにないものの、沖縄は台風9号の猛烈な雨雲群をともなう北側〜東側に位置するので接近しなくても影響あり。どっちにしても足早に通過してくれれば特に問題なくやり過ごせそうな台風のようです。

ただ問題は2つの台風以外!!

本土はプチ台風停滞による豪雨。そして沖縄は1週間以上も赤道付近に居座っている98W。こっちの方が本命かもしれません。特に98Wは台風6号の発生地だけあって、いやな予感。はたして明朝の台風レポではどうなっているか!?
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/25-12:49 | 沖縄台風/災害情報

台風シーズンピークレベルの日本海域!台風9号認定に台風10号11号も?

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米軍情報で2番目に台風のタマゴに認定された「TD09W」が日本では台風9号「サオラー(ベトナムの言葉でベトナムレイヨウ)」に認定。でももともと2023年は越境台風によって日本と米軍情報とのナンバリングが1個ズレていて、幸か不幸かこの台風9号は同じナンバリング。ある意味分かりやすいものの、逆に先に台風のタマゴに認定された「TD08W」が台風になると10号とされるのでナンバリングが2番もズレますけどね。そして「98W」が台風にタマゴになると「TD10W」で台風認定されると11号でナンバリングが1番ズレという訳わからない状態になりそう・・・

日本の台風情報は遅いし不正確なので、米軍情報のものに統一して欲しいものです。


それはさておきまずは「台風9号」。沖縄近海にあるものですが、どうも今シーズンの台風は序盤に迷走する傾向があるようで、今回も猛烈に迷走するとのこと。沖縄の南でぐるりと回って北上。こういう進路になるとその旋回後に西へ行くのか北へ行くのか全く予測不能。もちろん、北へ行けば沖縄直撃の可能性もあるものの、現段階では全く予想できません。なので今は多くを語らない方がよろしいかと・・・

そして先に米軍情報で台風のタマゴに認定された「TD08W」。まだ台風認定されていませんが、こちらも間もなく台風10号「ダムレイ(カンボジアの言葉で象)」に認定されそうな雰囲気。ただこちらは迷走が終わって一気に北上傾向。しかも本土近海で偏西風に乗って本土接近前に一気に東へ移動する可能性があるとのこと。そもそも台風になったとしても進路西側は比較的安全圏なので、本土へ特に影響無く通過するかもしれませんね。

ただ個人的に気になるのが息の長い「98W」。1週間以上居座っている気になる雲ですが、他の台風発達に触発されたのか一気に発達。位置的にも最も海水温が高い南にあるだけに今後の動向が非常に気になります。まさかのトリプル台風なんて事態も・・・

ちなみに本土近海にあった台風リスクは北上して本土停滞中のプチ台風と合体した模様。その雲の一部が四国東部にかかっていて、今後北上するとなると四国・近畿が猛烈な豪雨になる可能性もあります。台風じゃないから風はそんなでもないものの、その分雨雲群の動きが遅いので豪雨になると長引く傾向。まぁ暑すぎる本土にとってはクールダウンも期待できるものの、水害レベルの豪雨もあり得るので注意が必要かと思います。


とりあえず8/25時点でのまとめ。

TD09W/台風9号は現在迷走中で沖縄方面に来るかは微妙。
TD08Wは台風10号になりそうも速度が速いし偏西風に乗りそうなので本土への影響少なし。
98Wは徐々にヤバイ雰囲気で台風になる可能性も。

とにもかくにも台風シーズンピークレベルの日本海域でございます。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/25-06:12 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月24日

間もなく台風9号?台風10号も?2023年8月の日本の気象はどうなる・・・

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いやはや。2023年の台風シーズンは8月がピーク?ってぐらいの状況になってきています。

米軍情報でも警戒レベルが高かった90Wが一気に台風寸前扱いの「TD08W」に認定。このままだと台風9号(米軍情報では台風8号)になること必至。しかもこの海域の空気の流れは先の台風7号のように北に進むので、台風になったら本土方面へ行く可能性高し。もちろんまだ台風になると決まった訳ではありませんし、進路も本土から離れた場所を通るかもしれませんが、今月末はこの台風9号のタマゴには要警戒なのは間違いありません。

さらに米軍情報で昨日「91W」と認定された沖縄のすぐ近海にある気になる雲も、昨日1日で一気に台風のタマゴ一歩手前まで警戒レベルアップ。こちらも間もなく台風寸前の「TD09W」に認定されそうな雰囲気です。台風10号ないし台風9号に認定される可能性も十分ありそう。こちらは沖縄在住の身としては超〜気になる存在です。

さらにさらに今までほぼ無警戒だったマリアナ諸島南の「98W」も徐々にイヤな雰囲気になっているのに加え、近くにある「台風リスク」もヤバイ雰囲気。個々に警戒する必要がある状態なのに加え、この2つが合体でもしようものなら、台風になる可能性はさらに高くなるかも?ただ現段階でこの98Wは米軍情報では非表示になっていて警戒レベルは低めなものの、いつ復活するか気になるところ。


とりあえず8/24の朝の段階では、台風リスクはこの3つかと思いますが、本土に近づいている台風リスク@は別の意味で要警戒。雲の密度自体は北上にともない減衰も、現在本土を縦断中のプチ台風と合体しそうな雰囲気。つまりこれまでの本土のプチ台風がパワーアップする可能性があり、本土ではさらなる豪雨に警戒が必要になるかも?

さらに本土はそれに追い打ちをかけるかのような猛烈な雨雲群が西から接近中。既に日本海全域に広がってきており、その一部は既に対馬まで到達。先のプチ台風はどちらかというと太平洋側に影響が大きかったですが、今度の猛烈な雨雲群は日本海側に影響が大きそう。つまり今週末の本土はどこへいっても豪雨リスクありってことになるのかな・・・

まぁ沖縄も91Wの影響が既に出ており、スコール雲が至る所に点在していますが、この8月後半の日本は小笠原を含めて逃げ場がない気がする・・・(小笠原は先のTD08Wがモロ)

ホントに2023年8月の日本の気象はどうなっちゃうんだろう・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/24-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月22日

台風リスクが近海にあるのにこの暑さ!週末に影響あるか否か!?

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沖縄もそうですが本土も暑さにウンザリですね。なにせ今朝は那覇より東京の方が最低気温高め。もちろん日中は本土の方が気温が高いも、昨日の那覇は中途半端なスコールが多発し、クールダウンにならないばかりか湿度だけが上がって超蒸し蒸し。実際にそのスコールのタイミングで外に出ていたので、昨日はリアルにその蒸し暑さを体感してきました。汗、半端ないです。。。

さらに現在南にある台風リスクによって夏の空気が押し上げられれば、さらなる暑さになりかねません。まぁその台風リスクが雨をもたらしてくれれば少しはクールダウンになるのかもしれませんが、その度合い次第ですけどね。台風6号・台風7号のような大きな影響は勘弁も、今の暑さが少しでも和らげばと思うところもあります。

ちなみに本土に近い「台風リスク@」は台風7号の後を追うかのような動きをしています。でも雲の密度は低めですし、既に小笠原近海まで北上しているので、これ以上の発達はないと思うんですけどね。なので台風にならないまま、本土に接近って感じになるかな?

逆に読めないのが沖縄近海の「台風リスクA」。昨日は台風の一歩手前まで雲が発達してかなりヤバイ状況でしたが、今朝になってまた減衰し縮小傾向。でも3日前もそんな感じでしたが、その後一気に発達したりするなど、かなり読みにくい状態です。沖縄のすぐ近海にあるものなので沖縄への影響が懸念されるばかりか、海水温が高い場所にあるので今後の再発達の可能性も!?

そして米軍情報認定の「98W」「90W」。どちらも停滞気味ですが、ただ雲の密度は先の2つの台風リスクに比べて上。結果、米軍情報でも警戒レベルになっているんでしょうけどね。中でも「90W」はJTWC(合同台風警報センター=アメリカ国防総省の機関)でも警戒レベル。このJTWCに登場するってことはかなりヤバイ系。なので米軍情報の2つのうち、「90W」はかなり警戒した方がいいと言うことになります。

さらにその2つの台風のタマゴの南には新たに台風リスクx3が出てくるし、も〜イヤになっちゃいます。まぁもともと9月は台風シーズンですし、このままの状態が9月も続きそうですけどね。

とにもかくにも直近は本土が「台風リスク@」で、沖縄が「台風リスクA」に要警戒なのは変わらず。今週末に影響あるか否か…

台風ブログは続く・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/22-05:22 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月21日

たまには平和な沖縄の光景も!しかし台風リスク5個が徐々に具現化…

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台風リスクの内容ばかりだと書いている方としても気が滅入るので、今朝は冒頭に昨日のワンシーン。既に昨日のブログやツイッターでは公開していますが、運動再開できるようになったので、那覇から10数キロ離れた某ビーチへ行ってきた。往復で30kmと歩きでは行けない場所なものの、リハビリがてらの自転車移動で挑戦。那覇に戻ったときには脚パンパンでしたが、手術した箇所に痛みもなく無事帰還。久しぶりにビーチらしいビーチを見れました。

自転車に乗れるようになると、行動範囲が広がって気分転換できて良いですね。もう少し体力が戻れば東岸の某港まで行って、その先の離島にも足を伸ばしたいものです。慶良間など西岸の離島はアップダウンが多いのでまだ行くことができませんが、東岸の島はアップダウンが少ないので何とかなりそうですからね。まぁその港までが那覇市街からだと往復40〜50kmもありますが・・・

台風さえ来なければ10月の暑さが和らぐ時期に、船に乗ってどこかの離島に行きたいものです。でもその台風シーズンが何時まで続くか・・・(本来なら10月の体育の日連休までが沖縄の台風シーズン)

ってことで台風情報。

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マリアナ諸島近海にある台風リスクがついに米軍情報「90W」認定。でも本命の「台風リスク@」はまだ米軍情報に認定されないも、2つの台風リスクが徐々にこの1個に集約されつつあります。さらに心なしかこの台風リスク@を中心に日本海域全体の雲が反時計回りに流れているような・・・

米軍情報に認定されたものも警戒する必要がありますが、それ以外の台風リスクもこれまでの流れからすると今後も要警戒かと思います。特に気になるのが沖縄近海の「台風リスクA」。一昨日は間もなく台風か?ってぐらいまで発達も、昨日はほぼ消滅傾向になりましたが、今朝になってまた復活。さらに昨日から沖縄は真夏としては台風時以外吹かない北風ないし東風で、まさに近海に台風リスクがあることを証拠づけています。沖縄に近い台風リスクだけにかなり気になります。

他にも台風リスクもありますが、今のところ要警戒は本土方面に行きそうな「90W」「台風リスク@」、沖縄方面に行きそうな「台風リスクA」ってところでしょうか?ちなみに沖縄近海にあって八重山に豪雨をもたらした「99W」は既に大陸に上陸して消滅傾向。「98W」ずっと停滞して動き無し。さらに新たに台風リスクっぽくなった「台風リスクB」もできたばっかりなのでまだ警戒するほどではないかも。

ただこれらの台風リスクは刻一刻と変化していて、台風慣れしている沖縄としても今後どうなるか予測不能。まぁ警戒するに越したことはないのですが、いつまで警戒しなければならないか不安になります。今の様子だと8月いっぱいはこれらの雲のどれかは居座りそうですからね。

なので今回は台風情報ばかりで気が滅入ってきたので、前半は沖縄の平和な話題になった次第ですw

はたして来週末は平穏でいられるか否か!?
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/21-05:27 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月20日

台風リスク消えず!98Wに99W、そして台風7号再来になりそうな気になる雲

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台風リスク、全然変わりませんね。まぁまとめる側としては楽ですが、ただ状況が変わらないと言うことはリスクが減ることはなく、むしろリスクが高くなる可能性大。中でも未だに米軍情報には認定されていない図中の「台風リスクx4」はかなりきな臭い雰囲気。でも最も沖縄寄りの気になる雲は、昨日の夜はかなりヤバイ存在でほぼ台風のタマゴ状態でしたが、今朝になって急激に減衰。今のところ4つの内一番リスクは低めのようです。

逆に残り3個がきな臭く、徐々に1個にまとまりそうな雰囲気。しかも集まりつつある場所が台風7号の発生地ないし経由地だけあって、本土への影響がありそうな雰囲気。でも本来の台風なら夏の高気圧の縁を進むので沖縄方面(西・図中左)に進むのですが、先の台風7号も夏の高気圧のど真ん中を北上したこともあって、今シーズンの台風はこれまでのセオリーが通用しなさそう・・・

この「台風リスクx4」は米軍情報に認定されたら一気に台風化しそうな気がしますし、そして台風7号同様に本土方面へ行きそう。米軍情報で認定されたらおそらく「90W」になると思いますが,はたして8月後半の日本にどのような影響を及ぼすか!?


あと気になる沖縄近海の「99W」。米軍情報では警戒レベルに既に認定済みですが、台湾海峡を徐々に北上。そのまま大陸方向に進めばすぐに消滅しそうですが、大陸方向に進まず海を北上すると台風6号のように九州方面へ・・・なんてこともあったりして。。。


そして最も日本から遠い「98W」は不気味なほど同じ場所に停滞中。この停滞というのが最もヤバく、徐々に発達・巨大化するリスクになります。ただ雲の集まり方としては他の台風リスクに比べて密度が低いので、近々の台風リスクは無さそうですが、なにせ赤道近海にあるが故に海水温が高く、発達する可能性は今の台風リスクの中でも最も高め。しかも台風6号発生場所に合致する場所だけに、こちらは沖縄として最も気になる存在かもしれません。


ちなみに余談?ですが、沖縄近海で発生した「プチ台風」は、なんと九州北部を通過後、日本海を経由して北海道まで到達。ホントにこの台風になりきらないプチ台風はしつこくてたちが悪いです。台風じゃないので海水温に影響されないのか、そのまま猛烈な雨雲群が北海道まで行くとはね。北海道でも西部の方は豪雨にご注意いただきたいものです。


そんな感じで大きくは3つの気になる雲(最後のプチ台風は除く)。8月後半はどうなるか!?(台風慣れしている沖縄でも予測できまへん)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/20-05:20 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月18日

台風過ぎても西日本全域に影響残る!今の日本海域には気になる雲が10個も!?

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台風7号はまだ北海道に影響あるエリアにいますが、日本の机上では台風扱いから除外。温帯低気圧でしたっけ?でもそんなのまさに「机上の空論」で雨雲や暴風が消える訳ではありません。北海道も北部は今日1日は警戒が必要かと思います。


そして気になる台風7号の落とし物。


近海にある「プチ台風x2」は西日本を狙ったかのような感じになっています。東寄りのプチ台風は延々四国東部〜大阪湾あたりに停滞していますし、西寄りのプチ台風は沖縄・奄美近海にあったもののほとんど陸地に雨をもたらすことなく一気に北上し、現在は九州に直撃中。結果、本土の西日本は広域で不安定な空模様になっているみたいです。

特に顕著なのが九州南部と紀伊半島西部。どちらも個々のプチ台風から送り込まれる南からの湿った空気が山に当たって雨雲群を発生させ、雨が延々続きそうな雰囲気。しかもプチ台風は台風に比べて動きが遅いので、エリアによっては先の台風7号以上の降水量になるかも。


そして同様の「ヤバイ雲が」台湾近海で発達中。昨日の時点で既に台湾はその渦中にありましたが、今朝になってついに沖縄エリアまでその影響拡大。既に与那国島が猛烈な豪雨になっているみたいです。なのでその範囲は徐々に広がってくれば、八重山全域でヤバイ雲による雨モードになる恐れあり。逆にそのヤバイ雲と本土のプチ台風の狭間にある沖縄本島は、プチ台風とヤバイ雲つが周辺の雲をみんな持って行ってくれて安定傾向。っていうか今の日本海域で良い天気になるか否かはギャンブルのような感じですが・・・(運)


最後に日本の南の海域にある数ある「台風リスク」。日々数が変わっているので数値はもう追いかけません。そのうち2つが米軍情報「96W」「97W」に認定。でも97Wは既に北の海域に抜けているので無問題。逆に96Wは台風リスクの中でも長時間存在するだけあって気になる存在かもしれません。

そしてその2つ以外の台風リスクは3日連続で同じ場所に存在。この何日も同じ場所にあるってことは台風リスクが高いということで、今後も油断できない存在です。


あまりに台風リスクないしプチ台風が多いので、最後に一覧して一言コメントでまとめておきます。

@台風7号…机上は台風でなくてもしばらく要警戒
Aプチ台風東…西日本に停滞中
Bプチ台風西…沖縄から一気に北上し九州直撃
Cヤバイ雲…台湾近海で発達し与那国島がその渦中
D96W…赤道に最も近いだけに警戒レベル高し
E97W…北の海域にあるので警戒レベル最低
F台風リスク沖縄近海…沖縄に近いだけに気になる
G台風リスクマリアナ近海…台風7号発生地だけに気になる
G台風小笠原近海…台風7号経由地だけに気になる
I台風リスクマリアナ東沖…沖縄から最も遠いも気になる
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/18-05:08 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月16日

沖縄も台風7号影響あり!それ以上に気になる台風9号以降のリスク4つ・・・・

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台風7号による本土への影響は特に何も語りません。おそらくマスゴミがウザいほど煽っていると思いますので。まぁ言えることは今回も「何故に台風時に?」ということが原因で事故や怪我人が山ほど出ていること。少しは学習しましょうよ・・・

でも昨日は沖縄でも台風の超〜長いしっぽが伸びてきて、スコールというかかなりしつこい雨が降っていたエリアもあったとのこと。本土直撃のタイミングで沖縄までしっぽの雨雲群が伸びてくることはかなり異例中の異例。それだけ強烈な台風7号だったのかと思います。しかも本土横断時は時速10km/h〜15km/hとママチャリよりも遅いジョギングレベルの速度。結果、沖縄まで伸びたしっぽもかなりしつこかった次第です。

まぁ台風6号以降は晴れ続きで気温がうなぎ登りだったので、雨はいいクールダウンになったんですけどね。一時的でしたが気温25度台まで下がりましたし。でも建物(コンクリート)の熱気を下げるほどの豪雨にはならなかったので、相変わらず蒸し暑い夜でしたけどね。

そしてこれからは台風7号が落としていった「次なる台風リスク」が沖縄では気が気でなりません。数日前から要チェックの4つの海域の気になる雲。

@小笠原南東沖
Aフィリピン東沖
Bマリアナ諸島南東沖
Cマリアナ諸島近海

まだ台風になるか否か不透明ですが、@は台風7号にならって本土方面へ行くリスクありAは台風6号にならって沖縄方面へ来るリスクありBは大型台風になることが多いリスクC沖縄にも本土にも来やすい猛烈台風発生リスク、と4つとも気が気でなりません。まぁ全て台風になる訳はまずありませんし、もしかすると全て消滅する可能性もあるものの、今が例年なら9月の「台風シーズンピーク」と同等と考えれば台風リスクは少なからずある訳です。

特に台風7号再来かのような@の雲がかなりヤバそうな雰囲気なんだよな〜。まぁ緯度的にかなり北にあるので、海水温もさほど高すぎるレベルではない海域だけに、そのまま消滅する可能性が高いですけどね。

むしろ海水温の高さという観点ではBのマリアナ諸島南東の雲が一番ヤバイかもしれませんけどね。逆に沖縄に最も近いAは台風7号本体から最も離れた場所にあるので、残りかすのような雲なのでこちらはリスク低め。逆にCは他の3つに比べて急激に発達中なので、イヤ予感がします。

なので今後はBCが要警戒って感じかな?でもまだ米軍情報にはどの情報も警戒レベルと認定していないので、しばらくは大丈夫かと思いますけどね。台風7号でしばらくは打ち止めになって欲しいですね(越境台風8号はあったけど無問題だったのでスルー)。

はたして気になる雲4つのうち台風9号以降になるものはあるか否か!?本土は台風7号で大変でしょうが、沖縄では既に次なる台風に備えている次第です。今の沖縄は120%台風シーズンピークの感覚だな・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/16-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月15日

台風対策は雨が降り出すまでが勝負!本土は全て遅すぎ!!8/15は一歩も外に出るべからず!!!

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とにもかくにも本土は台風への対応が遅すぎ!

マスゴミも気象予報士も雨が降り出してから警戒情報?上陸に備えてだって??

気象予報士もマスゴミも非常識!

台風接近時は、雨が降り出したら終わりです。もう外に一歩も出ちゃダメです。沖縄での台風対策は雨が降り出すまでが勝負。雨が降り出したら風も同時に強くなるのを分かっていますので、台風対策は雨が降り出すまでがリミットなのは沖縄だと一般常識

本土は雨が降り出してから対策を促すので、その半日か1日の対策の遅れが大被害をもたらしています。いい加減にマスゴミも気象予報士も学習して欲しいものです。今回の台風7号も本土の対策リミットは8月13日の明るい時間までのはずも、昨日の8月14日に「上陸へ備えて」ってもう手遅れ。そして今日の8月15日に至っては対策なんてジサツ行為です(対策は屋外に出る必要があるので)。台風対策はこの半日とか1日の違いが致命傷になりかねませんのであしからず(この記事を書いている時点はもう手遅れですが…)。

まぁその本土の台風対策も沖縄から見ると「正気?」って言葉が出てしまうほど酷いものばかり。無意味養生テープに、無意味な窓のバッテンテープに、停電すると断水すること知らないし、停電したらお湯も沸かせないのにカップ麺買い込むし、台風接近時に対策と銘打って暴風の中でも外出るし・・・

ここ数年の本土は毎年台風による大被害があるのに未だに学習できていませんよね。むしろここ数年は沖縄より本土の方が台風接近が多いのに、なんで毎回毎回大被害になるんでしょうね・・・(はぁ・・・)

そして台風7号は間もなく紀伊半島に再接近(上陸も無意味な言葉なので使いません)。中心の北側〜東側は洒落にならないほどの嵐になっていると思います。三重・奈良・滋賀・福井・石川、そして愛知も名古屋などがある西部はきちんと台風対策していないと壊滅レベルの場所もあるかも。大阪も東部など山間は大嵐だと思いますし京都もかなりヤバそう。そもそも今の本土で今日の8/15を安心して過ごせるのは沖縄と北海道だけかもしれません。まぁその北海道も2日後にはヤバイ状況ですが・・・

台風対策は完璧にするから意味があること。少しでも油断する場所があると台風の被害はそこを突いてきます。養生テープなんて窓ガラスが割れる前提の無意味行為で、少しでも割れたら風の道ができてしまい暴風はそこを突いてくるので、テープごと窓ガラス全部が吹っ飛びますよ。なので沖縄での台風対策は窓ガラスだと割れない前提のことしかしません。具体的には沖縄では飛散物が飛んできても窓ガラスが絶対割れないようにガラスの外に防護ネットを張るのが常識。本土の人は「デマ(=台風時に養生テープ)」に惑わされずに、きちんと「考えて」台風に望んで欲しいものです。養生テープの無意味さもきちんと考えれば分かるはずです。

とにもかくにも台風時は意味ある行動をして欲しいものです。8/15は本州・四国では外に一歩も出ないでいただきたいものです。台風を舐めたら痛い目に遭いますよ(そもそも本土は台風舐めすぎ!)。


posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/15-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月14日

台風7号は九州以外の本土全域に影響あり!台風なめたらいかんぜよ…(墓参り行くべからず)

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台風7号。いよいよ本土が台風モードに突入。っていうかすでに昨日の午後の段階で台風の外側の雲が本土に到達。関東でも南岸で豪雨がありましたし、飛び火した信州や岐阜でも風上に高い山があるエリアで猛烈な豪雨。現在の本土は台風の北側がかかっているので基本的に東風。つまり西に高い山がある地域は、台風の風が山にぶつかり雨雲が次々に発生し豪雨になる状態です。この状況は今日明日も続きますので、東日本で西に高い山がある地域の方は超警戒あれ。

さらに台風が西寄り進路に変わったので、台風の直接的な影響がある範囲が拡大。当初は東海より東も、次は関西より東になり、そして今朝は九州以外の本土全域に影響がありそうな進路になってきています。中心部分は大阪湾あたりを通過しそうですが、危険なのは中心から少し離れたエリアなので、四国東部・中国東部・近畿全域が超危険エリアと言うことになります。

関東は東風から徐々に南風に変わってくると思いますので、そうなると西に山があるエリアだけではなく、北に山があるエリアも猛烈な豪雨になる可能性あり。そもそも関東平野は西と北に高い山がある地形なので、特に山間部はモロに台風の影響を受けるかもしれません。平野部も豪雨こそ無くとも山間部での豪雨で河川が増水して水害レベルになることもありそうです。

とにもかくにもこの夏のお盆の墓参りや止めた方がよろしいかと・・・(先祖様も台風で帰って来れませんよw)

まぁ沖縄は旧盆がメインなのでこの新暦のお盆(8/13〜8/15)は関係ありませんが、ただ旧盆の8/28〜8/30もこの8月の台風ラッシュを見ているとどうなることやら。そもそも旧盆自体台風の特異日のようなものなので、毎度のことなんですけどね。

ただこの先の沖縄の天気も安泰とは言えない状況になりつつあります。台風7号による大きな空気の流れがあり、それに乗って北西から雨雲群が徐々に南下中。どこまで南西諸島まで来るかわかりませんが、昨日までのような快晴レベルの天気は徐々に期待できなくなってくるかもしれません。

さらに台風7号の落とし物が日本の南の海域に山ほどあります。特に危険なものが3つほどあり、すぐに台風を警戒するレベルではないものの、この8月後半は要警戒なのは確かです。まっ、沖縄は台風経験値が高いので多少の台風なら何事もなくやり過ごせますが、今の本土は台風経験値が低いばかりか、すぐにパニック状態になるので、今日以降は大混乱でしょうね・・・(特にマスゴミ)

沖縄から静観しています。

ちなみに今日は本土だとお盆休みかもしれませんが、沖縄は通常の月曜日なので平日でございます。逆に2週間後の月曜日は旧盆になるのでお休みでございます。8/28〜8/30の沖縄はお店もお休みになっているところも多いので今月末に沖縄旅行を計画されている方はご注意あれ(あと台風が来ないことを祈っていて下さいw)。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/14-05:24 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月13日

台風8号は安泰も台風7号は「舐めたらいかんぜよ」!そして台風7号の落とし物も…

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昨日の記事でも書きましたが、ハワイ近海のハリケーン5号が昨日、日付変更ラインを通過し日本海域へ。そして日本でも正式に台風8号と認定されました!

でも本来なら日本の台風8号の名前は決まっていて「サオラー(ベトナムの言葉でベトナムレイヨウ)」のはずも、越境台風の場合はハリケーン時の「ドーラ」という名前がそのまま引き継がれます。なので日本の台風の名前は今後1個ずつズレることになります。ちなみに日本の台風の名前は全て決まっていて、本来なら台風8号のサオラーも台風9号発生時には名前に使われ、その後もこんな感じで決まっているのです。

台風09号「サオラー」
台風10号「ダムレイ」
台風11号「ハイクイ」
台風12号「キロギー」
台風13号「インニョン」
台風14号「コイヌ」
台風15号「ボラヴェン」
台風16号「サンバ」
台風17号「ジェラワット」
台風18号「イーウィニャ」
台風19号「マリクシ」
台風20号「ケーミー」
台風21号「プラピルーン」
台風22号「マリア」
台風23号「ソンティン」
台風24号「アンピル」
台風25号「ウーコン」
台風26号「ジョンダリ」
台風27号「サンサン」
台風28号「ヤギ」
台風29号「リーピ」
台風30号「バビンカ」



なので今回は越境台風で1個名前がズレましたが、今後もまた同じような越境台風があるとまたズレるんですよね。まぁ越境台風は基本的に滅多に日本海域に直接的な影響を及ぼすまで来ることはないですが、万が一日本に影響があるところまで来ることになると、発達してとんでもないレベルの台風になる恐れもあります。まぁ今回の台風8号は日本に近づく前に北上して消滅しそうなので、気にする必要は無さそうですけどね。


ただし台風8号は来なくても日本海域はかなりヤバイ!

台風7号本体もさることながら、台風7号の落とし物が徐々にヤバくなってきています。台風外側の雲は台風本体に取り込まれるか分離するかのどちらかになるのですが、今回はもともと本体と外側の雲がある程度離れているのもあって、分離しそうな雰囲気。つまり台風9号以降のタマゴをいっぱい落としていく可能性高し。

まぁこの台風の落とし物が次なる台風になるというのは、台風シーズンピークでは何時ものことですが、まさか8月もまだ中旬でこんな連鎖が起こりうるとはね。しかも台風の落とし物が発達して台風になると、それを落としていった台風の進路をたどることが多い。つまり台風7号と同じような進路になる可能性が高いので、本土は台風7号が通過しても警戒レベルが高そうです。


そして台風7号本体。米軍予想2日連続変化無く紀伊半島直撃コース!

ただどこに上陸するかなんてどうでもいい話で、その上陸する恐れがあるエリアから特に東側は広範囲で嵐になります。今回は関東・東海はもとより甲信や東北・北海道も嵐になるかもしれません。イヤ、嵐になることでしょう。しかもタイミングが明日あたりから本格的に影響が出はじめて、お盆休み明けまで延々続きそう。JRで言うと東日本・東海の新幹線は全面的に運休レベル。西日本も北陸エリアは厳しいと思います。もちろん飛行機も船も無理なので、このお盆休みは移動したくてもできないような気がします。まぁ車で強行移動できないこともないですが、本土は水害もあるので車でも危険。このお盆休みの本土の方は移動を一切しないことが無難です(台風舐めたらいかんぜよ)。

逆に沖縄は台風7号のおかげで爽やかな北風。気温こそ高いものの、空気感が良い感じで比較的過ごしやすいです。海も台風7号の波は届かず、波の高さ的には2m前後。ただし東からうねりが思いっきり入ってきていますので、お盆休みの沖縄は東海岸は厳禁。西向きの海が無難だと思います。


とにもかくにも本土は、台風7号の影響が今日(8/13)から徐々に出てきて、明日(8/14)から本格的で、明後日(8/15)以降は大嵐になる旨、ご理解いただきたいものです。何度も言いますが…

「台風舐めたらいかんぜよ」

(特に図中の黒いエリアが今後進む範囲の方々)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/13-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月12日

台風の危険性は進路ではなく速度!台風7号は最悪レベル?さらに台風8号が意外なところに…

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台風の実体験がない気象予報士や、台風接近時に記者や社員を外に出させるジサツマスゴミは、台風の上陸場所が何処かばかりのたまっていますが、沖縄からすると上陸する場所なんてどーでも良く、問題は台風の「速度」。台風の危険性はこの進むスピードで全て決まります。

台風6号もこの速度がとにかく遅かったので、沖縄でも久しぶりに大停電が発生しました。ただ台風6号以上のパワーがある台風でも、スピードが速ければ直撃しても停電ほとんど無しって場合がほとんど。台風時に最も気をつけなければならないのは、台風の速度なんです。

#台風の速度の指標

「停滞」・・・地獄
「ゆっくり」・・・最悪【現在の台風7号】
「時速10km/h」・・・強烈
「時速20km/h」・・・通常
「時速30km/h」・・・あっという間

そして台風7号。その速度は数値化されない「ゆっくり」。沖縄の感覚だと「最悪」レベルと判断されます。

まぁ先日の台風6号は奄美海域で完全に「停滞」してしまい、地獄のような状態でしたが、今回はそれよりマシなものの、台風6号は雨台風(被害少なめ)だったのに対し、台風7号が目がハッキリする風台風(被害甚大)のようですので、同じ「ゆっくり」でも被害レベルは沖縄以上になりそうな台風7号です。

さらに進路が徐々に西に逸れてしまい、これまでは東日本だけが要警戒だったところが、今回の予想通りだと紀伊半島や関西はもちろんのこと、さらに東日本まで影響があるので広大な範囲で警戒が必要になってしまいました。しかも進路が逸れると言うことは、それだけスピードダウンすることでもあり、影響する時間も長くなります。進路変更する台風にろくなことありません・・・(進路変更=スピードダウン)

さらにさらに台風北側には猛烈な雨雲群を伴いますので、予想進路のように西に進むと関東や東海は猛烈な暴風雨が長時間続くかも?直撃なら影響は1日で済むものの、西に逸れて関西あたりに直撃するとなると、関東・東海は2日以上嵐になる可能性もあります。

さらにさらにさらに台風外側には中心とは別の雨雲群が流れていて、ついにその一部が東北まで到達。東北地方の太平洋側では猛烈な豪雨になっているエリアもありそうです。しかもこの雨雲群は超巨大。一度雨のエリアに入ると長時間抜けられないかも。。。

とにもかくにも台風7号はいろいろな意味で最悪台風ですね・・・(接近するタイミングもお盆休み時期だし)



そ・し・て・・・ここ数日ずっと気になる雲があったのですが、いよいよ警戒モードへ。

突然「台風8号発生」になるかも?

その正体は「越境台風」。ハワイ西沖にここ数日明らかな台風(ハリケーン05E・Dora)があって、それが一気に西に移動し日付変更ラインを間もなく越えそうなんです。その場合は突然「台風8号」になる訳で、もともとあった雲が発達する訳ではないのでいきなり登場!って感じになります。まぁ進路は米軍情報だと小笠原に接近する前に北上してしまうとのことで日本海域への影響は無いと思うのですが・・・

しかし他にも日本海域には気になる雲多し。台風のしっぽから分離した雲が2ヶ所。特にフィリピンに近いものは沖縄接近しやすいのでこちらも要警戒って感じです。


もはや台風シーズンピークの様相(本来なら9月〜10月上旬)。この台風ブログ、いつまで続くのやら…(台風情報まとめるため睡眠時間を削り中…)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/12-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月11日

台風7号は2段構え!!中心付近は風台風!外は広大な雨台風!東日本大震災に匹敵する影響?

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台風6号のしっぽは本土の西日本には昨日1日残っていましたが、さすがに沖縄までは影響せず、昨日の沖縄は穏やかな天気の1日でした。風も波も収まり通常モード。ただ台風7号の影響なのか基本的に北風で「夏!」って感じではなく「夏の終わり」って感んじの空気感でした。まぁ気温的には平年並みまで上がりましたが、空気が乾いていて爽やかな暑さだったと思います。

台風6号はいろいろ食らった沖縄でしたが、台風7号は沖縄に少ないながらも恩恵をくれているような気がします。

ただし空気感のみ。

海のシケも収まっているものの、未だに沖縄の物流はまともに回っていません。今度こそは!と思ってスーパーに寄って見るも、台風接近中と変わらない品揃え。むしろ台風時の方が商品まだあったってレベルです。いったい何時になれば沖縄の物流が正常化し、そして買物とか普段通りにできるようになるんでしょうね(リアルなウンザリ)。

でも台風6号は豪雨こそあったものの、ある程度陸地から離れた場所を通過したので、本土の状況を詳細チェックしていませんが、大災害レベルのことにはならなかったのかと思います。

ただし台風7号は別物。

もはや本土直撃は不可避なのはもとより、今度は「何処に直撃するか」で話題になっていますね。といっても台風の直撃ポイントはあくまで机上の空論で、全く意味がありません。むしろその台風の中心から東側が広域で大嵐になるので、どこへ直撃しようと東海〜関東の太平洋側は大災害レベルになりそうな気がします。

台風は備えあれば憂い無し。

この連休は遊びほうけず、台風対策の準備を本気でして欲しいものです。そしてお盆休みはどこへも行かず、台風が通過するまで一歩も外に出ないで済むようにして欲しいものです(沖縄ではこれが大鉄則)。まぁ我が家も台風6号の時はドアの四方枠全てに目止めテープ貼っちゃいましたので、ドアが1ミリも動かなかったので一歩も外に出れませんでしたからね〜(本土の人はそこまでする人がいないが故に毎回大被害…いい加減学習して欲しいものです)。

ちなみに正確な台風7号情報。

台風6号なんて目じゃないほどヤバイですね。台風の目がクッキリ。明らかな風台風。ちなみに先日の台風6号は雨台風だったので、豪雨は凄かったですが風は最大瞬間風速52.5m/s程度。「中の中レベル」の台風でしたが、今回の台風の目がある台風7号は今の状態のままなら「最強レベル」。この状態で沖縄直撃したら、沖縄の半分が停電してしまう気がします。

そしてその状態で間もなく小笠原に再接近!

小笠原は沖縄と同じく台風慣れしているものの、このレベルの台風だと小笠原は全面的に停電しそうな雰囲気。さらに町もかなりの被害を受けそうな状況です。それだけ台風の目があるものは危険ということで、もし今の状態のままでお盆の本土に直撃したら、先日も綴ったとおり「東日本大震災レベル」の大災害になりそうな気がします。

さらに中心付近は風台風で、その外側にあり得ないほど巨大な雲の流れを台風7号は作り出しています。その雲は北海道含む東日本全域に向かって流れているので、台風7号はもの凄い範囲で甚大な影響を与えるかもしれません。まさに日本の半分が台風の被害にあってしまうかも?(東海/三陸から北海道まで)

個人的には日本の東西を分ける「糸魚川」のように進みそうな台風7号なので「糸魚川台風」と呼んでいます。でもリアルにその糸魚川を中心とする日本の滞在を分けるラインを台風7号が通過しそうなので、あながち間違っていないかも?
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/11-05:13 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月10日

台風は直撃がマシ(断言)。台風6号のように旋回は最悪!!そして台風7号は…

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たった1日で台風情報更新を朝に戻しましたw

実は昨日、昼に台風情報まとめようとするも、猛烈な睡魔で通常の2倍以上も時間かかってしまった。これなら早起きして朝書いた方がタイパ的にも良いと判断し、結局1日でいつもの朝更新に戻すこととしました。まぁ台風が沖縄近海にいるときは、朝は台風情報をまとめるだけではなく、台風対策などもあって超多忙でしたが、台風が過ぎ去ってしまえば少しは余裕がありそう。そんなこともあって、今日はいつもの朝更新に戻した次第です。

っといっても台風情報の内容が変わる訳ではありませんけどね…

「台風7号関東/東海お盆直撃」

台風情報を何時にまとめようとも、この事実は今のところ不可避。せめてスピードダウンとなる「旋回」をせずに、関東や東海をそのまま一直線に通過してくれることを願うばかりです。そうすればお盆休みの最終日で終戦の日でもある「8/15」は台風一過も期待できたりして・・・まぁかなりの希望的観測ですが、今願えるのは台風7号の進路が逸れるよりも直撃して足早に通過してもらうことだと思います。

沖縄でも台風は直撃の方がマシで、今回の台風6号のように旋回する台風はホントに最悪。結果、1週間以上も台風の影響が続き、沖縄の物流停止は究極の状態になっています。今まで数ある台風経験の中でも、ここまで物流が止まったのは初めてかも。

それはさておき個別台風情報。まずは台風6号。

こちらは九州西岸を通過も、台風は中心の東側が猛烈に荒れるセオリー通り。中心に近い九州では観測記録レベルの豪雨。さらに遠い四国・紀伊半島・東海では北や西に高い山があるエリアで、セオリー通りの豪雨モード(南から入ってきた湿った空気が高い山に当たって雲が発生するメカニズム)。沖縄なら高い山がないのでそのまま通過する暖気も、本土だと高い山に当たって月から次へと猛烈な雨雲群を産み出しますからね。しかも不安定な天気は短期的なものではなく、九州・四国では数日続くかも?

そしてその暖気と山が干渉する関東・東海に、今度は台風7号。

もはや関東・東海への直撃は不可避。もう何日もその予報ともなると、避ける術はない気がします。ただし先の話のように旋回せずにまっすぐ通過すれば、意外と被害も少なく済むかも。しかし今のところ米軍予想だと関東・東海までは直進も、直撃直前に少し旋回しスピードダウン。スピードダウンすれば影響も長引きますし、さらに進路も本土直撃どころか本土縦断という最悪の結果を招くかも。根拠はないですが「東日本大震災に匹敵する影響がありそう」な台風7号の予感・・・

さらに台風7号は本体以上に広大なしっぽに要警戒!

そのしっぽが台風本体に集まれば猛烈な台風になってしまいますし、分離して独立した場合は新たな台風リスクになります。どっちにつけ台風7号のしっぽは良いことはありませんので、台風6号通過でよーやく落ち着いた沖縄も、この台風7号のしっぽ次第ではおちおち離島行きもできません(私はリハビリ中で行くに行けませんが)。


とにもかくにも2023年の8月は、台風史上「最悪の1ヶ月」になりそうな気がします。そもそも台風シーズンピークは本来なら9月で、この8月はあまり台風発生しなくて、しても日本接近はマレ。これから先はどうなっちゃんでしょうね。2023年の8月は。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/10-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月09日

沖縄は台風6号に1週間さらされるも、それ以上に悲惨になりそうなのは関東/東海?

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今日から台風情報は昼更新。っというのも、沖縄はよーやく台風6号の影響から抜けつつあって、朝一番で台風情報をチェックしなくて良くなってきたから。今までは朝一番のチェックしないと、その日の予定もさることながら外に出る装いも大きく変わりますからね。

でも奄美はまだ台風6号の影響が残っており、さらに本土は台風6号に台風7号ともしかすると沖縄以上に悲惨な状況になりかねません。台風慣れしていない方が多い本土の人に、台風慣れしている沖縄から情報発信できればと思う次第です。

ってことで単刀直入。

「今回最もヤバイのは関東/東海かも?」

正直なところ、台風慣れしている沖縄から見ても台風7号の進路はゾッとします。陸地に対して垂直にぶつかる台風は大災害レベルになりかねません。いきなり「ドカン!」と大嵐が来る系です。その大嵐になるエリアがおそらく「関東/東海」で、さらにドカンと来る時期が本土がほとんど休みになるお盆休み期間。このままだと飛行機や船だけじゃなく、新幹線など地上の交通機関も全面的に運休になりそうな気もします。

もしかすると2023年のお盆の本土は帰省が不可能になるかも…

進路も時期も史上最悪レベルの台風7号。はたしてこの先1週間の本土はどうなるか!?

ちなみに台風6号はゆっくりと北上し、今日の午後の段階で鹿児島西沖を進んでいます。本土は直撃こそ避けられましたが、台風の東側は広域で荒れることもあって、九州は南部から徐々に大荒れの状態になってくることでしょう。そして西日本も東日本も「太平洋側で北や西に高い山があるエリア」では猛烈な豪雨になっているようです。まぁこの豪雨になるエリアは毎度のことなのでそろそろ慣れてしっかり対策して欲しいものです。でも今回も過去の教訓活かせず、本土はパニクっているんだろうな・・・

台風6号は沖縄海域で1週間も停滞して厄介な存在でしたが、でも停電以外の被害はほとんど無し。むしろ台風6号は今後の九州の方が被害が大きそうですし、さらに台風6号と台風7号の両方の影響を受ける関東/東海は「ヤバイ」の次元を超えて「怖い」の状態。

2023年のお盆の本土はどうなっちゃうんだろう…

まぁ沖縄にはお盆休みはありませんので、時期的にも特に影響ありませんが・・・(沖縄は旧盆メインで2023年は8/28-30)。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/09-13:58 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月06日

那覇空港・二度目の2日連続閉鎖。夏休み時期だけに足止めされる人多数。そーいえば…

PostponeOkinawa〜台風6号1回目
PostponeOkinawa〜台風6号1回目


PostponeOkinawa〜台風6号2回目
PostponeOkinawa〜台風6号2回目




今日は無事に那覇空港発着便は運行しているのでしょうか?

なんと2度目の2日間空港閉鎖となっています!

なにせ今回の台風6号。8月1日〜2日に那覇空港閉鎖され、3日〜4日再開も、5日にまた閉鎖。今日はおそらく再開しているとは思ったらまた閉鎖!わずか6日間で4日も閉鎖されるのは沖縄でも異例中の異例。でも個人的に沖縄移住する際の家探しから戻る際に、台風のため空港3日間連続閉鎖ってことがあった気が・・・(実際は2日間閉鎖も3日目は日付変わるまで欠航)。再開される日の早朝に空港へ行って空席待ちするも「空席待ち整理券NO.2329」!なんと、空席があっても2329番目でした。

結果、早朝から空港へ行ってもいつ飛ぶか分からないので身動きできず、24時間近くも空港で待たされることに。もちろん空港内の食料品は枯渇。幸い、沖縄の友達が空港関係者だったので、食料を外のお店で買ってきてくれてどうにかしのぎましたが、あのときの那覇空港はホントにカオスになっていましたね。

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でも今回も1回目の空港閉鎖明けの「8/3」もかなりの状態だったみたいも、もし明日に閉鎖明けになると「8/7」もかなりのカオスになっているかもしれません。でも台風はどうにか沖縄海域から離れつつあるので、現在は猛烈な暴風雨も明日には収まりそうな気がします。確証はありませんが、明日の那覇空港は朝からオープンしていそう。空席待ち番号は何番までいっているかな?

