2012年10月18日
台風21号過ぎ去りつつあるものの、今日は本土への影響が懸念。
とりあえず沖縄本島は台風21号の峠を越えたと思います。雨も昨日の夜のうちにあがって、今朝はもう止んでいます。
今回の台風はその中心付近と北側に活発な雨雲を伴ったものだったので、東へ抜けてしまえば雨雲からは完全に抜け出せますので、沖縄本島はまさにその台風の一過という感じになっています。もちろん天気そのものの回復はもう少し時間がかかるかも知れませんが、今日はもう雨の心配はいらないかな?むしろ予想より早く過ぎ去ってくれたので、天気の回復も早くなるかも知れません。
ただ台風21号は現在大東島に最接近、というか直撃に近い位置にありますが、勢力ダウンしているので中心付近でもそんなに17号の時のような暴風雨レベルではないとは思います。まぁ大東島は台風銀座と呼ばれる場所にあるので、もともと台風に対する備えはしっかりしているので大丈夫だとは思いますが、あとはより足早に台風には過ぎ去ってもらいたいですね。
台風21号による豪雨は朝の段階で、沖縄は大東島以外全て抜けていますが、奄美では徳之島まで抜けたものの、奄美大島や喜界島はまだ活発な雨雲の中に入っています。でも先の話のように順調に東へ進んでいるので、この奄美や喜界の豪雨も朝の内ないし午前中には完全ぬ抜けそうですね。
むしろ今後心配されるのが本土への影響。
台風が東へ移動すると言うことは、本土の太平洋側への影響も出てくると言うことで、昨日の時点で本土は前線による豪雨だったものが今度は台風による要素も強く加わってくるので、昨日同様に今日も本土は雨に警戒が必要かと思います。
朝の段階で降っていないところで、今日は時間を追えば追うほど台風21号の影響が強くなってきますので、傘はもちろんのこと移動手段も雨の影響を受けにくいものを活用した方が良いと思います。
でも正直なところ、昨日の本土の豪雨はかなりのものだったので、昨日の方が台風っぽかったかもしれませんね^^ゞ
今日は台風の間接的な影響による雨になると思いますので、降り方そのものは大したことはないかと思いますが、台風時は突発的な豪雨が多く発生しますので、あとはタイミングを上手く読んで雨を避けて頂きたいですね。
ちなみに台風21号による沖縄や奄美への影響。
沖縄に関しては沖縄電力から「停電は発生していない」とされていますが、奄美ではほんの一部で停電があるようです。
与論島の「茶花」「立長」で約300戸、沖永良部島の「黒貫」「屋者」で30戸程度。
奄美に関しては今年の度重なる台風直撃でまだ完全復旧できてないところにまた台風の影響があったので停電したのかと思いますが、ほぼ直撃している大東島での停電が今のところ確認されていないのがすごいですね。しかも大東島では今後の停電に備えて人員は資材などの準備は万全な状態になっているらしいので、今後吹き返しの西風で影響があってもすぐに対応できるのかもしれません。
でも今回の台風21号は北大東島で昨日の夜に平均風速で「21m」だったので、最大瞬間風速換算でも「30m」ちょっとなので、台風としてはそれほどのレベルではないようです。もちろん今後の吹き返しの西風でさらに強い風が吹くかもしれませんが、通過後は活発な雨雲を伴わないと思いますので、大きな影響はないかもしれません。
とかく大東島は航空便も船も長い間運休しているので、早く台風には過ぎ去ってもらって、島に物資を届けて欲しいものです。
もしかすると今日の午後とか夕方あたりから再開される方向に向かうかも知れませんね。
大東島のみならず沖縄や奄美など南西諸島の離島でも物資が不足している島も多いと思いますので、台風21号にはさらにスピードアップして頂き、通常の生活が出来るようになって欲しいものです。
そして今日の午後、ないし明日には「台風一過」の青空。
待っています^^ゞ
posted by 離島ドットコム管理人 at 2012/10/18-06:33
| Comment(0)
| 沖縄台風/災害情報
この記事へのコメント(承認されたもの)
コメントを書く(管理人の承認が必要です)