とかく日本の場合は海外に比べても遅延や欠航が少ない航空路線ですが、去年のLCC参入以来、状況はちょっと変わりましたね。まぁ一時期よりはLCCの欠航や遅延が少なくなった気がしますが、それでも国内線の欠航および遅延のワーストワンは・・・
・遅延率ワースト→エアアジア(LCC)
・欠航率ワースト→ジェットスター(LCC)
仲良くLCC2社がトップになりましたね(笑)。
でも同じくLCCのピーチも遅延率で第2位で、ジェットスターは遅延率でも第3位。とかく少ない機材でやりくりしているLCCなので遅延率はどうしても高くなってしまいますね。
欠航率に関しては1位こそLCCのジェットスターでしたが、フルサービスのANAが同じレベル。
まぁこれに関しては「787問題」の影響によるものなので一概には言えませんが、それを抑えてトップに立つジェットスターって・・・^^;
那覇空港メインターミナルを使える便の良いジェットスターは個人的に何度も搭乗していますが、今まで欠航は一度もありませんし、遅延も正直5〜10分程度しかなく、逆に予定より早く目的地に着いちゃうことがあったぐらいでしたからね。
まぁエアアジアに関しては遅延は毎回1〜2時間はざらで、たまに定刻になると驚くほど^^ゞ
最近は羽田空港を利用出来るスカイマークに搭乗する機会が多いですが、「787問題」のANAはもちろんのこと、JALよりも欠航率は低いんですよね〜。
ただスカイマークと言えば遅延率の高さなんですが、でも一時期の20%を越える遅延からは落ち着いたみたいで、現在は18%弱。ちなみにJALやANAは7〜8%、そしてLCCのエアアジアが30%、ピーチが27%、ジェットスターが21%とまぁ、LCCは群を抜いていますね^^;;;
欠航率に関してはジェットスターが3.66%でワースト。2位が「787問題」のANAが3.55%。この2社が飛び抜けていて、他はエアアジアが1.86%と少し高いものの、他ではスカイマークが1.16%でLCCのピーチが0.54%と、JALの1.6%より低いんですよね。
まぁピーチに関しては24時間使える関空が起点なので遅延は多くても欠航しにくいからなんだと思いますが、それにしてもジェットスターの欠航率の高さは飛び抜けていますね^^;
でも3.66%ってことはジェットスターのみに30便乗って1便欠航するぐらいなので、頻度としてはそんなに大したことはないような気がしますけどね。JALだって60便に乗って1便欠航するレベルなので、ゼロじゃないですからね。
ただ遅延率に関してはエアアジアの30%、ピーチの27%はいくら何でも高すぎでしょ?3〜4便に1便は遅延するってことですからね。まぁスカイマークも6便に1便は遅延するレベルなので低い訳ではないですからね。
でもこの遅延の原因は今までの搭乗した経験からすると、LCCの乗客の搭乗はフルサービスより早い時間から始まりますし、何より搭乗手続きの締め切りが早いので乗り遅れによる遅延も少ないのですが、それ以前の機材到着の遅れによるものがほとんど。つまり少ない機材でやりくりしている運行スケジュールの無理がたたったため。
それに対してスカイマークの遅延は機材到着は問題ないものの、こちらはモラルの低い乗客による搭乗遅れによるもの。通常の搭乗時間に乗り込んでも乗客の遅れのために機内で30分以上も待たされることもしばしば。
LCCは乗客を待たずに締め切ってしまいますが、スカイマークはフルサービスなので待たねばならないために遅延率が高くなるんでしょうね。
結局のところ、運賃が安いなりにリスクがあるってことでしょうね^^;
私個人に関してはLCCはしばらく様子見にして、チケットの変更が可能なスカイマークをしばらくは利用してみようと思います。遅延はしても欠航はLCCほどは無いので少しは安心ですし、何よりLCCより機内が広い(笑)。
一度、LCCに乗るとスカイマークでさえシートが広く感じますからね^^ゞ
まぁ遅延に関しては到着後のスケジュール調整が必要になりますが、羽田空港発着ならそんなに問題ないですからね。成田で遅延されると空港滑走路の発着門限があるものの、ギリギリで空港に着いてもその先の交通機関が無いですからね(/o;)
しかも今年の夏はスカイマークなら那覇〜石垣、那覇〜宮古もあるので、なおさら活用したくなりますからね。
定番のJALやANAはチケットが高いですし、安いものも変更が利かないので、変更が利くスカイマークの方がいろいろな面で良いかな?
2012年の航空国内線はLCC元年でしたが、2013年は様子見の1年になりそうな気がしますね。
<国内航空会社の2013年1〜3月期の遅延率>(グラフのみ)
1位 エアアジア 30.00%
2位 ピーチ 26.97%
3位 ジェットスター 21.11%
4位 スカイマーク 17.34%
5位 ANA 7.83%
6位 JAL 6.36%
(本土〜沖縄路線があるLCC3社+フルサービス3社中)
<国内航空会社の2013年1〜3月期の欠航率>(グラフのみ)
1位 ジェットスター 3.66%
2位 ANA 3.55%(787問題の影響)
3位 エアアジア 1.86%
4位 JAL 1.60%
5位 スカイマーク 1.16%
6位 ピーチ 0.54%
(本土〜沖縄路線があるLCC3社+フルサービス3社中)
2013年06月04日
この記事へのコメント(承認されたもの)
コメントを書く(管理人の承認が必要です)