ただ今の台風の影響が収まれば、さすがに3回目の台風モードはないはずなので、よーーーーーーーーーーーーやく平穏な生活に戻れそうです。生活の面でもそうですが、何より沖縄県内の物流が完全停止しているので、再開されれば買物も外食もできるようになってくるかと思います。船便はまだ当分再開できそうにないので、離島の物資不足はしばらく続きそうですが・・・(イオンは宮古・八重山に食品を空輸するとの話)。

普通にジェット機もプロペラ機も運航する那覇空港に戻るのは何時になるやら・・・

リアルに「ウンザリ」台風6号です。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/06-14:04 | 沖縄台風/災害情報

台風6号1回目は風台風、2回目は雨台風。リアルレポ。しかも2回とも外出…

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<台風6号1回目:8/2朝>

最大瞬間風速52.5m/sという、今回の台風6号で最大の風のタイミングでまさかの外出。中止にできない予定だったので、強行するもさすがに最大瞬間風速50m/s超で外を移動するのは初体験。っていうかそのレベルの風なら絶対に外に出ないで経験無くて当たり前。でも暴風はあくまで瞬間的なもので、かつ局地的なものなので、場所とタイミングを読み切れば暴風にさらされることは少ないんですよね。

台風1回目の最大瞬間風速50m/s超の時も、基本的に風上に建物がある場所を選んで通り、吹きさらしの場所の場合は橋の欄干やガードレールなどが連続して設置してあるルートを考えて選び、どうにか風に煽られることもなく往復できた次第です。また暴風時の歩き方にはコツがあり、突風が吹いたら迷わず立ち止まること。突風時もムリして動くから転倒する訳で、動かなければしのげるんですよね。突風も瞬間的なものなので、何度か立ち止まりながらも進めばどうにかなるものです。

しかしこの1回で済むと思った暴風雨の中での移動。まさかもう1度あるとは・・・


<台風6号2回目:8/5昼>

台風6号1回目が終わって3日経過。またしても沖縄が暴風モードになるとはね。最大瞬間風速36m/sとパワーダウンしたものの、今度は猛烈な豪雨。しかも往路は雨なしで単なる強風程度で問題なく移動も、復路は猛烈な暴風雨で1回目よりもずぶ濡れ。まぁ1回目も2回目も、濡れても気にならない装いでしたので雨はそれほど気になりませんでしたが、それにしても1個の台風で「風台風(1回目)」も「雨台風(2回目)」も経験することになるとはね。

でも1回目も2回目も往復の片方だけ猛烈モードで、もう片方は普通に町歩きできていました。ホント、台風はタイミングが全てだな〜って実感した次第です。まぁ1回目も2回目も外に出ないことが一番だったんですけどね・・・(仕事関係で致し方なく・・・)


さすがに3回目はないものの、その2回目の沖縄接近後にまさかの「奄美大島直撃」っぽい。っていうか実際は加計呂麻島・請島・与路島など奄美大島南岸に直撃。小さな島は人が少なく防災的に厳しい面もあるので、今日の奄美はどうなるか心配です。でも今回の台風6号は何故か中心付近は雨雲群がなく、少し離れた場所に雨雲群が発生するのが特徴。今朝も直撃の奄美大島よりも沖縄本島北部の方が暴風雨だったりしています。

ホントに今回の台風6号は訳わかりませんね(Uターンするし、中心より離れた方が豪雨だし)。

なんでも良いから早く南西諸島海域から消えて欲しい台風6号。その代わり南西諸島通過後は本土方面へ行くようですけどね(九州直撃?)。さらに本土の場合は山があるので、台風東側から湿った空気が流れ込む太平洋側は広域で豪雨の可能性あり。

反面、沖縄はいつもは台風南に延びるしっぽが延々かかって不安定な天気が続くはずも、今回はしっぽも東へ移動してしまったので、昨日も宮古・八重山では珍しく台風一過的な晴れ間も望めたみたい。沖縄本島も今日は少しだけですが期待しています。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/06-04:40 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月05日

1個の台風の暴風雨を2度味わうのは沖縄でも初めて!台風6号何なの?

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そーいえば今回の台風6号の沖縄最高の「最大瞬間風速52.5m/s」を、まさにリアルに体験したのが8月2日の早朝。そのタイミングでまさかの中止できない外出があり、最大瞬間風速50m/s超を全身で体験。特に橋の上は吹きさらしの暴風で、橋の欄干をつかまっていないとそのまま川や海に落ちそうな勢い。でも橋の上以外は、低い建物しかない細い道を選んで通ったので、普通に歩いていましたけどね。

たった3日前のことも、台風通過後は遠い過去のように感じるかと思ったら、まさかの暴風モード再来。

台風6号何なの?

ここまで見事に沖縄本島の南側と北側を逆方向に通過する台風は、台風経験豊富な沖縄でも初めての印象。っていうか1個の台風で2回も暴風雨を味わうのは基本的にはあり得ないので非常に戸惑っています。沖縄海域で台風が停滞することはあっても、一度通過した台風が再び同じような場所へ戻ってくるなんて、今の沖縄海域の空気の流れはどうなってんの?って感じです。

ただ前向きに考えると、1回目の台風であの暴風雨を経験したこともあり、実は今日も朝から外出も意外とへっちゃら。準備もバッチリですし、どこを通ればいいのかわかりますからね。台風はいろいろな意味で「経験」が全てだと思います(台風の実体験ない気象予報士には解るまいw)。

しかし、問題は1回目と2回目では風向きが全く違うこと。

1回目は台風が沖縄の南を通過したので基本的に北風ないし東風も、2回目は沖縄の北を通過するので基本的に南風ないし西風。つまり前回と全く異なる方向から風が吹くので、何処が風が強かったとかの経験はあまり活かせないかも。まぁ風が抜ける場所と抜けない場所は経験済みなので、そのポイントだけは抑えられるだけマシですけどね。

ってことでがんばって用事を済ませて無事に戻ってきます!


ちなみに台風6号自体はゆっくりと沖縄本島北側を西に進んでおり、明日には奄美大島直撃モードへ。しかも奄美大島近海で旋回するようなのでスピードダウン必至。もしかすると今回の台風は2度も危険域に入った沖縄本島より奄美の方が影響大きいかもしれません。奄美は土砂災害が起こりやすいので、今のうちに避難を!(特に中部の住用エリア)

そ・し・て・・・

奄美大島再接近の3日後には台風6号本土の西日本へ。2日連続で同じ米軍予想の時はまず間違いなくその方向性になるので、本土直撃も不可避のようです。しかも西日本直撃となると、台風東側の猛烈な雨雲群が東日本にかかるので、特に太平洋側では広域に台風の影響あり。風こそ台風レベルまで至らないものの、豪雨は台風以上のところもあるかも。ちょっとの台風でもすぐ水害になる本土だけに、今回は台風6号から遠く離れても水辺エリアの方要警戒です。その油断が大被害を招きます。

とにもかくにも7/28の台風5号からはや9日間も台風モードの沖縄。この先もまだ数日続くと思うとウンザリです。早く平穏な気候に戻って欲しいものです。そして普通に買物に行かせて下さい!(←今の沖縄県民の切実な願い)

しかし台風リスクが高い雲の集まりが2ヶ所も・・・

ウンザリ。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/05-04:32 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月04日

台風6号沖縄停電21.5万戸→5.5万戸もまだ大規模停電中!そして2日後にはまた?

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気になる沖縄の停電。最大で21.5万世帯停電していましたが、昨日の日中で15万世帯まで減少し、今朝は5.5万世帯まで減りました。しかし今朝になっても5万世帯以上も停電しているということは、電気のない生活を丸々2日間も過ごしている人がまだたくさん居ます(ご苦労察します)。

ちなみに停電のほとんどは沖縄本島で、発電所と沖電本社がある浦添だけは一足早く全面復旧。あともともと停電に強い南風原とその近隣の豊見城と与那原もほぼ復旧済み。那覇も空港周辺と首里の高台というもともと送電網が弱いエリアのみとなっています。逆に浦添以北はまだ大規模停電が残っており、復旧にも手間取っているみたいです(特に沖縄市・うるま市)。


そして今後の台風6号は八重山北の尖閣諸島近海でUターンしてくるらしいですが、昨日までは沖縄本島南部に接近も、Uターン後の明日・明後日は沖縄本島北部から奄美にかけて接近。なので那覇はまだマシかもしれませんが、奄美群島や沖縄本島北部はさらなる嵐になるかもしれません。明日(8/5)の夜から明後日(8/6)の早い時間まで、ま〜た那覇空港発着の飛行機欠航かな・・・

そもそも本土からの船便は延々欠航。沖縄本島ならストックも多いですし自ら精算できるものもありますが、離島になると船便頼みなので物資不足どころか物資枯渇状態かも。まぁ宮古・八重山は台風が遠ざかる側なので離島間移動は徐々に回復しそうですが、ただ本島や本土との大きな物流ラインは当分寸断。このままの進路だと南西諸島全体で近年マレに見る物資不足に陥りそうです。今のところ我が家は蓄えが多いのでどうにかなりそうですが、それでも限りがあるので台風6号には足早に沖縄海域を抜けて欲しいものです。


しかーーーし、沖縄海域を抜けた後が大問題!

本土・西日本直撃?

しかも西日本直撃ということは、台風東側には南から湿った空気が大量に入り込んでくるので、東日本の太平洋側も大きな影響あり。米軍予想のままなら8/10とか8/11に最接近しそうですが、沖縄海域での進路とスピード次第では本土接近が遅れる可能性あり。そうなった場合は「お盆休みへの影響(8/13-15)」もあり得ます。

今回の台風6号はパワーこそ平均的な台風でしたが、進路的には沖縄としても本土としても「最悪レベル」の雰囲気。

沖縄・奄美など南西諸島は台風慣れしているので、今回レベル(最大瞬間風速52.5m/s)でもそんなに大きな被害は出ませんが、本土はちょっとの台風でも大被害。今回もなんかいつも通りのパニック状態になっている本土が想像できてしまいそうな気がします。

ちなみに沖縄は台風直撃しても怪我人こそ出るものの犠牲者はまず出ませんが、本土は直撃しなくても毎回犠牲者でますよね・・・。でも沖縄の怪我人も本土の犠牲者も「余計なことをすること」が原因。台風接近時に外が気になるから外に出たり、水辺が気になるから外に出たりすることが原因。台風の影響があるときは「一歩も外に出ない」のが基本スタンス。そもそも台風対策を完璧に施すと一歩も外に出れませんが・・・(窓もドアも四方枠完全目張りして1ミリも動かない状態なので)


さてさて台風6号の「沖縄本島セカンドラウンド」はどうなるか!?

個人的には明後日(8/6日曜)の午前と予想も、またしても避けられない外出予定が・・・まぁセカンドラウンドは本島北部再接近なので那覇など南部は一昨日(8/2水曜)ほどの暴風雨にはならないとは思いますけどね・・・(希望的観測を含む)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/04-06:34 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月03日

台風6号の最も風が強い場所とタイミングでまさかの外出!ネタではありません…


(最大瞬間風速50m/s台の那覇の光景。シャッター壊れています)

最大瞬間風速50m/s超のタイミングでまさかの外出!

昨日の話ですがリアルな話。もちろんしたくてした外出ではなく、もともとこちらが設定した用事だったので、引くに引けず強行。結果は、無事に移動もできましたが、基本的に国道など大通りなどを通らず、できる限り低い建物が並ぶ狭い道のみを通ってなんとか難を逃れることができました。広い道は風の通り道になって突風が吹き荒れるし、大きな建物があるとビル風による突風が平地以上。考えて行動すればどうにかなるものです。なので突風吹き荒れる場所は通りませんでしたが、路地でも最初の写真のような光景も。といっても写真の場所はもともと老朽化している建物で、他の建物でこういう状態のものは1軒もなかったです。どこへいっても折れた細い枝ばかりでした。

ただ那覇市街には川や運河が多く、どうしても移動で橋を渡らざるを得ません。その橋がまさに「吹きさらし」で、さらに通る橋が全て風上から風下へ流れる川。橋を一歩渡った瞬間、猛烈な突風で真横に飛ばされそうになりました。リアルに最大瞬間風速50m/sを体感してきました。でもそうなることを見越して予め橋の欄干を掴んで渡っていたので、時間はかかりましたがどうにか飛ばされずに渡りきりました。

それにしても昨日は満月。早朝は満潮で、運河的な川の水位は今まで見たこと無いレベル。あと少しで橋も飲み込みそうな勢いで橋を渡るのも怖かったです。その状態だと沖縄の中でも昨日の早朝は異常潮位で冠水していた場所もあったかもね。

そしてその那覇の暴風50m/s超は今回の沖縄での最高記録だったようです。なんでそのタイミングで外出しなければならなかったのかな・・・。ちなみに宮古・八重山は台風の南側なので基本的に暴風レベルは低め。強くても宮古島の30m/s台だったみたいです。

昨日(8/2)の最大瞬間風速
1位 那覇市街52.5m/s
2位 南城市高台50.6m/s
3位 渡嘉敷島高台50.4m/s
4位 宮城島48.5m/s
5位 那覇空港46.3m/s


リアルな暴風レポのあとは台風6号そのものの話。

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昨日の午前は沖縄本島南沖を西へ順調へ移動し、途中、雨や風が収まるタイミングもあったものの、午後になって宮古島の北沖でスピードダウン。多少は移動していたのかもしれませんが、基本はほぼ停滞。

結果、沖縄本島中南部や宮古・八重山東エリアではずっと雨モード。といっても昨日の朝ほどの暴風雨ではないものの、やっぱり雨は真横から吹き付ける状態。傘は無意味というより単なる凶器状態だったと思います。

でも沖縄本島は徐々に台風本体の雨雲群が抜けはじめていて、今朝の那覇では雨はほとんど降っていません。今日の沖縄本島は暴風だけならどうにか生活もできるかも。ただ沖縄県内の物流は完全停止中で、スーパーはほとんどが臨時休業ですし(あの休まないユニオンも休業)、コンビニも営業こそしているものの食料品はほぼ売り切れ。台風が停滞しているので物流再開は当分期待できないから、きちんと準備をしていない人はかなり飢えそうな状態かも。

そして宮古・八重山は台風南側の雨雲群がモロにかかっており、台風そのものが停滞しているので延々暴風雨状態。沖縄本島ほどの風はありませんが、停滞台風は様々な被害を生み出しますので、沖縄本島以上の影響が出てくるかも。

ちなみに我が家は無事に停電なしで過ごせましたが、沖縄全体だと最大で21.5万世帯が停電。全体の「1/3」が停電したらしいです。今後は沖縄本島が台風のヤバイエリアから抜けるので停電は徐々に減ってくると思いますが、逆に宮古・八重山は徐々に停電が増えてくることでしょう。台風で怖いのは暴風雨よりもこの停電。停滞台風だとエリアによっては復旧にとても時間がかかりますので、どうか台風6号には足早に沖縄から遠ざかって欲しいものです。

でも完全に停滞しているばかりか、進路変更してまた沖縄本島方向に来る予想にウンザリ。普通の沖縄生活に戻るまで何日かかるのやら・・・。台風の影響の長さは、今までの沖縄生活でワーストワンになりそうな台風6号。早く沖縄エリアから巣立って欲しいものです。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/03-04:37 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月02日

台風6号やばすぎ!那覇市街は停電なしも本島の半分近くが停電?

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台風6号沖縄本島最接近中!

幸い我が家は「まだ」停電していませんので、今朝の台風情報を完結にレポ。

<停電>

とりあえず沖縄本島では20万世帯近くが停電。沖縄全体の世帯数が60万ぐらいで宮古・八重山が5万世帯ぐらいとすると、沖縄本島では「36%が停電」していることになります。もちろん世帯数が多い那覇市街が一気に停電すればこの数も一気に増えることでしょう。今のところ(早朝)は、那覇中心街から目視できる範囲ではまだ停電してませんが、送電網から離れる那覇市街でも郊外へ行くと既に停電中のようです。

<暴風>

昨日の夕方までは大した風でもなかったものの、暗くなるに従って一気に暴風モードへ。そして夜は建物が常に震度1の横揺れするレベルの暴風状態。もちろん今朝もそれが続いています。今のところ那覇の最大瞬間風速は49m/s。中心から離れていてこの数値なので、台風6号のパワーはかなりのもの。大台の50m/sを越える可能性もあります。60m/sを越えると那覇中心街も大停電しそうなので、今後の風が気になります。

<豪雨>

雨ももちろん凄いですが、雨の本番は今日の日中。現在、台風中心が那覇のちょうど南にあるので、沖縄本島が猛烈な雨になるのは台風の東側がかかる今日以降。さてさてどこまで雨が降ることやら・・・

<個人的>

なんとこんな日に限って、どうしても外出しなければならない用事あり。しかも朝。暴風雨が最も激しいタイミング。片道徒歩10分のところも、この暴風雨だと一瞬でずぶ濡れ必至。なのでボトムスは海へ行く装い(海パン+マリンシューズ)で、上はロングで厚手のウインドブレーカー(ユニクロの奴)。そして着替えをフルセット持参。リアルな暴風雨の中に出るのは久しぶりなのでかなり怖いですが、国道などものが飛んできそうな開けた場所は通らず、狭い路地をたどって目的地へ向かいたいと思います。ある意味「超リアルなレポート」できるかも?


台風6号の詳細情報は台風情報図で!

生きて戻ってきますw
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/02-04:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年08月01日

衝撃の台風6号!旋回迷走台風に!?沖縄は1週間嵐/2週間大シケか?



まずは今朝の那覇で望めた満月。実際には明日が満月ですが、まさかの台風6号接近中に望めるとは。そもそも夜明け前の那覇は月が望めるほどの天気。多少「おぼろ」っていましたが、それでも風も弱く穏やかな朝でした。

・・・台風強風域で暴風雨のはずが。

ただ、何となくその予感はしていて、実は台風対策は玄関以外していませんでした。なので窓もまだ開閉できる状態だったので、無事に満月も望めた次第です。

とはいうものの、その穏やかな理由は「沖縄がまだ台風の西側」にいるからで、台風中心の東側に入れば一気に荒れます。既に台風の東側に入った大東島では平均風速24m/s、最大瞬間風速31m/sを記録しています。ちなみに今朝の那覇は平均風速9m/s、最大瞬間風速18m/sです(机上の台風強風域は平均風速15m/s以上、暴風域は25m/s以上)。

・・・ホントに無意味な日本の台風情報です。

さて、リアルな台風情報。

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衝撃的なことになっています!

昨日の気象庁の明後日の方向予想を上回る「超旋回迷走台風6号」になりそうな予想。米軍予想なので根拠あっての進路なので、正確な進路は別にしてもこの方向性は間違っていないみたいです。しかも沖縄本島はこの先、台風の最も危険な「東側」に延々さらされるかもしれません。台風東側は南から湿った空気が延々入ってくるので、雨も風も猛烈。反面、台風西側は基本・北風なので比較的乾いた空気が入るも風は強いので海は大シケ。つまりの所…

沖縄本島1週間暴風雨

宮古八重山2週間大シケ

まぁ沖縄本島海域も2週間近く大シケが続くとは思いますが、そもそも1週間暴風雨だと海がどうかとかいう以前のレベル。8月の物資はお盆明け以上じゃないと届かないの・・・?(そのレベル)

絶句!

ここまで来ると予想進路とは予想円とか無意味ですね。ほとんど進んでいないもん。今日から始まる沖縄の台風6号ストーリー。終幕は何時になるか!?そして台風対策は何時までしなければならないのか…

食料さすがに1週間分も買い出しできないよ…
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/08/01-06:18 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月31日

嵐の前の静けさも台風6号の雲が間もなく沖縄本島へ!気になる台風進路はいかに!?

沖縄に「台風一過」は無いと言いますが、台風直前が穏やかになる「台風一前」的なものが有ると何度か書いていますが、昨日1日はまさにその様相も、今朝も不気味なぐらい風が無いです。まさに「嵐の前の静けさ」的な感じで、今朝の那覇市街は異常に静かです。

机上では風速15m/s以上の強風域付近のはずなんですけどねw
(今朝の那覇の風速3m/s台→無意味な日本の台風情報)

ただ風は弱いも、風向きが徐々に北風に変わり、台風の西側の空気の流れになりつつあります。そして台風外側の雲も既に奄美大島までかかっており、那覇など沖縄本島もまだ強風にまでならないものの、今日は突然の雨に警戒が必要。そして今日でも時間が遅くなればなるほど雨も風も強くなると思われますので、おそらく今日の沖縄は「午前出勤・午後休暇」って感じになる会社がほとんどだと思います(ないし残業禁止)。

ちなみにこの休暇は「有給休暇」扱い。でももともと各自が持っている有給休暇とは別の特別休暇的な扱い。つまり個人の有給休暇が減らずに休んでも給料がもらえます。まぁ今日の午後は会社次第だと思いますが、明日は確実に1日特別休暇でしょうね。私には関係ないですが・・・

なので今日の沖縄本島は、午後は外出NGとしても、午前の見極めは非常に難しいですね。個人的には今日・明日は自主的自宅軟禁予定でしたが昨日までの台風前買い出しが上手くいかず、台風対策グッズが万全ではありません。できれば今日は少し離れた場所へ買い出しに行きたいものの、今の無風状態から強風状態に変わったら危険。その切替のタイミングが午前に来るか、午後に来るか、今日の沖縄は微妙の状態です。どのみちもし午前にチャレンジしたとしても、全身ずぶ濡れになっても気にならない装いの予定ですけどね(台風時は傘持っていきません)。

ただ台風自体は北上しているので東にある雨雲群はなかなか西には動かないと思います。進路が西寄りに変われば一気に移動も、北上中ならしばらく同じエリアで雨雲群は停滞しているはず。よって今日は奄美群島は雨のリスクが高いものの、沖縄本島は夜になればなるほどリスクがある程度で午前はどうにかなりそうな予感。まぁ根拠はなく、今までの経験上から来る「勘」ですけどねw(なので午前に豪雨になっても責任もちませんw)

ってことで今日の最終買い出しは午前の早めの時間にチャレンジしてみようかと思います。せっかく固定したドアも、一時的に開閉可能にし、無事に戻ってきたら完全閉鎖するかな?

そして最後に今後の台風6号の予想。

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現在の台風6号進路は大東島一直線の「北上」ですが、大東島に接近する前に徐々に「西寄り」になりそうとのこと。つまり北から西へ進路変更するということはスピードダウンになるので、当初の予想よりも遅めのタイミングで沖縄本島接近になるかもしれません。当初は「8/1」でしたが、「8/2」も危うい雰囲気。もちろん最接近する日だけではなく、その前後2〜3日間は大きな影響があるので、8/2が危ういとなると3日前の今日は微妙ということが分かります。

さらに沖縄接近後も、米軍情報だと西に抜ける予想も、気象庁は再北上するとの予想。万が一、後者の再北上のだと進路変更に伴うてスピードダウンあり。気象庁予想通りだと沖縄本島が延々豪雨の中にいるって可能性も。まぁ気象庁の予想なのでアテになりませんが、その可能性もあることを頭に入れておく方が良いかもしれません。

つまりの所4〜5日で済みそうな台風の影響が1週間以上続く可能性もあるってこと。。。

どうなる?この先の沖縄本島。豪雨は何時来るか?そして通過後は足早に台風が抜けてくれるか否か?個人的には今夜から那覇でも台風モードになり、足早に抜けずに8/4とか8/5ぐらいまで雨モードになりそうな・・・

そして停電。8/1午後〜8/2午前がリスク高い気がする。もちろん根拠無く単なる勘ですけどね。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/31-06:01 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月30日

台風一前で穏やかに晴れているも船はもう欠航!飛行機は明日の夜以降?

PostponeOkinawa〜台風6号前
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PostponeOkinawa〜台風6号後
PostponeOkinawa〜台風6号後




はたして明後日(8/1)は飛行機の欠航以前に那覇空港が開いているか否か!?(台風接近時は空港そのものが閉鎖されます)。とりあえず明日(7/31)までは運航してそうですが、明後日は朝から厳しそうだな・・・。でも明日も夜便とかになると微妙だったりして・・・

船便に関しては慶良間航路も午前運航も午後は実質欠航。海はもう時化レベルになってきている証拠ですね。でも地上部分は「台風一前」的な状態で、風も無く青空が広がっています。沖縄って台風一過(台風後に晴れること)はないものの、台風一前的な接近前に「超」が付くほど穏やかな晴天になるんですよね。まさに今日の沖縄は言葉通りの状態です。しかしこれがあるタイミングを境に急変。一気に台風モードになりますので、そのタイミングの見極めが重要です。さすがに沖縄に長く住んでいてもそのタイミングの見極めは難しいですが・・・

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ってことで個人的には早め早めに準備して、明日・明後日は一歩も外に出ないで済むようにしつつあります。既に実験的に玄関ドアの四方枠に目張りしてみたりしています。最終的にはドアも窓も全部目張りし、外気が一切入ってこないようにします。そうすることで台風接近時も隙間から雨風が入ってきませんので、沖縄の台風でよくある「室内に居ながら水害状態」ということを避けたいですからね。なにせ以前の台風直撃時は2階以上の住戸だったのに、床が水浸しの大水害でしたので・・・(窓枠が噴水状態)

そして今回は水害以上の懸念事項が「停電」。ともなれば飛行機や船の欠航どころじゃ済みませんからね。なにせ信号機まで消えますので、交通網が完全麻痺。以前、停電の際に信号が消えている那覇市街を車移動しましたが、あれはかなりの恐怖でしたね。警察官の手信号とかは台風時は不可能ですので、全ての交差点で一時停止しなければ移動できなかったです。そもそも停電するレベルの台風が来ている時に、車であれ何であれ、外に出るのは危険ですが・・・

ってことで過去の教訓もあって、明日・明後日は一歩も外に出ないように考えています。まぁ明日はその境目が車では穏やかな晴天だったりするので、朝だけ運動がてらに外に出るかもしれませんけどね。

ちなみに台風6号に最も近い大東島には既に台風外側の雲がかかっており、北大東島では最大瞬間風速18m/sもの風になっています。なので今後の台風は「大東島の状況」をチェックすると良いかも?
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/30-15:02 | 沖縄台風/災害情報

台風6号のXdayは8/1で決まり?結局気象庁も米軍情報と同じになった…

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当初は是が非でも台風6号を沖縄直撃させたかった気象庁の台風情報。でも米軍情報ではずっと直撃無しの沖縄本島南部近海を通過となっていましたが、昨日あたりから気象庁もよーやく米軍情報にならった進路になってきました。また接近するタイミングも米軍情報はずっと「8/1」でしたが、気象庁はかたくなに「7/31」となっているも、こちらも昨日あたりから「8/1」接近に補正されつつあります。まっ、個人的には米軍情報しか見ていないので、気象庁の情報は気にもとめていませんけどね。

ってことで沖縄本島最接近Xdayは「8/1」で決まりかな?

もちろんあくまで最接近時期の話で、台風は接近前も影響ありますし、接近後に至っても今回の進路だと台風のしっぽによって豪雨が長引く可能性もあります。でも今回の台風は直撃こそしなくてもかなり沖縄本島に接近しそうなので、沖縄本島南部は暴風雨モードになり、どこかしらで停電発生しそうな予感。那覇でも停電に弱いエリア(首里石嶺・那覇新港など)の停電はもちろんのこと、ここ12年で一度もなかった那覇中心街の停電もリアルな話、覚悟しています。

<12年前の那覇中心街も停電した台風>
2012年9月・台風17号(沖縄本島北部直撃・那覇市街で風速61.2m/s・沖縄全体で334400世帯停電=全体の1/4)


今まで個人的な最長の停電は2007年の約24時間でしたが、あのときは台風の目に完全に入ったので、2時間ほど安息タイムがあって停電していないエリアまで車で買物行ったな〜。那覇中心街は完全に停電していましたが、沖縄本島で最も停電に強い南風原は見事に停電無し。車でイオン南風原(当時は南風原ジャスコ)まで行き、食料調達できて嬉しかった記憶があります(スーパー超混雑でしたが)。まぁあの頃は台風の経験が少ない時期だったので、今なら台風接近時に食料調達のために外へ出ることはないですけどね。

ちなみに今朝の那覇はついに北風に変わり、徐々に台風モードに入りつつあります。といっても無風に近い状態での北風なので、まさに「嵐の前の静けさ」的な状態です。でも風向きが変わっていることは台風が近づいている証拠でもあるので、今後はこの風の強さに要チェック。おそらく今日は問題なく過ごせそうですが、明日は外出できても午前までかな?

買い出しや準備はもう済んでいますが、念のため今日も買い出しに行っておこうと思います。百均行けば何からしら台風対策に役立つものがありますからね(百均は台風前の準備には必須)。

<百均で台風対策に役立つもの>
幅広の絶縁テープ(目止め用)
洗濯ロープ(ドアや屋外のものを固定)
突っ張り棒(ドアや窓の固定)

何度も書きますが「台風対策で養生テープは無意味」ですのであしからず。沖縄では誰も使いませんし、売り切れることもありません。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/30-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月28日

台風6号まもなく認定?台風5号に引っ張られてまさかの東から沖縄直撃!?

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ちなみに「台風直撃」とは、気象予報士がのたまう無意味な「台風上陸」とは異なり、台風の影響が大きい「中心東側が通過すること」です。台風は中心近くでもその西側は意外と平気なこともありますが、中心東側は少し離れても中心以上に猛烈になることも多々あり。

台風6号「カーヌン」まもなく認定
(タイの言葉で「果物の名前、パラミツ」)

台風6号になると、沖縄本島はまさにその台風中心東側へ。。。

まだ予想の範疇なのでこの通り進むとは限りませんし、先の台風5号のように進路が徐々に西に逸れてくる可能性もありますが、ただ今回の台風6号は先に進んでいる台風5号に引っ張られて進みそうなので、台風5号北上にともない予想進路はむしろ北寄り/沖縄本島寄りになる可能性もあるかも。

そもそも台風が東から沖縄に接近することはマレ。通常は西ないし南から接近するので、この東側から来る台風にはかなり戸惑います。通常の台風は「前半荒れて後半落ち着く」パターンも、今回の予想通りだと「前半落ち着き後半荒れまくる」って感じっぽいです。この荒れるのが前半か後半なのかが大きく、前半荒れるパターンならまだ発達しきる前に接近も、後半荒れるパターンはさらに発達しての接近になるということですからね。しかも台風のしっぽも残って荒れる時間も長くなりそうな予感。

そもそも台風5号で大シケの沖縄海域。さらに台風6号到来ともなると沖縄への物流は長期停止なんて可能性も・・・

でも昨日、那覇港を見ていたら台風直後にいつも最初に運行再開する「KYK/近海郵船」の貨物船が出航していました。もしかすると物流は「今だけ」がチャンスなのかも?明日の夜には台風6号の波が入ってくるので、1航路2〜3日かかる本土〜沖縄便はリアルに今しか動く機会が無さそうです。

嗚呼、ネットで買った「8/2着」予定の商品2点、いつ手元に届くことやら・・・(8/2まで欠航続きかも)

ちなみに沖縄は直撃モードになりそうですが、遠く離れた本土でも台風中心の東側になるので、特に太平側は天気的に不安定になるのはもちろんのこと、高波も確実に入ってきそうです。無謀で無知な方々がまた全国で水難事故に起こしまくりそうな気が・・・(沖縄も含む)

どっちにつけ沖縄は今週末どころか来週末も海に入るのは絶対にNG。この先の沖縄で海に入ると本土の「登山老害(=何も考えず行動)」状態になりますので、この先10日間は沖縄に来ても絶対に海に入らないで欲しいものです。ちなみに登山老害はまだ救助を呼べますが、沖縄の海で登山老害状態になると救助が呼べないばかりかそのままあの世行きの可能性大です。

どうか「考えて行動」して欲しいものです。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/28-06:30 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月27日

台風5号はあまり恵みにならず。台風6号のタマゴ91Wは恵みをもたらすか?

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とりあえず沖縄本島にはほとんど恵みがなかった台風5号でした。といっても昨日から今朝にかけて那覇はスコール的な雨が何度かあって多少のクールダウンもありましたが、すぐに気温が戻っていたのであまり涼しさは感じず。むしろ蒸し暑さの方が顕著。同時に徐々に風も収まってきてしまい、涼しく感じる時間はとても短かったと思います。

まぁ台風5号はかなりフィリピン近海通過の進路(沖縄からより遠い進路)になったので、沖縄への影響も大したこと無かったのかと思います。

ただし沖縄・奄美港行きに台風のしっぽ的な雨雲群がかかっていて、その間はかなり涼しさを感じることができるかも。まぁ旅行でお越しの方には雨はイヤかもしれませんが、住んでいる身としてはこの夏の沖縄の暑さは異常レベルなので、台風5号による雨はまさに恵み。少なくても雨は嬉しいものです。

そして今後はこの恵みをもたらす台風のしっぽが何時まで沖縄に残ってくれているかな・・・。今回は台風が西に移動しているのでしっぽが東側広域に広がっているので、しっぽの影響も長くなりそうなんですけどね・・・(住んでいる身としては嬉しいが旅行でお越しの方はたまったものではないですが・・・)。


そして今後の台風5号。

とりあえずフィリピン西には抜けたものの、先の話のように台風のしっぽが台風東側広域に広がり、沖縄だけではなく奄美まで雨雲群が伸びています。通常の台風のしっぽは進路の南側にできるものの、今回は西に台風自体が西に進んでいたので、しっぽもその後ろの東側に延びていると言う訳。結果、沖縄・奄美はしばらく不安定な天気になりそうです。といってもクールダウンになるほどの豪雨ではなく、ちょっと長めのスコールが頻発する程度。風も強くないので、クールダウンの恩恵はやっぱり期待できなさそうです。

ただ台風5号はフィリピンに西に抜けた後に北上。台湾南部にかなり大きな影響を与えそうです。足早に大陸に抜けて上陸し、消滅して欲しいですね。そうすれば沖縄海域にある台風のしっぽも早く消えると思うのですが・・・

でも台風が抜けても波はすぐに収まることはありませんので、やっぱりこの先の沖縄海域での海遊びは止めていただきたい次第です。台風の天気的な影響が少しでもあるときは、海も影響がある証拠。スッキリと晴れない限り、海には絶対に入らないで欲しいものです。


最後に台風6号のタマゴまで発達した「91W」。

相変わらずですが雲のサイズがやばいですね。米軍情報でも台風のタマゴの一歩手前まで警戒レベルがアップしていますし、何より沖縄直撃台風が発生しやすいマリアナ諸島近海にあるだけに、台風5号以上に気が気でなりません。さらに91Wは少し北上。つまり北上しなければそのまま今回の台風5号のように台湾南を抜けるはずが、この北上によって進路全体を北側に補正。つまり「沖縄接近」しやすくなってしまっているんですよね・・・

まっ6月にはとっくにリアルな梅雨明けをしている沖縄なので、この7月が台風シーズンであることは言うまでもありません。なので台風連発は珍しいことでもなんでもないのですが、ただ今年も1個1個の台風のパワーが猛烈。

はたして台風6号はどうなるか・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/27-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月26日

台風5号影響あり!この先の沖縄は全域で海遊びは厳禁です!!

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ホント、日本の台風情報の「○○域」は無意味です(暴風域/強風域)。

むしろあんな嘘っぱちの円を描くから、それに惑わされる人、油断する人が出る訳で、あれは本気で止めて欲しいものです。ちなみにこのブログの台風情報にある円は「○○域」とは全く関係なく、雨雲群の密度が高いリアルに危険なエリアを示しています。なので台風の雨雲群の広がり方次第では臨機応変に変更。机上でコンパス使って書いただけの「○○域」とは全く違います。

ただ今回の台風5号は、その雲の密度が高い中心付近とは別に、外側にも雲が広がっており、既に沖縄全域にその一部がかかっています。まぁ中心付近のように暴風雨が続くようなことはなく、突然横殴りの雨が降ったりするレベル。なので風上に壁がある場所、つまりのところ東風なので東側に建物がある場所に避難すれば雨もしのげるかと思います。逆に屋根があっても東側に壁がない場所では雨宿りになりませんのでご注意あれ。


那覇も昨日から何度もスコールがありましたが、こちらも猛烈な東風でしたので東側に壁がある場所に居れば問題なし。ただ昨日は風が強く、どこからともなくヤニ臭ささ飛び込んできて非常に迷惑でした。ホント、ヤニ野郎は他人の迷惑を一切考えていない自己中ばかりで困ったものです(おかげで昨日から今朝にかけて超体調悪い)。


なお、台風5号自体は八重山に接近こそするものの本体の雨雲群は届かないまま台湾南を通過。天気的にはスコールが頻発する程度で、暴風雨になることは無さそうです。ただ進行方向と雨雲群の流れが同じなので、一度降り出すと長引く可能性もあります。

また海が大シケで台風に最も近い波照間島海域では既に5mもの高波が入ってきています。そして今日は最大で7mもの高波になるらしいので、高速艇はもちろんのことフェリーも欠航でしょう(もともと水曜は波照間島へのフェリー運行せず)。そしてこの高波は週末まで残りますのでご注意あれ。

そもそもこの海の大シケで離島まで行ったとしても、海にも入れませんので無理して行く意味はないと思いますよ。

今週の沖縄は全域で海に入るのは厳禁!

見た目の海が穏やかでも中は猛烈な流れになっていることも多く、足だけ浸けるつもりが一気に流されることもあります。海の事故の原因は、ほとんどが油断と慢心によるもの。今まで私が一度も海で事故に遭ったことがないのは、常に謙虚で小心者の気持ちで海に臨むからだと思います(絶対に無理しません)。まぁ今シーズンはもう海に入れないこと決定ですけどね(骨折からの復帰までまだ時間を要するので)。

とにもかくにもしつこいようですが、この先の沖縄は全域で海遊びは厳禁です。今週の沖縄の海は「見るだけ」にしておきましょう。

また台風5号の背後にある「91W」もかなりヤバめ。雲のサイズが台風5号以上で、さらに沖縄直撃台風になりやすいマリアナ諸島近海にあるので、沖縄としては台風5号より台風6号予備軍が気になります。そして沖縄に接近する台風は、近年だと本土直撃・・・

来週はどうなるか!?
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/26-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月25日

週後半の沖縄では絶対に海には入らないで!台風5号の進路から離れても危険!!

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昨日も相変わらずの暑さだった沖縄。数値的には34度台も、観測史上最高が36度レベルの沖縄なので、本土の観測記録が40度のエリアだと38度台に相当。那覇は34度台から免れるも、相変わらず沖縄本島はかなり暑いようです。

<今日の沖縄最高気温ランキング>
1位・石垣島34.6度(38.4度)
2位・与那国島34.4度(38.2度)
3位・下地島34.3度(38.1度)
3位・多良間島34.3度(38.1度)
5位・名護33.6度(37.3度)
6位・久米島33.5度(37.2度)
6位・那覇33.5度(37.2度)
8位・波照間島33.2度(36.9度)
9位・宮古島33.1度(36.8度)
(カッコは観測記録36度として本土の40度エリアだった場合)

もちろんこの暑さの原因は沖縄南にある「台風5号」。そこから熱風が送られ続けているので、スコールはあっても沖縄エリアは全然クールダウンできません。昨日の夜もスコールあるも1度しか下がらず。むしろその後の湿度が高くなって逆にさらに暑く感じる空気感。しかも台風の影響は熱波のみで、クールダウンが期待できる強風はかなり接近しないと恩恵がないので、クールダウンの恩恵はもう少し先になるかも。

でも今回の台風5号は中心の北側に広範囲の雨雲群を伴っているので、もしかすると沖縄にも直接的な影響があるかもしれません。しかも暴風雨とかではなく単なる雨ともなれば、まさに期待のクールダウンできるかも?といっても沖縄の中でも宮古・八重山は中心に近いこともあって雨だけじゃ済まないかもしれませんけどね(暴風雨レベルも!?)。

また台風5号は台風の目がクッキリできるほどのパワーがあるので、中心から離れた場所でもかなりの暴風雨になる可能性あり。今回の場合、沖縄では与那国島と波照間島がかなりやばそうな雰囲気。さらにもっとヤバイのが台湾南部で、中心がかなり近くなるのはもちろんのこと、台風でも特に荒れる中心の東側が長時間台湾南部にかかりそうなので、もしかすると台湾は「リアルな災害レベル」になるかもしれません。気象庁が「本土は災害レベルの暑さ」と言いますがあんなの災害レベルなんかじゃありません。リアルな災害レベルは今週末の台湾南部。できることなら影響がまだ少ない沖縄本島に避難しに来て欲しいものです・・・(台湾の人好きだしw)

ただ沖縄もずっと台風の東側にさらされるので、台風通過後も南から湿った空気が入り続け、長時間「悪天候・高波」にさらされる恐れあり。台風東側には長い長い台風のしっぽを伴うので、沖縄にそれが延々かかりそうな予感。なので台風通過後も沖縄はこのしっぽには長期間警戒する必要あり。

さらに台風5号の背後の「91W」もかなりヤバイ雲のサイズ。現在位置も沖縄接近する台風が発生しやすいマリアナ諸島海域だけに、台風5号以上に沖縄としては気になる「91W」。

まぁ7月以降の沖縄は本格的な台風シーズンに入っているので、台風が連発するのは何時ものことですが、毎度のことながらも台風情報チェックだけで疲弊してしまいます。できれば台風5号・台風6号のタマゴの2連発で済んでくれるといいんだけどな・・・

とにもかくにも台風5号は沖縄にも直接的な影響がありそうなので、進路から離れていても油断禁物。嵐のような状況になることもあるので、週後半の沖縄では絶対に海には入らないようにして欲しいものです(迷惑です)。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/25-05:21 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月24日

台風5号は恵みの台風になりそうな予感!空気と海のクールダウンを期待

とにもかくにも昨日の那覇は暑かった。なにせ昨日の那覇市街は「沖縄唯一の34度台」。さらに同じ沖縄本島の名護が沖縄第2位の気温と、昨日の沖縄本島の暑さは半端ないものだったようです。ちなみに本土の40度に比べれば34度なんて大したことないと思われますが、那覇の観測史上最高気温は35.6度なので、本土の観測史上最高が40度の地域だと38.5度に相当する昨日の暑さ。

いかに昨日の沖縄が暑かったかが伺えます。

昨日の沖縄各地の最高気温(40度地域の場合)
1位・那覇34.3度(38.5度相当)
2位・名護33.8度(37.9度相当)
3位・石垣島33.7度(37.8度相当)
4位・与那国島33.6度(37.7度相当)
5位・北大東島33.4度(37.5度相当)
5位・多良間島33.4度(37.5度相当)
7位・久米島33.1度(37.1度相当)
8位・宮古島33.0度(37.0度相当)

まぁこの異常な暑さの原因は、接近中の台風5号によるものなんですけどね。台風は接近する前でも、中心の東側は南から湿った空気が大量に入ってくるので、まさに今の沖縄はその渦中という訳。中心に近い宮古・八重山は、中心に近いが故に東風で熱風は入らず。そして中心から離れた沖縄本島は南風で熱風がモロに入ってきた結果が昨日の気温という次第です。

気象虚言士は台風接近時のことばかりのたまいますが、台風は接近する遙か前から気象も海も影響あり。さらに沖縄最接近後の台風は「一過」がないので、台風通過後も大荒れになります。台風の最接近時のことばかりのたまう気象虚言士の言うことには耳を貸さないことが、台風時の最善の防衛策という皮肉・・・(耳を貸していたら全てが手遅れ)

そしてその台風5号。進路は徐々に西寄りになってきており、当初は与那国島近海を通過予想も、昨日の朝は台湾ど真ん中直撃予想で、今朝は台湾南を通過という感じになってきています。

っといっても台風進行方向の右側(今回で言う中心の北〜東)は先の話のように南から湿った空気が大量に入ってくるので、中心から遠い場所でも大荒れになります。つまりの所、沖縄全域で荒れることは不可避と言うことになります。まぁ生活に影響があるレベルではなく、むしろクールダウンになるレベルになりそうなので、猛烈に暑い今の沖縄にとっては「恵みの台風」になりそうな予感。

さらに海も荒れることにより海水温を下げてくれるので、いろいろな意味で今回の台風5号は恵みとなります。反面、沖縄生活としては海がシケることは物流への影響が少なからずあり。本土〜沖縄本島の海路はギリギリセーフかもしれませんが、その先の宮古・八重山への物流は確実に影響ありそうですね。まっ、この時期(台風シーズン)の物流遅延はいつものことなので慣れているとは思いますが、台風には足早に抜けてもらって平穏な気候と海に早く戻って欲しいものです。

とにもかくにも沖縄として台風5号は恵みの台風になりそうな予感です。早くクールダウンの雨、降って欲しいな・・・(昨日も超局地的な雨がありましたが徐々にその頻度が増えてくる)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/24-05:38 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月23日

台風5号?米軍情報では昨日の夜まで熱帯低気圧でした…(勇み足気象庁)

とにもかくにも役人が一度「台風」と言ったら絶対に訂正しない日本の適当すぎる気象情報。一昨日(金曜日)、どー見てもまだ台風になりきっていない雲を、無理矢理台風として発表。しかし米軍情報では台風のタマゴにすら認定せず。そして昨日(土曜日)になっても台風のタマゴ「TD」としては認定も、台風「TS」としてはずっと認めていませんでした。そして昨日の夜になってよーやく雲が渦を巻いてきて、そろそろかな?って思ったら米軍情報でも台風「TS」認定。

気象庁の勇み足が酷すぎ!

