2012年10月08日
台風21号発生しちゃいました。ちょっとイヤな感じも・・・
熱帯低気圧になってからちょっと時間がかかりましたが、サイパン西沖の気になる雲が台風になりました。
台風21号「プラピルーン」
タイの言葉で「雨の神」とのことなので、できればその言葉のように北上しないでそのままタイ方面へ向かって恵みの雨をもたらして欲しいものです。
しかしこの21号の発生場所は、いわゆる沖縄に最接近しやすい台風が生まれる場所なので、今後の進路がかなり心配です。しかも現在はあまり動きが無いものの、徐々に勢力を拡大するようで、現在こそ「992hPa」とそれほどでもないですが、予報では週中には950hPa前後まで発達するとのことなので、まだスルーできるレベルではないと思います。
通常ならこの時期は本土に移動性高気圧が常にあるので、本土方面へ北上することはなかなか無いとは思うのですが、いかんせん今年の台風はちょっと読みにくい。
そのまま西に抜けていってくれれば直接的な影響が沖縄には来ないと思うのですが、少しでも北上すると少なからず沖縄への影響も出てしまいますからね。
あとこの時期は西に抜けてしまうか、北上してもすぐに偏西風に乗って小笠原方面へ抜けて行ってしまうことが多いのですが、ただ先日の15号、16号、17号の3連発で沖縄本島へ直撃している今シーズンを目の当たりにすると、まだ沖縄に接近する可能性もあるような気がしてしまいます(/o;)
何より気になるのが現在の沖縄の気温の高さ。
本土は急激に秋の陽気になったみたいですが、沖縄は今朝もギリギリ熱帯夜は逃れられたものの、最低気温が「24.3度」とかなり高い。
気温が高いと言うことは、海水温も高いということになるので、近海で台風が発生すると徐々に勢力アップしてしまう可能性があります。
その証拠に気象庁の台風情報でも週中には950hPa台まで強くなるとのこと。
例年なら台風シーズンが終われば、台風が発生しても勢力は980hPaとかの程度で済みますし、沖縄周辺の海水温も少しは落ち着くのでそれほど台風は発達しませんが、今回は沖縄海域の海水温は高そうだし、下手に動きが遅くて停滞するとまたしても強力な台風になる可能性もあります。
勢力が弱ければあっという間にどこかへ過ぎ去ってしまうのですが、強くなればなるほどゆっくりと動くので、まだまだ油断は出来ない状況です。
てっきり台風17号の直撃が今シーズンの最後だと思ったんですけどね・・・
でも台風シーズンが終了しても台風は1年を通して発生するので、発生そのものは珍しいものじゃないのですが、いかんせん発生場所とその後の進路がまだ台風シーズンかのような感じです(/o;)
とりあえず気象のことは予測出来ませんので、来週末あたりに沖縄へお越しの方は心配しても仕方ないので、とりあえず計画通り旅行してみて、あとは現地で状況次第で臨機応変にスケジュールを調整するのがおすすめです。
来るか来ないか分からないものに神経をすり減らしても仕方ないですからね^^ゞ
まずは気象情報はあまり気にせずに、その代わりに万が一があっても楽しめるように、旅行計画を様々な状況に対応できるように考えておくと良いと思います。
結局、沖縄に接近しない場合もありますからね^^ゞ
ちなみに今回の台風で21号ですが、例年のこの時期は「19.9個」の台風が発生とのことなので、平均より1個多いレベル。しかし今シーズンはとにかく発生すると沖縄か本土に最接近するものが多く、その個数以上に台風が多かった気がします。
今回の21号は何事もなく、記憶にも残らないような影響で済んで欲しいものです。
まだまだ台風ブログは終わらすことが出来そうにないですね(/o;)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2012/10/08-09:25
| Comment(2)
| 沖縄台風/災害情報
でも沖縄本島なら車移動で事足りるのでどうにかなりますが、宮古や八重山だとちょっと制限もありそうですね。
あと天気に関しては台風の間接的な影響がありそうですが、雨はあまり気にしないでいいと思いますよ。
でも気象や自然のことは予測できませんので、あとはご自分の判断で^^ゞ