さて米軍情報としても台風として認定したので、進路もかなり明確になってきました。今回は沖縄に接近する台風の中ではイヤな「与那国島接近」になりそうです。

その理由は台風北上時に進路の東側には南から湿った空気が入り広範囲で荒れるから。沖縄最西端の与那国島に接近されると宮古・八重山の全島はもちろんのこと、沖縄本島にまで荒れ模様になってしまうからです。もちろん与那国島から遠ければ遠いほど影響は下がりますが、ただ波はほぼ沖縄全域に入ってきますので沖縄本島でも影響不可避。

さらに米軍情報では与那国島最接近時の最大瞬間風速が140KTS、日本で言う「70m/s」もの突風が吹き荒れるとのこと。平均風速でも115KTS「68m/s」とのことなので、日本で言うと暴風域が25m/sなので、中心付近はその倍以上の猛烈さと言うことになります。もちろん中心から離れれば勢力も落ちますが、今回は中心から離れてもかなりのパワーがありそうな台風のような気がします。そーいえばここ数年、猛烈な台風が沖縄に直撃するのは与那国島ばかりのような気が・・・

もちろんあくまで予想の範疇で、少しの進路のズレで大きく進行方向が変わりますが、与那国島を初めとする八重山への影響はかなり大きそうです。今週末に八重山滞在の方は離島巡りを早めに終わらせ、週末は石垣島で過ごすのが無難でしょう。

ただ今回の台風5号は「通過型」のようで、暴風雨は一時的なものになる可能性あり。しかも西に抜ける進路なら台風のしっぽも早く切れそうなので、この米軍予想通りにまっすぐ進んで欲しいものです。

しかしそのまっすぐ進んだ先にあるのは台湾。台湾直撃は不可避なようでとても心配です。台湾も沖縄同様に台風慣れしているので対策も万全かとは思いますが、今回はかなりのパワーでの直撃になりそうなので心配になります。

あと個人的な話。今回のこの進路だと沖縄本島でも時化の影響で本土との物流停止の可能性があり、そんな時に限って配送が超遅いメルカリで確実に船便になる商品購入したんだよな・・・(家電)。ただでさえ今の沖縄〜本土の宅配事情は問答無用の「1週間以上」かかるのに、台風がくると平気で「半月後」という「海外かよ!」って感じになります。はたして今回はどうなるか・・・(購入は7/21も7月中到着は絶望的)。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/23-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月22日

日本で台風5号認定も勇み足!役人のメンツで台風情報出すべきでは無い

気象庁勇み足。米軍情報に毎回情報速度で負けているからなのか、昨日の台風5号は完全に勇み足です。中心気圧が1002hPaで台風認定なんてあり得ません。日本の台風認定は「風速17m/s以上」で、気象庁は台風に認定したいから無理矢理中心付近の風速を18m/sに設定。なにせ実際の中心の風速は誰にも計測できませんのでまさに役人の都合による机上の空論。雲の状況も昨日の認定時点では完全に渦を巻いておらず「これで台風認定?」という状態でした。

やだやだ。気象庁の台風情報。役人のメンツだけで台風情報は出すべきではありませんわ。。。

台風5号「トクスリ」
(韓国の言葉で鷲/ワシ)

ちなみに米軍情報では昨日の台風認定時点では、台風のタマゴ「TD」にすら認定せず「98W」のまま。個人的に米軍情報が正しいと思う状態でした。何をそこまで焦って台風認定するか謎の気象庁の役人です。そして今朝になって米軍情報でよーーーやく台風のタマゴこと熱帯低気圧「TD」認定。でもまだ台風「TS」と認めていませんけどね・・・(苦笑)

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予想進路も当初の推測通り台湾方面へ向かいそうですが、ポイントは台湾西へ抜けるか(台湾上陸も含む)、台湾東を抜けるか(与那国島最接近)。まぁどっちにしても沖縄は南から湿った空気が入る台風東側になるので大荒れ必至ですけどね。もちろん沖縄本島は台風から離れているので大きな影響が無い可能性もありますが、宮古・八重山は大荒れ必至。今回も台風4号同様に南から高波が入ってくるので、海は避けた方が良さげです。沖縄本島も台風の発達次第では高波が入ってきそうですけどね・・・

米軍予想では7/27頃に沖縄接近となっていますが、とかく台風は予想より遅くなる傾向なので、来週末が荒れるピークになりそうです(7/28-30)

来週末は「海遊び基本的にNG」ですし、船も欠航する可能性がありますので、その時期に沖縄にお越しの方は「陸地」で楽しめることを代替しておいた方が良いと思います。海は見るだけで泳ぐどころか触れるのも危険な週末になりそうですのでよろしくお願いしたい次第です。

ちなみに米軍情報ではもう1個台風予備軍「90W」がありますが、まだ米軍情報でも明確にどのエリアか定まっていないようなので気にするレベルではないと思います。むしろ「本土の西」にはもの凄い雨雲群が徐々に東へ移動中。本土では無茶苦茶な「虫食い梅雨明け」が発表されていますが、個人的にはまだだと思います。なにせ日本の南には雨雲群が停滞中ですし、そこに西から雨雲群が来れば待たしても水害レベルの状態になりかねません。

ホント、台風も梅雨も、日本の気象情報ってダメだな〜って思ってしまいます。とかく気象情報が正確な米軍情報を目にしやすい沖縄としてはなおさら感じる次第です。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/22-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月21日

台風5号発生?さらに台風6号のタマゴ予備軍!7月なのに台風シーズンピーク状態

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沖縄海域の台風情報。

最近、少しサボり気味でしたがずっとチェックはしていました。特に98Wは米軍情報でも7月上旬からずっと警戒レベルになっていて、あまりに位置も勢力も変わらないのでここ最近は油断していましたが、昨日あたりから徐々に発達中。まだ米軍情報でも台風のタマゴまで認定されていないものの、雲の流れがほぼ台風状態。中心に向かって反時計回りの渦を描いていますので、間もなく台風5号になるかもしれませんね。

そしてその進路も今の夏の高気圧の状態からすると、台湾西に抜けるか台湾東の沖縄方面に来るか微妙な状態。ただ沖縄本島に直撃することはないと思いますが、台風の場合、中心の東側が広域で荒れるので、たとえ沖縄本島に接近しなくても宮古・八重山に接近すれば沖縄本島も大荒れになります。もちろん台湾西に抜ければ先日の台風4号同様に直接的な影響は無く、高波だけで済むとは思いますが、今の段階ではどっちに進むか読めません。


さらに米軍情報では今朝から「90W」なる新たな台風のタマゴ予備軍が認定され、しかもその位置が沖縄直撃台風が生まれやすい「マリアナ諸島南東沖」ということもあって気になるところ。台風6号になる可能性も無いとは言えません。


ってことで本格的な夏休みシーズンに入りますが、沖縄は常に台風を警戒しないとならない状態のようです。まぁ沖縄は梅雨明けすれば必然的に台風シーズンになるので仕方ない話ですけどね。

しかしその梅雨なんですが、本土ってまだ梅雨明けていないんですよね。「中国・近畿・東海」のみ机上では梅雨明けになっていますが、その周りの九州・四国・関東・北陸が梅雨明けしていないなんて、常識的にはあり得ません。そんなピンポイントで梅雨明けする訳無いでしょwww

雨雲群を分析しても本土の南方に明らかな雨雲群が停滞しており、それが北上すれば中国・近畿・東海も梅雨状態に戻ります。さらに九州西には猛烈な雨雲群があって、まさに近畿・東海といった太平洋側を通過しそうな雰囲気。

まぁ机上の梅雨はリアルな気象情報では「無意味」なので気にしない方が良いですよ。現に沖縄でも机上の梅雨入りまでは雨が多くて、机上の梅雨入り後は雨が全く降りませんでしたからね。公な気象情報はほとんどが「役人の都合」で決まっていて、現実に沿ったものではありませんからね。

なので本土の梅雨明けとかの情報は信じないで、自らの判断で考えましょう。机上の情報は油断につながるだけで、結果、水害を拡大させるだけですので・・・(今週末以降の太平洋側は梅雨明けしてようとしてまいと要警戒です)

まぁ沖縄は台風だけを気にしていればいいのでまだ楽ですけどね。そもそも沖縄で台風情報は米軍情報がメインで、日本の情報はほとんどの人が見向きもしませんからね。米軍情報と現地の人(日本の気象情報を見ない人)の情報が的確ですw
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/21-07:42 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月17日

99W沖縄直撃中?さらに98W認定?さらにさらに90Wの予感?荒れる海の日の沖縄

いやはや、イヤになっちゃうぐらい今の沖縄海域にはヤバイ雲だらけです。むしろ【台風4号】はフィリピン西にあって沖縄から完全に離れているのでガン無視。そしてフィリピン東、いわゆる沖縄の南の海域には気になる雲が3つもあります。

そのうち1つはJTWCこと「台風警報センター(アメリカ国防総省機関)」にも【98W】と認定。さらにNRLこと「米海軍情報」の情報では98Wに加えて【99W】も認定。そして個人的にはどちらにも認定されていない【プチ台風】ないし【90W】があると見ていて、海の日の今日だけじゃ無くこの先の沖縄海域はかなりヤバイことになりそうな雰囲気。

まずは既に沖縄海域にある【99W】。

昨日の段階で沖縄近海にあって、昨日の夜から今朝にかけては沖縄にモロ直撃状態。といっても台風まで発達しているわけではないので暴風雨にはなっていませんが、ただ時折猛烈に激しい雨が降ったり、突風が吹いたりと、昨日から今朝にかけて荒れまくっている沖縄です。でもおかげさまで那覇市街でも瞬間的に25度台まで気温が下がり、蒸し暑さはあるもののうだるような暑さからは開放されています。

ただ今日の日中も沖縄本島は99Wと思われる雲の通り道になるかもしれませんので、エリアによっては1日中荒れた空模様になるかもしれません。特に沖縄本島エリアでも99Wと思われる雲の中心に近い久米島などでは猛烈な雨が長く続く可能性もあります。同時に風も強くなるので海も大シケ。せっかくの海の日ですが、今日の沖縄は海は避けて、雨になっても平気なように車などで観光するのが無難かな?



新たに米軍情報に認定された【98W】。

でもナンバリングが先の99Wの前のものだけあって、以前から米軍情報には警戒レベルにはなっていました。当初は消滅スレスレの小さな雲の塊も徐々に発達して今朝の段階では台風のタマゴの一歩手前まで警戒レベルがアップ。しかも赤道近くというエリアにあるので、今後北上したら発達して沖縄接近!なんて可能性もあります。今の98Wがあるエリアの雲の塊はホントにヤバイ系が多いんですよね。

でもまだ沖縄からすると遠くにあるので近々に影響ありませんが、長期的に見て最も警戒する必要があるのがこの98Wかと思います。



そして独自情報【プチ台風】ないし【90W?】。

なぜに「90W?」かと言うと、まだ米軍情報に認定されていないから。万が一認定されればそのナンバリングになるのでこういう表記にしています。でもここでは「プチ台風」と言った方が分かりやすいかもしれませんね。いわゆる台風4号ないし99Wの落とし物で、猛烈な雲の塊が沖縄のすぐ南の近海にあります。今の沖縄は強い南風なので、その流れからすると確実に沖縄エリアへやってきそうです。

もちろん北上にともないパワーダウンする可能性もありますが、逆に発達して猛烈な雨雲群になって沖縄接近することも無きにしあらず。99Wは通過済みで徐々に影響は少なくなり、98W当分沖縄には接近しないので警戒レベルはそんなに高くないものの、このプチ台風は近々にやってくるものだけあって、沖縄在住の身としては最も警戒しています。ヤバイ予感もヒシヒシと・・・



ちなみに【台風4号】。

すでにマカオ近海まで西に移動していますので、沖縄への影響皆無。無視して構わない存在です。




ってことで沖縄海域の気になる気象情報をまとめるだけでも一苦労。ホントは海に日に関連したことを綴りたかったのですがスペースが無いので、別の記事で綴ります。海の日連休を沖縄で過ごす人にも、そして沖縄に住んでいる人にも、気になる「海の日の気象情報」なのでまとめてみました。

はたして今日の沖縄はどうなるか?(特に久米島はやばそうな雰囲気)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/17-05:12 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月16日

台風4号認定も要注意はそっちじゃ無い!米軍情報99Wを注視すべき!!

台風4号「タリム」
フィリピンの言葉で「鋭い刃先」
米軍情報に遅れて日本でも認定



ホントに日本の台風情報は遅いというか、どーでも良い情報ばかり注視し、本当に必要な情報をおざなりです。それに引き替え、米軍の台風情報はホントに鋭い。今回の台風4号も95Wからずっと警戒していたので、現在が99Wとなると台風4個分も前から警戒情報を出していたことになります。下手すれば何週間も前から警戒していたってことになるかもしれませんね(さすが米軍情報)。

でもその95Wは台風認定される前にフィリピン西に抜け、沖縄や日本への影響が無いエリアまで進んでいて、日本でもよーやく警戒情報になるレベル。「時既に遅し」ということがピッタリな日本の台風情報です。

そして米軍情報では新たに「99W」という警戒情報が認定され、これがとても厄介な場所にあるんですよね。まさに沖縄への影響必至のエリアで、もしかするとこの海の日連休の沖縄の時化や不安定な天気は、台風4号では無くこの99Wによるものかもしれません。っていうか海の日連休の高波はフィリピン西に抜けきった台風4号からの影響は考えにくく、おそらくこの99Wが影響だと思います。さらに台風4号が沖縄海域に南東の風をもたらしているので、この99Wも南東の風に乗ると・・・

「99W沖縄接近?」なんてことも!?

もちろん実際はどうなるかわかりませんし、そもそも台風レベルまで発達せずに消滅する可能性もありますが、少なくともこの海の日連休中に消滅することは無さそうなので、今の沖縄としては「台風4号」なんてどうでもいい情報で、本当に必要な情報はこの「99W」だと思います。下手すれば「台風5号」まで発達、な〜んてことも。


ただ個人的には海の日連休どころか夏休み期間も、離島どころか海まで行くこともできませんので、台風が来ようが来まいか特に影響はありませんし、むしろ台風に来てもらった方が街のクールダウンになるので歓迎レベル。昨日も朝のスコールのおかげで日中も少し暑さも軽減されたような気がしますし、今朝も八重山にはたくさんのスコール雲があってクールダウンになっているのかと思います。

どうか99Wには台風5号まで発達してもらって、停電しない程度に沖縄へ影響があることを願うばかりです。できれば雨台風なら最高なんだけどな・・・(雨台風は停電しにくく、風台風は停電しやすい)。まぁそんなに都合が良い台風なんてありませんけどね。


とにもかくにも海の日連休の沖縄は、どんなに暑くてもいきなり海に入るのは絶対に止めましょう。流れや波の情報をチェックし、常に警戒して欲しいものです。水難事故の大部分が個人もツアーも「油断」によるものなのでお願いしたい次第です。何より・・・

安全な海はありません!

とかく2023年海の日連休の沖縄はむしろ「海は危険」です。安全を求めるなら海では無くプールで泳いで下さい。その方が水温も低いし、泳ぎ終わってもベタベタした潮が残らないので快適です。海で泳ぐと言うことは常に命の危険にさらされている旨、ご理解願います。決して油断しないで欲しいものです。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/16-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月15日

海の日連休の沖縄はどうなる?台風4号/高波/台風5号のタマゴ!

<昨日の沖縄・奄美の最高気温
下地島34.1度
那覇34.0度
宮古島34.0度
多良間島33.9度
喜界島33.7度
石垣島33.6度
西表島33.5度
徳之島33.3度
久米島33.3度
与那国島33.0度


沖縄・奄美の最高気温。トップは日替わりで変わるけど(奄美大島→西表島→下地島)、2位はほぼ毎日「那覇」なんですよね。つまり平均すればここ最近、沖縄・奄美で那覇が一番暑い!ってことになるかもしれません。といっても昨日の那覇は那覇でも空港周辺で、那覇市街のアメダスは33.7度でしたが、まぁ大して変わらないので、今の那覇はどこへ行っても暑いんでしょうけどね。

そしてその暑さの中、昨日は週1回の通院日も日和って送迎車利用。いつもは1時間ほどリハビリがてらに散歩してから行くのですが、昨日はあまりの暑さにサボって楽してしまいました。でもホントのところ、昨日は歩行困難に近いほど状態が悪く、歩きたくても歩けなかったんです(いい訳ではなくリアル)。骨折箇所の状態は日によって動きの差あって毎日起きてみないと分かりません。でも一度調子が悪くなるとしばらく改善しないので、この3連休は不調状態のまま迎えそうです。

まぁこの海の日連休は療養予定ですのでどこにも行く気は無いですけどね〜。そもそもどこへ行っても人・人・人でウンザリ。そして今の沖縄は「日本最悪沖縄コロナ」のリスクだらけなので、療養がなくても人が集まる場所へ行く気は無いですけどね。まぁ観光客はまだ安心ですが、沖縄県民との接点はコロナリスクが高いのでできるだけ避けたいので、買い出しに行っても人が居ない早朝限定かな?少なくとも日中に買い出しはできる限りしないように心がけます。

それはさておき台風のタマゴ「95W」

米軍情報ではほぼ台風扱いの「TD04W」にバージョンアップ。まぁ日本ではまだ熱帯低気圧扱いかもしれませんが、それだから日本の台風情報は遅いんですよね。米軍情報では既に明確な予想進路も出ています(ブログ最後に予想進路付き画像あり)

でも今回の「ほぼ台風4号」は既にフィリピン西へ抜けており、今後は沖縄海域から遠ざかる傾向。なのでむしろ「今(=海の日連休)」の方がほぼ台風4号からの影響は大きいのかと思います。海の日連休だけに海遊びしたいのもわかりますが、この連休の沖縄の海は要注意。

今日はまだ「2-2.5m」の波も、明日・明後日は「3-4m」と高速艇も航路次第では欠航するレベル。船が欠航するということは、ビーチによっては海遊びはNGということになります。今回の波は南からの波なので、南向きのビーチは遊泳NG。その代わり北向きの海はそれほど波が入ってこないかもしれませんので、気をつければ泳げないこともないかも?どっちにつけ「安全な海は無い」ので常に注意を怠らないようにして欲しいものです。

あとほぼ台風4号の影響で沖縄の大気が不安定。昨日も各地でスコールあり。といっても雨雲群がそれほど大きい物では無いのであっという間に止んでしまうものばかり。基本は晴れベースかと思いますが、突然の雨には要注意です(特にビーチにものを置きっ放しで泳ぐと戻った時にずぶ濡れの可能性あり)。

まぁせっかくの海の日連休の沖縄なので「海で泳ぐな!」とは言いたくありませんが、少なくともこの海の日連休の沖縄は海も天気も不安定なので、常に注意を怠らないようにして欲しいものです。

またほぼ台風4号の落とし物(=98W?)が沖縄の南の海域に残っているので、さらなる台風のタマゴになる可能性もあり、今後もまだまだ警戒が必要です。まぁ個人的には海の日連休は先の話の通り「療養」なので、買い出し以外は室内から外を眺めるだけになりそうですけどね。

<ほぼ台風4号・新たな台風のタマゴ情報>
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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/15-05:12 | 沖縄台風/災害情報

2023年07月13日

気になる雲が米軍情報で95W認定!恵みの台風を期待!!

昨晩も那覇は深夜0時まで29度台だもんな〜。まぁ日中も昨日の那覇は沖縄唯二の34度台(西表島34度台)を記録し、またしても南西諸島2位の最高気温。そして1位は相変わらずの奄美大島って感じです。那覇と奄美のこの暑さはなんなの?レベル。平年より2〜3度も高い状態が延々続いています。

<昨日の南西諸島最高気温トップ10>
01位・奄美大島34.8度
02位・那覇市街34.2度
03位・西表島34.1度
04位・宮古島33.9度
05位・久米島33.8度
06位・下地島33.7度
06位・多良間島33.7度
08位・波照間島33.5度
09位・名護市街33.4度
09位・石垣島33.4度


ただ昨日の午後。フィリピン東沖の気になる雲が、よーやく米軍情報「95W」認定。しかもサイズがかなり大きい模様。でもまだ注意レベルなのですぐに台風にはなりませんが、ただこの雲の塊は今週に入ってから警戒していたので、すぐに消滅することはないと思います。

なので暑すぎる沖縄・奄美をクールダウンしてくれる「恵みの台風」になる可能性もあるかも?

少なくとも近海に活発な雲の塊があれば、空気の流れは変わって大気が不安定になり、スコールぐらいは期待できるかもしれません。なにせ今の沖縄・奄美はスコールもままならない状況ですので、台風にならなくても強烈なスコールを期待しています。まぁ台風でも直撃さえ避けられれば一気に平年以下までクールダウンできるので、手っ取り早く台風になってくれた方が楽なんですけどね。

ちなみに今週末の海の日連休にはこの台風のタマゴの影響はまだ無いと思います。あっても先の話のようにスコールレベル。大幅に天気が崩れることは無さそう。といっても海の日連休以降は「夏休み期間」に入るので、沖縄も超繁忙期となります。連休であるか否かはあまり関係ない気がしますけどね。どのみち連休も夏休みも、骨折中の私には関係ないですし、健康体であってもこの時期は海にも離島にも行きませんけどね。

暑さに耐えながらリハビリに励みます。。。

そういう意味でも今回の95Wは沖縄・奄美をクールダウンしてくれる恵みの台風になることを切に願っています。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/13-05:33 | 沖縄台風/災害情報

2023年06月29日

沖縄海域はかなり派手!机上の梅雨明け後は台風シーズンピークの様相

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プチ台風
八重山と台湾の海峡を北上!八重山では不安定な天気に

台風のタマゴ?
徐々に西へ・沖縄方面へ?

台風予備軍
八重山近海の雲が分離!今後も油断できない存在


派手ですな。沖縄海域の雲。机上の梅雨明けが発表されると間髪おかず台風シーズンピークの様相になるのはもはや定番。でも本来なら梅雨明け直後はまだ台風の心配が少ない時期のはずも、机上の梅雨明けがリアル梅雨明けと1ヶ月近く差があったために、毎回こんなことになっています(机上の梅雨明け=台風シーズンピーク)。

なにせ昨日までは2つだった気になる雲が、今朝は3つに。さらに最も安全圏だったマリアナ諸島近海の気になる雲が徐々に発達して沖縄方面へ移動中。沖縄近海にある雲は沖縄から離れた後に発達するのでそんなに気にしていませんが、このマリアナ諸島近海にある雲は沖縄に接近するとともに発達するので、沖縄から遠いものほど危険性が高いんですよね。

でもどの気になる雲も今のところは米軍情報にはピックアップされていませんので災害レベルのものになる可能性今のところ低めですが(台風予備軍のみ93Wと認定済みも警戒レベル低)、ただ近年の「プチ台風」は台風と認定されないものの、台風以上の豪雨になるものが多いので、米軍情報になくても警戒が必要です。

既にプチ台風が接近中の八重山では昨日も激しい雨になる島もありましたしね。今日もプチ台風に最も近い与那国島では猛烈な豪雨になる時間帯もありそう。日本最西端の島の方は豪雨に警戒して欲しいものです。

<梅雨本番2023年4月の与那国島は大荒れでした>
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(机上の梅雨入りは5月中旬でしたがw)

逆に那覇など沖縄本島は、八重山近海のプチ台風が雲を持って行ってくれるので基本的に晴天傾向。ただプチ台風東側は南から湿った空気が入ってくるので今朝も猛烈に暑いです。まぁプチ台風が最西端の島近海にいるということは、沖縄全域に南から湿った空気が入ってきているってことになりますけどね。

ってことで今朝も猛烈な暑さの沖縄です(最低気温=那覇27度超・宮古島28度弱・石垣島28度超)。

でも離島は風があるからまだマシですが、那覇市街はリアルに風がないので熱気がこもって離島異常に暑いです。さらにコンクリートとアスファルトの塊のような街並みだけに、1日の中で涼しい時間は皆無。真夏でも離島なら、朝晩はホントに快適ですからね〜。

嗚呼、離島でのんびりリハビリしたいw(朝の自主リハビリも汗だく)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/06/29-05:43 | 沖縄台風/災害情報

2023年06月10日

台風3号は沖縄に熱風を、本土に豪雨をもたらしそう…

ついに今朝の沖縄・那覇の最低気温が27度!

6月上旬の朝でこの気温は異常です。退院してまさかの暑さで体調が悪くなるとは・・・(今朝は超体調悪い)

なにせ入院中は常時エアコン稼働で外の暑さを一切感じませんでしたし、そもそも外気に触れる機会がありませんでしたからね。もちろん退院後の自宅でもエアコンは使用しているものの、就寝時の寝付く1時間のみで昨日の夜までは十分。しかし今朝は寝起きの際に暑さの影響か否かわかりませんが、体の節々が痛くて気分的にも最悪。まぁ体の痛さはリハビリの影響もあると思いますが、気分的な悪さは明らかにこの異常な暑さが原因でしょうね。

その沖縄の異常な暑さの原因は、沖縄の北にある前線へ南から湿った空気が流れ込んでいて、沖縄に超湿った温かい空気が延々入ってくるから。しかも本来なら前線は南下して沖縄をクールダウンしてくれる雨も期待できるはずも、台風3号の北上にともない前線を北上させる力が働き、雨になりそうでならずに湿った空気だけが入ってくる状態がずっと続いている次第です。

とにもかくにも週末の沖縄は超〜蒸し暑いです!

さらに梅雨明け直後なら南風もあって窓を開ければある程度の涼は得られるのですが、今朝はほぼ無風で窓を開けても全く空気の循環を促せない状態です。さすがに朝からエアコンは使いたくないので、今朝は本来ならこの時期はまだ使わない「ドライミスト発生機」を使って涼を得ています。

<ドライミスト発生機>
※冷風扇などドライミスト発生させる機器はバッタ物が多いので注意しましょう!

そして台風3号。

沖縄は台風の西側になるので北から乾いた空気が入ってくると思ったら大間違いでした。先の話のように夏の空気を押し上げてしまい、6月上旬ではあり得ない暑さになってしまっています。ただ台風がもうちょっと沖縄に近づけば、風も北寄りに変わってくると思いますので少しは暑さもマシになるかもしれません。前回の台風2号は恵みの「雨」をもたらしてくれましたし、今回の台風3号は沖縄に恵みの「涼」をもたらしてくれることを期待しています。

まぁ今回の台風も問題は本土でしょうけどね・・・

台風北上にともない梅雨前線も北上し、さらに台風接近に伴い南から湿った空気が入って豪雨が延々続くかと思います。この週末はまだ大丈夫だと思いますが、週明け以降はまたしても嵐の本土(特に太平洋側)になりそうですね。。。

ただ沖縄も八重山南にな〜んか怪しい雨雲群ができつつあります。台風にこそならないもののひたすら豪雨になるプチ台風的雨雲群。はたして今後の八重山はどうなるか・・・

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/06/10-06:23 | 沖縄台風/災害情報

2023年06月09日

台風3号は沖縄には好都合?逆に本土はまたしても水害へ…

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今朝の沖縄はちょっと雲多めも、真夏の沖縄の朝晩は基本的に曇り。下手すればスコール的な雨もあるのが一般的。なにせ今朝も那覇の最低気温は26度台と、梅雨明けどころか真夏の空気です。雨も無いのに湿度90%超で南風。6月もまだ上旬なのにエアコンなしでは今の沖縄は暮らすことができません。電気代高騰の中でのエアコン多用はちょっと気が引けます。。。

でも入院中の電気代はもちろん記録的な少なさ。もちろん自宅に居なかったからですが、それでも冷蔵庫は稼働しっぱなしなのでゼロにはならないですけどね。なにせ冷蔵庫の電気代がエアコンよりも高くつくのが通常ですので・・・

ただ本土に猛烈な豪雨をもたらしている雨雲群の末端が沖縄近海まで南下。奄美ではかなり激しい雨になる島も出てきそうですが、沖縄は夏の空気が雨雲群の南下をブロックしてギリギリセーフかな。

なにせ沖縄の南には台風3号が居て徐々に北上中。明らかに夏の空気を北へ押し上げてくれるので、沖縄までその雨雲群が南下することは無い気がします。なのでこの週末の沖縄は台風3号のおかげで夏の空気の中に入っていそうなので、夏の行楽日和になりそうですね。

もちろん私は外へ自由に出ることはできませんが。

まだ退院3日目。。。

離島行きどころか港へ行くだけでも厳しい状態です。でも退院後は1日1時間はリハビリを兼ねて歩いていて、最初はキツかったものの徐々に慣れてきている次第です。まぁ無理せず徐々に距離を伸ばして行ければと思います。

ちなみにこの週末の沖縄は天気的には先の話のように台風3号のおかげで好天になりそうな気がしますが、ただ台風の接近にともない海は徐々に荒れそうです。金曜日は2mの波も土日は東岸で3mを超える波との予報。もしこの週末に沖縄で海遊びをするなら西岸や北西岸の海がおすすめです(台風は南東にあるので)。といっても私自身は那覇市街西岸にある波之上ビーチにも行くのすら厳しい体の状態。まぁ同じ西岸の海でも港は入院中に散々見ましたのでもう見たくないですけどw

とにもかくにも台風3号は沖縄にとっては夏の空気を押し上げ雨雲群をブロックしてくれそうなので、好都合なものになりそうなものの、本土はまたしても豪雨をもたらしてしまうものになってしまうかもしれませんね。っていうかこの近年、毎年同じようなことになっているので、行政もいい加減に水害対策しろって・・・感じですね。もはやこの先ずっと同じ状況になるのは目に見えていますので、無駄な道路よりも水害対策に税金使って欲しいものです(同じ土木も道路と水辺は省庁が異なるので行政のしがらみでできない現実)。

<入院中毎日のように見ていた光景>
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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/06/09-06:21 | 沖縄台風/災害情報

2023年06月08日

#離島ドットコム退院 台風3号は沖縄はあまり影響無し?なので…

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入院中の台風2号の接近にはいろいろな意味で参りましたが、とにもかくにも入院で留守にしていた家は特に問題ありませんでした(昨日退院して確認)。まぁ今回の台風は本島に接近こそしましたが、勢力が弱くて沖縄全体としても大きな影響無く通過しましたからね。ただ病院もそうでしたが、我が家も窓ガラスが潮でべっとり。透明なはずのガラスが磨りガラス的になっていたので、早速今朝は窓掃除いたしました。

とはいうものの、次なる台風3号が来るとまた潮が付いてしまいそうですが、ただ今回の台風3号は沖縄にはほぼ影響無し。あっても沖縄最東端の大東島ぐらいで、大東島でも台風の西側なのでそれほど大きな影響は無いと思います。あっても海がシケるだけで、多少の遅延はあっても長期欠航は無さそうです。

ってことで今回の台風3号はこまめにチェックしないかも?

でも本土は今回も台風2号のように接近こそしないものの、停滞する梅雨前線に台風が南から湿った空気を送り込み、台風以上の猛烈な豪雨になりそうですね。毎度のことですが「太平洋側で北や西に高い山があるエリアは猛烈な豪雨に要注意」です。

ちなみに沖縄は周辺の雲を台風3号が持って行ってくれるので、台風北上にともない晴天が続きそう。さらに台風に近い大東島は北風になって涼しさも感じられそうですが、逆に沖縄本島や宮古・八重山は北風にならないと猛烈な暑さになりそうです。

既に今朝も那覇で最低気温26度弱と、朝から猛烈に暑いです。窓をあけても涼しい空気が入ってこないし、日中もかなり気温が上がりそうです。っていうか台風2号以降5日連続で「快晴・夏模様」ですので、いい加減、机上の沖縄地方の梅雨明けを明言して欲しいものですね。っていうか机上の梅雨入り以降、台風以外で一切雨降ってないし・・・(机上の梅雨入り5/18もリアル梅雨入り3/20ですが…)

台風2号は程よい雨をもたらしてくれた恵みの台風でしたが、台風3号は暑くなるだけの台風になりそうな沖縄です。なのでこの先の沖縄生活は台風よりも暑さをどうしのぐかがポイントですね。今日から実質社会復帰もあって暑さに参ってしまいそうです。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/06/08-06:21 | 沖縄台風/災害情報

2023年06月07日

#離島ドットコム入院中 間髪おかず台風3号…っていうか沖縄完璧に梅雨明け!!


昨日のツイートの通り、米軍情報では既に昨日の時点でレッドゾーンに入っていて「98W」。その後「TD03W」と台風3号のタマゴに認定され予想進路も出ていましたが、昨晩から今朝にかけて「TS03W」の台風3号に正式に認定されました。そしてそれを見てか気象庁でも台風3号「グチョル(ミクロネシアの言葉で“うこん”)」と正式に認定されたようです。

予想進路は昨日のツイート(米軍情報)と変わらず、基本は台風2号の進路に追随するも、発生場所の違いから台風2号進路に平行した形でどうにか沖縄には接近せずに済みそうです。ただし沖縄でも最東端の南北・大東島には影響ありそうで、またしても船の欠航になるかも?せっかく物流が再開したばかりなのに、また台風ともなると、今の沖縄はまるで台風シーズンピークの9月の様相です。まだ6月も初旬でこの状態って何なんでしょうね・・・

そもそも今朝の那覇。最低気温「25.8度」と完璧な熱帯夜

6月上旬で熱帯夜は本来あり得ない気候なので、梅雨明けはもちろんのこと今の沖縄は8月頃の「真夏」の様相です。ただ日中は昨日までは「まだ」29度台で30度超の真夏日には至っていない那覇。でも今朝の最低気温がこれだと、今日の那覇は軽く30度を超えそうな予感。。。訳あって、今日の暑さはリアルに困ります。

でも今回の台風3号は米軍予想通りなら、沖縄全域は台風西側にあたり、北風になって乾いた空気を送ってくれるので、台風接近時はむしろ暑さも和らぐかもしれません。逆に台風接近するまでは台風が夏の空気を押し上げ、沖縄はさらに暑くなる可能性あり。

今週後半はヤバイレベルの暑さになりそうな気がします・・・
まぁ今の沖縄はリアルでは梅雨明けしていますから暑いのは当然ですけどね。。。

ただし、台風3号は沖縄には都合が良いものの、本土はまだどうなるか分かりませんね。台風2号のように東へ一気に抜けてくれればいいですが、本土へ接近もあり得ますし、接近しなくても台風2号の時のように本土の梅雨前線へ湿った空気を送り込んで記録的豪雨に「また」なる可能性もあります。まぁ前回の台風2号の時も沖縄は大した影響無く、本土の方が大水害という、ここ数年の台風シーズンのパターン通りでしたが、今回の台風3号もそのパターンになりそうな予感です。

ってことで沖縄では台風3号は静観するだけになりますのでご理解願います。
っというものの本土に影響あれば沖縄〜本土の物流が「また」停止するのかと思うとイヤになりますけどね。台風は沖縄に接近してもしなくても「物流」の意味で影響ありますので・・・

また品不足か・・・

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/06/07-06:37 | 沖縄台風/災害情報

2023年06月03日

#離島ドットコム入院中 1日遅れで沖縄本島も台風一過へ!しかし本土は未だ豪雨

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台風直前に陸側の東向き病室から海側の西向き病室に移ってしまったので朝日は望めませんが、開けた海側で良い感じの空模様を今朝は望めました。昨日は台風通過も、沖縄には台風一過がないので1日強風が吹き荒れ不安定な天気の1日でしたが、台風通過から2日経過した今日はようやく落ち着きを取り戻しました。海も見た目では落ち着きつつあるので、航路次第ですが船便も再開しそうな気がします。

現在の那覇港/那覇新港には船が一切いませんので物流が完全停止中なのが目視できます。海側の景色に船が戻ってくれば沖縄の物流も徐々に戻ってくることになるので期待して見ています。といってもまだ入院中なので現在のお店などの物資状況は一切わかりませんが・・・(病院食も特に問題なかったし)

それはさておき台風2号、っていうか本土の豪雨状況ってことになるのかな?沖縄にはあまり関係ない情報なのでさらっと綴ります。

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本土の豪雨エリアは徐々に東へ移動し、今朝の段階では関東だけが豪雨っぽいものの、そこに勢力が弱いながらも台風2号が接近するので、関東など東日本は今日も豪雨モードになりそうですね。特に関東は低地が多いので浸水などの水害も多発しそうです。さらに山間から河川に乗って流れてくる雨水も一気に押し寄せてくるので、雨が収まっても油断禁物。沖縄と違って雨水が海にすぐ流れないので、今日だけじゃなく明日も油断せずに水辺に近づかないようにして欲しいものです。

まぁ台風2号は既に偏西風にのっているので足早に本土近海を通過するとは思いますが、とにもかくにも今日の東日本の方は油断せずに室内で我慢して欲しいものですね。興味本位で水辺に近づくのは絶対に止めましょう!

ってことで台風2号情報はここまで。

沖縄の情報に戻って、今後のポイントは物流の再開時期ですね。でも現在海側/港側の病室に移ったので、物流の状況をリアルタイムにチェックできそうですが、現在の那覇港/那覇新港には1隻も貨物船が居ませんので、そこに船が入ってくればその翌日から物流が再開という次第です。この土日は無理でも週明け以降は徐々に物流も再開し、品不足も解消されそうです。

ただしそれは沖縄本島の話。離島になるとさらにもう数日かかり、さらに遠くの離島では次の週末まで品不足が続くかもしれません。特に大東島は今回も半月近くの物流停止って感じになりそうですね。

とにもかくにも平和な雰囲気が戻りつつある沖縄。今週末は海遊びは無理でも景色が良い場所へ行ってのんびり過ごしたいものです。私も病室からのんびり海を眺めて過ごしたいと思います。といっても相変わらずリハビリに追われて忙しい入院生活になりますが・・・(予想外に入院生活は忙しい)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/06/03-06:24 | 沖縄台風/災害情報

2023年06月02日

#離島ドットコム入院中 台風2号久高島直撃も影響軽微!本土の方がヤバイ!!

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台風2号は予想通り日付が変わるあたりのタイミングで沖縄本島に最接近。沖縄本島に上陸こそしなかったものの沖縄本島南部の東岸を通過し、おそらく久高島直撃レベルの進路になったようです(気象庁は本島西岸通過を主張するも風向きからしてあり得ない)。でもその久高島でも特に停電は発生していなかったので、台風2号は沖縄全般としても大した影響は無かったと思います。

それでも沖縄本島で4000世帯近くで停電したようで、そのほとんどが沖縄本島東岸。那覇など西岸ではほとんど停電しませんでした。リアルな那覇でも雨はさほどのレベルではなく窓からの浸水も無し。さすがに通過後の吹き返しの西風は強いですが、先に最接近した宮古・八重山を見ると風もすぐに収まるようなので、意外と今日の沖縄本島は一気に天気も回復するかもしれませんね。

ただし海はしばらく大シケ。物流が完全に停止していますので、今週末の沖縄は究極の物資不足になるでしょうね。スーパーへ買い物へ行っても本土に依存しているものはほぼ空状態じゃないかな(乳製品・野菜が毎回顕著)?

でも今後の沖縄は全てにおいて回復傾向なので、結局のところ台風自体による影響は宮古・八重山も沖縄本島も半日レベルで済みましたね。反面、今回沖縄で唯一台風の東側がかかる大東島では暴風雨が長時間続きそうです。まぁ大東島は台風に強い島なので特に大きな影響は無いと思いますが、こちらも気になるのは物資不足で今回もまた半月近く物資が届かない状態になりそうです。こればかりは慣れるって訳にはいきませんからね・・・


しかーーーし、台風2号は沖縄よりも遠く離れた本土の方が多大な影響あり。まさか沖縄より先に猛烈な豪雨になるとはね。昨日の夜も台風が沖縄に最接近しているのに、豪雨は本土の方が遥かに猛烈。しかもこれからも台風が通過しきるまで豪雨は続きそうなので、下手すると3日間豪雨なんてことも(6/1〜6/3)。大水害・大災害にまでなりそうな予感・・・

ただ申し訳ないですが本土のことなので、あとは本土の気象分析士にお任せしますw(予報を一切せずに過去の情報ばかりのたまうので)


まずは沖縄の台風通過後のまとめ。大した影響がなかったのですが、備忘録的にまとめておきます(午前6時時点)

<最大瞬間風速>
南城市32.9m/s
渡嘉敷島31.8m/s
石垣島31.4m/s
那覇市街31.3m/s
宮古島30.7m/s
西表島30.1m/s

<停電>
最大3690世帯(全体の0.6%)
 本島北部2410戸
 本島中部740戸
 本島南部500〜870戸

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/06/02-06:22 | 沖縄台風/災害情報

2023年06月01日

#離島ドットコム入院中 台風2号接近中の沖縄。ピークは今夜から明日かな?

とりあえず台風モードに入った沖縄ですが、今のところは停電しているエリアも少ないですし(多良間島と本島中部東岸ぐらい)、那覇でもそんなに雨・風が猛烈って感じではありません。まぁ本島はまだ台風接近前で、ピークは今夜から明日になるとは思います。ただ昨日の夜も強風で換気扇からカタカタ音が室内まで鳴り響いていましたが、今夜はさらに激しくなるようなのではたしてまともに眠れるか否か・・・(自宅じゃなく病室なので対処できないのが辛い)

さらにその病室も東向きなので、台風接近時は窓側からモロに暴風雨を受け、病室でも窓からの浸水の可能性もあります。ってことで昨日は看護士さんが各病室を回って台風対策をしていましたね。簡易的なものですが新聞紙を窓枠下に埋め込んで浸水対策をしていました。沖縄県民なら納得のこの対策も、本土の人だとこの意味分からないんだろうな。。。少なくとも無意味な「養生テープ」は誰も使いませんのであしからずw

ちなみに新聞紙はあくまで簡易的な対策で、自宅ならビニルテープで窓枠の隙間全てを塞いで対応します。でも今回は入院中で自宅のの対策を行えままになっているのでかなり心配です。。。



それはさておき台風2号詳細情報。

typhoon20230601-no02.jpg



当初のよりも西寄りの進路になってきており、沖縄本島接近時も当初は南城市東沖を通過も、現在の予想では沖縄本島直撃もあり得る進路になっています。でも直撃した方が足早に通過するので影響する時間は少なくなる傾向。むしろ中心から少し離れたところが通過する方が影響も大きいので、直撃といってもそんなにネガティブなことばかりではありません。台風はど真ん中が通過するよりも、真ん中からやや右側(東側)が通過するのが被害が大きくなりますからね。

ちなみに台風の左側(西側)、今回の宮古・八重山は風こそ強いものの暴風雨が延々続くことはないと思います。宮古・八重山は暴風と高波だけ警戒していればいいかもしれませんね。逆に本島でも東岸は先の右側にあたるエリアも出てきそうなので、暴風雨が延々続いて災害レベルになる場所もあるかもしれません。

はたして台風号は沖縄本島エリアのどこを通過するんでしょうね。

でも現在の接近時の風がそれほど強く無く、最接近中の宮古・八重山でも最大瞬間風速が30m/s止まりなので、沖縄本島通過時も猛烈な爆風レベルにはならない気がします(爆風=50m/s超)。今回は本島直撃でも通常台風モードで十分しのげるような気がします(根拠無しの感覚的な話)。

とりあえず個人的には直撃モードの本島・那覇に居るものの、それほどの危機感は感じておりません。ヤバイ台風は接近前にそのヤバさを感じるものの、今回はヤバさをさほど感じていません。まぁ入院中で外出できませんし、食いっぱぐれることもありませんし、停電しても病院なので完全な停電にはならないという安心感もありますからね。でも停電も那覇では大規模なものは無い気がしますね(那覇の停電定番の首里や石嶺は発生しそうですが…)。

とにもかくにも台風は徐々に沖縄本島に接近中で、病院情報では明日(6/2)の外来診療はお休みになるとの噂。この地元情報が最も的確な台風情報なのかもしれませんね(ヤバイのは明日のみ)。その究極なのが沖縄ローカルスーパー「フレッシュプラザ・ユニオン」。このスーパーが臨時休業したら大災害・大停電レベルの台風ですw(リアルに那覇ではこれが常識)


(HPで「今あいています」でなかったら超ヤバイ証拠)


posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/06/01-06:35 | 沖縄台風/災害情報

2023年05月31日

#離島ドットコム入院中 那覇はひたすら嵐の前の静けさ!不気味なぐらい…

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今朝の那覇。目視する限りは風がかなり弱いです。病院敷地内のパームツリーも全然揺れていない。ただ今朝の那覇は昨日までのような鮮やかな朝焼けは無く、どんよりした空模様。雨は無いもののかなり重い空で不気味な雰囲気になっています。

台風2号本体の雨雲群は沖縄本島まで届いておらず、朝の段階で宮古・八重山が本体の雨雲群がかかりはじめている感じ。台風北側の雨雲群は暴風雨を伴うので、宮古・八重山は今日明日は大荒れの天気になりそうです。でも宮古・八重山の風はまだ「最大瞬間風速で20m/s」程度。机上では宮古・八重山は全域で最大瞬間風速22.5m/s以上の強風域に昨日から入っていますが、実際はそれほどの風では無さそうです。

ホントあの台風進路図の強風域とか暴風域とか止めて欲しいものです。あんなラインありませんし、実際の風はエリアが少し変わるだけで全く状況が異なってきます。あんなコンパスで描いたエリアなんてありませんよ!ちなみにオリジナル台風進路図の円は、その何ちゃら域という意味ではなく、雨雲群が特に密で猛烈な範囲を示しています。つまりオリジナルの方はあの円が危険域って感じで杓子定規な風速とは関係ありません。なので宮古・八重山はまだその危険域が到達していないのでまだどうにかなるレベルって感じだと思います。

ただしこれからは一気に台風が北上してきますので、風もいきなりの暴風になると思います。今日・明日の宮古・八重山の方は言わなくてもわかると思いますが一歩も外に出ないことですね。結局台風時の怪我人は「外に出てはいけないタイミングで出る人」だけです!(特にバ観光客)

そして沖縄本島は今日までは普通の生活ができるも、明日の6/1以降は徐々に荒れ、6/2は沖縄本島でも特に東岸が大荒れになりそうです。中でも風上に高台がある南城市・与那原町・西原町・中城村・北中城村・沖縄市東岸・うるま市東岸は要警戒です(まぁこちらも言わなくてもしていると思いますが)。

また今回の台風2号の唯一東側になる南北の大東島は、今回の台風2号で最も猛烈な影響を受けそうです。といっても島そのものが要塞のような地形になっていて、さらに沖縄の中でも最も台風に強い街並みになっているので、台風が停滞さえしなければ問題なくやり過ごせるかと思います。

でも沖縄各地での「停電」だけは不可避で、宮古・八重山では今夜以降、沖縄本島と大東島では明後日以降、停電するエリアも出てきそうです。ちなみに朝の段階では小浜島で50世帯停電しているようです。停電情報については可能な限りリアルタイムにツイッターでレポしたいと思います。

沖縄本島でも西岸に位置する那覇でも、東岸ほどの台風の影響は無いものの停電する可能性はゼロとは言えません。なので那覇が停電したらレポもできない旨、ご理解願います。

そして沖縄海域通過後は本土の南岸を通過しそうですが、本土の場合は台風進路が遠くても南から湿った空気が大量に入ってきて、台風本体以上の豪雨になること多し。しかも台風接近前から豪雨が始まりますので豪雨の時間も長くて土砂災害や水害の恐れもあることでしょう。ってことで台風2号は

「沖縄は停電・本土は水害」

できる限りの対策をしておきましょう!
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/05/31-06:11 | 沖縄台風/災害情報

2023年05月28日

#離島ドットコム入院中 台風2号は明らかに2011年台風2号の再来っぽい…

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沖縄近海で旋回する台風の進路は予想しにくく、さすがの米軍予想でも沖縄のどこを通過するか日々違う予想進路になっています。最初は与那国島近海、昨日は沖縄本島近海、そして今朝はまるで2011年の台風2号を彷彿させるかのような多良間島近海を通る予想進路になっています。このままだと沖縄・奄美だけではなく、2011年の時のように本土直撃の可能性も明確に出てきました。

さらに本土は実質梅雨状態なので、台風北上にともない梅雨前線が活性化され、台風以上の水害になる恐れあり。っていうか水害は台風よりも予測しやすいので、本土ではほぼ確実に河川の増水や土砂災害が起こりそうです。毎度のことですが、台風対策は早すぎるに越したことはありませんので、どうかこの日曜日に万全の台風対策を行って欲しいものです。養生テープは無意味なので転売バカを無視して、防護ネットやベニヤ板や土のうを準備して備えて欲しいものです。できれば増水しそうな河川近辺の方は自宅を対策のうえで高台などへご避難を!


そして沖縄は既に台風外側の雲がかかりはじめており、那覇でも目まぐるしい空模様になっています。雲の動きも猛烈に早く慌ただしい空模様です。そして海は既に大シケ。沖縄本島には6月3日以降に最接近ぽいですが、今朝の段階で既に沖縄本島東岸では「4m」もの波。明日は本島で「5m」、宮古・八重山では「6m」もの波になっています。沖縄海域で5mを超える波になると大型フェリーでも欠航。台風の直接的な影響がある前でも、船便欠航で物資不足が徐々に出てくることでしょう。

今回は入院中なのでリアルな品不足をレポできませんが、台風2号の進路的にはここ最近では最も欠航が長引きそうで、沖縄での品不足も究極になりそうな気がします。病院食にも影響ありそうだな・・・(毎日同じメニューになりそうな気がする)

なにせ今回の台風2号は沖縄近海で急旋回するので、旋回時はスピードダウンすることもあって台風の影響が果てしなく続きそうです。通常の台風なら半日我慢すれば暴風雨は収まりますが、今回のこの進路だと宮古・八重山では「3日連続暴風雨」なんて可能性も。そして暴風雨が続くと停電範囲が増えるばかりか、復旧もできないので長時間の停電になる恐れもあります。離島やエリアによっては1週間レベルの停電もあり得ます。逆に今の予想通りの進路だと沖縄本島や奄美は一過性の影響で、まさに半日レベルになるかもしれません。

台風はその影響が長ければ長いほど停電範囲も停電時間も長くなる傾向。

宮古・八重山の停電は何処まで広がって何時まで続くのか心配なります。沖縄本島も6月3日以降はどこかしらで停電が発生してそうです。ちなみに入院中の病院があるエリアは港が近いので停電しやすいエリアなんですよね・・・(港が近いエリアは沖縄では停電しやすい傾向)。まぁ病院なので完全な停電はないものの、少なくともネットはダウンしてしまうので台風レポはできなくなるかもしれませんね。。。

とにもかくにも今回の台風2号は明らかに「2011年5月の台風2号再来」になりそうで、さらに沖縄近海で旋回、スピードダウンするので沖縄への影響は2011年以上に大きなものになりそうです。

おそらく5月の観測記録更新しまくるレベルっぽい・・・(でも最接近は6月になるので6月の観測記録更新かな)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/05/28-07:00 | 沖縄台風/災害情報

2023年05月26日

#離島ドットコム入院中 6月初旬は台風2号で日本全域嵐の可能性有り

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台風2号について。多くは語りません。オリジナル予想進路図をご覧いただければと思います。

当初は沖縄だけの話で済みそうでしたが、このまま行くと「2011年5月の台風2号の再来」で本土直撃の可能性も出てきました。

気象虚言士の台風情報は遅すぎるので、どうか本土の方は「今のうち」に台風対策を施されることをおすすめします。ちなみに養生テープは無意味ですので、転売バカに騙されませんように。必要なのは防護ネット(ホームセンターでメートル売りしているやつ)と、窓やドアの隙間を塞ぐビニールテープと様々なものを縛って固定する洗濯ロープ(百均もので十分)。沖縄でもこの3つでいつも台風対策をしています。

その沖縄も八重山は与那国島だけではなく八重山列島全域で直撃モード。といっても八重山も沖縄も台風対策は常に施されているので、いつも通りの対応をすればしのげるレベルだとは思います。今回の台風は八重山近海で急旋回してスピードダウンしそうなので、八重山での停電は不可避のようにみえます。八重山では長時間の停電になると思われますので、冷蔵庫用の氷やモバイルバッテリー準備など、停電対策をしっかり行って欲しいものです。

そして5月31以降に沖縄旅行を計画の方はキャンセル方向で調整願いたいものです。無理に行けたとしても島の人にとって台風時の観光客は「お荷物」の一言ですので、沖縄を思うなら5月31日以降ないし6月1日以降は沖縄に行かないようにしましょう。

特に台風2号は沖縄海域で旋回しそうなので、旋回時はスピードダウンして台風の影響下にいる時間も長くなります(停電も長くなります)。逆に本土は接近しても偏西風に乗って一気に東へ抜けると思いますので、きちんと対策さえしておけばタイミング次第では寝ている間に通過の可能性もあります。

とにもかくにも言えることは・・・

6月初旬は台風2号で日本全域嵐の可能性有り

そして個人的には今回の台風2号は病室で迎えることになる次第です(台風対策していない自宅がどうなるか怖い)。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/05/26-06:35 | 沖縄台風/災害情報

2023年05月25日

#離島ドットコム入院中 台風2号の危険度は周知の事実。2011年5月台風2号の再来?

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台風2号はこのブログでも発生当初から「危険度が高い」ないし「最凶レベル」と訴えていましたが、気象虚言士殿もよーーーやくその危険性を認めるようになりました。っていうか気象虚言士様の台風情報は何から何まで遅くて手遅れ。もはや予報ではなく現況分析しかしないので資格の名前変えた方が良いような気がします(×予報士→○分析士)。

台風2号の危険度はまだマリアナ諸島近海にあるのに明確な台風の目があることでも分かります。

台風の目があるということはそれだけ勢力が強いビジュアル的な証拠であり、さらに沖縄に接近するにしたがってさらなる発達をすることを考えるとこの先恐ろしくなります。もちろん沖縄最接近時にはある程度のパワーダウンは期待できるも、一度最凶レベルまで発達したあとのパワーダウンだと、どうしても猛烈な勢力のまま沖縄近海まで来てしまいます。


さらにその予想進路も米軍情報だと3日連続で「与那国島最接近コース」

沖縄でも最西端にある与那国島への接近ともなれば、沖縄全域で台風の直接的な影響を受けることはほぼ不可避。もちろん進路から離れれば離れるほど影響は少なくなるものの、台風東側は南から湿った空気が常に入ってくるので天気的にも大荒れでしょうし、海も長期間で大荒れになるかもしれません。

まだ入院生活で今週末に病室宛てに届くリハビリグッズがあるのですが、それはギリギリセーフっぽい。ただ今後、下手に本土からの配送されるものを注文したら、入院中に届かない可能性も・・・(ギャグではなくリアル)

退院時期がまだ未確定なので今後も入院生活で必要になりそうなものがあるかもしれませんが、今後はネット通販は避けて、沖縄県内から発送されるネットスーパーだけの利用にすることとします。


そして台風が沖縄の中でも最接近しそうな与那国島。今のままの勢力だと5月としては観測史上最強確実。1961年に記録された5月の最大瞬間風速「39.6m/s」は今のままだと軽く超えそうです(感覚的には50m/sを超えそう)。

ちなみに那覇での5月の観測史上最大は2011年5月28日の55.3m/sです。このときも台風2号で、多良間島に最接近しましたが中心気圧は最高でも沖縄接近前に記録した「920hPa」でした。今回は900hPaまで強くなると言うことなので、まさに記録的な台風2号になりそうな予感です。

なお2011年台風2号は多良間島最接近後に沖縄本島西岸を縦断し、その後は本土(紀伊半島・東海)に直撃しております。

今回も本土の方は台風2号を他人事とは思わずに警戒して欲しいものです。

<2011年5月の台風2号進路>

(引用:Wikipedia
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/05/25-06:51 | 沖縄台風/災害情報

2023年05月24日

#離島ドットコム入院中 台風2号進路。米軍予想が変化無い時は当たる確率大!

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まだ遠くにいる台風の予想進路は1日で大きく予想も変わりますが、ただ米軍情報で2日連続で同じ予想になるときはその進路が当たる確率はかなり高い。台風2号の米軍予想では、昨日も今日もほぼ同じ予想進路でした。

台湾南部/八重山方面へ!

正確には台湾南部〜与那国島海域方面ですが、どっちにしても台風進路の東側は広範囲で影響があるので、沖縄最西端の与那国島に接近となると沖縄全域で大きな影響があると言うことになります。どのみち沖縄への影響はもはや不可避なのは確実です。

さらに今日の段階で日本海域にあった梅雨前線的な雲はほぼ消滅。その梅雨前線こそが沖縄海域に台風を接近させない「結界」的になっているので、その結界が無くなると言うことは沖縄へ接近しやすくなるということ。へたすればさらに東寄りの「沖縄のどこかの島への直撃コース」なんて可能性も出てきます。

さらにさらに北上後は偏西風に乗って本土方面へ・・・なんてことも可能性としてはゼロではなくなります。

そして進路以上に気になるのが台風の勢力。まだマリアナ海峡近海で「935hPa」、そして沖縄に接近するに従ってパワーアップし、5/28の予想では「900hPa」という台風シーズンピークでも最凶レベル。ただ5/29では「915hPa」という予想になっていますので、沖縄接近時に少しパワーダウンする可能性もありますが、この中心気圧の予想はあくまで安全側。実際は予想以上の猛烈な中心気圧になることが多いので、まさかの800hPa台もあり得ます。

5月でこんなに最凶クラスの台風が来るなんて従来ならあり得ない。それだけ沖縄の南の海域では海水温が高い証拠。そりゃ沖縄も梅雨明け状態って訳ですよね。

そして今後は台風接近にともない沖縄海域の雲が持って行かれるので、晴れる日は多くなりますがその分台風もパワーアップ。台風接近前で晴れれば晴れるほど、接近時は強力な台風になるという訳です。その予兆なのか今朝の沖縄は快晴ですし、机上の梅雨入り発表後は毎日のように晴れています。

なんかイヤな予感しかしない台風2号。来週(5月末)の沖縄はどうなってしまうのでしょうか???
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/05/24-06:39 | 沖縄台風/災害情報

2023年05月23日

#離島ドットコム入院中 梅雨前線的雨雲群南下!このままなら台風2号は…

今朝の沖縄。梅雨前線的雨雲群が1ヶ月ぶりでしょうか?宮古・八重山まで南下。今朝の宮古・八重山は局地的なものの、小雨レベルの雨が降ったり止んだり。反面、沖縄本島は夜中にひと雨あったものの、今朝は雨なし。気温も平年並みまで下がっていて、今朝の那覇は快適な空気感です。

っていうか宮古・八重山も、沖縄本島もかなり久しぶりの雨って感じでしたね。今朝の状態が続けば4月以来の「梅雨」って感じの空気感になるかもしれません。そして沖縄が今朝のような状態のままなら、気になる台風2号も沖縄には接近しないのですが・・・

ってことで台風2号情報。

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いろいろな意味で台風2号は悪い方向に進んでいます。

まずは中心気圧。現段階での予想進路はあくまで想定なので大きく変わることもありますが、この予想中心気圧は高確率でこの予想通りになります。むしろ予想よりも実際は悪くなる傾向なので、この5月28日の「中心気圧900hPa」は安全面でこの予想。もしかすると5月としては記録的な勢力の「中心気圧800hPa台」なんて可能性も。中心気圧は900hPaを切ると「大災害レベル」になるので、たとえ近くを通らなくてもその影響範囲は広大。台風慣れしている沖縄でも、中心気圧が900hPaを切るとなると背筋がゾッとするレベルです。

さらに予想進路。まだ確実な予想はまだ無理ですが、気象庁より遥かに当たる米軍予想では徐々に北寄り(沖縄寄り)に進路が変わってきています。先の話のように勢力がヤバイレベルの台風2号なので、少し沖縄寄りに進路が変わるだけでも影響は桁違いに変わります。さらに梅雨前線的雨雲群が今日の段階で沖縄近海にあるときは、今後は前線が徐々に北上する傾向なので、台風進路もさらに北上なんてことも・・・

最悪の場合は「宮古・八重山接近」なんてことも!?
さらに台湾南部はもっとヤバイ状況になる可能性もあります。

台風慣れしている沖縄から断言できるのは「台風2号は絶対に油断するべからず」。中心気圧も進路もさることながら、この雲の範囲と流れと成長具合は現段階でも恐怖を感じるレベルです。さらに今の沖縄の暑さを考慮すると、沖縄近海に来てもパワーダウンするどころかパワーアップする可能性も。

もちろんまだ予想・予感の範疇ですが、沖縄に長く住んでいると(台風を多く経験していると)、この予感はかなり当たるかもしれません。

9月の台風シーズンピーク以上のヤバイ台風になりそうな台風2号・・・
タグ:台風2号
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/05/23-06:43 | 沖縄台風/災害情報

2023年05月22日

#離島ドットコム入院中 どうなる台風2号?超個人的な希望としては…

今朝の那覇はほぼ熱帯夜。最低気温こそ24度台も、本来なら1日で最も気温が下がる夜明け前後で25度超。完全に梅雨明け間際の気候です。気になる雨雲群も昨日の予想通り、那覇など本島南部までは南下せず、雨も本島北部から奄美にかけてのみ。まさに那覇は梅雨明け間際って状態です。ちなみにさらに南の宮古・八重山では最低気温25度以上のリアル熱帯夜。八重山に至っては最低気温26度以上の真夏の空気感になっています。

やっぱり今の沖縄は「宮古・八重山が梅雨明け」で、「沖縄本島は梅雨明け間際」というのは間違いないようです。

そして気になるのが台風2号。

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まだマリアナ海峡南東沖にあるので沖縄までは非常に遠く、今後の進路もどうなるかわかりませんが、少なくとも沖縄でも南のエリアでは何かしらの影響は必至で、今月末には高波などの具体的な影響はありそうです。あとは何度も書いていますが沖縄が梅雨状態なら西に抜けてフィリピン方面へ進むものの、沖縄が今朝の様な梅雨明け状態だとより明確な梅雨明け状態のエリア(今日なら宮古・八重山)方面へ進む可能性もあります。現状の予想では西に抜けそうな予想進路でも、いきなり北上する場合もありますからね。

何より気になるのがマリアナ諸島近海で既に猛烈な雲のサイズになっており、中心気圧も980hPaでかなり強い勢力になっていること。今後も予想で920hPaまで発達とありますが、この予想はかなり安全側の数値になっていますので、もしかすると5月としては異例の900hPaレベルの台風シーズン超ピーク並みの強烈なものになるかもしれません。

今月末にあくまで希望ですが「退院」を控えているのですが、まさかの台風2号の最中の退院にはならないよな・・・
まぁその退院もあくまで「最速」の場合で、一般的には6月中旬が退院時期なんですけどね。

そして超個人的な今後の台風2号予測。

「台風通過後にリアルな梅雨明けになり超暑い最中に退院」

う〜ん超暑いならエアコン使い放題の入院生活の方が楽そうw(自宅は試運転すらまでしていない)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/05/22-06:56 | 沖縄台風/災害情報

2023年05月21日

#離島ドットコム入院中 台風2号認定!いつものことですが米軍の台風情報はすごい!!

昨日の朝のブログで米軍情報から台風2号のタマゴ予備軍のことを書きましたが、午後になってその米軍情報から台風2号のタマゴが認定。そして夕方になって気象庁が台風2号認定と、まさに米軍情報を追いかける形で日本の役人も台風を認定した感じになりました。

台風2号「マーワー」
マレーシアの言葉で「ばら」

まだマリアナ諸島の東南沖という遠い場所にある台風なので、今後の予想進路は明確にはなっていませんが、まずはグアムなどのマリアナ諸島に接近し、その後は沖縄やフィリピンがある西へ徐々に進みそうです。昨日のツイッター速報でも書きましたが、沖縄が「明確な梅雨」なら梅雨前線北側にある大陸からの高気圧を避けるように西へ抜けるのですが、沖縄が「梅雨明けないし梅雨明け間際」だと大陸からの高気圧が北にあるので台風が沖縄に接近する可能性があります。

つまり今後の台風2号の進路は「沖縄がホントに梅雨か否か」がポイント。

さらに沖縄の中でもより南に位置するエリアの方が台風の影響を受けやすいので、たとえ西に通過する進路になったとしても宮古・八重山への影響は少なからずあるかもしれません。むしろ沖縄本島に影響がある進路になるとだと「南西諸島のどこかへ直撃」って可能性も。。。

もちろんまだ台風認定されたばかりで今後は明後日の方向に急カーブする可能性もありますが、ただこのマリアナ諸島近海にある台風は沖縄に接近しやすいんだよな・・・しかも雲サイズも半端ないし、今後の発達次第ではこの時期としては記録的な台風になったりして。。。


そして個人的な話になりますが、入院中に台風接近だと自宅の台風対策を一切できないままで迎えることになるので、それだけは避けたいものです(外にサンダルやテーブルを出しっぱなし)。まぁ入院している病院だと街が停電しても病院は無停電装置や自家発電で完全な停電にはならないので安心ですが、何も対策をしないままの自宅はかなりヤバい状態になることも。まさかの事態にならないことを切に願うばかりです。

ってことで入院中も自宅のこともあって台風ブログに追われることになること必至。

まぁ入院中はリハビリや検査以外の時間は暇ですし、そもそも入院してから睡眠がまともに取れていないので、夜や早朝も時間が超ある感じ。しかも病室も西向きの海側から陸向きの東側に引っ越したので、台風で最も怖い「海からの吹き返しの西風」が最もこない病室で安心感はあります。自宅のことさえ無ければ他人事のように傍観できる台風2号だったのですが、はたして今後の進路はどうなるか!?

ちなみに4月や5月で台風直撃はそんなに珍しいことではありませんのであしからずw(気象虚言士殿は騒ぎそうですがw)。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/05/21-06:38 | 沖縄台風/災害情報

2023年04月22日

台風1号気になるけど影響はまだ先!静観して今の梅雨模様をしのごう!





台風1号情報。沖縄からまだ遠い海域にあるので、今後は情報がかなり長くなりそうです・・・。なのでいろいろ語っても仕方ないので、しばらくはこの図のみ。特に文章で語るのは止めときます。

まずは今の沖縄。とにかく・・・

梅雨!

ここ最近の沖縄本島海域の雨も多さもさることながら、本島以南の宮古・八重山の梅雨明け後のような暑さ。両方とも肌で感じた結果は、誰がなんと言おうとも今の沖縄は梅雨です。強いて言えば沖縄本島が梅雨末期の集中豪雨時期で、宮古・八重山が梅雨明け間際の不安定な時期。そして両方とも梅雨明け間際に吹き荒れる猛烈な南風こと「夏至南風」があり、そして風が強ければ波も高くなります。

離島滞在時も南風が猛烈で、波も南からの高波が入ってきており、船も凄かったですよ。おかげで当初乗る予定だった便が突然運休になるし、代替船が車で30分以上も待たされるし、とにかく今の沖縄は天気よりも波が大変。

ただこの南風も突然北風に変わったりしていてまだ安定していないので梅雨明けはまだ先って状態です。どっちにつけここ最近の沖縄は風が猛烈に強いので、船の運航状況には要注意ですね。といっても大型フェリーなら特に問題は無い波だと思いますが、小型の高速艇は運休もあり得ますし、さらに運行しても猛烈な揺れを伴うので、いろいろな意味で注意は必要。梅雨明け間際はいつも海が荒れるので、早くきちんと梅雨明けして海にも落ち着いて欲しいものですね。得てして台風到来が梅雨明けを告げることが多いので、今度の台風1号ははたしてどうなるか!?

そもそも「沖縄地方の机上の梅雨入り」はまだですけどねw(無意味な机上の空論)

<風が強いと海が荒れる>
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でも風が安定すればその風下のビーチなら意外と無風状態。今回の離島滞在でも風が無いビーチにいたときは夏模様だけあって猛烈に暑かったですね。なにせ離島1日目「29.8度」、離島2日目「28.8度」、離島3日目「29.0度」、離島4日目「29.0度」と連日真夏日近くまで気温上昇。しかも湿度が猛烈に高かったので、風があればなんとか暑さもしのげますが、風が無い場所だと立っているだけで汗が噴き出す状態でした。

今回は泳ぐ予定がありませんでしたし、ほとんどが自力移動だったので、海の中でクールダウンすることもできずに毎日ヘロヘロ。離島旅行すると毎回体重が激減するのでありました。(1日1kg減ぐらい)。
タグ:梅雨 台風1号
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/04/22-05:02 | 沖縄台風/災害情報

2023年04月21日

沖縄の天気予報は100%(笑)!そしていつの間にか台風1号?

「無事に」とは言いがたいですが、とりあえず離島から那覇に戻りました!

離島には丸々3日間滞在。出発直前の段階でその3日間の天気予報/降水確率は「曇り一時雨/50%・1日中雨/80%・1日中雨/100%」と絶望的なものでしたが、実際は「晴れ・晴れ時々曇り・曇り時々晴れ」と、なんと最後の最後まで全く雨なし。沖縄の天気予報は当たらないと分かっているものの、ここまで予報が悲惨だと逆に笑えますね〜。むしろここまで外す方が難しい気がしますwww

とはいうものの天気予報はチラ見した程度で、基本的には自ら分析した気象で行動。無事に今回目的にしていたことを全てクリアできた感じです。その今回の目的は「撮影」でしたが、なんと静止画と動画合わせて「3日間・2100データ」。中でも撮影のメインとしていた360度映像は「300データ」と、今後の編集を考えると恐ろしくなります(360度映像は編集が大変なので)。

つまりのところ、たったの3日間でこれだけの撮影ができたと言うことは、それだけの好天で良い光景が望めた証拠でしょうね。一気に公開はできませんが、可能なものから徐々にアップしていきたいと思いますのでご期待下さいませ!

1日目の離島 曇り一時雨予報(降水確率50%)でこの光景
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2日目の離島 1日中雨予報(80%)でこの光景
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3日目の離島 1日中雨予報(100%)でこの光景
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それはさておき、離島滞在中にいつの間にか「台風1号」認定。離島周辺の気象情報しかチェックしていなかったのでノーチェックでした。

台風1号「サンヴー」
マカオの言葉で「さんご(珊瑚)」

といってもマリアナ諸島のさらに東にあるもので、徐々にマリアナ諸島方面へ移動中。なので近々に沖縄を含めた日本海域に影響があるものではありません。ただし、既に沖縄海域は梅雨明け状態に近いので海水温は夏モード。つまりマリアナ諸島近海も夏の海水温になっていると思われますので、台風の移動が長くなれば長くなるほど台風が猛烈になるってこと。万が一沖縄方面に来たら時間をかけて発達してしまい、この時期としては記録的な台風になっちゃうかも?

とはいうものの本来のこの時期の台風は沖縄に接近することなく、そのまま西(フィリピン方面)へ抜けるか、北上しても急旋回して硫黄島方面へ移動することが多いのですが、沖縄が既に梅雨明け状態ともなると沖縄に接近する可能性も!?(離島滞在時は毎日熱帯夜でした)

4月で台風対策せねばならないのは勘弁して欲しいものです。。。

今日以降のブログも今回の離島情報をいろいろ書きたかったのに、台風1号発生でそれどころじゃなくなる可能性もありますね。足早に通過してくれると良いのですが、なんか長期間台風として居座りそうな予感がします。長期間台風として居座れば勢力もかなり発達。沖縄にも影響が何かしらありそうな予感も・・・

嗚呼、昨日までの離島は平和だったな〜



posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/04/21-05:44 | 沖縄台風/災害情報

2023年04月12日

台風1号…にはならずに安全域へ!沖縄には都合の良い台風のタマゴだった?

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懸念された「台風1号のタマゴ」はどうやら台風にならずにそのまま西へ抜けそうです。昨日の段階ですでにフィリピン近海まで進んでおり、今朝になってはほぼ上陸状態。台風ないし台風のタマゴは上陸すればパワーダウンするので、朝の段階でも消滅傾向になっているのかと思います。なので2023年の台風1号はまだお預けっぽいですね(そもそも歓迎していないけど)。

でも今回の台風1号のタマゴはむしろ沖縄にとっては好都合。

@沖縄近海の雲を持っていってくれる
気象衛星画像を見ても見事に沖縄の南にあった雲が台風1号のタマゴに引っ張られていますね。おかげで沖縄近海の雲はほとんどなく、この様子だと今日の沖縄はかなり良い天気が期待できそう。

A夏の空気を押し上げ、沖縄は夏の気候へ
台風的な雲があると広域の空気を押し上げる効果があるので、沖縄の南にあった夏の空気が北上。沖縄は夏の空気の範囲内に入り、今朝も夜明け前後で22度もあります(平年19.1度)。さらに日中の最高気温も昨日の時点で那覇では「26.4度」もあり、こちらも平年より3度近くも高くなっています。今朝は晴れそうなのに湿度は95%とまさに「夏!」って感んじの空気感です。ぶっちゃげ今朝の那覇は超〜暑くて空気が重い!!


しかし今回の台風1号のタマゴは本土にとってはマイナスかも?

@梅雨前線的雨雲群が押し上げられて雨モードへ
台風1号のタマゴによって夏の空気が押し上げられると、同時にその境界線にできる梅雨前線的雨雲群も北上。本来なら実質梅雨入りしている沖縄近海にあるはずの雨雲群が、今朝は鹿児島あたりまで北上。鹿児島南部と屋久島・種子島あたりではかなりの雨になっているみたいです。奄美大島もそのエリアに近いのでやや不安定な空模様っぽい。

A夏の空気が北上しその境界は不安定な天気へ
さらに夏の空気の北上により、本土は広域で夏の空気と大陸からの空気がぶつかり不安定な天気になりそう。夏の空気と大陸からの空気がぶつかると、雷を伴う荒れ模様になる可能性もありますからね。朝の段階では九州北部や中国地方がその不安定なエリアになっていますが、今後は西日本全体や東日本も不安定な天気には要警戒かな?


でも天気予報ではなんと言っているか知りませんけどね〜w(予報を一切見ないので)

まっ、沖縄に住んでいるので、今日の沖縄の状況さえ分かればオッケーなんですけどね。今日は外出時に少し遠くまで足を伸ばそうと思っているので好天は助かります。でも夏の空気が入ってきているとなると暑さ対策が必須で、さらにUV対策もしないと不要な日焼けをしてしまいますので気をつけることとします。暑くなればなるほど肌を隠す装いになるのが沖縄生活の基本です(タンクトップなんて絶対に着ないw)。

さてさて今日の沖縄は何度まで気温が上がるかな・・・(もはや6月上旬の感覚)

#沖縄奄美最高気温ランキング(夏日以上)

#01位西表島26・7度
#02位宮古島26・6度
#02位波照間島26・6度
#04位石垣島26・5度
#05位那覇26・4度
#06位下地島26・2度
#07位名護26・0度
#07位多良間島26・0度
#07位与那国島26・0度
#10位徳之島25・8度
#11位久米島25・7度
#12位与論島25・3度
#13位辺戸岬25・2度
#14位喜界島25・0度



昨日のワンシーン

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/04/12-05:04 | 沖縄台風/災害情報

2023年04月11日

台風1号になるかな?ならないかな??米軍情報90Wがレッドゾーンへ



昨日、速報的にボソッとつぶやきましたが、今朝になっても状況は変わらないので情報としてまとめます。

米軍情報「90W」レッドゾーンへ!
(台風のタマゴの一歩手前)

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そーいえば2023年はまだ台風1号認定されていませんが、とはいうものの平年のこの4月までの台風発生数は「1.2個」なので、今回台風認定されても平年並みってこと。しかし今回の90Wの場所が悪い。なにせ沖縄の直下(真南)にあるので、万が一北上でもしたら沖縄への影響があるかもしれないロケーション。今のところは北上しても東西のどっちかの方向に避けるとは思いますが、ここ近年の台風はホントに従来通りの進路を進まないですからね。

ちなみに台風1号認定されたら名前は「サンヴー」。マカオの言葉で「さんご/珊瑚」ということでまさに沖縄繋がりのネーミング。無事に沖縄へ接近せずに遠ざかるか、台風にならずに消滅して欲しいものです。。。

なにせ今月後半には「離島行き」を控えていて、船に乗る機会もあるので遠くの台風でも勘弁して欲しいものです(台風は接近しなくても波の影響があるので)。

ただ現在の沖縄はこの台風1号のタマゴのおかげなのか、夏の空気が押し上げられていて昨日の午後から南風。夏の空気が入ってきており、今朝も夜明け前で20度もあります。また近海の台風のタマゴがあるってことは、周辺の雲を持って行ってくれているはずなので、沖縄近海の雲も持って行ってくれているようです。なので今日の沖縄は天気も気温も程よい夏模様になるかもしれませんが、今後はこの台風のタマゴ次第で大きく状況は変わりそうです。

離島旅行中に台風情報更新は厳しいので、できれば台風まで発達せずに消滅して欲しいものですね。。。

あと台風ないし台風のタマゴが近海にいるとどうも体調が悪くなるんですよね。もちろん遠い台風の影響ではありませんが、精神的に気になって落ち着かないだけかもしれません。ただ台風的なものが近海にあると寒暖の差が激しくなるので、それが原因かもね。なにせ今朝は昨日より4〜5度も気温高いし、日中も夏日になるっていいますからね。昨日は23.7度まで上がるも一昨日は21度しかなく、日中も4〜5度の差がありそうですし。

いろいろな意味でスッキリしたいので、台風1号のタマゴ「90W」には足早に移動してもらうか、消滅して欲しいものです。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/04/11-05:03 | 沖縄台風/災害情報

2022年12月23日

昨日の午後2時の那覇市街。突然の何かが墜落したかのような衝撃!

全国的なニュースにもなったのかもしれませんが、まずは昨日の午後2時丁度のツイート。



リアルにビックリした。

地震?と思うも、余震も一切なくいきなりドカンと縦に揺れた。まるで近くに何かが落ちたかのような揺れで、最初の縦揺れのあとに横揺れがしばらく続くも地震のような振幅ではない。リアルに「何かが墜落した」かのような感覚だった(経験は無いけど)。また土建依存の沖縄では最近やたらめったら工事が多く、クレーン車の転倒なんてことも想像。地震情報を見ても沖縄海域で地震はなく、むしろ情報が無いのが怖くなるぐらいでした。

結局15分しても地震情報が無かったので、ツイッターで「沖縄+地震」で検索して原因判明。

「那覇新港で不発弾処理」

那覇新港は那覇市街北部にあり、市街地のすぐ近くにある港。そのどこで不発弾処理したかわかりませんが、突然の揺れに那覇市街はかなりパニックになったらしい。陸上での不発弾処理は周辺住民に周知があるも、海での不発弾処理の場合は地域住民への告知無し。そして結果は那覇中心街の広範囲で、突然この何かが墜落したかのような揺れを感じた次第です。

なんでこういう時に防災無線で告知しないの?

大した台風でもない時にはウザいほどするのに、リアルに身の危険を伴う不発弾処理で告知しないのは謎。まさに無能集団沖縄県。しかも広報では「入水禁止区域は処理現場から半径3キロ」となっており、思いっきりその3km内に那覇中心街が入っているお粗末ぶり。だったらその3km以内のエリアでは防災無線でも何でもいいので告知すべき事態。それを何も告知せずに実施するというのは狂気の沙汰ではないのでしょうか?

どこまで無能沖縄県庁と無脳沖縄県知事。

予測しにくいコロナだけではなく、予測できるどころか自ら実施することもろくに情報公開できないアホばっかり。ウンザリです。

<昨日の午後5時不発弾処理3km範囲>
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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/12/23-05:13 | 沖縄台風/災害情報

2022年12月13日

台風25号は消滅モードへ!そして沖縄は週末に向けて真冬モードへ

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まぁ予想通りというか、この時期の台風のパターンなだけなんでしょうが、台風25号は机上では消滅。また雲の塊もかなり崩れていて普通の低気圧の状態っぽいです。雲が渦を巻いていませんし、何より東へ一気に移動済みで、間接的な影響も沖縄にはもう無いレベルです。

ただし本来の冬の沖縄になったのだけかもしれませんが今朝は風が強めで、台風の余波も含めて沖縄海域の海は大シケのまま。今後も数日このシケ状態が続きそうなので、船便への影響は続きそうです。

でも週末に向けて徐々にですが海も落ち着いてくるようなので、今週末までには海が落ち着くのを期待したいですね。っていうか今週末はAmazonで12月1日に注文したものがよーーーーーーーーやく届くらしいので、この大シケの影響がないことを願うばかりです。注文して半月も到着しないのは、沖縄でも過去最悪になるAmazon(沖縄のAmazon倉庫無意味)。この先も沖縄が冬モードになるなら海もシケが多くなるので、Amazonでの購入は避けたいものです。ちなみに別のネットショップで買ったものは注文の3日後に本土から届きましたが…

ちなみにこの先の沖縄の天気、っていうか気候。

予報では週末に(金曜から土曜にかけて)ひと雨あるとの話ですが、天気自体は沖縄なので外れる可能性も高いものの、予想気温は当たる傾向もその数値が強烈!

日曜日の那覇の予想最高気温14度!
・・・一昨日の日曜日は24度でしたが。。。

ちなみに平年の今時期の最高気温は「21.4度」なので、次の日曜日は平年比「-7.4度」はかなり強烈。ただ個人的には、次の日曜日をさらに寒いエリアで滞在する予定なので、服装的には特に問題無さそうです。でも金土の雨のあとは冷たい北風が吹き荒れるの可能性が高いので、タイミング次第では土曜から日曜にかけて沖縄では「体感温度氷点下」になる可能性あり(予想最低気温12度/風速10m/湿度80%=体感温度-1度)。

さてさて今週末の沖縄はどうなっちゃうんでしょうね・・・

まぁ予想は予想で沖縄の気象情報だと外れる可能性も高いので、取り越し苦労で終わりそうな気がしますけどね。今週末までに、気温は判断できませんが視覚的に冬の沖縄を判断できるように「ライブカメラ」を復活させたいものです(先週末はシステム変更している余裕がなかったもので・・・)。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/12/13-05:35 | 沖縄台風/災害情報

2022年12月12日

2022年最後の台風?台風25号「パカー」が日本でも認定!その影響は?

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米軍情報ではとっくに台風扱いしていた「92W/TD29W」が1日遅れて日本でも台風認定。まっ、気象庁の台風情報が遅いのはいつものことですが…(台風情報はスピードが命なので気象庁情報は無意味)。

台風25号「パカー」
ラオスの言葉で「淡水魚の名前」

すでに昨日の時点でもレポしていますが、台風が沖縄や本土に接近することは無さそうなものの、沖縄には既に間接的な影響があるっぽい。沖縄本島は雲を持って行ってくれて、今朝も晴天の様相ですが、逆に八重山には雨雲群が集まり今朝も局地的な雨模様。

さらに台風は遠くにあっても波の影響は確実にあり、既に宮古・八重山では「5mの高波」にさらされています。沖縄本島でも3mを超える波になっているので、離島への船便は影響が確実にありそうです。八重山の外海航路はほぼ全便欠航でしょうね…(与那国島/波照間島/西表島上原/鳩間島)。沖縄本島も高速艇や大東島などへのフェリーは厳しそうですね。特に大東島は台風が常に近海にいるような状態っぽいので、欠航はかなり長引きそう…

ただ米軍予想通りなら沖縄本島以北/奄美への影響は大型フェリーだとギリギリセーフかも。なので沖縄本島や奄美への物流はギリギリ滞らずに済みそうです。とはいうものの、今後の台風次第ではまだ分かりませんけどね。なにせ東へ移動もその後迷走傾向。とはいうものの、この時期の海水温は既に下がりきっているので、台風がこれ以上発達することはなさげ。むしろ消滅傾向なので迷走もさほど影響は無いとは思いますけどね。

この分だと、この台風25号は2022年最後の台風になりそうですね。平年では25.5個の台風発生とのことなので、台風25号はまさに平均レベル。でも実際は米軍情報のように「29個」も台風レベルのものがあったので、そういう意味では平年以上の数になるかもしれません。

といっても2022年も沖縄本島に接近する台風はなかったな・・・(台風モドキは何回かあったけど)
反面、宮古・八重山は今年も直撃台風あり(台風11号/12号)。

はたして2023年はどうなるか・・・

っていうか2022年の台風もこの25号で終わって下さいね!
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/12/12-06:59 | 沖縄台風/災害情報

2022年12月11日

米軍情報で台風25号のタマゴ認定!2年前の12月の石垣島も同じ感じだったな…

<昨日の那覇>


<今日午前の那覇>


昨日の那覇は午前こそ雲が多かったものの、昼以降は清々しい晴天。風がやや強かったものの、空気が乾燥していて、日差しがある場所ではまさに「初夏の陽気」って感じでした。正午前後に少し外出していたものの、そのまま船に乗ってどこかの島へ行きたくなる気分。といっても那覇から出る船でこの時期に昼便はありませんけどね(多くても朝夕の1日2往復)。まぁ東岸まで出れば久高島や津堅島なら午後だけ離島滞在ってこともできますけどね。

ただ昨日の晴天は今日の午前まで。正午までは日差しもたっぷりでしたが、午後はどんより空一面に雲。おそらく台風25号のタマゴによる影響なんでしょうね〜。

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ってことで今朝の記事で書いた台風予備軍「92W」が、米軍情報で正式に台風25号のタマゴに認定されました。米軍情報だと「TD29W」と台風29号のタマゴ言う表記ですが、今年の台風は日本と米軍情報とでは4番もズレているので、日本としては台風25号のタマゴとなる次第です。

現在の米軍予想だと「TD29W」は沖縄に接近することは無さそうですが、反面中途半端な距離感のまま移動されると、今の八重山のような雨モードが延々続く可能性もあり、さらに海も徐々に徐々にシケていくかもしれません。

ただ天気的には台風のタマゴによる影響なら、局地的に晴れたりすることもあるかも。

2年前のまさに今と同じ12月に、石垣島で今と同じような状況だったな〜。あのときは八重山に5日間滞在して5日間ともに雨でしたが、ほんの一瞬だけ夕日が望めたりしたな〜。あのときも海が大シケて、最南端の島にも最西端の島にも行くことができず、石垣島で5日間雨を眺めていたような気がします。

まぁあそこまで離島へ行って天気が悪かったのは初めてでしたが、もし昨日・今日で離島(石垣島)へ行ったら同じような状況になっていたかもしれませんね。なのでこの週末は基本出不精でのんびり過ごすこととしています。まぁ気温は高いので室内で過ごすには快適ですしね。

Let’sGoIsland〜冬の石垣島の橋
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Let’sGoIsland〜冬の石垣島で夕日
Let’sGoIsland〜冬の石垣島で夕日



posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/12/11-13:19 | 沖縄台風/災害情報

2022年最後の台風になるか否か!?直接的な影響は無くとも船便に影響?



「満月」とまではいかないものの、逆に下弦が少し欠けていて濃淡が綺麗だった今朝の月。昨日は1日いい天気で、今朝もその天気が続いている感じです。気温も高めで、今朝も夜明け前の1日で最も気温が下がる時間に平年の日中並みの「22度」近くあり、風も穏やかで温暖な過ごしやすい朝を迎えています(半袖で過ごしています)。

ただ昨日も今朝も八重山近海には活発な雨雲群が点在しており、タイミングによっては激しい雨になっているところもあるみたい。といっても冬のしつこい雨ではなく、夏のようなスコール的な雨のようです。今日もこの様子だと沖縄本島はいい天気も、八重山は不安定な天気が続きそう(宮古島エリアは狭間で予測しにくい…)。


ただ気になるのが沖縄の南にある台風のタマゴ「92W」。昨日もツイッターで速報的にレポしましたが、今朝になって米軍情報でも大幅に位置情報が補正され、さらに勢力も台風のタマゴ目前のレッドゾーンに入ったとのこと。な〜んか沖縄にも影響有りそうな雰囲気になりつつあります。。。

はたして2022年最後の台風、発生するか否か!?
(台風になったら台風25号「パカー」…ラオスの言葉で淡水魚の名前)

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ちなみに平年だとこの時期、っていうか1年を通して台風は「25.4個」が平均なので、現在の日本海域では台風24号まで認定されており、今のところ平年並みの台風の数です。また12月の台風も別に珍しいものではなく、沖縄に影響がある進路になることはほとんど無いはずです。今回も北上傾向も東西のどちらかに逸れるとは思いますので、直撃はまず無いとは思いますが、台風のタマゴがあるだけで沖縄近海は大シケ。また台風(のタマゴ)に向かって雨雲群が流れるので、もしかすると昨日・今日の八重山の雨もこの台風のタマゴの影響だったりして・・・

個人的にはもう年内は船に乗る機会は無いとは思いますが、反面、現在ネットで買ったものが船の中x4点。まぁ既に沖縄に向かっていると思いますので影響は無いとは思いますが、この先もいろいろ物入りな時期だけに船便の運行状況が気になりますけどね。

っていうか12月1日にAmazonで購入したものが未だに届いていませんが・・・
Amazonの沖縄倉庫(豊見城デリバリーステーション/DPL沖縄豊見城)の意味って沖縄在住の人にはメリット皆無のようです。。。

まぁ海の状況は気になりますが、逆に台風のタマゴが沖縄近海の雲を持って行ってくれる場合もありますので、今回の92Wも良い方になることを願っています。そもそも発達せずに消滅する可能性もありますけどね。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/12/11-05:00 | 沖縄台風/災害情報

2022年11月13日

96Wが台風24号になったけどそれ以上に危険なプチ台風本土接近!西日本は豪雨かも

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米軍情報ではすでに警戒レベルになっていた96Wが台風24号「ヤマネコ」が認定されましたね。といっても日付変更線近くのもので、日本海域まで接近することなく消滅しそうです。名前が「ヤマネコ」なので沖縄っぽさもあるのですが、影響皆無なので情報はここまで。まぁヤマネコといっても名前の由来はヤマネコ座ですけどね。

それ以上に問題なのが沖縄各地で記録的豪雨をもたらしたプチ台風。昨日は渡名喜島で1年を通して観測史上最多/24時間の雨をもたらしましたし、一昨日も宮古島で11月として観測史上最多/1時間の雨でした。那覇はプチ台風の影響からギリギリ外れており、ほとんど雨なしでしたし降っても大したレベルではありませんでしたが、渡名喜島や慶良間ではまさに記録的豪雨になりました。

そのプチ台風がついに本土に接近!

九州では広域で猛烈な豪雨になっているみたいですね。またその中心に向かって南から湿った空気が入りますので、中心の東側の西日本全域で警戒が必要かと思います。もちろん西日本の中でも九州から遠いエリアになれば影響も少ないですが、九州に近ければ近いほど影響大。たしか今日は福岡マラソンじゃなかったっけ・・・(豪雨でも開催するんだよね・・・)

まぁ沖縄としては今日は「プチ台風一過」になりそうなので好天は期待できそうですが・・・(沖縄に台風一過はないけどプチ台風一過は可能性大)

昨日も沖縄本島海域が豪雨だったものの、宮古・八重山ではまさに「一過」の好天だったみたいですし、気温も石垣島北部と多良間島では「30.0度の真夏日」を記録。那覇は雨モードだったので最高気温は27度と大したことなかったものの、今朝の気温はリアルな熱帯夜の「25.2度/那覇南部」。那覇市街も蒸し暑く、少し身体を動かすだけで室内でも汗かくレベルです。

なので今日は那覇でも真夏日近くまで気温が上がるかもしれませんので、11月半ばにもかかわらず今日は暑さ対策ならびに紫外線対策を十分してお出かけしたいと思います。特に雨のあとの紫外線は強烈で、さらにこの時期は日焼けに慣れていないのでしっかりケアしないとね(日光浴するのは観光客と移住初心者ぐらいw)。

とにもかくにも沖縄の雨モードは終了(夜明け前まではまだ雨モードでしたが…)。

今日は1週間ぶりの日差しを服越しにたっぷり浴びてきたいと思います(日焼けしたくないので…)。でも朝はまだ雨が残っているかもしれませんので、日差しはタイミング次第かな?
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/11/13-06:14 | 沖縄台風/災害情報

2022年11月04日

夏模様沖縄!那覇は平穏も宮古・八重山はプチ台風で夏の雨!!

今朝の那覇の気温は24.5度とあわや熱帯夜レベル。湿度85%もあって風がほとんどないので外は蒸し蒸しです。昨日も1日良い天気だったので、もしかして今朝も「サガリバナ開花?」って思ったら案の定いっぱい咲いていました。後ほどレポートしますが、現在の那覇では冬の花も咲き始めているのに、未だに真夏の花ことサガリバナ開花しています。2022年のサガリバナは開花時期がかなり長い・・・

しかし那覇は平穏も、宮古・八重山では昨日から夏の雨。特に八重山は猛烈で特に西表島では12時間で100mm超。その猛烈な雨雲群(プチ台風)は徐々に東へ移動しているので、今日は石垣島で猛烈な豪雨になりそうです。そのまま行けば多良間島、宮古島も他人事ではないかもしれません。ただ沖縄本島までは到達しないと思いますので、今日の那覇は朝同様に平穏な夏模様になりそうな気がします。

っていうか蒸し暑い。

那覇もこの蒸し暑さのままだと大気が不安定になり、雨雲群が突然発生する可能性もあります。いわゆる夏のスコールですが、今日の那覇は空模様には要注意ですね。そーいえば2022年の那覇は台風が1個も来なかったけど、雨は多かったな〜。昔は台風が来ないと毎年「渇水」のキーワードが連呼され、離島に至っては給水制限も毎年のようにあったのですが、ここ最近は雨があまりに多くて給水制限どころかダム放水なんてことも多々あり。

まぁ水不足にならないことは良いことなんでしょうが、台風が全く来ないというのはあまりいいことなし。結果は海水温の上昇による珊瑚の白化や死滅になります。

2022年の台風シーズンはほぼ終わってしまいましたし、気になる雲はあるものの台風リスクは少なめですし、万が一台風になっても沖縄には接近しない場合がほとんど。まぁ冬シーズンになれば常に波が高くなるので、海水温も一気に下がってくれるとは思いますが、一度白化した珊瑚が復活するのには何年もかかりますので、来年こそはほどほどの台風には来て欲しいですね(猛烈なものは勘弁w)。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/11/04-06:44 | 沖縄台風/災害情報

2022年11月01日

厄介なプチ台風!昨日は10月の観測記録、今日は11月の観測記録更新の豪雨

昨日の午後の雨はとにかく「凄かった」の一言に尽きます。特に宮古島と下地島では10月の観測史上最多の降水量。10月と言えば本来なら台風も来る時期なので、台風でもないのに台風を上回る豪雨だったと言うことになります。

昨日1日の降水量
宮古島265mm(10月の観測史上最多)
下地島172mm(10月の観測史上最多)
石垣島239mm
沖縄本島南部138mm
那覇市街110mm


そして今日から11月。この雨は今日も続いていて、特に八重山では昨日の宮古島以上の豪雨っぽい。朝の段階で既に11月としては観測史上最多の雨を八重山各地で記録。24時間の降水量としても昨日の宮古島を遥かに超える300mm超(しかも朝の段階で現在進行形)。

この豪雨の原因は台風22号が落とし物で、前線なんて生やさしいものではなく台風レベル。このブログでは「プチ台風」という表現を使っていますが、とにかく雨が多くて雨雲群の動きが遅いのが特徴。まさに昨日も今朝もその特徴通りの状態に八重山ではなっているようです。もはや台風として認めて警戒情報を出して欲しいレベル。杓子定規な机上の空論ではなく、実際の雲の形や流れを見て気象情報を出して欲しいものです。

ただ徐々にですが東へ移動しており、与那国島は雨の範囲から既に抜けています。逆に宮古島は今は昨日ほどでは無い雨でも、今後八重山にある猛烈な雨雲群が移動してくるかもしれません。今日も宮古・八重山は猛烈な豪雨と道路の冠水に要注意です。

ちなみに沖縄本島も昨日は猛烈な雨でしたが、今朝は夜明け前は雨も止んでいる時間もありました。でも西からその雨雲群が徐々に接近してくるので、豪雨は無くとも今日も1日雨モードでしょうね。下手すれば昨日以上の豪雨になる可能性も・・・

ホント台風22号は直接的な影響はなかったのに、間接的に海は大シケになるわ、このプチ台風を落としていくは、大迷惑な台風だったのでした。あと米軍情報で「94W」、その後米軍情報では台風27号こと「TD27W/TS27W」に認定されましたが、気象庁でも台風認定。

台風23号「バンヤン」
…香港の言葉で「木の名前」

沖縄の遥か南にある雲の塊なので、さすがにそこから沖縄に影響がある場所まで北上することは考えにくい。米軍情報でもフィリピン接近するものの上陸前に消滅とのこと。なので台風23号については特に気にしなくてもいいかもしれません。やっぱり台風22号が季節の変わり目をもたらす台風になりそうですね。

ちなみに台風22号は香港に接近しそうで影響もかなりありそう。でも勢力のピークは「今」なので、香港接近する頃には台風としては消滅しているかもしれませんけどね。

やっぱり問題は台風22号の落とし物「プチ台風」。早く沖縄海域を過ぎ去って欲しいものです!(しかしプチ台風は散歩レベルの速度になることが多い…)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/11/01-07:31 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月30日

台風22号は季節の節目!今朝は熱帯夜も今年最後になりそう…

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台風22号のおかげか、今朝の沖縄は夏の空気。那覇でこそギリギリ熱帯夜を免れたものの、宮古・八重山では最低気温25度超の熱帯夜。湿度も沖縄全域で80%台後半と蒸し蒸し。でも90%を超えていないので、エアコンなしでもどうにかなる暑さです。でも風は「北東」なので、湿った南風じゃない分だけまだマシかな。

その台風22号も米軍予想では、当初懸念された台湾直撃は避けられそうで、西に避けてくれそうです。反面、香港は直撃モードでかなりの影響がありそう。そもそも既に直撃したフィリピンでは犠牲者も出ているみたいなので、沖縄は接近こそ無くともうねりなど波の影響はしばらくありそうです。

現在も「3.0-3.5m」の波があって、台風22号が北上する11月以降は台風に近い八重山では5.0mもの波になるとのこと。北からの波なので、北航路の西表島上原便と鳩間便は延々欠航だろうな・・・もちろん南航路の波照間便も台風に近いこともあって多大な影響を受けそうです。沖縄本島海域は台風から少し離れるので、フェリーならなんとかなりそうですが、高速艇は運航状況に注意した方が良さげです。

でもこの台風22号が完全に通過すると、沖縄の夏も完璧に終わりそうですね。熱帯夜も今夜が今年最後かな?

ってことで今日の沖縄生活。日曜日もあってエアコンや冷房器具(ドライミスト発生機)の大掃除でもすることとします。きちんとメンテナンスしないと次使う時に稼働できなかったりしますからね。特にドライミスト発生機は、沖縄の水道水を使っているので既にカルキで真っ白。このまま放置するとカルキが取れないばかりか配管が詰まった状態のままになっちゃいます。沖縄の水道水はこのカルキを見ちゃうと絶対に飲めませんわ。

ちなみに今日の沖縄は日本一当たらないYahoo天気では「曇り時々雨/降水確率70%」、明日は「1日大雨/降水確率90%」ですがガン無視。夜明け前後の段階でも朝焼けも望めましたし、空気感も雨の予兆は全くありません。まぁ台風による夏の空気と大陸からの冬の空気がぶつかり、突然の雨になることはあるかもしれませんが、ずっと雨ってことは空気感的にも無さそう。

根拠はありませんが今日の沖縄は程よい気候の1日になりそうな気がします。

<今日の朝焼け>
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/30-06:29 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月29日

台風22号予測不能!台湾海峡通過ともなると台湾が心配!(沖縄にも影響あり)

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台風22号がフィリピン直撃直前ですが、朝の段階で中心気圧は「985hPa」で今後も気象庁予想で「970hPa」までしか気圧が下がらないとのこと。この通りなら大した影響は無いのですが、この中心気圧の予想は平気で大外れしますので、今後どうなるかは分かりません(米軍情報で中心気圧は調査対象外)。

でも米軍情報だと風速は予想情報にあり、それでも最大で「風速65KTS=約32.5m/s」なのでそれほど猛烈なものではなさそうです。

どうしてもこの夏の終わりの台風は、2013年11月初旬フィリピン直撃の「台風30号ハイエン」を思い起こさせてしまいます。死者6000人超、行方不明1700人超、避難者400万人、被災者1200万人という、アジアでも史上最悪レベルの台風。あのときも台風発生時は大した勢力ではなかったものの、フィリピン接近時に急発達。今回の台風22号と似ている進路だけにどうしても頭にちらついてしまいます。

そして今回の台風22号は30号のように西に抜けるのではなく、フィリピン通過後に北上し台湾海峡方面へ。

まっすぐ北上して大陸に行ってくれれば一気に消滅してくれるも、台風は陸地を避ける傾向もあって東寄りに進路を変えるかもしれません。台湾海峡通過ともなると台湾全域が台風でも勢力が猛烈な中心東側がかかり猛烈な嵐に。さらにその東に位置する沖縄にも直接的な影響も出てくる可能性も。

大陸の方には申し訳ないですが、どうかそのまままっすぐ北上して大陸に上陸し、消滅してくれることを願うばかりです。

ちなみに昨日から沖縄では予想外のスコールが何回かあり。これは確実に台風22号による間接的な影響です。台風から送り込まれた夏の空気と大陸にある冬の空気が沖縄海域でぶつかっている証拠ですね。まぁ基本的に晴れるとは思いますが、一気に雲が発生してザザーっと降る場面が今週末は多そうです。

また沖縄全域の海は大シケですし(3-3.5mの波)、台風次第ではさらに高くなるかもしれません。既に昨日の午後から欠航便も出ていますし、今日以降はさらに状況も悪化。この先も台風の発達次第では、シケの状態が延々続くかもしれません。そして台風北上ともなれば物流へも影響あり。沖縄本島も他人事では無くなる可能性も…

いろいろな意味でなんかイヤな予感ばかりする台風22号です。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/29-07:37 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月28日

気象予報士は台風22号を沖縄直撃させたい?米軍予想はフィリピン行きなのに…

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台風22号「ナルガエ(北朝鮮の言葉でつばさ)」認定。

まぁ発生自体は今さら感なんですが、予想進路が別の意味で気にかかる。日本の気象予報士はネタが欲しいから、どーーーしても沖縄や日本に直撃させたいような描き方しかしませんね。米軍情報では連日沖縄ではなくフィリピン直撃コースなんですが(米軍情報で連日同じ予想の場合は当たる確率非常に高し)、昨日の日本の予報では何故か沖縄直撃コースばかり。

日本の気象予報士はそこまでしてネタ欲しいの?

結局、今朝になって米軍予想にならった進路に変更しており、なんだかな〜感が否めません。確かに米軍予想でもフィリピン直撃後に台湾や沖縄方面へ北上するというものになっていますが、フィリピンに一度上陸するか否かは雲泥の差。上陸すればパワーダウン必至なので、フィリピンを抜けた時には台風としては勢力が弱いないし台風では無い状態での北上になるかもしれませんからね。

個人的には冬の空気の影響で、沖縄にすら接近せずに沖縄の南岸をそのまま東へ抜ける可能性もありそうな気が・・・。でも接近せずに中途半端な距離感で通過されると影響も長くなりますので、来週以降っていうか来月以降の台風22号の動向には注意せざるを得ませんが・・・(海がシケて船がまた欠航する)

でも本来ならこの時期の台風は、台風20号や台風22号に認定されなかったTD25Wのようにフィリピン上陸したら確実に西に抜けるも、今回の台風22号は何故か北上。まぁ日本に接近すればするほど冬の空気に進路をブロックされるので、北上しても沖縄まで来ることは無いとは思うんですけどね・・・

この先の沖縄が夏模様になればなるほど台風22号は沖縄に近づき、冬の陽気になればなるほど沖縄から遠い場所を通過って感じになりそうです。

ただ今のリアルな沖縄の空気感からすると夏と言うより冬に近い印象なので、個人的にはあんな進路になるんじゃないかな?って思っています。なので直接的な影響はさほど気にしておらず、あとは海がどこまでシケるか否か。離島行きの船の欠航も気になりますが、やっぱり本土から沖縄への物流が気になります。今シーズンの沖縄本島は台風接近は1個もなかったのに、この物流停止で何度も何度も苦しめられましたからね。

今回は北上してもそのまま東へ抜け、沖縄への物流停止に影響ないことを切に願います。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/28-05:22 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月22日

今週末の沖縄は夏と冬のせめぎ合い!週末は不安定も週明け以降はベストシーズン?

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ほぼ台風22号の影響で、昨日は宮古・八重山、今朝は沖縄本島も何故か中北部だけ猛烈な雨になっているみたいです。那覇でも夜に多少の雨はありましたが、降っても1時間に 2-3mm。中北部ではその10倍の20-30mmもの雨が1時間で降っているみたいです(朝の段階でも進行形)。

ちなみに那覇は雨なしだったので朝ランしてきましたが、もちろん雨は全く無かったですし、下弦の月もおぼろげながら望めて良い感じでしたが、時折北の空(本島中部の空)で雷がピカピカ光るのが見えてちょっと怖かった。ほぼ台風22号の落とし物による豪雨なので、台風が移動しても雨雲群はなかなか移動せず。沖縄本島中北部の豪雨は夜明け後も続きそうな感じです。

ただ今の沖縄は完全に夏の空気。今朝も熱帯夜こそギリギリセーフでしたが、那覇の最低気温24.9度、湿度に至っては雨も降っていないのに100%、そして無風と完璧に真夏の空気感です。確かに朝ランすると外はスチームサウナ状態でしたね…。昨日の日中は雨予報も1日晴れていたので、今朝はサガリバナもめっちゃ開花していましたし(サガリバナは晴れた日の夜によく咲く)。




ただ、ほぼ台風22号が西に抜けるに従い冬の空気が南下し、夏の空気とぶつかることもなくなるので沖縄の天気も安定してくるでしょうし、大シケだった海も少しは落ち着きそうです。でも波予報を見ると週明け以降は冬の空気の南下によって、再び北風が吹き荒れて海も荒れそうとのこと。夏模様も終わることから、海遊びはもう無理っぽいですね。

ちなみに、ほぼ台風22号こと「TD25W」はずっとチェックしていましたが、それ以外に気になっていたマリアナ諸島近海の雲が、昨日から米軍情報で「93W」認定。昨日まではかなりヤバイ状態でしたが、今朝になってその寒気の南下の影響なのか勢力ダウン。台風予備軍になる前に消滅しそうな雰囲気です。この「ほぼ台風22号」で今シーズンの台風は終わりかな〜?

でもこの土日だけを見ると沖縄は冬の空気とほぼ台風22号による夏の空気との衝突で不安定な天気になりそうですが、週明け以降はベストシーズン的な程よい気候になりそうな感じ。

そして来週の平日は新月。海の状態がとても良い時期。もともとその新月近辺でどこかの島へ行こうと思っていたので、もしかすると久しぶりに実行できるかもしれません。まぁ当日まで行くか否かは決まりませんが、行ければいろいろレポートできればと思います。

とりあえず産業まつりは昨日の晴れている内にクリアしたしねw

posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/22-06:17 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月21日

早く台風進路図から解放されたいも…ほぼ台風22号とさらなる台風予備軍?

今日のメインの記事は午後にアップすることとして(謎)、まずはいつもの気象情報。

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「ほぼ台風22号」
(米軍情報TD25W)

朝の段階で中心は宮古島南沖にあるも、雲が中心に集約しているので、間接的な影響も宮古・八重山には今のところなさそうです。ただこの台風のおかげか、沖縄海域に温暖な空気が入ってきており、那覇では25度超の熱帯夜(湿度70%台)。でも昨日の日中が涼しかったので、建物などに熱が貯まっておらず、熱帯夜の暑さはむしろ心地いいレベル。ここ数日の沖縄は真冬並みの気温だったので、今朝のこの熱帯夜はとても助かります。

でもそのほぼ台風22号の中心に最も近い宮古島では24度台まで気温が下がっており、わずかながらも台風の影響があったようです(湿度も90%近い)。なので今日はこのほぼ台風22号が接近する八重山では少し気温低めも、沖縄本島は程よい初夏の陽気になりそうな気がします。

・・・天気予報では今日・明日ともに雨ですがw

とりあえず早朝の段階では雨の予兆は一切なし。でもこの温暖な空気の状態で、ほぼ台風22号が通過後に大陸からの寒気が南下すると大気が不安定になり、天気が急変するかもしれませんね。なので、今日の沖縄はほぼ台風22号の移動速度と連動して天気も変わってきそうな気がします。

現在は北東の風ですがこれが東風ないし南寄りの風に変わったら要注意!

ただ根拠はありませんが、今日の日中はまだ大丈夫なような気がするんですけどね(午後の降水確率60%・明日午前の降水確率80%)。今日は日中に外出予定ですが、傘は持って行く予定なし。まっ、明るい時間はなんとかなるでしょう!(根拠無し)

しかし、ほぼ台風22号で打ち止めになればいいものの、マリアナ諸島南で徐々にイヤな感じの雲が発達中。まだ米軍情報にも警戒レベルとして出ていませんが、雲の形はかなり気になる状態です。しかもマリアナ諸島南の海域といえば、ここで発生する台風はシーズン中だと沖縄直撃の可能性大。ただ今年は9月までで台風シーズンが終わったみたいで、先の台風20号も、今回のほぼ台風22号も沖縄方面へ北上せずに西へ抜けるパターン。この気になる雲も台風レベルになったとしても同じコースをたどりそうですけどね。

この気になる雲が米軍情報で台風にならなければ、しばらく台風進路図は必要なさそうなので進路図は今回までとし、次回以降は気象衛星画像にレイヤーで加筆する程度にしたいと思います。

とにもかくにも台風進路図から解放されたいw(描くの大変なので…)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/21-05:24 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月20日

ほぼ台風22号米軍情報認定も天気的にはOK?今週末の産業まつりは期待!!

昨日は1日絵に描いたような「ど〜んよりした空模様」の沖縄でしたが(天気予報は晴れw)、今朝も夜明け前後はどんよりしていたものの、那覇の北の空から徐々に青空が広がってきていて、夜明け後の段階では那覇市街でも西側(海側)は晴れてきている感じ。ここ最近吹き荒れていた北風も今朝はかなり収まってきており、晴れれば久しぶりに初夏の陽気を感じることができそうな予感。

なにせここ数日はどんよりした空と猛烈な北風で、完全に「真冬」の空気感でしたからね。本来の10月後半はまだ泳げる時期なんですが、ここ数日はウェットスーツどころかドライスーツ着ないと海に入りたくないレベル。っといっても海水温はまだ高いので海の中はそうでもないと思いますが。

た・だ・し、風は収まってきても海の大シケ状態は延々続きそう。

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現在は真冬の気候による大シケでしたが、週末以降は「ほぼ台風22号」による影響が少なからずありそうな沖縄。ここ最近、台風20号よりも21号よりも警戒していた「92W」が、ついに米軍情報で「TD25W」こと「ほぼ台風22号」状態に認定されてしまいました(米軍情報だと台風25号)。

まぁ沖縄方面へ北上することはまず無さそうですが、台風20号同様に沖縄全域に高波が入ってきそうなので、今週末の沖縄の海はかなり荒れそうです。SUPで流されたら確実に転覆。無謀なツアーはホントに止めて欲しいものです。またほぼ台風22号が次なる台風予備軍をいっぱい落としていきましたので、今後も当分は油断できない状況です。

といってもほぼ台風22号は良い距離感で通過してくれれば、周辺の雲を持って行ってくれますので、天気的にメリットがあることも。特に進路から離れた沖縄本島では今週末の晴天を期待したいですね〜。


なにせ今週末は3年ぶりの「沖縄の産業まつり」通常開催ですからね。


そもそも沖縄の産業まつりはほとんどが屋外会場で、屋内会場も武道館という大空間なので、密になることはほとんどないイベント。なのでこれまでの中止も「何故?」って感じでしたからね。なので個人的にも週末のどこかの時間で開場となる奥武山公園へ行く予定。程よい気候を期待しています(もちろん行くことができればレポートします!)。

ただ通常開催も、会場がコロナ前のような状況か否かは不透明。もちろんマスク着用は必須だと思いますし、オリオンビールの飲食ブースもさすがに無いとは思いますけどね(あったら逆に不安)。

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まぁ個人的に産業まつりは「新製品チェック」と「食材買い出し」がメイン。そしてお楽しみはやっぱりグルメで「オキハム」の特売と、「沖縄製粉」の揚げたてサーターアンダギーは是非とも再開願います。また離島ブースも毎回いっぱいあるので、島へ行けなくても島の物産で島の雰囲気を味わってきたいと思います。

良いレポートができることを切に願う次第です。。。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/20-08:33 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月19日

ここ数日の沖縄。夜の気温が8度も急降下!(深夜の気温27.3度→19.6度)

深夜に寒くて目が覚めました。でも念のため、窓を全て閉め切っていて装いも冬序盤の仕様にしていたのですが、掛け布団はまだだったので寒かったみたいです。それでもそのはず、昨日の夜はついに20度を下回る気温まで急降下(19.6度)。なにせ日曜日の夜は「27.3度」もあったのが、いきなりの「-8度」。さらに昨日の那覇は平均風速で10m/sもあったので、体感温度のボトムはついに一桁台(9.9度)。

そりゃ真冬の装いをして就寝しないと無理ですよね。なのでクローゼットなどから冬の装いを出したり掛け布団を出したりする余裕がなかったので、横になったままシーツにくるまって寝ていましたw

なにせ昨日の那覇は最高気温が深夜0時に記録したもので、日中は深夜よりも気温が低く、そして夜になってさらに気温が下がった感じ。体感温度からすると昨日の深夜0時の「17.5度」が最高で、正午で「13.3度」、そして夜には「9.9度」というまさに右肩下がり。でも今朝になって風が収まってきた分、少しは楽な気候になってきましたけどね。

まっ、これだけ沖縄が寒ければ、気になる台風のタマゴ「92W」も北上してこないですし、万が一接近しそうになってもこの低い気温のままなら一気にパワーダウンして消滅してくれそうですけどね。といっても北上せずに停滞されると天気的な影響は無くても高波が延々入ってくるので、それはそれで困る話なんですが…

ちなみに日本の遥か東沖にあった「91W」は昨日、あまり意味が無い台風認定。

台風21号「ハイタン」
中国の言葉で「海棠/カイドウ(ピンク色の花)」

それより「92W」

雲の形が気になるレベルではなく、台風のタマゴそのものになりつつあってかなり警戒しています。さらに昨日・今日のような冬の陽気がこの先も続けばこの92Wも心配要らないものの、また夏の空気に戻れば台風接近の可能性も出てきます。本来の10月中旬だとまだ台風シーズンまっただ中なので、この92Wも警戒せざるを得ないのでした。

それにしても今の沖縄はやっぱり寒いw

といっても昨日まで吹き荒れた暴風が今朝は今のところ収まりつつありますので、体感温度は昨日よりも高くなりそう。あとは天気次第ですが、昨日は1日どんより雲って時折冬のイヤ〜な感じの雨が降ったり止んだり。今日はまだわかりませんが、久しぶりの日差しが戻れば体感温度も上がりそうです。

本来の10月の沖縄は初夏の陽気のベストシーズン。あの心地良い陽気に早く戻って欲しいものです。

ちなみに今日の天気が回復してもまだ海は荒れ模様。初夏の陽気に戻っても海遊びは止めて景色を愉しむだけにしましょう。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/19-05:44 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月18日

台風20号の落とし物・那覇直撃!体感温度一気に10度も急降下!!



昨日の昼。沖縄本島各地で豪雨。

コザ35mm/1h(57mm/1day)
読谷28mm/1h(60mm/1day)
渡嘉敷島28mm/1h(113mm/1day)
宮城島28mm/1h(39mm/1day)
那覇23mm/1h(43mm/1day)
久米島18mm/1h(75mm/1day)


台風20号の落とし物がモロに西から沖縄本島直撃。しかも多くのエリアでわずか1時間に昨日の雨の半分以上が集中。いかに集中豪雨だったのかが分かります。さらにツイッターでもあるように、昨日の那覇はこの台風の落とし物のど真ん中にあったようで、那覇を中心に完全に風が巻いていました。その那覇は無風でまさに台風の目の中にいるような感覚。そしてその中心が過ぎ去ると猛烈な北風。今朝の那覇は強烈な北風にさらされています。

でも雨はもう降っておらず、那覇市街の路面も強風も相まってほとんど乾いていました。ただ気温が昨日の朝に比べると一気に5度も下がり、さらに強風も相まって体感温度は「昨日24度→今朝14度」と一気に10度も急降下!さすがに室内だとまだ寒さも感じませんが、外は半袖1枚では無理。昨日までは半袖でも汗ばむ陽気だったのに、いきなりの冬物登場になりそうな感じです。

さらにこの寒さと強風からすると海は大シケ。離島への高速艇は航路によっては欠航するレベルです。海遊びもとてもできるレベルではなく、むしろビーチなんかに行ったら砂嵐で居ることさえも困難な場所もあるかもしれません。

嗚呼、沖縄の夏はこれで終わったのかな…

ただこの寒さになると、気になる台風予備軍「92W」が万が一発達しても沖縄方面へ北上する可能性は低くなります。今週末は3年ぶりに「沖縄の産業まつり」通常開催だけに、92W接近は勘弁して欲しいものです。92Wには台風20号同様にそのまま西に抜けてくれることを願います。

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タグ:台風20号 92W
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/18-07:14 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月17日

厄介な台風20号。沖縄に影響ありそうな落とし物x2。既に1個は沖縄近海…



台風20号自体は既に台湾西に抜け、最も近海を通った八重山への影響も少なくなってくる・・・っと思ったら、昨日のツイートでもレポートしたように、なにやら沖縄近海に落とし物。沖縄に北に1個、南の1個。まさに沖縄は台風20号の落とし物にサンドイッチされるような状態になってしまいました。


そのうち北側の1個はもろに沖縄近海を移動中で、徐々に北東方向へ。昨日の夜は八重山、今朝は宮古、そして今日は沖縄本島方面という感じで活発な雨雲群が移動しそうです。といっても台風になっている訳ではありませんので、雨が降るだけかと思いますし、ここ数日の沖縄は南風でとにかく暑かったので、クールダウンの雨になるかもしれませんけどね。なにせ昨日も今朝も那覇は夜明け前で27度台。平年の日中のような気温の高さ。さらに南風で湿った空気が入り高温多湿。昨日の夜は10月後半としては異例のエアコン使わないと就寝できない暑さでしたからね。

そしてその沖縄北の雲は徐々に本土方面へ…(沖縄通過後はどうなるか追跡しませんが…)


またもう1個の沖縄南の雲。こちらは沖縄から距離はあって今のところ影響は無いものの、雲の密度は既に台風レベル。米軍情報でまだ警戒レベルになっていませんが、な〜んかイヤな予感しかしない雲です。米軍情報で「92W」になったら危険信号。沖縄が南風のままなら、台風20号のように西には抜けず沖縄方面に北上する可能性もありますからね。また北上後に本土方面に行く可能性も無いとは言えません。


せっかく台風20号が季節の変わり目(夏→冬)になるかと思ったら、まさかの真夏の空気を持ってくる羽目に。結果は台風予備軍の発生。今週の沖縄はこの2つの雲に翻弄されそうな気がします。

まずは今日の沖縄本島。クールダウンの激しめの雨は期待しています!

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/17-05:22 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月16日

台風詳細進路図再開!米軍情報から半日遅れで日本でも台風20号認定

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実は描きたくなかった台風詳細進路図。台風19号だけなら描く気なかったけど、「97W」が米軍情報でほぼ台風扱いの「TD23W」に認定され、それを見てからなのか気象庁も半日遅れで「台風20号ネサット(カンボジアの言葉で漁師)」認定したので描かざるを得ません。そもそも昨日も一昨日も八重山は思いっきり台風20号の影響ありましたし・・・(晴れたり豪雨になったり目まぐるしい空模様)

まぁこの時期の沖縄南近海の台風はそのまま西に抜けることがほとんどで、米軍情報でもその通りの予想進路もあって特に急いで進路図を描くこともなかったですけどね(気象庁予想はノーチェックなのでどんな予想進路か知りませんがw)。

でも先の話のように、既に八重山では昨日(土曜)どころか一昨日(金曜)から台風20号の影響があり宮古・八重山ではとっくに警戒レベル。逆に沖縄本島は台風20号が雲を持って行ってくれて基本的に良い天気で、たまに局地的なスコールがある感じ。また、雲と一緒に夏の空気も引っ張って来て、昨日も一昨日も夏模様。那覇では2日連続の30度超・真夏日でした。夜も熱帯夜だし、10月も後半になって寝苦しくなるとはね(今朝の那覇の最低気温27度超)。


ただこの台風20号が完全に過ぎ去れば、おそらく沖縄の夏シーズンも完全に終わりってことになりそう。沖縄の夏シーズンから冬シーズンへの変わり目には必ず台風到来があり。今回は沖縄に接近こそしないものの、台風到来前の気候と台風接近中の気候からすると、季節を変える台風になりそうな気がします。

指標は台風20号が過ぎ去った後の風向き。
北風に変われば夏シーズン終了。南風や東風ならまだまだ夏シーズン。

まぁ台風20号の背後にはさらなる台風予備軍もありますので、それ次第かもしれませんが、今のところは心配要らないレベル。今後の記事でもこの「風向き」に注視して今の沖縄の様子を綴っていきたいと思います。

ちなみに今朝は真夏の気候(夜明け前で27度台)。未だに真夏の花「サガリバナ」咲き誇っています!(台風の影響で東風が強くて撮影難しかったけど…)


posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/16-06:29 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月15日

台風19号は完全スルー。今の沖縄は「97W」に注視!八重山がかなり荒れている

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今の沖縄。とにかく暑い!蒸し暑い!!

せっかく台風シーズン後の心地の良い空気感になったのに、台風のタマゴ「97W」の影響でまたしても蒸し蒸しの夏の空気に戻ってしまった沖縄。

今朝の那覇は夜明け前でも「27度近く」もあるし、昨日の日中も空港周辺で「31.3度」まで上がるし、せっかく涼しい空気感にも慣れてきたところにこの真夏の陽気はかなりキツイ。さらに今朝は夜中にスコールがあったみたいで湿度「95%」

この原因となっている「97W」も動きが遅くてなかなか沖縄海域を抜けてくれないので、今日も暑くて不安定な気候になりそうな沖縄。特に八重山は台風のタマゴの雨雲群がモロにかかる時間もありそうで、今朝もかなりの雨になっている島も。沖縄本島は「97W」中心から離れているのでむしろ雲を持って行ってくれて直接的な影響はそれほどなさそうですが、同時に湿った空気も引っ張ってきているので、結果的に暑い1日になりそうです。

今日はここ最近の涼しさ(最低気温23度/最高気温27度)を想定して、自力でかなり遠くまで行く予定でしたが、この暑さだと厳しそう。天気的にも「97W」本体の雨雲群は沖縄本島からは離れつつあるけど、台風のしっぽが大量にあって突然のスコールもありそうだな〜。


ってことで今の沖縄は、台風のタマゴ「97W」のことしか頭にありませんw


ちなみに昨日、最も日本海域から遠い台風のタマゴ90Wが台風19号「ソンカー」(ベトナムの言葉で「さえずる鳥」)に認定。しかし米軍情報ではその前に最も東にあった99Wを台風に認定していて、米軍情報と遅すぎる気象庁との情報ではまたしても番号にズレ発生。ホントこの日本の台風情報の遅さにはまとめる方(私)も困らされますw

99W→TD21W→TS21W(気象庁未認定)

90W→TD22W→TS22W(気象庁台風19号認定)



ちなみに米軍情報では警戒レベルは低いものの、さらに「91W」認定。といってもTS21Wと一体化しそうなものなので気にするレベルでは無さそう。またこのブログで警戒していた「勝手に91W」は沖縄近海の97Wに取り込まれて消滅も、その影響で97Wが活性化して今の沖縄の不安定な気候につながっているのかと思います。

ってことで今の日本海域で注意しなければならないのは、気象庁がガン無視していた「97W」のみ。といっても今朝になってよーーーやく気象庁にも97Wの情報が出ていますが、ハッキリ言って時既に遅し。既に最接近しているので今後は遠ざかるだけだと思います。台風情報は「情報の早さ」が全て。ホントに気象庁の情報は毎回「遅すぎ」の感が否めません。

何はともあれこのブログでは台風19号はパーフェクトスルーし、この「97W」に注視していく次第です。リアルタイムな情報は雨雲レーダーをベースにツイッターで適宜アップ(予定)!

posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/15-05:28 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月14日

夏再来の沖縄!高温多湿でスコール多発。でも原因はやっぱり台風のタマゴ…

ホント、朝ランするとリアルな空気感をまさに全身で感じることができますね。そしてその空気感から予測する天気は当たる確率高し!

今日の朝ラン。相変わらず北風強めも、ややじめっとして生暖かいものでした。月灯りたっぷりで夜明け前ながらも晴天なのがわかる状態も、この空気感から雨が降りそうな予感。なので今朝はサガリバナ並木道には寄り道せずに家まで直行。無事に戻るも、今朝は早朝買い出しする予定で、カバンを持ち出してまた外へ。その際もな〜んかイヤな予感がしたので念のため傘を持っていく。すると・・・

最初の買い出しのお店までは雨なしも、そのお店を出た瞬間に豪雨。「バ〜チャバチャバチャバチャ」って感じの雨で、傘を持っていなかったらヤバイレベルを通り超している状態でした。もし朝ランして空気感を確認せずに買い出しへ行っていたら、確実に傘は持っていかなかったですからね。いやはや朝ラン様々でございます。

なので買い出しの行きは路面は乾ききっていたものの、帰りは至る所が池になっており、朝ラン直後もあって防水機能皆無なランニングシューズだけあって歩くのも一苦労。さすがに靴までは履き替えませんでしたからね・・・


って感じで今朝の那覇は夏再来。


夏のスコールもありましたし、そのスコールがあっても気温下がらず26度台。湿度は90%超とまさに夏の朝の空気感でした。その原因はやっぱり台風のタマゴでしょうね。なにせ沖縄のすぐ近海まで米軍情報未認定の「勝手に91W」が来ていて、その雨雲群が大東島にモロにかかっていて、その余波で沖縄本島でもスコールがあったみたいです。ただ台風のタマゴ自体は雲の密度も大したことないので、台風まで発達することは無さそうです。


また最も雲の密度が高い台風のタマゴ「90W」は98Wの雲も取り込んで活性化したものの、既にベトナム近海まで西に進んでいるので、沖縄への影響がないのはもちろんのこと、大陸まで到達してしまえば台風のタマゴもすぐに消滅してしまうでしょうね。


さらにすでに米軍情報ではほぼ台風扱いの「元99W」こと「TD21W」(米軍情報では台風21号/日本で認定されれば台風19号)は、雲の密度や渦の巻き方は90W以上にヤバめですが、ただこの海域の雲は小笠原を含めて日本に接近することは無さそうなので特に気にしなくてもいいかと思います。ただそのTD21Wのしっぽがいっぱい残っていて気になるところ(さらなる台風のタマゴ予備軍)。


それと台風のタマゴでも最も古株の「97W」は夏の空気の縁を進んで西へ西へ。このまま沖縄に接近せずに西に抜けきってくれることを願うばかりです。なにせ米軍情報でもレッドゾーンの一歩手前の勢力と、かなり警戒レベルが高め。下手すれば先の「勝手に91W」と合体する可能性もありますので、沖縄への影響もあり得ます。


そんなこんなで今朝も台風情報をまとめるだけで一苦労。図もわかりにくくなってしまいましたが、まぁ素人の戯言なので参考程度になればと思います。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/14-08:03 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月13日

台風シーズンピークより派手な日本海域の雲!さらに米軍情報にない情報がヤバイ?

空気感も風も沖縄自体は完全に台風シーズン終了なんですが、南の海上は台風シーズンピーク以上に派手なことになりましたね。そもそも昨日の時点でも台風予備軍が4個もあって派手でしたが、今朝はさらにその中の2つがほぼ台風状態。

98W
99W

でも雲の形や流れからすると、それ以上に危険なのが・・・

97W

台風シーズンが終わったと思った後にまさかの「トリプル台風」の可能性も!?

  • 台風19号「ソンカー」…ベトナムの言葉で「さえずる鳥」
  • 台風20号「ネサット」…カンボジアの言葉で「漁師」
  • 台風21号「ハイタン」…中国の言葉で「海棠/カイドウ」


そして今朝になってこのうち1個「99W」が台風の一歩手前の「TD21W」に認定されてしまいました(日本だと台風19号)。

といっても今の日本海域には大陸からの寒気が南下しており、「基本的」に台風になっても日本に接近する可能性は低め。さらに寒気の南下にともない、海水温も下がってきているので、万が一北上しても日本接近する段階ではパワーダウン。沖縄も北風が吹いているうちは特に心配はしていませんが、ただ例年の気候ならこの10月中旬は最後の強烈な台風が来る時期。まぁ2022年の気候は1ヶ月先を進んでいるので、例年のようには行かないとは思いますが、それにしても凄いことになっていますね。

しかし上記には取り上げていない、米軍情報にも認定されていないここでは「91W?」がかなりヤバイことになっています!

沖縄方面へ一直線!

でも現在の沖縄から本土にかけてはかなり強い偏西風が吹いており、沖縄に接近する前に東向きへ急旋回する可能性大。むしろ本土の東側の方がこの「91W?」はヤバイかもしれませんね。先の話のように北上にともないパワーダウンして台風にならないかもしれませんが、活発な雨雲群が消える訳ではありませんので、この先のこの「91W?」の動向には沖縄も本土も要警戒です。

ちなみに台風進路図ですが、明確な台風になるまではまだお休み。むしろ今は気象衛星(GMS)の画像にレイヤーを乗せて説明した方が分かりやすい。なのでしばらくはこのGMSをベースとした図で台風情報を提供したいと思います。米軍情報から明確な予想進路図が出たら、またオリジナルの進路図を描かざるを得ないですけどね(台風19号のみ予想進路が出ていますが、日本への影響はほぼ皆無なのでスルー)。

台風シーズンは終わっても台風情報は終わらないか・・・(そもそも台風は1年を通して発生しているけど)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/13-05:55 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月12日

「90W/98W/97W/99W」台風リスクは低めも4つの台風予備軍!さらにもう1個?

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台風のタマゴの「98W」がかなりヤバイ状態になりつつあり、沖縄にも高波など間接的な影響はあるものの、どうにか北上せずに西に移動。フィリピン北部に直撃しそうですが、沖縄への直接的な影響は回避できそうです。あとはその間接的な影響が何時まで続くかですが、問題は98Wだけの話ではない今の日本海域。

90W98W97W99W

米軍情報にも警戒レベルに認定された気になる雲を西から並べて見ました。98Wと97Wは既にかなり前から警戒していましたが、米軍情報に認定されていなかった99Wも昨日の夜に正式に認定。そして今朝は予想外の90Wが認定されていました。

といっても90Wはフィリピン西のものなので沖縄への影響はおそらく皆無。まぁ今シーズンは平気で通常の進路を逆走するので絶対に沖縄方面に来ないとは言い切れませんが、まぁ98Wが西に進んでいるのですから万が一90Wが東に進んでも98Wに取り込まれて消滅するだけだと思いますが…

個人的に気になるのは97W。

既にこれまであった96Wの雲を取り込み台風のタマゴ2つ分の雲を取り込んでいて、さらにもしかすると99Wの雲まで取り込む可能性も。となると台風のタマゴ3個分の雲。もし発達でもしたらとんでもないレベルの台風になる可能性がある雲です。さらに97Wの北には米軍情報にも認定されていない気になる雲。つまり最悪の場合は「台風のタマゴ4個分」の雲が集まる可能性もあります。

っといっても今の沖縄は台風シーズン終了後の新北風/ミーニシが毎日吹いているので、台風になっても沖縄方面に来る可能性は低いですし、さらにミーニシが吹くと言うことは海水温も徐々に下がってきているので、台風になって北上してもパワーアップはしないで済みそう。まぁ例年通りにいけばの話ですが・・・(今年の台風は本気で例年通りにならないものだらけなので・・・)

とにもかくにも今の沖縄は米軍情報でも最も警戒レベルが高い「98W」のみ要警戒。もしかすると台風19号(ソンカー…ベトナムの言葉で「さえずる鳥」)になるかもしれませんが、既にフィリピン近海まで来ているので、そのままこの時期の例年通りに西に過ぎ去って欲しいものです。今年の台風は沖縄本島接近は1個もありませんでしたが、沖縄への物流に影響するものがあまりに多くて「流通停止による物資不足」にかなり苛まされましたので、もうこれ以上の物流停止は勘弁して欲しいものです。


ちなみに今朝の那覇はどんより雲って月灯り無し。ここ数日は日中曇りがちだったものの、深夜早朝だけは良い天気で綺麗な月も望めていましたが、今朝はちょっと厳しそうです。ただ気温は早朝で24度と、半袖でも暑くもなく寒くもなくいい空気感です。

その代わり日中が曇りがちだと気温はあまり上がらず、生活するにはいい空気感も泳ぐにはちょっと肌寒い感じかな。昨日なんかは陸上の気温よりも海水温の方が高かったですからね〜。この時期の沖縄、海の中は快適も海から上がった瞬間寒く感じる時期。泳ぐなら風が入り込まない場所をキープし、海から上がったらその場所へダッシュして暖を取るのがおすすめです。まぁこの時期に水着のみで泳ぐのは観光客ぐらいだと思いますが…

<昨日の沖縄>

海水温29度陸上の気温26度



posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/12-05:30 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月11日

涼しいを通り超して寒い今朝の沖縄。陸上運動するにはいいけど海は大シケ!



朝としては昨日が満月で今朝は少し下弦が欠けていましたが、今日も夜明け前の時間で月灯りたっぷり。あまりに月が綺麗だったので、今朝は滅多に行かない「某港」まで朝ラン(行かない理由は夜明け前の時間は酔っぱらいや浮浪者が多いから)。西向きに海が開けている港なので、良い感じで正面に月が望めました。離島行きのフェリーとゲートのような大橋もフレームイン!

っといっても今朝の沖縄は「涼しい」を通り超して「寒い」空気感。まぁ運動するには丁度良い空気感でしたが、ただ走り終わった後のクールダウンが早いこと早いこと。すぐに汗も乾いて寒く感じてしまうので朝ラン直後は急いで室内へ。

また今朝の那覇は北風が猛烈に強く、ビル風も伴う場所では前に進むのもやっとのレベル。この北風は季節の変わり目に吹く「新北風/ミーニシ」ではなく、明らかに「台風のタマゴ/98W」によるもの。ミーニシとは吹き方が明らかに違いますので、朝ランしているとすぐに分かります。米軍情報でも警戒レベルが1ランクアップし、台風のタマゴの一歩手前になっています。

さらにその背後の97Wも警戒レベルがアップ。雲のサイズは98Wの倍はあるので97Wの方が要警戒です。そもそも今の97Wは96Wと97Wが合体したものなので、雲のサイズが大きいのは必然。あとは進路がどうなるかですが、ただ98Wが沖縄の南の海域をそのまま西に抜けそうなので、この97Wも同じような進路になるでしょうけどね。

またさらにその背後にはまだ米軍情報にも認定されていない気になる雲(99W?)があるし、北風になって台風シーズンは終わっていてもまだまだ油断できない沖縄。そして今はフィリピンが台風シーズンピークっぽく、2013年11月の台風30号のような史上最悪台風が到来しないことを願うばかりです(死者6000名以上/行方不明1700名以上/避難者400万人/被災者は1200万人)。今年の台風シーズンは1ヶ月早く終わっているので、この台風30号の時期と今時期はまさに合致し気になるところです。

ただ沖縄も台風ないし台風のタマゴが接近しなくても、高波は既に入ってきており、昨日も那覇市街から見える沖の防波堤でもの凄い高い白波が立っていました。既に八重山では南の沖で4-5m、島近海で3-4mと一部の航路では欠航レベル。沖縄本島から奄美にかけても3mの波なので大型フェリーこそギリギリ運航できる小型のも高速艇はかなり厳しそう。


台風シーズンが終わると涼しくなるも、同時に海も継続的に荒れるので、なかなか2つ(程よい暑さと穏やかな海)が重なる良いコンディションにはならない沖縄です。しかも2022年は1ヶ月早い気候で推移しているともなれば、今は既に11月なので泳ぐのも無理っぽいですね。

でも気温は下がっても海水温はすぐには下がりませんので、10月いっぱいなら風が無い場所を選べばまだまだ泳げそうですけどね。といっても以前は10月でも平気で泳いでいたものの、最近はそこまでして泳ぐ気が・・・歳ですね・・・w

まずは98W、そして97Wがフレームアウトして、海が落ち着くまで待つのみです。気が向いて突然泳ぎに行くこともあるかもしれませんよw(まず無いけど)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/11-07:24 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月10日

満月望めるも今日の沖縄は台風のタマゴ98Wの影響多し!やっぱり体育の日は…



無事に満月。さらにその月灯りの中朝ラン。まさ最低気温25度超の熱帯夜でしたが、それでもここ最近のミーニシ(新北風)のおかげで向かい風の道は心地いい空気感。反面追い風になる場所では風が止まるのでやっぱりまだ暑いですけどね。まぁ向かい風もあれば追い風もあるので、全般的にはいい汗かいた感じ。少し冷たくなってきた水道水も、朝ラン後のシャワーにはちょうど良い頃合いでした(真夏は朝でも水道水がぬるま湯状態で心地よくない)。

しかし月が出ている時間は良い天気だったのに、日の出時間になるとどんより曇り。さらに場所によっては那覇でも雨になったみたい。その原因は・・・

台風のタマゴ「98W」

徐々に八重山の南海域へ移動しつつあります。その雲の端っこが沖縄本島にかかってきているようで、さらに98Wに近い宮古・八重山では雨の頻度も今後は高くなりそうです。ただ進路的にはミーニシが吹いていれば北上して沖縄に接近することはなく、そのまま西へ抜けるパターンが多い。反面、接近せずに中途半端な距離を移動すると荒れた天気が長引くので、沖縄海域の海もずっとシケていそうです。航路によっては欠航もあるかもしれませんね。

まぁ台風のタマゴが接近している沖縄以上に、本土は昨日から猛烈な嵐のようですが・・・

今日は「体育の日」もとい「スポーツの日?」。本土は晴れの特異日、沖縄は台風の特異日ですが、2022年は本土・沖縄のどっちにしても不安定な天気っぽいですね。まぁ那覇など沖縄本島は98Wから遠いので晴れる可能性もありますが、沖縄でも宮古・八重山は少し荒れそうな感じ。そして本土の特に東日本は大荒れって感じになりそう。

もはや今の日本の気象は「例年」通りになることはまず無いですね・・・

でも2022年の沖縄は常に「1ヶ月早い気象」で、むしろそれが功を奏して10月に台風が来ても北上せずに、11月以降のように西に抜ける傾向。98Wのあとにも97Wと、もしかすると99Wになるかもしれない雨雲群もありますが、こちらも1ヶ月先の感覚なら、沖縄にも本土にも接近することは無さそうですけどね。といってもあくまで希望的観測で、2022年の気象はホントに予測不能。さてさて今後の日本海域はどうなることやら。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/10-06:59 | 沖縄台風/災害情報

2022年10月09日

トリプル台風のタマゴ???ダブル??どっちにつけこの先1週間は要警戒!

Let’sGoNaha〜国道58号線
Let’sGoNaha〜国道58号線


Let’sGoNaha〜とよみ大橋
Let’sGoNaha〜とよみ大橋




本来なら今日は那覇で「某祭事」があるので、写真も那覇のものを公開しましたが、正直なところショボいイベントですし、那覇市民としては国道58号線が通行止めになるのでいい迷惑(周辺道路の大渋滞が半端ない)。そもそもイベント本体が中止で、どーでもいい祭事のみ開催という訳わからない開催方針。なので詳細についてはパーフェクトスルーw

強いて言えば14時半以降の那覇中心街国道58号線は通行止めになるので要注意!
(泉崎交差点〜久茂地交差点〜松山交差点:19時頃まで)

それ以前に沖縄の体育の日連休と言えば気になるのはやっぱり「台風」。昨日の記事ではここ数年は沖縄よりも本土の方が台風リスクが高いと書きましたが、同時に気になる雲が3つほどある旨も綴ったら、昨日の米軍情報でその3つとも台風のタマゴ予備軍に認定されてしまいました。

96W97W98W

でもさすがに夏シーズンが終わりつつあることもあってか、急速な発達はしていないみたい。中には消えつつある雲の塊もありますが、ただし先日の本土直撃した台風14号も、台風のタマゴの時に一度ほぼ消滅していたときもあったものの、復活して一気に発達なんてパターンもあります。まだまだ油断はできませんね。

しかも今の夏の空気と冬の空気からすると、3つとも沖縄方面に来そうな気がしてなりません。連休中は大丈夫でも、連休明け以降は何かしら影響がありそうな・・・

まぁまだ10月。本来なら台風シーズンなので何時ものことなんですが、ここ最近の沖縄はすっかりオフシーズンの空気感だったので、このまま台風も暑さもなく過ごせると思ったところだったんですけどね〜。

でもまだ台風にはなっていませんので、詳細進路図はまだなし。今のところは気象衛星画像にレイヤーで情報を書き込むだけにしておきます(詳細進路図を描くのは実は超大変)。

ちなみに今朝の那覇は久しぶりに25度未満になり、熱帯夜からは解放。といっても瞬間的なものかもしれませんし、宮古・八重山では相変わらずの熱帯夜。反面、奄美は本土にある寒気が南下してきており、奄美群島の各離島では21度台まで気温が下がっています。熱帯夜からいきなりの21度台は、南国の沖縄・奄美からすると「寒い」ですw

この寒気次第では沖縄も北部あたりから一気に気温が下がってくるかな?反面、気温が下がれば(寒気が南下すれば)台風北上をブロックするので、台風としては願ったり叶ったりなんですけどね。

さてさてこの先1週間の沖縄・奄美の気候、そして台風。どうなる?

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/10/09-05:32 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月30日

ビビった台風18号の進路予想もどうにか通常進路に!台風17号を追いそうです

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台風18号の昨日までの米軍予想コースにはかなりビビりましたが、今朝になってよーやく通常の台風のような予想進路に変わりました。ホント、今年の台風は予想しにくいだけあって、昨日までの米軍予想もまさかというものでしたが、あり得ないことは無いという感覚でしたからね。

台風18号は台風17号の後を追って、本土に直撃することなく通過しそうです。

しかし台風は進路に北側に猛烈な雨雲群を伴って移動するので、本土直撃を回避できても雨雲群を回避するのは難しそう。既に昨日の夜から関東の太平洋側に雨雲群が到達していますし、この先は台風本体が接近するのにともなって雨雲群もさらにかかる範囲が増えそうです。しかも本土接近時は現在の沖縄海域に入るときよりも発達するらしいので、台風の進路から離れていても暴風雨になる可能性もあり。

でも今年はこれだけたくさん本土に台風が接近しているのですから、豪雨対策とかできていますよね・・・

ちなみに昨日、台風18号が最接近した大東島エリアでは、北大東島で最大瞬間風速「24.7m/s」とのことなので、大した影響なしって感じ。冬に吹く風と大して変わらなかったみたいです(南大東島は冬の風よりマシなレベル)。そして沖縄本島では台風が近海にいるのにむしろ無風モード。北から乾いた空気が入ってきたはずなのに、無風なので昨日も猛烈に暑かった。。。

そして今回の台風18号は雨台風のようで風はそれほどでもなく、波も中心付近だけ高いぐらいでこのまま行けば沖縄の物流停止には影響なさげ。ホント、今年の台風は沖縄本島に接近するものは1個も無かったのに、物流停止は何度も何度もあってウンザリ。今回も「またか!」と思いましたが、どうにか物流停止は回避できそうな雰囲気です。

今後、台風18号は東へ抜けるとして、気になる雲は2つほど。マリアナ諸島の南と東に1個ずつ。といってもすぐに台風になりそうな雰囲気はありませんので、しばらくは台風を気にしなくて済みそうです。台風の超特異日の「体育の日連休」も今のところは台風回避できそうですね。

しかしまだまだ台風シーズンピーク。沖縄に安定した強い北風が吹くまでは、台風リスクが高い状態になります。まぁ北風が強くなったら気温も一気に下がるので、生活するにはいいですが、泳ぐにはちょっと厳しい気候になるかもしれませんけどね(そうなるのが沖縄の夏シーズン終わりって意味)。

また今週末については沖縄に台風の直接的な影響がなくても「波のうねり」が入ってくるので、できれば今週末に泳ぐのは避けた方が良さげ。特に台風に近い沖縄本島の東岸はかなり危険なので、泳ぐならうねりが入りにくい西向きのビーチが無難です。結局、この単純な話を知らないまま無謀に海に入る人が事故を起こしているんですよね・・・

「近かれ遠かれ台風が近海に居るときは海に入らない」

鉄則です。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/30-05:44 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月29日

アンビリバボーな台風18号予想進路!こんな進み方は見たこと無い!!

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米軍情報では昨日の夜の時点で「TS20W」と台風認定。まぁ日本の台風情報はこの米軍情報から1日遅れるのが「定番」なので、今日にはよーやく認定かな?っと思っていましたが、夜明け前にどうやら日本でも認定されたようです。どっちにつけ、日本で台風に認定されようとされまいと、日本の情報は一切チェックしていませんのでどーでもいい話なんですけどね。

ちなみに米軍情報では20番目の台風も、日本は2つほどスルーしちゃっているので、米軍情報で「TS20W」も今回の台風は「台風18号ロウキー(米国の言葉で男性の名前)」

昨日の記事でも台風16号を追えば沖縄本島〜先島、台風17号を追えば大東島に最接近しそうな予想をしましたが、どうやら今回は後者の大東島近海を通過しそうです。まさに台風14号や15号、そして最新の17号と同じような進み方をするみたい・・・

って思ったら、その大東島近海通過後の米軍予想が衝撃的!こんなのあり?って感じです。

まさかの本土近海で旋回!
東日本から西日本へ?
偏西風はどこいった?


この時期の日本海域には偏西風という西から東への空気の流れがあり、台風14号も15号も17号もその流れに乗って本土近海で一気に東へ移動。今回もそれを追った進路になるかと思ったら、東日本の南岸でいきなりの西へ旋回。この角度で本土に接近する台風は記憶にないかも?(被害が甚大になる危険な南東方向からの接近)

さらに旋回するということは、確実にスピードダウンするということで、その影響も長時間にわたると言うこと。加えて停滞中は基本的に勢力アップするので、近海で停滞する台風はもの凄い被害をもたらす可能性があります。沖縄でも過去最悪と言われる「2003年9月の台風14号」も、宮古島近海で停滞して「電柱1000本倒壊&風力発電3基倒壊」という史上最悪の被害をもたらしました。あのときも「停滞さえしなければ・・・」と言われましたからね。

もちろん沖縄に比べて本土近海の方が海水温は低いので、停滞しても沖縄海域ほど発達しない可能性もありますは、どっちにしても台風が近海に停滞して良いことは一切ありません。


う〜ん、大東島接近よりも、本土近海での台風迷走の方が今後のポイントになりそうな台風18号。


もはや規格外の台風18号なので今後の展開が全く読めないです。さらにその西日本方面へ行けば、またしても本土から沖縄への物流に多大な影響あり。個人的な話ですが、現在2つほどネットで購入したものがあって、モロにこの台風の影響を受けそうな配送タイミング。そのうち1つはリチウムイオン電池も含まれる商品なので100%船便。手元に届くのは何時になるやら…

ただ初期の米軍予想は大きく修正されることも多いのですが、しかし今回の進路は3回連続でほぼ全く同じ予想進路。米軍予想が3回連続で同じものになるときは、ほぼ確実にその進路になる傾向・・・

はたして来週の本土はどうなるか?

リアルに「この角度はヤバイ」です・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/29-05:54 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月28日

沖縄が猛烈に暑いと台風来ない?涼しくなると台風到来?どっちが良いのやら…

まずは沖縄・奄美の昨日の最高気温

01位 石垣島32.1度
02位 那覇31.9度
03位 徳之島31.6度
04位 奄美大島31.4度
04位 久米島31.4度
06位 北大東島31.3度
06位 下地島31.3度
08位 名護31.1度
08位 多良間島31.1度
10位 与論島31.0度
10位 南大東島31.0度
12位 波照間島30.9度


この順列、なんかおかしくない?

1位の石垣島はわかるも、2位以降の地域がほとんど沖縄本島以北じゃん。通常のエリア毎の気温は「八重山>宮古>本島>奄美」の順列なのに、昨日のエリア的なものだと「本島>奄美>宮古>八重山」とほぼ逆。しかも石垣島の気温も夕方までは那覇と同じ気温で、夕方になって瞬間的に更新した状態。

リアルに昨日も、そして今朝も那覇は暑いです。台風の進路にも影響する「夏の空気」の影響なのかな〜?(沖縄本島エリアがその中心に近いって証拠?)

でももし沖縄本島がこのまま真夏の暑さが続くとなると、気になる台風18号(まだタマゴだけど)は、夏の高気圧が台風の進路をブロックし、沖縄本島を避ける進路になるはずなんですけどね。もちろん希望的観測の上での話ですし、真夏の暑さでもそのまま台風が直撃する場合もありますが、なんとなく台風18号はまた本土方向へ行きそうな気がするんですけどね…

先の台風14号も、台風15号も、そして現在の台風17号も、見事に北緯30度ライン(屋久島の緯度)あたりから一気に東へカーブしていることもあり、今回の台風18号のタマゴも北上すれば一気に東へ移動しそうな気がしてなりません。まぁ最悪は沖縄本島まで北上し直撃後に東へカーブするパターンですけどね。。。

とにもかくにも台風18号の進路は沖縄の暑さ次第のような気がします。猛烈に暑ければ台風来ない、過ごしやすい空気感だと台風到来。

はたして今週末の沖縄はどうなる?そして来週の本土はまた台風到来か否か?

でも今回の台風18号のタマゴは今のところ雲のサイズは小さく勢力弱め。このままの状態なら接近しても大した影響は無いとは思いますが、台風16号も当初はそのレベルもスーパー台風まで発達したので油断はまだできませんけどね。

ちなみにおまけ的に台風17号情報(沖縄には無関係なので)。台風本体の雨雲群がギリギリ本土の陸上を避けそうな感じで北東方向へ進んでいます。なので本土は台風17号の間接的な影響はあっても直接的な影響はないまま過ぎ去りそうです。まぁその間接的な影響なのか、昨日から今朝も本土は不安定な天気のエリアも多そうですけどね。逆に沖縄は夏の高気圧の影響で安定した空模様っぽい。今日も真夏の空気感の1日になりそうです。

台風18号が夏の終わりを告げる台風になるといいな〜(沖縄は台風到来で季節感が変わる傾向)。

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※台風18号「ロウキー(米国の言葉で男性の名前)」
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/28-05:35 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月27日

台風17号小笠原最接近も沖縄には無影響。その代わり台風18号のタマゴ…

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台風17号「クラー(タイの言葉でバラ)」がよーーーやく日本でも台風認定。進路は台風シーズンが終わったあとのような本土を避けて一気に東へ移動する進路も、今朝は小笠原に最接近中。机上の中心気圧は「992hPa」と大したことありませんが、中心付近の雲がかなり密なので、小笠原は猛烈な豪雨になっている島もあるかもしれません。父島では1時間に27.5mmの雨に、最大瞬間風速も33.4m/sを記録。まぁ40m/sを超えていないので被害レベルではないと思いますし、台風慣れしている小笠原なので台風対策も万全でしょう。

むしろ小笠原通過後。本土に物理的に接近しないものの、今回も台風北側に広範囲な雨雲群を伴いますので、東日本の太平洋側では間接的な影響は明日以降あるかもしれませんね。とはいうものの直撃は避けられそうなので、連続台風という印象は無さそうです。「台風17号」は小笠原のみって感じっぽいです。

し・か・し・・・現在、台風シーズンピーク。

既に台風18号のタマゴになりそうな雲が、昨日の時点で米軍情報「97W」に認定。やっぱり台風17号は次なる台風リスクを残していきましたね。まだ雲が集まっていないので、近々台風になることは無さそうですが、米軍情報に認定されることはかなりの確率で台風になりそうです(日本の台風認定は米軍情報から何日も経過した後でしか認定されない)。

しかもマリアナ諸島西という、台風16号と台風17号の間にあるので、進路もその2つの中間(沖縄方面)になる可能性もあったりして・・・

ただ今の沖縄は真夏の空気感なので、おそらく沖縄海域には夏の高気圧が停滞。台風は夏の高気圧を避ける進路を通るので、今回も台風16号か台風17号の進路をトレースしそうな気がしますけどね。とにもかくにも小笠原を最接近中の台風17号よりも、沖縄としてはこの台風18号のタマゴになり得る「97W」に要警戒です。

この9月は那覇に台風接近こそなかったものの、「物流停止」というストレスに苛まされていた沖縄生活。台風接近は1日で済みますが、物流停止はその前後3日間も併せた「1週間」は最低でも続きますからね。

「おかめ納豆不足」と「100%果汁ジュース不足」はもう勘弁ですw(個人的にこの2つが顕著だった9月の沖縄生活)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/27-07:26 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月26日

今日にも台風17号?でも今回は偏西風に乗り、本土接近前に東へ行きそう

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米軍情報でも警戒レベルがレッドゾーンに入ったので、間もなく正式に台風17号「クラー(タイの言葉でバラ)」が発生しそうですが、どうも本土周辺には偏西風が南下してきており、台風が北上しても本土には接近せずに東へ抜けそうな雰囲気です。

まぁ希望的観測の意味合いも強いですが、ただ偏西風が南下しているのはリアルな話ですし、すぐに北上することもないと思いますので、この東へ抜ける進路はあながち間違っていないかもしれません。しかも昨日の位置から一気に北上していることもあって移動速度も速く、進路的にも台風16号の後を追うことは無さそうです(沖縄には影響皆無という意味)。

ただし台風16号は昨日の米軍情報で台風14号同レベルの「STY=SuperTyphoon」認定。猛烈な勢いでフィリピン上陸。どのような影響があったかまだわかりませんが今朝になって西に抜けたので、大きな影響がなかったことを願う次第です。

ただスーパー台風になったためなのか、その影響が昨日も、そして今朝も沖縄に思いっきり出ています!

昨日はとにかく目まぐるしい空模様で、晴れるか雨かのどっちかという極端な天気。中間の曇り空が無くて、とにかく落ち着かない空模様でした。まぁ雨が降っている時間が短いので移動などへの影響はありませんでしたが、運が悪いと思いっきり大雨になっていましたからね。そして気温は高めで、雨が多かったこともあり湿度も高め。昨日は梅雨明け直後のような猛烈な蒸し暑さだったのでした。

今朝も夜中にスコールがあって気温こそ25度台まで下がりましたが風が全く無く、雨が止んでいても湿度98%とかもあって外は完全に蒸し風呂状態。25度台の気温の感覚は全く無く、今朝も真夏の朝って感じの空気感でした。この様子だと今日も不安定な天気で日中も蒸し蒸しの1日になりそう。。。

台風14号の時の沖縄は、北から乾いた涼しい空気が入って快適だったな〜(10月下旬の空気感)。

まぁまだ9月なので沖縄は「真夏」だから、今朝の蒸し暑さは何時ものことなんでしょうが、あとは台風17号が過ぎ去った後に日本海域の季節感がどうなるかですね。台風は季節の変わり目になることが多いので、台風17号はなんかそんな感じもしています。

・・・でもまだ台風のタマゴが何個もありますけどね(パラオ近海・マリアナ諸島近海)。

<真夏の夜・早朝の花 今朝は水もしたたるサガリバナ>
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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/26-05:58 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月25日

連鎖する台風シーズン!台風14号の再来?台風17号の足音ヒタヒタ…

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台風16号は沖縄方面へ北上することなくそのまま西に抜けそうなんですが、しかし台風の目が発生するほどパワーがかなりあるようで、昨日も今朝も沖縄の空模様は超不安定。特に昨日の午前、外出で那覇を離れていた2時間に那覇で1時間に20mmを超える豪雨。確かに那覇に戻ったとき、路面が池のようになっているのでビックリしましたが、ただ晴れていたので気にもとめていなかったものの、まさかの豪雨だったみたいです。

どうも台風16号のしっぽが沖縄全域にかかっているようで、今朝も台風16号の中心に向かって雨雲群が流れています。といっても昨日同様に降っても局地的かつ短時間の雨なので、今日も沖縄の雨は運次第かな?

それ以上に昨日も今朝もとにかく蒸し暑い沖縄。

台風14号の時は本土方面に台風が行ってくれたおかげで、沖縄には乾いた北風が入って快適だったものの、昨日からは台風16号によって東から湿った空気が入ってとにかく蒸し蒸し。気温も昨日は那覇で沖縄最高気温を記録しましたし、今朝も宮古・八重山では26度台まで気温下がるも、那覇では27度台。今のところ沖縄には気温が下がる要素が無いのでこの暑さはしばらく続きそうです。

その気温が下がる要素といえば次なる台風。

このブログでは3日前から警戒していて、米軍情報でも2日前から警戒情報になっていたマリアナ諸島東の「96W」が、昨日の夜になってよーーーやく日本でも警戒レベルになったみたいです(気象庁は相変わらず反応遅くまだだけど…)。

96Wは2つの台風のタマゴが合体してできそうなので、先の九州直撃した台風14号の再現するかのような巨大な雲の塊になりつつあります。さらに今年の台風の中でも最も南の海水温が高いエリアでの台風発生ともなると、沖縄や日本海域に来るまでに猛烈に発達して巨大かつ猛烈な台風になる可能性あり。加えてこの海域の台風はこれまでのセオリーだと「沖縄にも本土にも直撃」する可能性も・・・

といっても今年の台風はこれまでのセオリーが通用しないコースばかりなので全く違うコースになりそうですが、台風慣れしている沖縄からすると今年最もイヤな雰囲気の台風。

米軍情報でも警戒レベルが1つ上がり、間もなく「台風17号のタマゴ」認定レベルまで来ています。この海域だと沖縄や本土まで来るのに1週間〜10日かかるので、まーーーた週末に影響ありそうな雰囲気。もちろんコースもタイミングもあくまで「最悪の場合」の話で、台風16号同様にそのまま西に抜けてしまう可能性もありますけどね。逆に台風15号のように沖縄には接近せずに本土直撃の場合もありますが・・・

とにもかくにも台風情報は今週も休めそうにないのは確実。今度こそ次なる台風のタマゴを残すこと無く、日本海域を過ぎ去って欲しいものですね。

台風シーズンの連鎖する台風

台風11号 多良間島直撃
(台風のタマゴ残す)
台風12号 石垣島直撃
(台風のタマゴ残す)
台風14号 九州直撃
(台風のタマゴ残す)
台風15号 関東東海直撃
(台風のタマゴ残す)
台風17号?


※台風17号になったら名前は「クラー」…タイの言葉で「ばら」(綺麗なバラには棘がある?)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/25-05:28 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月24日

台風15号台風16号よりもヤバそうな96W!台風17号になれば台風14号の再現も?

typhoon20220924-no1516.jpg



台風15号「タラス」フィリピンの言葉で「鋭さ」
台風16号「ノルー」韓国の言葉で「のろじか(鹿)」

米軍情報の94W/TD17Wが台風15号、95W/TS18Wが台風16号に認定されましたね。でも本来ならTSが台風でTDが熱帯低気圧なので、認定される順番は逆なんですが、まぁもともと日本(気象庁)の台風情報はいい加減なものが多いので、どうでもいいですが・・・(そもそも沖縄では気象庁の情報はアテにしていません)。

どちらも米軍情報の初期予想通りに進んでいるので、沖縄には直接的な影響はほぼなし。ただ台風16号による間接的な影響が少しあって、海は八重山で3mの波、そして沖縄本島では今朝方スコール。海も陸も少し不安定って感じです。でもどっちも大崩れするほどではないので、この2度目の連休は比較的穏やかな陽気を沖縄では過ごせそうです。まぁその分暑いですけどね・・・(朝のスコールがあるまでは深夜でも那覇の気温28度)。

ただ台風15号は沖縄には影響皆無だけど、本土は雨台風だけあって記録的豪雨になっているようですね。でも雨台風も進路も豪雨のエリアも予想の範囲内。なのになんで本土は台風のたびにあんなにパニック状態になるのか謎。沖縄からすると「なんで台風対策しないの?」って毎回思います。

今回の台風15号は雨台風。雨台風は中心の北側に猛烈な雨雲群を伴い、雨雲群は東から西へと雨雲群は移動。風上となる東側に海がある地形の場所では猛烈な豪雨。さらに台風本体は西から東へと移動しているので、結果的に雨雲群はなかなか動かない。

案の定、今朝の段階で伊豆半島、京浜エリア、房総半島が豪雨になっていますね(どれも東に海がある)。

また雨台風は中心の北側の広範囲で雨になるので、台風が最接近している関東だけではなく、東北や北海道でも激しい雨になっているみたいです。でもこれも予測の範囲内なので、予め対策をしていれば過ぎ去らない台風は無いのでやり過ごせるはずなんですけどね・・・(それでも台風のたびに毎回パニック状態になる本土)。

とにもかくにも「過ぎ去らない台風は無い」ので、東日本の方々は雨が収まるまで室内で我慢して欲しいものです。決してバカな行為(様子見で水辺近くへ行く)はしませんように!


それはさておきその他の台風関連情報。


「96W」は相変わらずマリアナ諸島の東にありますし、さらに米軍情報にはまだ掲載されていないマリアナ諸島北東の雲はさらに発達していますし、もしかするとこの2つは1個にまとまって先の台風14号のような巨大化する可能性もありますね。台風15号と台風16号だけだったら、過ぎ去ればしばらく台風は無いと言えるものの、このマリアナ諸島近海の雲はホントに厄介です。

台風15号も台風16号も影響無い沖縄としては、この「96W」がとにかく気になります。っていうか台風14号の再現になる可能性もあったりして・・・(複数の台風が1個になるという意味で)。

今後もこのマリアナ諸島近海の雲には厳重に警戒が必要かと思います(気象予報士は96Wガン無視で台風15号しか語らないと思いますが・・・)。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/24-05:52 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月23日

どっちが台風15号?台風16号?さらに台風17号?台風18号?台風シーズンピークだな…

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台風15号「タラス」フィリピンの言葉で「鋭さ」
台風16号「ノルー」韓国の言葉で「のろじか(鹿)」
台風17号「クラー」タイの言葉で「ばら」
台風18号「ロウキー」米国の言葉で「男性の名前」


台風になるか否か微妙な雲ばかりで、今後どうなるかわかりませんので、とりあえず今の日本海域で可能性がある台風4個。備忘録として書いておきます。

まずは既に本土に雨雲群上陸中の「元94W」。

北側に広大な雨雲群を伴う典型的な「雨台風」ですが、どうも勢力としては発達しておらず、米軍情報でも「TD」という台風の一歩手前のまま。むしろ後に警戒情報に認定された「元95W」の方がTDの1個上のレベルの「TS」認定。米軍情報でTSということは、日本ではほぼ台風状態。

なのでもしかすると既に本土接近中の元94Wよりも、沖縄の南を西に進む元95Wの方が先に台風15号に認定されるかもしれませんね。米軍情報のナンバリングと逆になるので、日本の情報は紛らわしいったりゃありゃしません。日本の台風情報は毎回毎回遅いので、いい加減米軍情報に併せたナンバリングにして欲しいものです。

結果「元94W」とか「元95W」の方が分かりやすいので、進路図のものはそのままにしております。


そして昨日「怪しい雲」としていたマリアナ諸島南の雲が、「96W」認定。3つ目の台風のタマゴ認定です。さらにこちらは米軍情報未認定ですが、マリアナ諸島東に気になる雲あり。まさかの「97W」でもなろうものなら、同時期に「4つの台風のタマゴ」が日本近海に発生ってことになっちゃいますね。

まぁ台風シーズンピークですから・・・

なので騒いでも仕方ないので、台風情報は進路図をご参照まで(図にいろいろ書いていますので)。


とにもかくにも9月2度目の連休の沖縄は穏やかな空気感です。物流も再開してきているので、この連休はいろいろ買い出ししたいですね。海も台風15号?16号?が南沖を通過時も、波は最高で2m前後なので船の欠航にまで至る影響は無さそうです。ただし、海の中の流れは速いので、基本「東波」だから海遊びすなら西向きの海が無難でしょうね。沖縄本島なら南城市やうるま市のビーチよりも、恩納村のビーチの方が安心かも。

とりあえず今週末は久しぶりに台風を気にせず過ごせそうな沖縄です。逆に本土は広範囲で大雨。ただ台風に発達しても「雨台風」になると思いますので、風が無い分まだ楽かも?アウトドアは無理でもインドアなら連休も楽しめるとは思いますよ。

今回の本土の台風?は、陸上ならそれほど警戒しなくてもいいような気がします(勢力弱くても海は危険)。とりあえず騒ぐほどのものではないと思うのですが・・・

posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/23-08:12 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月22日

間もなく台風15号は本土ど真ん中直撃?沖縄はそれより気になる95W他…

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台風15号「タラス」フィリピンの言葉で「鋭さ」

米軍情報でレッドゾーンに入った「94W」。ついに今朝になって台風15号の一歩手前「TD17W」認定!(米軍だと台風17号も2022年は2番ズレあり)

その進路はまたしても本土。でも今回は本土縦断ではなく、紀伊半島〜中部直撃コース?

でも今回は雲のサイズがとても小さく、先日の台風14号のような大荒れにはならないとは思うんですけどね。といっても今回も台風進路の右側(東側)では広範囲で大雨になると思いますので、直撃するエリア以外でもいつものごとく「北や西に高い山・南や東に海」の地形の地域は猛烈な豪雨になるかと思います。っていうか毎回のことなので、水害対策とか備えとかいい加減していないのか毎回疑問に思いますが・・・

最接近は連休ど真ん中の9/24。まぁ早かれ遅かれ、今度の連休は本土の中部〜東日本は外に出ないことですね。台風14号ほどではありませんが、それでも台風ともなればまともに外に出ることはできないでしょう。といっても台風を舐めて、外に出てけが人や犠牲者が毎回出る本土の方々・・・(学習してよ!)

沖縄で同じ状況なら今日中に買い出し済ませて3連休は一切外に出ないで過ごします。


とにもかくにも台風15号(まだ認定前だけど)は沖縄には影響ないので、情報はここまで。沖縄としては台風16号のタマゴになりうる「95W」と、さらにもう1個の気になる雲に要注意。

まずは「95W」。米軍情報で昨日認定されましたが、発生場所がやや沖縄寄り。台風15号?の後を追いかけてくれればいいのですが、この海域の台風は沖縄に接近しやすいので気になります。今のところ同じ場所でずっと停滞していますが、このエリアだと西に行く場合もありますし、北へ行く場合もありますので、進路がどうなるか予測不能。最悪の場合は停滞するだけして発達し、猛烈なパワーの台風になってから移動すること。そうなると接近しなくても沖縄海域への影響は大きく、ま〜た物流が止まります。

せっかく今週末から物流再開モードの沖縄だったのに、来週ないし来週末はまた物流止まる可能性もあり!

はたして95Wは台風16号になるか否か。そしてその背後のマリアナ諸島東の気になる雲もどうなるか?

大変申し訳ありませんが、台風15号は沖縄には影響ないのでスルーして、台風16号ないし台風17号になりうる気になる雲に警戒させていただきたいと思います。ここ数日は台風シーズン終了後のような爽やかな北風になっていて快適でしたが、まだまだ台風シーズンは終わらないようです・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/22-06:02 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月21日

今週末の沖縄は平穏?本土はまた不安定?微妙な台風15号のタマゴ…

台風14号過ぎ去っても雨雲レーダー見る限り、東日本は「台風一過」という感じにはなっていませんね。まるで沖縄に台風が来たときかのように台風のしっぽが残り不安定な天気。やっぱり日本全域が温暖化で南国のような気候になっているんでしょうね。

その証拠に台風が本土に上陸しても全くパワーダウンしませんでしたし、結局台風として消滅したのは本土を完全に横断して太平洋に抜けた後。まぁ当初の予想ほどの猛烈な状態での本土縦断・横断にはなりませんでしたが、それでも各地に大きな爪痕を残したようですね。

でも沖縄生活としては本土を足早に通過してくれたので、どうにか今週末には物流も元に戻りそうです。1週間前に注文した某YBカメラの商品もよーやく船便に載りそうです(といっても到着にあと4〜5日かかり結局注文後2週間かかることになりそうですが…)。


ただ台風14号はしっかりと次なる台風のタマゴを残していて、既に一昨日の時点で米軍情報で警戒レベル「94W」へ。そして昨日は台風のタマゴ一歩手前まで警戒レベルがアップしているので、今週末には台風15号認定(米軍情報だと17W認定)されるかもしれません。

でも今回は雲の流れが台風14号時とは変わっており、台風になっても本土や沖縄直撃を避けられそうな気がするんですけどね。といっても「今日」の話で、台風になる頃には雲の流れも変わっているかもしれませんが、とにもかくにも今週末の沖縄に至っては台風を気にせず過ごせそうです(本土は台風15号が北上したら今週末もどうなるかわかりませんが…)。

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それはさておき今朝の沖縄・那覇。

未だに最低気温25度超の熱帯夜ですが、それでも今朝の気温は25度台まで下がり、これまでの28度前後に比べると2〜3度どころか10度ぐらいの差に感じます。っていうかこれまでの真夏の装いだと寒いw

なんか今朝は台風シーズン後の10月後半の空気感にいきなり変わった感じも、昨日は日中の日差しがまだ真夏のもので、曇っていれば爽やかな良い季候だったものの、晴れると刺さるような日差しで猛烈に暑く感じる状態でした。でもこの気候のまま行けば、今週末の連休の沖縄は、ベストシーズンさながらのコンディションになるかもしれませんね。夏模様で海も落ち着き、最高の週末になるかも(超希望的観測)。っといっても台風リスクが高いこの時期に、どこかへ旅する予定はもともと立てていませんし、混雑する連休に出かける気もありませんが・・・

まぁ物流が再開するので買い出しのための遠出ぐらいはするかな?って感じです。そのついでにどっか寄り道してストレス発散したいものですね。
直撃なくとも沖縄近海に台風がいるだけで、沖縄生活はいろいろストレスですからね(台風情報チェック・不安定な天気・物流停止による品不足などなど)。
発散しないと爆発しちゃいそうですので・・・

とにもかくにも台風情報を休ませて欲しいものです(当分無理っぽいけど…)。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/21-05:41 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月20日

台風15号のタマゴ「94W」米軍情報認定!台風14号は机上の空論に騙されませんように!!

まずは気象予報士が騒いでいる「上陸」とか「なんちゃら域」とか、机上だけの情報に惑わされませんように!(騙されませんように!)

台風14号。

正確な位置、っていうか正確な危険な場所を知るには「雨雲レーダー/ナウキャスト」があれば自らチェックできます。しかもほぼリアルタイムでチェックできるので、机上の適当な進路情報のように1時間2時間も遅い情報より遥かに役立ちます。この雨雲レーダーの暖色(赤色・黄色)が危険なエリアで、台風と共に移動するのでこの先の危険なエリアになり得る場所も予測可能です(右/東へ移動します)。



ってことで台風14号に関する情報はこれだけw(沖縄に関係ないので…)

沖縄としては台風14号の落とし物が超気になります。昨日のブログで「超警戒」と書いていた気になる雲が、ついに米軍情報で「94W」警戒情報に登場。

やっぱりか・・・

94Wの図は最後に掲載するとして、台風14号のような巨大な雲を伴う台風は、必ず次なる台風のタマゴを残していくのですが、今回も見事に残していきました。そして台風14号とそんなに変わらないエリアにあるので、もし台風になるとすると今回も南西諸島経由で本土に行くかもしれませんね。もちろんまだ台風にもなっていませんし、いつ頃接近するかもわかりませんが、少なくとも今月末ないし来月初旬はまた台風情報を警戒しないとならないですね。

また沖縄への物流止まるのかな・・・

既に那覇でも生鮮食品が品不足で高騰。バナナ1.3倍、トマト1.6倍。どちらも日持ちしないもので沖縄でのストックがしにくいから価格高騰が顕著です。トマトに関しては小さいもの1個がトマトジュース900mlペットボトルより高いという状態ですからね〜(トマトジュースは保存が利くのでストック豊富で価格そのまま)。

まぁ那覇はあるだけマシなんでしょうが・・・(離島は買うこともできないレベル)

台風は暴風雨などの天気的影響はたったの「1日」も、高波による物流への影響は「1週間以上」と、沖縄としては本気で後者の方がキツいです。っていうか天気的影響は台風対策万全にしている沖縄なので多少の暴風雨ぐらいはへっちゃら。でも物流停止対策はできても限界がありますので、今は物流に対するストレスが究極に溜まっています。

本土は台風直撃しようと陸路があるのでこの物流停止はほぼ無いですからね・・・

早く「おかめ納豆」を自由に食べたーーーいw(物流停止で毎回欠品になる具体例)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/20-07:13 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月18日

台風から離れても直撃のような感覚の沖縄!まさに伝説級の台風14号(になるかも?)

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台風14号の威力猛烈!

さほど接近していない沖縄・那覇でも今朝の風は、まるで台風直撃中かのような風切り音が常にしています。昨日の夜もそれなりに凄かったですが、今朝はまさに台風直撃って感じの音と空気感。もちろん台風の中心は沖縄・那覇から遥か離れた場所にありますが、遠く離れた場所でもこの状況ということは、いかに台風14号は猛烈なのかが沖縄でも伺えます。

朝の段階で台風14号の中心は奄美の喜界島近海。昨日の大東島より接近しているので、大東島では最大瞬間風速25m/sのところ、喜界島ではそれを上回る風が吹いているようです。それでも喜界島と台風中心は100km以上も離れていて、しかも台風の影響が少ない進路左側でこの状況。これが直撃したらと思うと・・・


米軍予想では「屋久島→甑島→天草→有明海→熊本/久留米」という予想進路が2日連続で出ています。米軍予想が2日間変わらない場合は、その通り進む可能性が大きいです。

そしてその後も「山口/広島→鳥取/舞鶴→金沢/富山→新潟→山形/仙台」と言った具合に列島縦断。しかも台風の進行方向右側は中心から離れていても猛烈に荒れるので、コースから離れているはずの太平洋側でも嵐になること必至。今回、沖縄・奄美では1ヶ所も台風右側にならなかったので、どこまで荒れるか予測できないところも怖いです。


ただ唯一の救い?は台風の目が今朝になってぼやけてきたこと。台風の威力のピークは超えたかもしれません。まぁここ近年の台風は本土接近するに従って発達する場合もあるので、本土接近時にまた台風の目が復活する可能性もありますが・・・


あと気になるのは有明海近辺で東へ旋回すること。

旋回するということはスピードダウンすることでもあるので、その間、暴風雨エリアはずっと豪雨と暴風にさらされることになります。つまりのところ有明海に面するエリア(長崎・佐賀・熊本)はかなりの影響がありそうです。さらに本土全域が台風進路の右側になるので、荒れた状態がどこまで広がることやら・・・


そして大変申し訳ないのですが、この先の台風14号は沖縄からは遠ざかるだけなので、台風を肌で感じることができずに詳細レポートはしにくいです。とにかく言えることは「台風実体験のない気象予報士の机上の空論を鵜呑みにせず自ら考え自ら行動すること」につきます。そして台風14号は「伝説級の大災害になりうる台風」という認識を持って欲しいものです。

東日本大震災を超える惨劇(光景)が毎日頭に浮かんでしまっています・・・

どうかこの連休はレジャーを一切せずに台風対策に尽力して欲しいものです。

台風対策の努力は必ず報われます!
逆に手抜きなど安易な対応は必ず痛い目に遭います!!


最後にツイッターでも書きましたが台風接近時はこれを絶対に守ってください。興味本位で1ミリでも開けると二度と閉められなくなるばかりか、それが原因で窓ガラスが割れたり、最悪の場合は家や建物が崩壊する可能性もあります。脅しでは無くリアルな話です。

posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/18-05:37 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月17日

台風14号は米軍情報でSTY認定!本土の方は3連休で遊ばず対策と避難を!!




米軍情報は昔からずっとチェックしていますが、初めて見ました!

「STY」

っていうかそもそも以前は「台風=TS/TropicalStorm」「台風のタマゴ=TD/TropicalDepression」の2種類しかありませんでしたが、今年からその上の「TY/Typhoon=日本でも認定された台風」と、そしてそのさらに上の「STY/SuperTyphoon=スーパー台風」が設定されたようです。しかし2022年のこれまでの13個でSTYの認定は無し。まさに初のスーパー台風に認定されてしまった台風14号だったのでした。

しかもその進路は「本土は逃げ場なき大災害レベルの予想進路」

既にスーパーになる前から大災害になることをこのブログでも予想していましたが、ついに米軍情報の裏付けもできてしまったようです。

台風の目も昨日の時点でクッキリとしたものになり、中心付近の猛烈さが伺えるようになりましたし、雲の密度も予想よりも早く超密になってきています。中心付近の暴風雨はおそらく記録的なものになっているのかと思います。少なくとも今年最強は確実で、下手すれば「過去最凶」になる可能性も…

沖縄でも普段の台風なら中心西側で擦っただけでは大した影響ないのの、今回は擦っただけでかなりの影響がありそうな気がします。まずは北大東島と南大東島、そして次は喜界島と奄美大島。そして本土接近時は屋久島にかなり接近しそうな感じです。

ちなみに沖縄本島は机上の無意味な「なんちゃら域(強風域)」に入っている「らしい」ですが、今朝の那覇は風弱く最大瞬間風速でも10m/s程度(強風域は22.5m/s以上のはずも…)。逆に言えることはそれだけ中心付近に威力が集まっていることでもあり、机上と実際が大きく食い違う時は、中心付近が想像以上に猛烈である証拠かもしれません。

何度も言いますが、あのなんちゃら域の円を描いた台風進路図は、本気で信用しないで欲しいものです!

無意味どころか危険な扇動するだけですので、できるだけ気象衛星の画像や雨雲レーダーなどリアルなビジュアルを見て判断して欲しいものです。今回は猛烈なので、気象衛星画像を見れば一発で危険か否か判断できます。なのでいつもなら雨雲レーダーで詳細進路を判別しますが、台風14号は気象衛星画像で詳細進路を判別。まさにリアルな状況が分かるものを今後も更新できればと思います(画像は最後)。

まずは最初の接近する北大東島・南大東島でどのレベルの風が吹くか否か。

もし「大東島で全域停電レベル」の状況になると、申し訳ないけど「本土は大災害」必至。でも台風は予測できます。あと2日間。台風対策は無理としても、水辺から離れた頑丈な建物への避難は可能です。

本土の方はこの3連休、台風対策と避難先への移動に全てを費やして欲しいものです!

台風経験が多い沖縄から見ても、台風14号は安易な対策と対応では犠牲者が出るレベルです。どうか他人事とは考えずに自ら動いてください。下手すれば伝説級の「伊勢湾台風を超える台風14号」になりそうなので・・・

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/17-06:00 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月16日

本土は台風14号を大荒れという甘い認識ではなく災害という認識で備えて!

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台風13号は一気に北上し消滅、台風12号はまだ消滅前も弱体化して影響皆無なのでスルー。よーやく台風14号のみに集中できます。

既に何度も訴えていますが、台風14号は今年最凶の台風になりそうですので・・・

その理由は予想進路が本土縦断という意味ではなく(進路はいくらでもぶれるので今気にする意味なし)、こちらも何度も書いていますがとにかく雲のサイズが半端なくデカイから。台風の威力は初期段階の雲のサイズで決まることが多く、現在の台風14号初期段階での雲のサイズはここ数年見たこと無いレベルの巨大。その巨大な雲が徐々に中心に集まってくるわけで、集まったあとの中心付近の雲の密度はもの凄いレベルに。台風は雲の密度が高ければ高いほど、猛烈な威力を伴うというわけです。

沖縄・奄美において台風14号は当初「擦るだけ」と考えていて、しかも影響が少ない西側になるので少々油断していましたが、ただこの雲のサイズが中心に集まった状態だと擦っただけでもかなりの影響もあり得ます。特に沖縄でも最も台風14号の近い大東島、そして奄美大島は擦っただけでもかなりの影響もあり得ます。

台風14号は被害が大きくなりやすい「風台風」になりそうな気がするので、擦っただけでもかなりの暴風になりそうな予感。

本土の方も予想進路に惑わされずに、「中心付近の雲の密度」に注目して欲しいものです。ヤバイ台風は台風の目がクッキリしていて、そこに流れる雲の形も芸術的になり、気象衛星画像でビジュアル的に確認できます。「雲が真っ白で台風の目がクッキリ」が危険なビジュアルです。



なので本土の方は台風14号を「大荒れ」という甘い認識ではなく、「災害」という認識を持って備えて欲しいものです。地震と違って台風は予測できます。備えることができます。この連休は前半は準備、後半は一歩も外に出ないで過ごせるようにして欲しいものです。

それにしても今回の台風14号で最も影響が少ないのが、台風経験豊かな沖縄というのも皮肉なもの。特に台風12号が直撃レベルだった宮古・八重山は、この台風14号接近時はむしろ安定した天気になりそうな気がします(台風が雲を持って行ってくれるので)。

ただ海は宮古・八重山でも大シケなので、船便欠航はもちろんのこと、海遊びも危険。天気が良くても海に入るのは止めましょう。特にこの台風14号接近時、沖縄は北波になるので、北向きないし西向きの海は見た目穏やかでも流れは猛烈。この先1週間は北向きや西向きの海に入るのは絶対に止めましょう(ニシ浜=北浜=最悪)。泳ぐなら南向きの海がまだマシです(それでも泳ぐのはオススメできません!)。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/16-08:14 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月15日

トリプル台風も注目は台風14号のみ!本土への影響不可避も沖縄は直接的影響小も…

トリプル台風=台風12号・台風13号・台風14号。
個々にまとめ。

台風12号

石垣島直撃も大きな被害なく通過!

typhoon2022no12.png

まずは台風12号のおさらい。超スロースピードで通過も雨台風だったので、停電も最大8000世帯と宮古・八重山全世帯の2割にも満たなかったです。復旧もも早かったので、結果として沖縄では大したことない台風12号でした。本気でヤバイ台風は離島だと8割9割の停電になりますし、復旧にも1週間とかかかりますからね。

でも台風の目自体は石垣島直撃し、一時期は台風の目の中に島全体がすっぽり入りました。といっても雨台風だと台風の目では雨と風が止むだけで晴れることはなく、目が通過後の暴風もそれほど大したことありません。今回も被害の話はほとんど入ってきていませんので、まさに雨台風様々(直撃しても被害が少ないという意味)。台風のしっぽもそれほど伸びなかったので、あとは海が落ち着き船便の再開を願うばかりです。

ただ基本的に沖縄の物流は「鹿児島〜那覇〜宮古・八重山」なので、宮古・八重山が落ち着いてもその先が荒れたら止まります。ってことで気になるもう2つの台風情報。

台風13号

無問題w
レポート終了ww

台風14号

大問題!

既に本土の気象予報士が予想進路で大騒ぎしていますが、個人的には台風14号は進路以上にその雲のサイズに驚き。台風は発達前の雲のサイズでその威力が決まることが多く、今回は「近年マレに見る雲のサイズ」になっているような気がします。多くの雲を集めるほど台風が強力な証拠で、その勢力は台風12号とは比べものにならないレベルになりそうな気がします。。。

といっても沖縄は台風14号の西側になりそうなので、天気的に大きな崩れはないと思います。ただし海はまたしても大シケで、特に今回は台風14号本体が鹿児島などに向かっていることもあり、沖縄物流の本土の起点で大きな影響を受けそうです。結果、沖縄への物流がまたしても停止。もうウンザリ。。。

また巨大な台風は次なる台風のタマゴを落としていくことも多いので、今後は台風の落とし物に注意が必要です。

もちろん台風14号の「今後の進路」も気になるところですが、どのみち本土の気象予報士が必要以上に騒ぐと思いますので、ここでは米軍予想を図にプロットするだけで、特に多くは語りませんw

はたして台風14号は沖縄の物流を何日間止めることになるのか!?

沖縄として気になるのはこの1点のみです。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/15-06:06 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月14日

沖縄の3週連続台風は嘘!沖縄は広く那覇台風なし。そして台風14号は?

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「沖縄3週連続台風」などという表現をするマスゴミも多そうですが、実際は違います。
  • 那覇など沖縄本島は3週連続台風接近せず
  • 宮古・八重山は2週連続台風も3週目は最も遠く無問題(11号/12号)
  • 大東島は2週間ぶりの台風(11号/14号)

沖縄はエリアが広いので、十把一絡げに「沖縄3週連続台風」というのは間違っています。最低でも先島(宮古・八重山)、本島、大東島の3つにエリアを分けて話をすべきだと思います。

まずは台風12号。

ジョギングよりも遅い速度で移動も、よーやく宮古・八重山が雨雲群から抜けた模様。通常の台風なら長くても半日で雨は収まるのに、今回は2日間近く雨モードでしたからね。結果、波照間島では24時間の降水量が過去最高でしたし、48時間の降水量も波照間島と石垣島の空港周辺で9月の過去最高を記録。まぁ今回は明らかに「雨台風」でしたので、この程度の豪雨は予想の範囲内でしたけどね。雨台風なので風も大したことなく、今のところ甚大な被害は出ていないようです(停電も最大で8000世帯/全5万世帯・今朝はほぼ全域で復旧)。

また宮古・八重山通過後はひたすら北上。沖縄本島や本島周辺離島にも影響無さそうですし、西寄りに進む予想通りなら本土にも影響ないまま消滅してくれそうです。

<台風による2日間の降水量>
波照間島406.0mm
西表島366.0mm
与那国島328.0mm
石垣島303.0mm
多良間島214.5mm
宮古島135.5mm


そして台風13号と14号。

台風13号はフレームアウトしているので置いといて、ついに台風14号です。といってもその台風14号の原型「92W」は半月近く前から米軍情報には出ていて、台風になるのもよーやく感があるくらいです。しかしその予想進路が台風11号同様に大東島にかなり接近しそうですし、その後は沖縄本島は回避するものの、奄美群島を経由し、九州最接近になる恐れも。さらに九州最接近のあとも本州に沿って進みそうですし、台風14号はかなり厄介な存在になりそうです。

そして気になるのはその雲のサイズ。

今年最強の台風になるかもしれないほど、雲のサイズが広大です。初期の段階で広大ということは、徐々に発達すると雲が超密になり、猛烈な勢いになる可能性あり。中心気圧もまさかの900hPa切りなんてこともあるかもしれません。そして今回は大東島と奄美大島に接近しそうなので、接近時の状況でその後の本土への影響も伺えるかと思います。

でも沖縄本島は台風の西側なのでそんなに影響無さそう。

ただし、問題は沖縄ではなく鹿児島に最接近すること。沖縄の物資のメインは「鹿児島〜沖縄航路」なので、沖縄が台風回避できても、鹿児島が回避できなければ、物流は否応なしにまた止まります。なので「物流停止」という意味では3週連続台風ですけどね。さすがに2週連続までは買い置きしておけますが、3週連続で物流停止となると、さすがに耐えきれません。まぁ台風14号はまだ遠くにいますし、実は台風12号時も沖縄本島の近海は大してシケなかったので、もしかすると鹿児島〜沖縄本島の物資は既に再開しているかもしれませんしね。

ってことで今日・明日は買い出し!

ホントこの9月は冷蔵庫が常にパンパンで困りますわ。普通の冷蔵庫に戻りたいw(戻したい)

<備忘録>
台風12号「ムイファー」…マカオの言葉で「梅の花」
台風13号「マールボック」…マレーシアの言葉で「鳥の名前」
台風14号「ナンマドル」…ミクロネシアの言葉で「有名な遺跡の名前」
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/14-06:11 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月13日

今回は八重山で最大3割。台風の威力の指標は「停電」!何ちゃら域は無意味です

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沖縄で台風の威力を推し量るには、机上の何ちゃら域(強風域/暴風域)なんかは無意味。
リアルな台風の強さを知りたければ「停電情報」をチェックすべきです。

個人的に今まで最悪だった台風の2012時は、沖縄全域で33.4万世帯が停電。全54万世帯の時だったので、なんと6割以上が停電。さらにこの全54万世帯には、その時の台風に関係ない宮古・八重山の世帯数も含めての話なので、その5万世帯を差し引くとなんと「7割停電」したことになります。もちろん那覇中心街も長時間停電していました。

今回の台風12号は、石垣島に完全直撃(上陸)したのにも変わらず、石垣島での停電は最大でも6000世帯。全22000世帯なので、朝の段階では3割以下にどうにか収まっています。まぁ石垣島の先の離島だけをとってみると、西表島では最大で全体の8割停電していましたし、他の小さな離島ではほぼ全域で停電していたみたいです(鳩間島/小浜島/竹富島/黒島/新城島/波照間島)。といっても世帯数にすると1600世帯とかのレベルで実数は少ないですけどね(全2000世帯)。

もちろんまだ台風は完全に抜けきっていませんので、この数が今後増える場合もありますが、結果としては停電3割程度の台風と言うことになりました。なのでぶっちゃけ台風12号は停電だけをとると「ごくごく普通の台風」に該当します。

また風も吹き返しの西風でギリギリ最大瞬間風速40m/sを超えただけで、ほとんどが30m/s台。台風時に風が30m/s台までは「大したこと無い台風」で、40m/sを超えると「強い台風」で、50m/sを超えると「ヤバイ台風」という認識があります。なので今回は風をとっても「ごくごく普通の台風」の印象です。

<台風12号による暴風/最大瞬間風速>
西表島40.4m/s
石垣島40.2m/s
与那国島38.7m/s
多良間島37.6m/s
波照間島37.1m/s
下地島33.4m/s
宮古島30.3m/s

ただ今回は台風本体の威力は大したことなかったのですが、とにかく遅い。昨日1日はほぼ北上していたものの、24時間で距離にして約180km。時速換算で7.5km/hとジョギングより遅いスピード。下手すれば早歩きと同じぐらいのスピードだったのかもしれません。

台風はスピードが遅いと、大した勢力ではない台風でも被害が大きくなる傾向。本来の台風なら時速15km/hでも遅いぐらいで、沖縄海域だと時速20km/hぐらいで通過するのが一般的なのですが、今回の時速7km/h台となると3倍も通過に時間がかかります。そしてその影響も3倍大きくなる訳です。あの宮古島の風力発電をなぎ倒した2003年9月の台風14号の時も、宮古島近海で台風が停滞したのが原因でしたからね。

なので今回の台風12号は一向にスピードアップしていませんので、今後の停電も、そして島への影響もどうなるか判りません。特に停電は通過後に一気に増える場合もありますので、まだまだ油断できませんね。ただ今回は、っていうか今回も沖縄電力の作業員さんたちが頑張ってくれていて、台風接近時でも停電復旧していることもしばしば。毎度のことですが、台風時は「ありがとう沖電作業員の皆様」と言いたい!今回も感謝です!!

でも「過ぎ去らない台風はない」のであともう少しの辛抱です(八重山の島々の皆様)。

ただ次なる台風が・・・

「台風13号」は発生済みもアラスカ方面へ行きそうなので特に問題ないも、さらに「台風14号のタマゴ」も米軍情報認定。台風14号のタマゴは動きが遅いものの徐々に西へ。沖縄に接近する可能性も考えておかねばなりません。

やっぱり9月は台風シーズンピークだな・・・(終了は10月体育の日連休前後)





posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/13-06:02 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月12日

台風12号八重山停滞!雨は凄いが風は今のところマシ?そして台風13号/14号の足音



台風12号の天気的な影響ほぼ皆無の沖縄・那覇。昨日の満月は無理でしたが、今朝は満月+1日なものの、綺麗な月が望めました。まぁ月齢「15.8」なので、昨日の満月の「14.8」とは「0.6」しか変わらないんですけどね(真の満月15.0:昨日が-0.2で今朝は+0.8なので)。また右下には木星?海王星?も見えていました(国立天文台の那覇の星空マップ画像)。

さらに今朝は月が望めるほど雲が少なめだったので、朝焼けも良い感じ。さらに夜明け前後に弱いスコールがあり、それが朝焼けの鮮やかさをアップ。今年一番の鮮やかな朝焼けかも?って感じでした(今年一番はもう何度目か忘れましたがw)。



ただし那覇など沖縄本島エリアは台風が雲を持って行ってくれて良い空模様でしたが、八重山は猛烈な雨が延々続いているようです。そもそも今回は「雨台風」と読んでいたので、予測通りだったものの、まさかの八重山南沖でスピードダウン。っていうか完全に止まっている?って感じになっています。しかもちょうど台風の中心から少し離れた、最も雨が激しい部分が西表島から石垣島にかかっている状態での停滞。

既に波照間島では「観測史上最多の24時間降水量」を更新中(朝の段階でもまだ豪雨)。石垣島や西表島でも観測地点によっては観測史上最多のところも出てくるかもしれません。

ただし雨台風。あくまで豪雨が中心。風は予想通り大したこと無く、今のところ最大瞬間風速でも30m/s台。被害が出やすい40m/sを超えている観測点は1ヶ所もありません。リアルな風台風ならこの倍の風が吹きますので、今回はやっぱり「雨台風」ですね。

風台風だと大規模停電がすぐに発生しますが、朝の段階では八重山での停電は2000世帯未満と全体の1割にも至っていません(石垣市+竹富町=24000世帯)。風台風なら最低でも半数以上が停電、今回の進路なら7〜8割が停電してもおかしくないレベルです。ただ雨台風でも風が強いことは確かなので、長時間その風が続くと木々が耐えきれずに倒壊して電線切断なんてこともあるかもしれません。

とにもかくにも台風12号にはスピードアップしていただき、沖縄海域を少しでも早く抜けて欲しいものです。沖縄本島も天気的な影響は無いものの、海は大シケで物流が止まって物資不足に陥ってしまいますので。

ただ台風12号は沖縄海域を通過後、本来なら本土方面へ向かうはずが、何故か大陸方向へ。本来なら日本海域には偏西風が吹いているので、否応なしに台風は東へ進路を変えるのですが、今年はその偏西風が日本海域まで来ていないようです。まぁそのおかげで本土への台風到来が避けられそうですが、逆に本来あるはずの風がないといろいろな弊害も多そうです。

また「台風13号」は既に米軍情報では台風認定も、進路は日本から離れる方向。これも通常ならこの海域は西へ空気が流れているはずなのに、逆方向に進むという状態。今年の台風進路はもはや「訳わからない」状態です。予測不能ですわ。。。

あと「台風14号のタマゴ」もちらほら・・・

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/12-07:41 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月11日

台風12号は八重山接近も沖縄本島への影響軽微?ただし台風13号が…



台風12号の間接的な影響で、今朝の那覇は「超〜蒸し暑い」。天気的には雨の心配はないばかりか、台風が全て雲を持って行ってくれているようなものの、その雲の流れが速くてせっかくの満月もなかなか上手く撮影できず。といっても当初は全く月を見ることができなくなると思っていたので、これはこれで良しとします。そもそも天気予報では今日の沖縄・那覇は雨モードでしたしね。

しかし台風12号によって南から湿った空気が入ってきており、今朝の沖縄は超高温多湿。もう9月なのに最低気温が真夏並みの28度台ですし、湿度も90%前後。肌に空気がまとわりつく印象。台風11号の時はホントに涼しくて快適だったな〜(沖縄本島には恵みの台風だった)。

はたして台風12号はどうなるか!?

といっても米軍情報はここ数日予想が大きく変わっておらず、9月13日に八重山最接近はもはや不可避のようです。ただどの島に接近するかは予想がぶれていますが、どのみち八重山に最接近することには変わらないようです。

また雨台風か風台風かも徐々に変化してきており、昨日までは雨台風の様相でしたが、今朝の段階は暴風も豪雨も適度にありうるバランスのとれた台風になりそう。記録的な暴風はなくともかなりの風と雨はあるかも。前回の台風11号の時は宮古島で最大2割弱の停電で済み復旧も24時間以内にしましたが、今回は八重山で停電発生は不可避かも?しかも台風の移動速度が遅いので停電も長引きそうです。。。

移動速度が遅い台風は停電しやすく長引く。

過去に石垣島直撃した記録的台風の際は、石垣市街でありながら1週間停電したこともあったようです(友人宅がまさにそうだったとのこと)。まぁあのときは史上最悪レベルの台風で、島の木々の葉っぱが全て飛ばされてしまうほどのレベルでしたが、今回はそこまで行かないものの、島では24時間で復旧できない停電レベルになりそうな予感がします。24時間以内の停電なら発電機でどうにかなりますが・・・(離島では発電機所有率が意外と高い)

八重山の方はとにもかくにも台風12号通過まで耐え抜いて欲しいものです。
過ぎ去らない台風はありません!

ちなみに沖縄本島は冒頭に書いたとおり穏やかで、むしろ穏やかすぎて蒸し暑いぐらい。風も全然ありませんし、たまに吹いても生暖かいものなので心地いい風ではありません。ただし雲3つ。そのうち1個が米軍情報では台風13号にほぼ認定(米軍情報では台風15号と2つズレあり)。

今シーズンの台風はみんな最初に西に進み、そして沖縄の南の海域で急旋回し北上するパターン。台風11号も12号もまさにその通りですしね。今後の台風13号?もその他のものも、同じような進路を進みそうな気がします。また来週末ないし来週の後も台風モードなのかな・・・(今度は台風13号)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/11-05:44 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月10日

今週末の沖縄県民は買出奔走!台風対策ではなく物流停止対策のためのものです

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ホントは今朝は「満月」のことを書きたかったのですが、それは追々書くこととして、まずは台風12号情報。ほぼ米軍予想通りに進んでいて、2日連続で「与那国島最接近」の予想進路になっています。米軍予想で2日連続で同じ進路になるときは、ほぼ確実にその方向に進んでくるので、今回は与那国島かな。

でも個人的には今回は雨雲群の範囲が大きい「雨台風」のような気がするので、雨台風なら最接近しても被害は少なめ。特に離島は大雨になってもすぐに海に流れますので、思ったほどの影響はないことも多々あります。

今後の台風12号のポイントは「台風の目が発生するか否か」

雨台風は基本的に台風の目が無い、ないしあっても大きくて曖昧な目になりますが、風台風だと台風の目がクッキリしているので、気象衛星画像を見るだけでも判断できます。今朝の段階では目は無しで、雨雲群の範囲も広いので「雨台風」っぽい状況です。

ただ問題はスピードの遅さ!

先日の台風11号も沖縄海域を通過する速度はママチャリ程度で遅かったですが、今回は速歩ないしスロージョグレベルまで遅くなりそうな予想になっています。通過する際のスピードが遅いと暴風雨が長く続くことになり、木々が耐えきれずに折れて電線破断し、停電になる可能性もあります。まぁ風台風だと電柱そのものが折られますが・・・

また速度が遅いと沖縄海域のシケ状態も長引き、船の欠航も長期間にわたってしまい、沖縄の物資不足も長引いてしまいます。さらに台風が沖縄海域を通過しても、今度は九州海域が荒れ始め、物流元の本土が大シケ。結果、この先1週間以上、物流が滞りそうな感じです。離島に至ってはさらに長引きます…

でもそれは想定済み!

個人的にも既に昨日は買い出し第一弾完了。今日は昨日買い切れなかったものを補足程度に買い出し予定。まっ、沖縄本島は台風12号の直接的な影響は無いので生活自体には支障ないものの、物流停止は確実。この週末は「台風対策」ではなく「物流停止対策」に奔走する沖縄県民なのでした。

でも与那国島は停電しそうな感じですけどね…(しかも与那国は船便再開が遅れるので深刻な停電の場合は復旧にも時間がかかる)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/10-07:20 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月09日

今朝の沖縄は嵐の前の静けさ!穏やかなのは台風12号接近の証拠?



嵐の前の静けさか夜明け前の那覇の空に綺麗な月が出ていた。といっても満月の一歩手前だけど(明日の夜が満月)、逆に水平線近くまで落ちてきている月だったので、色合いがとても綺麗でした。

しかし今朝の沖縄は台風11号の恩恵は完全に消え、かなり蒸し暑い。湿度に至っては昨日より10%も高いし、気温も28度近くとまさに熱帯夜。昨日の26度台は快適で良かったな〜。しかも昨日は風があったのでさらに心地いい空気感も、今朝はまさに嵐の前の静けさでほぼ無風。この後の台風モードが怖く感じるくらいでした。

ちなみに沖縄には「台風一過」はありませんが、「台風一前」的に台風前に超好天・無風になります。月も望めているし、まさに今がその状態。そして風が強くなり出したら危険信号って感じです。

そしてその風向きで嵐がどの方角からやってくるかも分かります。北東や真東の風なら直撃モードで、南寄りの風なら直撃は避けられるも豪雨モード。今後の沖縄はこの「風」に要注意です。なので今の沖縄は無風なので、台風12号自体はそれほど接近していませんが、ただ米軍予想を見る限りは「またか!」の感覚です。

台風12号・与那国島直撃?(9/9早朝時点での予想)

もちろんまだ予想の範囲ですが、一昨日(9/7)の予想では石垣島直撃、昨日(9/8)の深夜の予想では西表島直撃でしたので、徐々に西へ進路がズレてきているのは確か。もしかすると台湾に接近する進路になる場合もあります。

しかし沖縄としては進路が西になればなるほど、影響が広範囲にわたってくるのであまり嬉しい話ではありません。台風進路の東側・進行方向右側は広範囲で荒れ、風こそ中心付近の方が激しいものの、豪雨は中心から東側の離れた場所の方が猛烈な場合も多くなります。さらに中心付近は荒れるのは通過時のみですが、その中心から東側の離れた場所では延々豪雨が続くことも多々あり。今の予想進路のままだと大東島を除く沖縄全域で豪雨モードになる可能性もありますね。

今のところ沖縄への最接近が「9月12日の夜〜13日の朝」のようですが、9月12日は朝から台風モードかな?そして沖縄には台風一過が無いので、最接近後も荒れた天気が2日は継続。台風11号の時も最接近後3日間は超不安定な天気でしたしね。今回も進路が台風11号に近いので、同じ感じになりそう・・・

まぁ台風11号の時は2回接近という通常ではあり得ない進路でしたが、今回の台風12号は1回のみで済みそうなのでまだ予測しやすい分楽ですけどね。あとは沖縄海域をスピードアップして一気に抜けてくれることを願うばかりです。まぁその後は本土方面へ行くと思われますが・・・

とにもかくにも船の欠航による物流への影響が気になる沖縄生活です(正直雨とか風など天候はどうでも良い)。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/09-05:45 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月08日

台風12号米軍情報認定!予想進路は八重山?宮古島?沖縄本島?

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気象庁の台風認定基準はブレブレ。台風11号時は今朝の中心気圧や風速で台風認定も、台風12号の認定は未だ無し。米軍情報では昨日の夕方には「TS」こと台風扱いになったのに、日本ではひと晩明けても台風認定なし。まぁ役人が寝ている時間だからなんでしょうけどねw

ってことで台風12号「ムイファー」(マカオの言葉で「梅の花」)はほぼ確定!

しかも進路は昨日の予想同様に、宮古・八重山方面へ一直線。

ただ昨日の予想では石垣島直撃コースも、今朝は宮古島の東近海通過コースと、徐々に東へズレています。このズレる方向が重要で、徐々に東寄りということは、沖縄本島直撃の可能性も拭いきれません。そもそもこのままだと沖縄本島は台風進路の東側になるので、南から湿った空気が延々入り、長時間の豪雨は不可避のような…

そして台風最接近は今のところ9月12日!

ま〜た来週は沖縄への物流が停止すること確実なので、ま〜た今週末はいろいろ買い出ししなければなりません。といっても物流再開は今日(木曜)からで、商品が行き渡るのが明日(金曜)以降になります。日曜日はもう台風の直接的影響が出てきて買い出しとか厳しいので、明日・明後日の金曜と土曜に買い出しするしかないな・・・

最近、台風直前は冷蔵庫パンパンでなかなか冷えないし、さらに台風後はその買い出ししたものの賞味期限とにらめっこしながら使わないとならないので、かなりのストレス。普通に買い出しして、普通に調理できる日が何時来るのやら・・・


豪雨とか暴風は、長くても1日我慢すればどうにかなりますが、物流停滞は1週間以上も我慢することになります。離島だと半月滞ることもしばしば。雨・風なんてどうでも良いから、高波だけは早く収まって欲しいです。

そして沖縄近海通過後は、またしても本土方面へ。連続する台風は、必ずその直前台風進路を追いかけますので、今回も九州北部に最接近、ないしK国直撃って感じになりそうですね。

とにもかくにも台風12号には足早に過ぎ去っていただき、少しでも早く通常の物流に戻ってくれることを願います。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/08-05:57 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月07日

しばらく台風情報休めると思ったのに…91Wが台風12号目前!!

台風11号の影響はまだ東日本に残っていますが、ひとまずは日本を抜け去ったので、今後は落ち着くだけの状況になりました。これでしばらくは気になる雲はあっても、近々レポートするほどではないかな〜って思っていたら、昨日から今朝にかけて、その気になる雲のうちの1つ「91W」が一気に発達。既に米軍情報では台風扱い「TD13W(日本だと台風12号)」で予想進路も出ています。その進路とは…

またしても宮古・八重山直撃?

しかも今回は台風11号のような迷走はせず、一気に来そうな雰囲気です。もちろん初期の段階での予想は、米軍情報でも大きくブレる可能性が高いものの、沖縄方面に向かってくるのは間違い無さそうです。通常なら西か南から来る台風が、今年は赤道近辺のように東から来るのが普通になってしまいましたね。それだけ日本海域も温暖化している証拠なのだと思いますが…

ってことで台風情報は1日も休む事ができそうにありません…

まぁ9月ともなれば台風シーズンピークで、下手すれば毎週台風が来ることもある沖縄なんですが、今年は進路が従来だとあり得ないものばかりで、予測しにくいからいつも以上に疲れます。さらに今回もその台風12号のタマゴの背後に更なる台風予備軍が何個もありますし、さらにさらにその宮古・八重山近海には昨日から台風になりきれない雲の塊こと「プチ台風」が居ますし、安定した平和な気候は当分期待できそうにない沖縄です。

まっ、昨日はその間隙を突いて、窓など外回りの掃除と、台風で1週間できなかった洗濯物外干しもできましたし、今後も台風情報をチェックすれば、その間隙も予測しやすいんですけどね(なので頑張って台風情報まとめています)。

ちなみに米軍予想だと台風12号になった場合、宮古・八重山最接近は9月12日前後。先日の台風11号の最接近が9月4日だったので、まさに1週間ちょっとというサイクル。さらに台風12号になった場合も沖縄接近後は台風11号と同じようにまたしても日本海側方面へ行く可能性もあります。

まずはこの台風11号と12号との間隙に、物流が復活してくれることを切に願っている沖縄生活です。離島もさることながら沖縄本島の物資はかなりキツイ!昨日からようやく再開も初便は週後半以降、一般的な物資は週末以降にならないと行き渡らない…

連続台風で一番困るのは、豪雨でも暴風でも無くこの物流停滞なんですよね。とかく船便頼みの沖縄だけに…(日用品や食品はほぼ全て船便・航空便は宅配や郵便物程度)

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台風12号「ムイファー」

マカオの言葉で「梅の花」

posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/07-05:44 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月06日

台風11号 本土への影響軽微?沖縄は直接的影響少ないも間接的影響が甚大

「沖縄に台風一過は無い」

もはや「定説」以前に沖縄では「常識」。台風通過直後の昨日も1日雨が降ったり止んだりしていましたし、今朝も雨こそ心配無いものの、ど〜んよりした空模様。ただし、気温だけは真夏モードに戻っていて、今朝も最低気温で28度、湿度は雨なしにも関わらず93%と、超〜蒸し暑い朝を迎えています。まぁ台風直後は南から湿った空気が入ってきますので、毎回高温体質になるのも、沖縄では台風直後の常識ですけどね。

また今朝は我が家もやりましたが、早朝から掃除モード。特に窓など外回りは、台風直後に掃除しないと塩害でこびり付いた潮が取れないばかりか、金属部分は錆びてしまいます。今朝は高圧洗浄器で窓周りを洗浄。特に重要なのはエアコン屋外機で、台風直後に洗浄してあげないと必ず壊れます。

この台風直後の掃除はまさに時間との勝負って感じですね。あと車も、特に車は洗車はもちろんのこと、車体の裏側(地面側)を高圧洗浄機などで洗浄しないと、リアルに錆びて最悪の場合はマフラー落ちます(我が家は錆びてマフラーの一部が落ちました)。なので今日の沖縄はガソリンスタンドの洗車機は長蛇の列でしょうし、各家庭でも外回りの掃除に追われていると思います。まぁそれが沖縄の台風直後の日常なんですけどね〜。



そしてその台風11号。沖縄への直接的な影響は無くなったので、リアルタイムに情報チェックしていませんが、どうやら今朝方に某K国の釜山に直撃したみたいですね。予想よりK国寄りを進んだので、日本への台風からの直接的な影響は当初の予想より少なめ。といっても台風の東側は広範囲で間接的な影響があり、既に西日本の「南に海・北に山」がある地形のエリアは猛烈な豪雨になっているようです。

「南に海・北に山」エリアが豪雨になるのは、風下の南から湿った空気が入り、風上の山にぶつかり雨雲群が発生しまくるから。台風時に本土が沖縄以上の豪雨になるのはこれが理由です(沖縄には山が無いので)。

あと今後で気になるのは台風が日本海へ抜けた後。勢力を保ったまま、東北や北海道に影響なんてことも・・・。まぁ米軍予想だと、台風11号は東北や北海道方面には行かず、サハリン方面に向かうとのことですが、それでも台風の東側に位置するエリアでは豪雨になる可能性もあるのでご注意くださいませ。



そして沖縄ではすでに次なる台風への警戒モード。昨日の時点で「91W」が米軍情報の「台風のタマゴ一歩手前」警戒レベルになりましたが、今朝はもう1個「92W」も警戒レベルにアップ。台風11号と同じ発生エリアにあるだけに、今後の動向が超〜気になるところです。

それ以前に早く台風11号には過ぎ去ってもらい、早く沖縄への物資輸送再開(フェリー再開)して欲しいものです。現在は沖縄本島でも完璧に物資不足に陥っていますし、離島に至っては物資不足どころか「物資無し」レベルのところまで来ているかもしれません。

おそらく物流は今夜か明日から再開で、初便が沖縄に来るのは明後日以降。本島への物流が再開するのは週末以降になると思いますが、初便は重要な物資のみなので、生活物資はさらにその後。つまり今週末(9/9-11)も物資不足の状態は継続ってことになりそうです。離島に至っては来週末(9/16-18)まで物資が来ないなんて島もあるかもしれませんね・・・

沖縄の場合、台風や家屋の被害など台風によるの直接的な影響よりも、この船の欠航による物資不足の方が断然ダメージ大。今回は1週間以上も海がシケていますので、間接的には近年最悪な台風になるかもしれません。直接的な影響は軽微でしたが、この欠航による間接的な影響は甚大になりそうな台風11号だったのでした。

さてさて台風12号・台風13号はあるか否か!?(12号のタマゴ98Wは11号に吸収されるも台風に認定前に吸収されたのでナンバリング無し)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/06-07:42 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月05日

台風11号沖縄の影響少なし!停電少数ですぐに復旧!!しかし今後の沖縄以外は…





<今回の台風11号最大瞬間風速ランキング(30m/s超)>
1位・北大東島48・4m/s
2位・南大東島41・7m/s
3位・宮古島40・1m/s
4位・渡嘉敷島39・0m/s
5位・石垣島37・9m/s
6位・久米島35・0m/s
6位・多良間島35・0m/s
8位・下地島32・9m/s
9位・南城市32・3m/s
10位・与那国島31・4m/s
11位・那覇市30・7m/s
12位・西表島30・6m/s


今朝までの台風11号による風の強さ。確かに大東島の風速50m/s近くのものにはビビりましたが、それ以外は風速40m/s以下と、ごくごく普通の台風って感じでした。この程度の風じゃ被害もほとんど無さそうですし、停電も宮古島でこそ1割強しましたが、それもその日のうちにほとんどが復旧。停電自体も大したこと無かったようでした(ヤバイ台風は24時間以上停電しリアルにヤバイときは1週間停電)。

なのに、なんでマスゴミや気象予報士は大騒ぎするのか理解に苦しみます。

沖縄県民もほとんどの人が普通に生活できるレベルでしたし、普通に街にいましたね。右往左往しているのは観光客だけで、台風時に無意味な傘を差しているので一発で分かります(笑)。ちなみに私は昨日も30分ほど外出していましたが、傘は持っていたものの最後まで使いませんでした。フード付きのウインドブレーカーで十分なレベル。むしろ傘を差した方が片手は塞がるし、風に煽られてまともに歩けませんからね。

でも今回は最初の東からの接近時(大東島接近時)は風台風だったものの、南からの接近時(多良間島接近時)は完全に雨台風に変わったことに驚き。通常は風台風ならそのまま進路変更しても猛烈な風になるのに、今回は南下後に北上したら雨台風に変わっていましたからね。

結果、本島や宮古・八重山接近時に風が大したこと無かったようですが、その代わり雨は台風中心が近い宮古島で300mm超/48時間で、遠かった那覇でも200mm超/48時間とかなりの降水量。なにせお隣の台湾では水不足が今回の台風で一気に改善されたとの話でしたしね。

でも今朝は八重山は完全に台風の雨雲群から抜け、宮古島も朝の内に抜けそうです。沖縄本島は台風のしっぽがかかるものの、雨雲の境界線なので止んでいる時間も多そうです。現に今朝は夜明け前に豪雨があったものの、夜明け後は雨なしで朝ランも無事にできました!ただ風は猛烈でしたが、まっすぐ走れないほどではありませんでした。むしろ向かい風は涼しくてイヤじゃない風も、むしろ追い風の方が暑くてイヤ〜な感じでした。

とにもかくにも沖縄は徐々に台風の勢力内から抜け、風も徐々に収まってくることでしょう。ただし「沖縄には台風一過無い」ので、今日以降はしばらくどんよりして不安定な空模様が続くことでしょう。


ちなみに台風11号自体は北上こそしているものの、進路が不安定でなかなかスピードアップしてくれません(結果沖縄の雨も長い)。ただフラフラしているものの、平均すると真北へ移動しているので、沖縄も徐々に台風のしっぽから解放されそうです。

北上後の進路は当初の米軍予想通り日本海へ抜けそうな雰囲気ですが、あとは本土の気象予報士が大騒ぎするのでそちらの情報をご参考に(笑)。まぁ言えることは「台風の中心が遠くても進路の東側/右側は大荒れ」ということだけはお忘れ無!(特に九州北部は超警戒)

台風11号の詳細進路情報はこれにて終了!

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/05-08:20 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月04日

台風11号多良間島東部直撃!島の8割停電も風はそれほどでも無かった?

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9月3日午後11時頃。台風11号は多良間島の東部あたりに上陸したっぽい。島全体としても台風の目にすっぽり入り、午後10時には風速18.4m/s、翌午前0時には風速22.0m/sだったのに、午後11時の風速は3.4m/s(ほぼ無風)。風が弱かったのは午後11時〜11時半のわずか30分程度でしたが、アメダスがその様子を如実に物語っています。

<9/3-4 多良間島アメダス/10分毎(降水量は1時間毎)>
日時気温降水量風向風速
00:2027.7度5.5mm西南西22.0m/s
00:1027.5度2.0mm西14.9m/s
24:0027.7度0.5mm西14.6m/s
23:5027.9度0.0mm西12.7m/s
23:4027.9度0.0mm西8.1m/s
23:3027.7度0.0mm西5.7m/s
23:2027.8度0.5mm北北西4.3m/s
23:1027.9度3.0mm北北西3.4m/s
23:0027.9度4.5mm4.1m/s
22:5027.8度6.5mm6.9m/s
22:4027.4度8.5mm北北東12.0m/s
22:3027.3度10.5mm18.4m/s


でも多良間島の最大瞬間風速は台風の目が通過後の午前1時過ぎに記録した「35.0m/s」が最大と、先日の大東島の「48.4m/s」よりはるかに小さめ。そもそも沖縄では最大瞬間風速40m/sを越えるか否かがポイントで、それを超えると物理的な被害が出やすいものの、下回ると被害は少なめの傾向(50m/sを超えると確実な被害発生・60m/sを超えると災害レベル)。

停電も多良間島でこそ島の8割がしましたが、あくまで500世帯中の400世帯での話。世帯数が多い宮古島でもこの先増えるかもしれませんが、台風通過直後でも3000世帯超と島の1割ちょっと程度の停電にしかなっていません。しかもほとんどが発電所から遠い郊外エリアなので、島の中心街は全く停電していないのかもしれませんね。


なのでまだ風が強くなるかもしれませんが、今のところは正直なところ台風11号は「大したこと無いレベル」という認識。おそらく大東島近海通過時は猛烈な暴風を伴う「風台風」だったものが、南下中に台風12号のタマゴ「98W」を取り込んでからは「雨台風」に変わったみたいですね。明らかにその前後で雨雲群の集まり方が変わっていました。
(ビフォー:中心のみ雨雲群 ⇔ アフター:広範囲に雨雲群)

その分、雨の範囲も降水量も大きくなって、特に台風の目から離れている沖縄本島では、朝の段階で降り始めから200mmもの雨になっています。ちなみに直撃した多良間島では60mm程度、周辺の宮古・八重山の離島でも100mmを超えている場所はありません。しかも風も多良間島より沖縄本島近海の方が記録上強かったみたいで、渡嘉敷島では最大瞬間風速「39.0m/s」。他にも久米島で「32.9m/s」と、中心に近い宮古島(30m/s未満)よりも風が強かったみたいです。

やっぱり定説の「台風東側(進行方向東側)は荒れる」は今回も正しかったようですね。

ただ台風は中心通過後の後半の方が雨も風も強まる傾向なので、宮古・八重山の離島はさらなる暴風雨になる可能性もあります。停電も中心通過後の方が発生しやすいので、油断せずに完全に影響がなくなるまで「忍耐」です。様子見のためとかいって安易にドアや窓を開けるのは絶対に止めましょう(それが台風時の怪我の原因大多数)。

まぁ沖縄は今日1日耐えればどうにかなりそうな感じですが、問題は沖縄通過後でしょうね。先の話のように「台風東側は猛烈に荒れる」定説が今回も的中したので、九州方面に台風が進んでいると言うことは「本土全域で大荒れになる可能性大」ということ。

ただ大変申し訳ありませんが、本土接近時の台風詳細情報をチェックする予定はありませんので、あとは「台風実体験がない本土の気象予報士殿の狂言w」を参考程度に聞いてあげてやってくださいませ…(冒頭の詳細進路図も沖縄・奄美海域からフレームアウト後は更新しません)。


とにもかくにも沖縄は災害レベルにはならずに終わりそうな台風11号なのでした。
今日は1日雨雲レーダーを見ながら外出チャンスをうかがいたいと思います(那覇など本島は徐々に落ち着きそうな気がするので)。





posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/04-06:02 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月03日

台風11号は今夜にも宮古・八重山最接近?沖縄本島は1日雨モード?

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今朝の那覇。っていうか沖縄本島でも那覇など中南部のみ。

台風の外側の雨雲群がかかって豪雨です。

でもそのおかげで気温が下がって室内なら快適。でもそんな日に限って外出しなければならない用事あり。といっても外に出ている時間は10分程度なんですが、あとはその豪雨のタイミング次第ですね。台風の外側の雨雲群は、ちょっとの時間差で雨の降り方が極端に変わります。なので今日の外出は運もさることながら、雨雲レーダーを常時チェックして、雨の間隙を上手く突きたいと思います。台風時の雨は意外と予測できますからね。あとは外出する時間を臨機応変に変えてしのぎます。

そしてその台風11号本体。昨日は1日ほぼ停滞も、現在は超スロースピードながらも北上中(時速10km未満で歩行者レベルの速度)。ただこのスピードが遅いときは進路が不安定で、今朝も西に寄ったと思ったらいきなり東へ移動したり進路が定かではありません。

なので今夜あたりに最接近しそうな宮古・八重山のどの島近海を通過するかは全く予想できず。今のところは石垣島東岸〜多良間島近海との感じですが、突然進路がズレる場合もあるのでとにもかくにも宮古・八重山は今日から明日にかけては「忍耐」の一言です(台風対策は既に済んでいると思いますのであとは耐えるだけ)。

ただ今回の台風11号。最初の沖縄本島接近時は「風台風」で猛烈な暴風がメインでしたが、本島海域通過後に98Wと合体し、その後の雨雲群を見る限りは「雨台風」に変わった気がします。その証拠に雨雲群の範囲が広大。結果、沖縄本島まで雨雲群が来ているんですけどね(風台風なら中心に雨雲群が集まる)。

なので希望的観測ですが、暴風も台風11号の中心付近以外は多少は軽減されているかも?

といっても台風は台風。中心付近では最大瞬間風速50m/sを越えるかもしれませんし、何より移動速度が遅いので宮古・八重山の停電リスクはかなり高そうです。台風は直撃するか否かよりもスピードが遅いか否かで停電リスクは変わります。スピードが遅い時は停電範囲も広くなりますし、復旧までも時間がかかります。

なのでどうか台風11号にはさらなるスピードアップを願います!

沖縄本島もこのスピードだと今日だけではなく明日も延々雨モードになる可能性もありそう。実は明日も外出予定が・・・。まぁ完全防備で雨に望むので何とかなりますけどね(傘は差さない・雨合羽二重着用・ビーサン着用・着替え持参などなど)。逆に10分程度でもリアルな台風状況を肌で感じることもできるのかもしれませんので、無理しない範囲で状況をお届けできればと思います。

もちろん海や風が抜ける場所には絶対に近づきませんけどね。(台風時の鉄則)


【9月3日06時版】
台風の目から割り出したリアルな #台風11号 詳細位置と移動軌跡

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/03-06:00 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月02日

早く台風情報から解放されたい・・・(台風11号最新情報)

最初に愚痴w

台風情報まとめ疲れる…
早く解放されたい。。。

といっても台風11号。予想よりはるかに南まで移動。その分、沖縄海域にいる時間が長くなる。それでもようやく、南下が終わって徐々に北上傾向。あとはスピードアップして一気に沖縄海域を抜けてくれることを願うばかりです。台風はどんなに直撃コースでも、足早に過ぎ去ってくれれば影響は最小限で済みます。一番最悪なのは現在のような進路変更を島の近海でされること。今回はそれが無かっただけマシだと思います。

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ただ台風12号のタマゴだった「98W」がついに台風11号に取り込まれ、台風11号の雲の範囲があり得ないほど巨大化。雲の範囲がまさかの沖縄海域からマリアナ諸島近海まで至るとは。そして今後のポイントはこの巨大な雲がどこまで中心付近に集まるか。巨大なままで移動してくれれば大した影響は無いものの、台風は中心付近に雲が集まる流れが発生するので、雲の範囲が広ければそれだけ中心に雲が多く集まります。集まれば勢力もアップ!

勢力アップすれば台風の目も復活。今後は台風の目が復活するか否かがチェックポイントということですね。
それと台風11号の北上にともない沖縄の「どの島」近海を通過するか否かって感じです。

昨日までの予想では小浜島直撃コースで、昨日の夜は石垣島東岸、そして今朝は多良間島直撃コースと、北上後の進路も微妙にぶれています。沖縄本島直撃コースは無いものの、宮古・八重山のどの島の近海を通るかで、その影響の度合いも範囲も変わります。台風中心の西側ならある程度影響は少なく済むも、台風中心の東側は猛烈な嵐。

はたして台風11号北上後にどの島の近海を通過するか否か!?

早く台風情報から解放されたい・・・(リアルな今の気持ち)

posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/02-07:40 | 沖縄台風/災害情報

2022年09月01日

沖縄本島は台風11号の天気的影響なし(海は大シケ)!今後は宮古・八重山がヤバイ…



全国ニュースでは「猛烈な台風11号 夕方から夜にかけて沖縄に接近へ」という情報が流れる中、実際の沖縄本島は雨も風もなくてこんな夕焼け。本土の気象予報士さん、沖縄の空模様見てます?(今の時代、ライブカメラでもチェックできますよ〜)

それ以前に、今回の台風11号は沖縄本島ではほぼ「台風対策無し」でOKなレベル。那覇でも今回はバルコニーに出しているサンダルすら室内に取り込みませんでした。確かに風が強い場面もありましたが、サンダルが飛ばされるほどではありませんでしたし、そもそも昨日の那覇の最大瞬間風速は20m/sと台風強風域未満(冬の風と同レベル)。気象庁のいい加減な台風情報では、沖縄本島は全域で強風域(最大瞬間風速22.5m/s超)どころか暴風域(最大瞬間風速37.5m/s超)に近いとの話ですが、実際は強風域未満。

まぁ沖縄に住んでいると台風時は気象庁の情報なんてノーチェックですのでどーでもいい話ですが、それを信じる気象予報士の暴走ぶり(虚言癖)にはイラッとすることもしばしばw

とにもかくにも天気的には台風11号は沖縄本島へほぼ無影響で過ぎ去ったのでありました。
海は大シケですが…

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ただ今後の台風11号は南下後に急旋回して北上。昨日の予報も今朝の予報も「八重山直撃コース」。米軍情報で2日連続同じ予想になるときは、ほぼ確実にその通りになるので、9月3日の八重山の島々は、2015年の台風に匹敵する影響が出るかもしれません。なにせ昨日までは台風11号のみでしたが、今朝になって台風12号のタマゴが11号に徐々に接近。明日にも完全に合体しそうな雰囲気。つまり沖縄本島近海通過時は台風1個分の勢力でしたが、八重山接近時は台風2個分のパワーになっている可能性大。

これはかなりヤバイ…(2015年の再来か?)

2015年の台風
・2015年8月の台風15号(八重山直撃)石垣市街で風速71.0m/s
・2015年9月の台風21号(与那国島直撃)与那国で最大瞬間風速81.1m/s



ちなみにその台風1個分が直撃した大東島では、北大東島で最大瞬間風速48.4m/sを記録。8月としては観測史上最高でしたが、そもそも8月は大東島へ台風は滅多に来ないだけの話(なので8月の記録は低め)。もともと台風に強い大東島なので、この程度の台風なら無事にやり過ごせたと思います。しかし今後の八重山は2015年の再来になる可能性もあるので、今日(9/1)・明日(9/2)のうちに万全の対策を施し、明後日(9/3)は、どんなことがあっても一歩も外に出ないようにして欲しいものです。できれば今日中に沖縄本島に避難がおすすめですが・・・(沖縄本島はほぼ無影響だし今日なら飛行機は運行)。

今後は進路もさることながらどこまでパワーアップするかがポイントです。
台風の目のサイズ、目の明確さで、その強さが肉眼でも分かります(気象衛星画像で判断可能)。気象予報士の虚言癖は無視して、自らの目で台風の状況を判断しましょう!

【9月1日午前6時版】
台風の目から割り出したリアルな #台風11号 詳細位置と移動軌跡
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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/09/01-07:49 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月31日

台風11号・北大東島の北近海を通過!直撃は免れるも…

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8月31日午前5時。台風11号が北大東島の超近海を通過。今回は台風の目がまだ小さかったので、中心付近の最も猛烈な雨雲群はギリギリ北大東島にはかからず。この中心の雨雲群がかかるか否かとでは、まさに「天と地の差」。無事にこのまま西に抜けてくれることを切に願うばかりです。

ただその西に抜けた先にあるのは沖縄本島。予想では徐々に進路を南下して沖縄本島直撃は避けられるとのことですが、あくまで予想の範疇。しかもこの台風11号は通常ではあり得ない進路を進んでいるので、この先どう進むか全く予測できません。そもそも沖縄の東から台風が来ることは通常ではあり得ないもので、どういう影響があるのか全く読めません。

でも基本的に台風中心の西側(現在の沖縄本島)は、北風になるので中心からある程度離れれば影響はそれほどでもないはず。希望的観測ですが、もしかすると沖縄本島は台風の影響範囲から上手く避けられ影響は少なく済む可能性も無きにしも非ず。。。

ただ急旋回して北上する予想ポイントが徐々に西へ移動。8/28予想は本土直撃コース、8/29予想は本島直撃コース、8/30予想は宮古島直撃コース、そして今朝の8/31予想は石垣島予想コース。しかも予想のブレが徐々に少なくなってきていますので、このままいくと八重山直撃コースが不可避になりそうな感じです。

しかも旋回する間はスピードダウン。ほぼ停滞状態になりますので、その影響する時間は長くなります。さらに台風は中心の東側が猛烈に荒れるので、沖縄でも最も西の八重山で停滞することは沖縄全域に影響を及ぼすことになります。

台風11号は直接的な被害は少なくても、この長時間にわたる影響は近年最悪レベルになりそうな気が・・・(特に船便は欠航が長期間にわたる可能性大)

この先1週間の沖縄は胃が痛くなる毎日になりそう・・・(既に今朝も胃が痛い)

ちなみに台風12号のタマゴこと「98W」は、昨日かなりヤバかったですが、台風11号接近にともない11号のパワーを吸い取られ少し減衰。気象庁の先走り台風12号認定はあるかもしれませんが、今のところ警戒レベルはそれほど高くありません。同じ海域に2つの台風がいると、片方にパワーを吸い取られる傾向になるので、今回のそのパターンっぽい気がします。あくまで希望的観測ですが・・・

台風12号になった場合名前は「ムイファー」
マカオの言葉で「梅の花」






posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/31-05:56 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月30日

台風11号の進路が徐々に南へずれる。沖縄本島も他人事では無くなるかも?

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台風11号の米軍予想がとんどもないことに!?

本来ならあり得ない日本海域での「西への移動」に加えて、通常はあり得ない「南下」までしてきています。その結果、進路は明らかに沖縄方面へ。さらに沖縄近海で別の空気の流れとぶつかりスピードダウン。急旋回して沖縄本島へ「南から一直線」

昨日の夜からこの予報、今朝も変わっていません。

沖縄本島に接近するのは良いとしても、この「南からの接近」が大問題。これまでの予想のように「西からの接近」なら大したことは無かったものの、この「南からの接近」になると猛烈に被害が大きくなる傾向(南から湿った空気が入ってくるのでさらに発達するので)。

さらに台風11号。既に台風の目が発生。雲も中心に密になっているので明らかな「風台風」

南から接近する風台風はその中心付近では確実に「停電」。しかも今回は沖縄の南の近海で急旋回するということは、その場所にしばらく停滞。さらなるパワーアップ必至という次第です。しかも停滞中も沖縄への影響があり続けますので、台風11号は沖縄にとってかなり「厄介」なものになりそうな気がします。

11年ぶりの大停電か?
(11年前=2012年9月の台風17号那覇市街で風速61.2m/沖縄全体で334400世帯停電:本島の55%)

といっても沖縄は常に台風対策しているので、直撃しようがしまいが特に対応は変わりませんけどね。強いて言えばこの停滞進路は明らかに船便への影響あり。沖縄への物資が短くても1週間、長いところ(島)では半月以上も滞る可能性もありそうです。

今回の台風、っていうか問題は「偏西風」が日本のかなり北にあるので、なかなか台風が北上してくれないこと。例年なら9月にもなれば偏西風が本土まで南下しているので、台風も一気に北上し一気に東へ抜けるものの、今のような日本海にあるとなかなか台風が北上してくれません。

もちろんまだ予想の範疇なので今後どうなるかわかりませんが、少なくとも沖縄にはあまり良い傾向ではないことは確かです。また沖縄通過後も本土縦断なんて可能性もあるので、なんか台風11号はイヤな予感しかしません。

ちなみに台風11号の他にも「98W」が徐々に発達中。万が一台風になったら台風11号の進路をたどりそうなので、またしても沖縄、そして本土へ?

まだ8月なのに台風シーズンピークのような様相ですわ。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/30-05:57 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月29日

台風11号予測不能!米軍予想もブレブレ!?まさかの奄美近海で停滞も?

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台風11号「ヒンナムノー」
・・・ラオスの言葉で国立保護区の名前

昨日の午後に気象庁がフライング気味で認定(中心気圧がまだ1004hPaの段階で台風か?)されましたが、どのみち90Wが台風11号になるのは昨日の朝の段階で想定済み。むしろ台風になる前の情報が気象庁ではあまりに遅いのが気になります。米軍情報では何日も前から警戒レベルにあった雲でしたからね。

ただ進路が「異常」で、通常の日本海域は偏西風の影響で、雨雲群も台風も基本的に「西から東へ」移動するはずも、台風11号は明らかにその逆の「東から西へ」移動するとのこと。赤道付近ならまだしも日本海域でこの動きはまさに異常です。温暖化によって赤道付近の気候が日本海域まで北上している証拠なんでしょうけどね。

なので通常の台風のような進み方をしないので、正直言ってどう進むか予測できません・・・

そして期待の米軍情報も予想がブレブレ。昨日の夜は「九州直撃コース」も、今朝は「奄美大島直撃コース」。さらに最新の米軍予想では「奄美大島近海で停滞」。っていうか奄美大島近海での停滞は急激な進路変更の前段階とのことかもしれませんが、台風で最もイヤな進み方がこの「停滞」なんですよね。弱い台風でも停滞されると、その場所で徐々に発達。さらに今の沖縄・奄美海域の海水温は異常に高いので、台風もかなりのパワーアップになりそうな予感。まぁ沖縄は台風の西に位置するので影響は少ないとは思いますが、問題は奄美近海での進路変更以降。「パワーアップした状態で本土方面へ!」なんて可能性もありそうです。

しかも台風の東側ないし進路の右側は猛烈な雨雲群を伴うので、小笠原から奄美までの西への移動の間も、本土の太平洋側は広域で豪雨になる可能性もあります。さらに奄美近海で進路変更後は本土に台風直撃の可能性と・・・この先1週間ないし下手すれば2週間、本土では猛烈に荒れた天気が続きそうな予感。

今のうちに水害対策してくださいね・・・

ちなみに沖縄は直撃さえ無ければ、常に台風の西側ないし台風進路の左側に位置するので、基本的に北風でクールダウンも期待できる感じ。今朝も那覇最低気温で30度近くもありましたので、台風11号によるクールダウンはかなり期待しています。とかく沖縄では台風到来で季節感が一気に変わるので、台風11号は真夏の終わりを告げるものであることを切に願います。

ただ気になるのは奄美に停滞されると、沖縄への船舶への影響が長くなること。イコール沖縄の物資不足。台風11号は沖縄への直接的な影響は少なそうなものの、物資不足という間接的な影響が多大にありそうな気がします。台風は直撃しても良いから足早に過ぎ去ってくれるのが一番です。今回のように停滞や迷走が最も迷惑系台風です。

この先2週間。沖縄ならびに本土はどうなることやら・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/29-06:36 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月28日

プチ台風。沖縄本島から八重山へ。八重山ではクールダウンのスコールも!?

昨日の虹(縦長写真)と今朝の虹(横長写真)。



今朝は朝焼けが綺麗だったので油断していて虹に気づくのが遅く、ほぼ終わりかけている時に見た感じ。ほぼ同じような場所に出ていることが港の「キリンさん」でわかると思います(キリンさん自体も移動していたかもしれませんが…)。

そもそも昨日は猛烈なスコールで1時間に那覇市街でも1時間に30mm、空港周辺では53mmもの豪雨でしたが、今朝はスコールはあったみたいもアメダスがある地点では1時間に1mm程度。まぁ今朝の那覇のスコールは海沿いのみでしたので、海上ではもっと降っていたから海に虹が出たんでしょうけどね。

ただ昨日はその豪雨のおかげで、瞬間的にでしたが那覇でも23.9度まで気温が下がり、まさにクールダウンの恩恵を受けられましたが、今朝はスコールがあっても27.1度までしか気温下がらず。湿度が上がるだけのむしろ暑くなるスコールだったのかもしれません。といっても昨日もクールダウンの恩恵は午前のみで、午後はスコールの影響もあって湿度が高く超〜蒸し暑かった。やっぱり夏の沖縄でリアルにクールダウンしてくれるのは「台風」のみですね。。。

でも昨日と今朝の沖縄のスコールは、台風までいかないもののプチ台風レベルの雨雲群が沖縄近海に停滞していたからなんですよね。昨日の朝なんかは沖縄本島南岸を中心とする明らかに渦を巻いた雨雲群がありましたし、今朝も宮古・八重山は台風時しか吹かない北風になっていますし、明らかに沖縄近海にプチ台風的な雨雲群が停滞しているのかと思います。

といってもさすがの米軍情報でもプチ台風程度だと警戒レベルになりませんが、反面、米軍情報で警戒レベルになるものはかなりの台風リスクが高い証拠。中でもマリアナ諸島北東にある「90W」はかなりヤバイレベルまで発達中。

でもこの海域の台風は沖縄方面へ来ることは稀なので、沖縄にクールダウンをもたらしてくれる可能性は低め。むしろ今回も台風10号のように本土方面へ行く可能性が高い。本土に接近するか否かはわかりませんが、どっちにつけ沖縄はあまり気にしなくて良い「90W(台風11号のタマゴ)」かもしれません。

むしろ沖縄は昨日から近海に停滞中のプチ台風に要警戒。プチ台風だと米軍情報にも出てきませんし、そもそもプチ台風は動きが読みにくく今回も通常ではあり得ない南西方向へ移動したみたいですしね(日本海域の雲は偏西風の影響で基本西から東へ移動する)。

昨日は沖縄本島が猛烈なスコールになってクールダウンもあったものの八重山はクールダウンなしでしたが、今日は八重山で猛烈な豪雨もあってクールダウンも期待できそうです。八重山も記録的な暑さなのでクールダウンの雨を期待しましょう!

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/28-07:41 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月24日

陸も海もクールダウン欲しい!でも沖縄には当分恵みの台風無さそう…

昨日の那覇の最低気温「29.2度(通年の観測史上第10位)」。今朝も最低気温29.0度と、8月も終盤になるのに猛烈に暑い沖縄です。この夏は台風が1個も来ていないので、クールダウンが無いから気温は上がる一方。しかも最近はスコールも少なく、空気も海も淀んでいます。特に海はヤバくて、海水温が高止まりしており、珊瑚の死滅がかなり深刻になっている模様。

リアルに今の沖縄には台風が必要なんですが、台風9号も台風10号も夏の高気圧がブロックして沖縄に近づくことさえできません。せっかくのダブル台風も台風の恩恵無しで終わりそう・・・

ちなみにそのダブル台風。見事に性格が違うものになっていますね。沖縄に比較的近い台風9号は雨雲群こそ広大なものの渦が明確ではないので雨がメインの「雨台風」、本土近海のものは雲の範囲こそ狭いものの密度が高く本土の緯度まで北上した状態で明確な目がある「風台風」の様相。

といってもどっちも日本には直接的な影響がないので、あくまで机上の話ですけどね。

ただ波はさすがに台風が遠くても入ってきており、沖縄でも八重山南では「2〜2.5mの波」、本土でも東北太平洋側では「2mの波」が入ってきています。といってもこの程度の波では船の運航には問題ありませんが、同時に海水温を下げてくれる効果もありません。近々に台風になりそうな雲もありませんし、沖縄海域の海水温はしばらく高止まりしそうな感じです。

海水温が高いと珊瑚礁への影響が甚大なので、恵みの台風が来てくれることを願うばかりです。

ちなみに現在の台風自体は、「台風9号」は雲自体もフィリピン西にほとんどが抜けているので、沖縄への影響も波以外はなし。「台風10号」は猛烈な威力なものの雲の範囲が狭いので本土への影響なし。ただし昨日から警戒している日本海を進みそうな「雲の塊」がかなり強烈っぽい。既に九州北部に影響があるみたいですし、今後は山陰・北陸で豪雨になるエリアもありそうです。

台風だけではなく、台風にならない雨雲群も注意して欲しいものです(特に気象予報士殿)。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/24-07:28 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月23日

ダブル台風以上にこの夏の暑さがヤバイ!8月後半としては過去最高の暑さ

ダブル台風は大した影響がないので最後にして、まずは尋常じゃないこの夏の暑さ。8月も後半になれば暑さも少しは和らぐはずも、今年は8月後半になっても暑さが落ち着くどころか、さらに暑くなってきています。今朝の那覇も最低気温29度超で、8月後半としては過去最高気温。風も無いので朝晩でもエアコン無しでは暑さをしのげません。

さらにこの夏の傾向は「北高南低の気温」!

昨日(8/22)は奄美大島でついに35度以上の猛暑日(35.0度)を記録。さらに8/20には35.2度。過去最高でも35.4度なので、いかにこの8月後半の奄美大島の暑さが尋常じゃないかが伺えます(奄美空港周辺)。ちなみに同じ奄美大島でも名瀬市街になると、盆地状の地形もあってか過去最高で37.3度。っといってもその記録は1960年と観測精度が悪い時期なものなので、本当の観測史上最高は2001年に記録した「36.3度」かな?(沖縄の過去最高気温は36.1度・2016/7/5下地島)

<昨日(8/22)の沖縄・奄美の最高気温>
#奄美大島35・0度(観測史上最高35・4度:2022/7/21)
#与那国島34・6度(8月の観測史上最高/通年だと最高35・5度:2020/7/23)
#南大東島34・5度(今年最高・8月の観測史上2位)
#石垣島34・4度
#名護34・3度
#久米島34・2度
#西表島34・1度
---
#那覇33・4度

もちろん南に位置する八重山でも、昨日は与那国島で8月の観測史上最高気温を記録。石垣島や西表島でも34度台と南でも暑かったみたいですが、ただこの34度台を記録した島の中に宮古エリアは一切入っていません。逆に沖縄本島や周辺離島で34度台を数多く記録。沖縄本島以北が全般的に暑くて、南は八重山の一部を除いて本島や奄美より気温が低いようです。

まぁ本来の8月後半は、毎週のように台風が来る時期なので必然的に気温は下がってくるのですが、今年は沖縄本島どころか宮古・八重山や奄美にも台風が全然来ません。今回のダブル台風も完全に明後日の方向にしか進まず、沖縄のみならず本土にも影響なさそうです。。。

ダブル台風の他にもう1個気になる雲もありますが、これでも沖縄海域から遠いのでクールダウンの期待薄し。

この沖縄・奄美の暑さは何時まで続くのやら・・・

そして最後にバーターの台風情報w
特に沖縄にも本土にも影響なさそうです(宮古・八重山に多少の波が入る程度かな)。

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台風9号「マーゴン」
香港の言葉で「山の名前(馬の鞍)」

台風10号「トカゲ」
日本の言葉で「とかげ座、蜥蜴」
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/23-07:45 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月22日

いよいよ台風9号も特に問題なし!ただし新たな台風予備軍発生!?



昨日の夕焼け。

3方向の写真を無理矢理繋げたので、やや無理がある部分もありますが、昨日の夕時はそれほど空全体が鮮やかに色づいていました。でも昨日の午後の那覇は、珍しくどんより曇っていて、夕日は無理かと思っていたら、その雲を下から照らすように日没間際に日差しが戻ってこの夕焼け。那覇の街全体がオレンジ色に染まっていたな。

でもこういう色鮮やかな夕焼けの時は近海に台風ないしそれに準ずるものがいる証拠。

といっても気になる台風9号のタマゴによるものではなく、奄美近海を通過したプチ台風(ほぼ梅雨前線)によるものっぽいです。その証拠に昨日の那覇は台風通過後にしか吹かない「西風」でしたからね。なので今日はその雲も東へ抜けきっているので、晴天が期待できそうですが、その分猛烈に暑くなりそう…。この夏の暑さは慣れることができないレベルで、ホントに毎日キツイ暑さが続いている沖縄です(今朝の那覇も夜明け前で29.1度)。

真夏の沖縄で唯一のクールダウンになる台風も、93Wが間もなく台風9号になりそうなものの(米軍情報では1番ズレていますが台風10号扱い)、沖縄海域の夏の高気圧があまりに強すぎて北上できず、そのまま高気圧の縁を通って西へ抜けそうです。沖縄海域へは波すら影響なく過ぎ去ってしまうかも。

本土側の97Wも消滅傾向ですが、ただその97Wが次なる台風予備軍となる雲を落としていって、更なる台風のタマゴ(米軍情報認定前も多分98W)が発生。ただこちらも沖縄には影響皆無で、本土へも夏の高気圧がブロックして来ないまま過ぎ去ってしまいそうです。

つまりのところ今後の日本海域は沖縄を含めて・・・

猛烈に暑くなる!

そんな気がしまーす。

ってことで夏の沖縄をいろいろな意味で唯一冷やしてくれる台風は今回も期待できなさそうです。沖縄で台風は水資源になるのはもちろんのこと大地を冷やしてくれますし、海でも海水温を下げてくれるばかりか淀んだ海水をかき混ぜて洗浄してくれますので、まさに「恵みの台風」なんですよね。

台風9号でも台風10号でもたとえ発生したとしても、沖縄には恵みをもたらしてくれそうにありません。

どんだけこの夏の沖縄は暑くなるのやら…(台風が来ないと平均気温過去最高レベル)

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台風9号になったら名前は「マーゴン」
香港の言葉で「山の名前」

台風10号になったら名前は「トカゲ」
日本の言葉で「とかげ座」


posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/22-05:47 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月21日

気になる雲のうち1個も97Wへ!日本の南にはダブル台風予備軍(台風9号/台風10号)

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完全に台風モードになりそうな日本海域。昨日までは米軍情報では「93W」だけ注意していれば良かったですが、これまで米軍情報では警戒レベルになっていなかった気になる雲が、ついに台風予備軍の「97W」に認定。しかもかなり北の海域にある雲の塊で、このエリアで台風予備軍になるときは本土方面に行きやすいんですよね・・・

反面「93W」は沖縄の南沖にあるので、沖縄方面に行きやすいんですよね。。。

昨日は1日この93Wをチェックも、夜の段階で雲が減衰傾向。このまま消滅かな?って思って今朝チェックすると、昨日の朝以上に発達。っていうか「すでに台風のタマゴじゃない?」ってぐらいな雲の密度と流れになっています。でもまだ米軍情報では警戒レベルが最も低い状態も、今日1日で一気に台風のタマゴまで行くかもしれませんけどね。

今朝の那覇はまだ南西の風なので、93Wの影響はありません。台風や台風予備軍の影響があるときは「東寄りの風」になりますからね。ただ今朝の沖縄は嵐の前の静けさ。風も微風ですし、気温も湿度もかなり高め。イヤ〜な空気感です。

まぁ今年は半端ない暑さなので、そろそろクールダウンの台風が欲しいところもあって、93Wには程よい影響を期待しているんですけどね(直撃せずに程よい海域を通過)。

といっても沖縄はウェルカムでも、本土は完全に梅雨状態のところに台風(97W)に来られると梅雨前線が活性化されさらなる豪雨になるので、本土は台風は歓迎しないかと思いますが・・・

今週はこの2つの雲の塊に要注意ですね(93W/97W)。

まっ、8月も終盤に入れば台風シーズン本番ですからね。毎年のことですわ。。。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/21-05:54 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月20日

台風9号の足音ヒタヒタ…でも影響大きいのは沖縄ではなくまたしても本土?

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今日は最初から台風関連の情報。と言ってもまだ米軍情報でも警戒レベルは低めも、気象衛星で雲の密度をチェックするとかなりヤバめの「93W」。何より雲がある場所が沖縄に接近しやすいエリアなだけに、米軍情報で警戒レベルが低くても気になって仕方ないです。

雲の範囲はまだ狭めなものの、中心付近の密度が高くかなり猛烈。

ただここ近年の台風同様で、沖縄近海では発達前の段階。沖縄接近後に一気に発達して猛烈な状態で本土方面へ行きそうな気がしますけどね。それでも沖縄にはクールダウンをもたらしてくれますので、今度こそクールダウンの雨を期待したいものです。今朝は昨日までのような強めの風が収まり、またしても猛烈な暑さに戻ってしまいましたからね。

やっぱり夏は「風」が重要だな〜(無風は地獄)。

まぁ台風の風になると度を超えていますが、遠くに台風がいるときの風はホントに心地いいですからね。特に台風が沖縄の東側を通過する際は北風になるので、真夏でも涼しい風が吹きます。はたして今回はどんな進路で進むか、そもそも台風になるか否か。まぁ台風にならずに消滅する可能性もありますけどね。

しっかし今朝も暑い暑い沖縄。窓を開けて空気を循環させても肌がピリピリする暑さ。日中もヤバいぐらいに暑くなりそう・・・

ちなみに今日は週1回の買い出しのため遠出予定。なので風を切って移動できるバイク(自転車)なので、信号待ち以外は快適移動できるかな?その信号待ちが多い沖縄の道路事情ですが・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/20-06:24 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月19日

真夏の沖縄で地震は珍しい?っていうか台風が気になるだけ?(地震と台風9号タマゴ)

そーいえば真夏の沖縄って「地震」は少ない気がする。っていうか真夏は「台風」がしょっちゅう来るので、地震があっても気づいていないだけかもしれませんねw
それでも夏に大きな地震ってあまり記憶になく、昨日の地震には少しビックリ。

2022年8月18日午後4時12分
水納島南沖を震源とするM4.3の地震

<各地の震度>
震度3 本部町/恩納村
震度2 名護/沖縄市/うるま市/南城/国頭/大宜味/今帰仁/宜野座/中城/西原/座間味島
震度1 那覇/宜野湾/浦添/豊見城/東村/金武/読谷/北谷/北中城/南風原/八重瀬/渡嘉敷島/粟国島/渡名喜島/久米島/与論島



マグニチュード自体は最近多発の久米島北西沖の地震の方が大きいものの(M6前後)、昨日の地震はとにかく揺れが大きかった。しかもいきなり揺れたものの、揺れが収まるのも早かったので、震源は那覇からもそれほど遠くない場所かと思ったらやっぱりでした。

また水納島の南沖が震源だったので、震源に比較的近い本部半島と本島北部西海岸では震度3を記録。那覇でも体感的に震度2近いものと思ったら、本島南部の東岸で震度2、西岸で震度1だったので、この「震度2近い」という感覚も正解でした。

ただ今回の震源は完全に沖縄本島の内海のようなエリアだったので、海溝とかないからビックリ。「震源そこ?」って感じでした。幸い、津波が起こるような場所ではなかったので津波の心配はありませんでしたが、昨日の揺れは久しぶりに恐怖を感じる強いものだったのは事実。余震なしにいきなりドカンと来る地震は慣れていても怖いものです。ちなみに「沖縄は地震が少ない」という妄想をよく言う人が居ますがそれは間違いで、正確には「大地震が起こる可能性が低め」。地震自体は少なくはありません。

その大地震が起こりにくいということもあってか、沖縄では地震よりも台風に警戒感が強いですね(本土では逆ですよね…)。

その台風。



昨日の夜に速報ツイートしましたが、徐々に台風の芽が出てき始めました。2つあって「93W」と「96W」。番号が2つも飛んでいますが、それだけここ最近に台風の芽が多かったという証拠(94W/95Wは現れたものの消滅)。

まずは沖縄に比較的近い「96W」。

大半南西にある雲の塊ですが、実はここ最近の沖縄でスコールが多かったのはこの96Wが原因だったみたいです。この96Wの雲の流れ通りにスコール雲も流れているので明らかにこの海域に台風の芽となる雲があるって証拠でしょう。しかも96Wと米軍情報では最新の警戒情報なので、今後の発達次第では一気に台風のタマゴになる可能性もあるかもしれません。

そして沖縄から遠いもののヤバさは一番の「93W」。

マリアナ諸島とフィリピンの中間にある雲の塊で、米軍情報では96Wの3番前にナンバリングされたものであり、既にこの海域に長く居座っています。そもそもこのマリアナ諸島近海といえば「台風が生まれる海域」もあり、気になる雲はことごとく台風になってきているのですが、今回も昨日から今朝にかけて一気に雲が集まってきています。そのヤバさは先の96Wを遙かに超えるもの。さらにこの海域で発生する台風は沖縄直撃コースになる可能性が高い…

さらに米軍情報でもJTWC(JointTyphoonWarningCenter)にもついに「93W」として警戒情報が出てきました。このJTWCに出るということは、台風になる可能性が高いという証拠なんですよね。ちなみに96WはこのJTWCにはまだ出ていません。

ってことで「93W」は台風9号になりそうな予感・・・

まっ、8月も後半になれば9月の台風シーズンピークも近いこともあって、台風が次々と発生するのはいつものことなんですけどね。むしろクールダウンになるのなら、台風も歓迎レベル。ただ停電になる台風は歓迎できませんけどね。どっちにしても今週末以降はこの2つの雲の塊には要警戒ということは確かです。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/19-05:33 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月15日

沖縄・奄美で34度台連発!観測史上最高が35度台なのでそれに匹敵する暑さ

とにかく暑い週末だった沖縄。昨日も沖縄、そして奄美でも最高気温34度台を各地で記録。沖縄も奄美も観測史上最高気温でも35度台とかが多い中で、昨日の34度台連発はいかに暑かったかが伺えます。特に多良間島は8月の観測史上4位の気温で、しかも連日その気温もあってかなりの暑さだったと思います。ただ多良間島と同じ宮古エリアにあるのに、宮古島は昨日でも最高気温32度台。まぁ多良間島は八重山に近いので、八重山の気候の範囲なのかもしれませんけどね。

昨日の沖縄・奄美の最高気温
#多良間島34・6度(8月の観測史上4位)
#石垣島34・5度
#徳之島34・3度(8月の観測史上7位)
#奄美大島34・2度
#与那国島34・2度(8月の観測史上3位)
#波照間島34・1度
---
#久米島33・4度
#那覇33・3度
---
#宮古島32・8度

でも昨日の那覇は風があった分だけ、一昨日のような真っ昼間からエアコン無しでは生活できない暑さではなく、普通の暑さに戻った感じです。その代わり昨日はスコールが多くて、週1回の買い出しで遠出の際も、思いっきり滝のような豪雨に遭遇。でも夏のスコールは風があれば空を見れば予測できるので、昨日はまさにそれを読み切って滝のような豪雨になる前に雨宿り場所に避難。10分ほどの雨宿りで無事にやり過ごすことができた次第です。

今朝もスコールがありましたが、安定した南風が吹いているので、雲の動きも単純に南から北へ動きます。雨の範囲も南から北へ移動するので、雨も一過性で済みます。ただ降り方が中途半端だとクールダウンにならずむしろ湿度が高くなるだけなので、できれば降るならドカン!と激しいものを期待したいものです。台風がなかなか来ない今の沖縄で唯一のクールダウンがスコールですからね。

でも今の沖縄のはるか南の海域。台風予備軍となりそうな雨雲群が派手な状況になっています。特に沖縄に最も近い「91W」は徐々に沖縄に接近しているような感じですし、沖縄からは遠いものの日付変更ライン付近には新たな「92W」も米軍情報で認定。さらに米軍情報には認定されていないものの、フィリピン西とマリアナ諸島東に気になる雲。

まぁどれも明確に雲が渦を巻いているわけではありませんので、まだ台風になりそうな予兆はないものの、先の台風8号もそうでしたが沖縄近海では台風になりきらないまま通過し、本土接近時に一気に台風になることも多いので気になります。

まずは沖縄としては「91W」。今週はクールダウンの雲到来するか否か!?

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/15-07:22 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月14日

台風8号は雨だけ。台風で怖いのは暴風による停電…とかく真夏の停電は…

昨日の沖縄はこの夏いちばんの暑さ!

といっても気温的には那覇はこの夏いちばんではありませんでしたが、とにかく風がなく湿度が高く、体感温度はこの夏で最も暑かったです。結果、普段は夜しか使わないエアコンを、昨日はまだ陽が高い時間から使用。今年初のエアコン12時間超の利用になってしまいました…(ちょっと罪悪感)。ちなみに普段は寝る前〜起床直前までの利用なので、いつもの1.5倍〜2倍も使ってしまった感じです。

しかし昨日は那覇で33度台だったものの、他のエリアでは34度台も記録。那覇だけではなく沖縄・奄美全般で昨日は暑かったみたいです。ちなみに本土では平気で35度超とか下手すれば40度にもなりますが、沖縄の観測史上最高気温は36.1度なので、本土の感覚だと沖縄の33〜34度台は本土の37〜38度台って感じなのかと思います。そりゃ、うだるように暑いわな…

<昨日の最高気温>
石垣島34・3度
多良間島34・2度
徳之島34・1度
奄美大島33・9度
名護33・8度
久米島33・6度
西表島33・3度
那覇33・3度
喜界島33・3度


ちなみにこの暑さ。直接的な原因ではないかもしれませんが、やっぱり台風8号によるものもあるかと思います。台風によって南から湿った空気が沖縄にも呼び込まれて、気温も湿度も上昇。台風本体が遠く離れていても間接的な影響があるんですよね〜(特に台風の南側のしっぽのエリア)。

同じように本土にも台風のしっぽが各地に残っていて、局地的な豪雨になっている場所も多いみたいです。まぁ本土の場合は山があるので、湿った空気が山にぶつかり、さらなる豪雨になる可能性もあるんですよね(沖縄には山がないので湿った空気がそのまま入って暑くなるだけ済む)。


その台風8号。沖縄には直接的な影響は無いのでそれほど注視していませんでしたが、個人的な予想通り本土は雨だけって感じだったみたいですね。沖縄からすれば昨日の台風8号は子供レベル。大人レベルの台風なら暴風を伴い本土でも大規模停電すると思いますので、今のところ大規模停電はなかったみたいですしね。沖縄で何度も経験していますが、真夏の大規模停電は本気でキツイです!(地獄です)

エアコン使えないのはもちろんのこと、台風なので窓を開けることもできませんので、空気の循環もままならない。しかも沖縄での台風は動きが遅いので、なかなか台風自体も過ぎ去らないし、停電復旧までも時間がかかる。まぁここ10年は大規模停電する台風が来ていませんが、未だにその10年以上前のことが頭によぎります。


ちなみに台風8号は日本の東へ過ぎ去りましたが、今回は偏西風に乗らなかったみたいで動きが遅いですね。なので台風のしっぽもしばらく本土には残りそうです。そして次なる台風は、米軍情報にも「91W」として警戒レベルになっていますが、今のところ雲が渦を巻いていませんので、近々台風になることはなさそうです。とはいうものの、雲の範囲が広大なのでかなり気になります。。。

まぁ8月も後半になれば本格的な台風シーズン(9月)に向けて徐々に南の海上が慌ただしくなってくるとは思います。停電レベルの台風はゴメンだけど、クールダウンレベルの台風なら歓迎も、世の中そんなに上手くいきませんけどね・・・

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/14-05:57 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月13日

「満月台風」には要警戒!今朝は満月。午後6時半の関東沿岸は高潮あり



今朝は満月ということで、那覇市街でも月を見やすい海沿いまで朝ラン。まだ夜明け前の時間にもかかわらず、月灯りで夏雲も視認できるほどでした。満月があまりに明るいので、写真も「昼の逆光」のように見えますね。ただ気温は猛烈に高くて、夜明け前でも29度。そして風速1m/sのほぼ無風でしたし、さらに深夜にスコールがあったみたいで路面が濡れており、湿度が高くて空気が重かった。

でも朝ラン後もまだ月が見えていて、朝焼けと一緒に沈みゆく満月を見るのもなかなかのものです。次の満月は9月11日、早朝だと9月12日。満月明けは昼に大きく潮が引くので、どこかの島でどこかの幻の浜的なものを見に行きたいな〜(今週末はモロにお盆休みなので検討すらしていません)



ただ満月と台風が重なると、満潮時に予想外の高潮になります(高波ではなく高潮)。波なら防波堤で防げますが、高潮は床上浸水なんてことになりかねませんので、まさに今日の本土は「満月台風」という最悪のタイミングなのでお気を付け下さいませ。ちなみに東京の今日の満潮時間は「午前5時」「午後6時半」。今日の首都圏への台風最接近も夕方以降とのことなので、午後6時半前後の潮位にはお気を付け下さいませ(夕方以降の海には絶対に近づくべからず)。

台風は上(雨)ばかり気にしているとまさに足元をすくわれますよ。。。


その台風8号。沖縄には影響皆無なので、今度の進路や展開などを詳細に分析する気はありませんが、言えるのは「マスゴミの扇動」「気象予報士の虚言/狂言」には惑わされないこと。台風慣れしている沖縄からすると「バカじゃない?」ってぐらい大騒ぎしていますからね。

騒ぐ前に「事前に」警戒情報を出せ!って感じです。マスゴミも気象予報士も「事後レポート」ばかりで、時既に遅し情報。台風は事前にどれだけ情報を得ることができるかが重要。そういう意味で、米軍情報はリアルに沖縄生活で役立っています。米軍の台風情報がなければ、沖縄が台風のたびに壊滅状態になっているかもしれませんね。

ってことで最後に米軍情報をベースにした台風情報。沖縄には影響無いので見ての通りですw(詳細分析する気無しw)

でも昨日からすでに警戒していたマリアナ諸島南の雲が、今朝になって米軍情報の「91W」という警戒情報に認定。沖縄としてはこっちが気になる…

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/13-08:58 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月12日

台風8号よりも沖縄は夕日と満月!でもクールダウンの台風も欲しいけど…

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まずは昨日の夕日と今朝(夜明け前)の満月。どっちも良い感じ。

夕日についてはここ最近、あまりに天気が良くて眩しすぎて写真撮影できなかったものの、昨日は霞が少しかかっていたので、上手い具合に撮影できました。

そして満月。既に昨日の朝ランのうちに綺麗な月は望めていたものの、朝ラン後には沈んでしまっていたので、今朝は満を持して早めに撮影。実際の満月は今夜(月齢14.4≒15=満月)ですが、それでも今朝も十分綺麗な月を望めた次第です(月齢13.4)

しかし昨日以上に今朝の那覇は暑い!

満月の写真撮影するだけでも汗が噴き出すレベル。朝ランはお休みでしたが、この空気感で朝ランしたら意識が飛びそうなレベルの暑さでした。気温は昨日とそんなに変わらないのですが(夜明け前で28度台)、昨日以上に風がない。っていうか空気の動きが全く感じられません。しかも北寄りの風から南寄りの風に変わったので、空気感も乾いた空気から湿った空気になり、とにかく蒸し暑い。クールダウンに台風欲しくなるものの、期待の台風8号は沖縄には全く影響なさそうですしね…

ってことで沖縄には関係ないけど台風8号情報。

今朝になってよーーーやく日本も台風認定(米軍情報では昨日の夕方に「TD09W/台風9号=日本だと台風8号」と台風にほぼ認定)。

台風8号「メアリー」
北朝鮮の言葉で「やまびこ」



2〜3日前から台風の実体験がない気象予報士がギャーギャー騒いでいましたが、よーーーやく台風に今朝認定されたみたいです。でも沖縄からすると大した台風じゃないのでは?って感じでしたので、何を大騒ぎしているのやら…って静観。おそらく今回は雨だけで、しかも通過型なので雨も一過性のもの。台風としては騒ぐほどのものにはならない気がします。まぁ本土の場合、その雨だけでも度重なる被害が出ており、過去に水害があった場所でも未だに対策をしていないので、いろいろな被害が出るのかもしれませんが…(本土の台風に対する学習能力は低い…)

また台風はその中心がどこを通るかはどーーーでもいい話で、中心の東側になるか西側になるかが重要。なので今回は本土でも「海沿い」がもっとも影響があるエリアっぽいです(伊豆半島〜相模湾沿岸〜東京湾沿岸〜房総半島〜鹿島灘)。結果、船は欠航便もあるかもしれませんが、その他の交通へはそんなに影響無い気がするんですけどね(すぐに運休する京葉線と外房線/内房線は除くw)。

基本的に大雨が数時間だけある感じで、風もそれほど強く無く、そんなに嵐にはならないと思うのですが…

まぁ台風8号は沖縄に影響無いものなので、細かく動きや影響を追跡するつもりはありませんが。明確に言えるのは「バカ騒ぎしている気象予報士の戯言」には惑わされないことですwww(騒いで目立ちたいだけですので)

養生テープは無意味ですよw(もともと沖縄では一切使わない無意味なものですし今回は風なしだとさらに無意味)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2022/08/12-05:36 | 沖縄台風/災害情報

2022年08月11日

台風欲しい沖縄ですが今年も来なさそう…みんな本土方面に行っちゃう…

今朝の那覇は最低気温で28度超。さらに風速1m/sというほぼ無風。窓を開けても空気の循環も促せず、朝から猛烈に暑い空気が室内を漂っています。就寝中はエアコン常時稼働も、目覚まし代わりにオフタイマー設定。今朝は見事に暑くて目が覚めました。ホントに夏の沖縄の目覚ましは、どんな大音量のものより「エアコンのオフタイマー」が確実に目が覚めますね。

外も猛烈に暑くて、とかくコンクリートとアスファルトの塊のような那覇市街は、昨日の熱が溜まっていて、壁や道路がストーブ状態。まさに天然のサウナ状態でした。夏の沖縄は台風以外でこの暑さを和らげてくれることはまずないので台風に期待したいものの、台風7号は米軍情報では各下げて台風のタマゴ未満へ(結局米軍情報では台風認定せず)。

そして暇な気象予報士が大騒ぎしている「90W」も、日本では「台風8号」と連呼してバカ騒ぎしていますが、米軍情報ではこちらも台風のタマゴ未満の扱いで、警戒レベルは低いです。そもそも沖縄には影響無さそうなので、個人的にもどーでもいいレベルですが。

といっても近年の日本海域の台風は、本来ならあり得ない「南下」も平気でしますので、本来なら90Wは沖縄の緯度を既に越えているので南下さえしなければ沖縄には影響ないはずも、どうなることやら・・・

大騒ぎしている本土の気象予報士は、どうしても関東に直撃させたいらしいですが、まぁあとは勝手にやってくださいw(個人的には北上しない場合もあると思いますが…)


ただ米軍情報にもまだありませんが、台風7号の落とし物が少し気になります。フィリピン西にある雲の塊で、台風7号本体は既に大陸に上陸済みで消滅寸前なのですが、このフィリピン西の雲は生き生きしています。こちらも本来ならこのフィリピン西の海域にある雲は、フィリピンや台湾を越えて沖縄エリアへ来ることはないはずなんですが、ここ近年は平気で越境して沖縄海域に来ることもあります。

停電はイヤだけど、暑すぎるのもイヤなので、程よい台風がそろそろ沖縄にも来て欲しいな〜。

でもその停電。那覇ではもう10年以上も発生していませんね。この10年で停電レベルの台風が来たのは全て宮古・八重山。那覇にはちっとも台風が来ておらず、来ても発達前で単なる雨だけって感じ。まぁその10年前(実際は11年前)の時は、沖縄本島の半分以上が停電しましたけどね…(全60万世帯中33.4万世帯停電)。我が家も停電していて、ライブカメラのログもその停電期間は消失しています。