那覇発着便も多く設定されているLCC。このおかげで沖縄旅行もより気軽になるかと思いますが、その代わり通常の航空会社とは勝手が違う面も多いみたいです。初期費用が安い分、追加費用が発生したり、制約が多かったり、事前にそれらの情報を把握しておかないと、せっかくの沖縄旅行も行く前に興ざめになってしまいかねませんからね。
そういう意味で今回の日経のこの記事はとても参考になると思います。
「好調「国内線LCC」、成田空港利用時の“10の注意点”とは?」
1 「身分証明書」をは絶対に忘れずに
これは全く知りませんでした。国内線でも身分証明書が必要なんですね。まぁ普段から常に免許証を持ち歩いていれば問題ないのですが、通常の航空会社なら全く必要ないのでかなり驚きました。まぁ国内線でパスポートまで必要にならないだけまだ良いかな^^ゞ
2 航空会社ごとに異なる「チェックインカウンター」をチェック&国内線LCCは全て第2ターミナルから発着
成田はもともと国際線がメインなので、国内線はいろいろしわ寄せがありそうですからね。ましてローコストキャリアになると、費用を安くするためにさらに制約が多そうなので、これは仕方ないかも?あとは事前の下調べと「慣れ」かもしれませんね。
3 チェックイン締め切りは45分前。早めの到着が必要
これも通常とは大きく違うので気をつけないといけませんね。通常は20分前とかに行けば良かったので、この45分というのはかなりの違いがあると思います。今まで30分前までに空港に着けばOKと思っていたものを、LCCの場合は最低でも1時間前には空港に着かないと厳しいですね。しかも成田の場合は空港内での移動もあるので、さらに前もって空港に行かないと厳しいかも?
4 電車の乗り遅れに注意
成田の場合、羽田に比べて電車でのアクセスがとにかく悪いですからね。加えて都心から成田まで時間がかかるので、この移動については特に注意が必要です。しかもチェックインが45分前までとなるとさらに出発する時間を早くしなければなりませんからね。まぁNEXやスカイライナーなどお金をかければある程度リスクを軽減できると思いますが、そもそもLCCを使うのは安く旅行するためなので、空港までの交通手段にお金をかけてしまっては意味がないですからね。この空港までの交通手段についても成田の場合は注意が必要ってことですね。
5 預ける手荷物がある場合は「事前予約」
これがLCCの一番のネックかな?事前予約は面倒に感じませんが、重さの制限がとても厳しく、予約時の申告より重くなるとかなりのお金を取られます。しかも機内持ち込みも重さ制限があるので、下手すると長期旅行にはLCCは向かないのかもしれませんね。まして折りたたみ自転車を持ってLCCで旅行なんてもはや考えられませんね。現地で借りた方が確実に安上がりになりそうです。LCCに乗る前は自宅の体重計で荷物の重さを量ることをおすすめします(笑)。
6 エアアジア・ジャパンは「保安検査後にトイレなし」
そうなんですね。沖縄便だときついですね。まぁ機内のトイレを使えばいいだけなのかもしれませんが、いかんせんLCCの機内は狭いので気軽にトイレに行ける状態じゃないかもしれませんからね。もし機内のトイレに行けないとなると4時間近くも我慢するのはさすがに・・・。とりあえずLCCに乗る場合は飲み物は極力飲まないことがベターかな^^;
7 成田乗り継ぎで海外に行くなら「大手航空会社」か「前泊」
LCCは待ってくれませんからね(笑)。しかも欠航も多いし、LCCの国内線を利用するならあくまで「国内旅行」と割り切った方が良いみたいですね。
8 欠航時の他社便振り替えは原則なし、時間に余裕ない場合は「羽田」
これは一番の問題かもしれませんね。欠航時の振り替えもないし、しかも成田は発着の時間制限があるので、それに間に合わないと欠航になりますからね。とかくニュースでもすでにこの欠航の多さは話題になっていますが、せっかくの旅行がLCCの都合で中止になるのはさすがに辛いですからね。しかも成田まで来て欠航になると、自宅に帰るのもままならないかもしれませんので・・・。LCCを使う場合はできる限り早い時間の便にして、夜遅い便はできるだけ避けた方が良いですね。
9 最終便利用時は“空港の門限”と交通アクセスに注意
先の話の通りですね。成田空港には門限(笑)があるので、夜遅くなるとLCCは欠航になるかもしれません。LCCは少ない機体で回しているので、夜になればなるほど遅れが出てくるかの制が高いです。そして一番あおりを受けるのが最終便ってことでしょうか。LCCで国内旅行する場合は最終便というか夜遅い便は避けた方が良いみたいですね。
10 成田空港での夜更かしは難しい
羽田は24時間なのでどうにか空港で夜更かしできますが、成田はそういう訳ではないのでなかなか厳しいみたいです。しかも交通手段も限られますので、移動もままならないとなると、先の話のようにとにかく夜遅い便は避けるのがベストかもしれませんね。ベターではなくベスト。確かに現地に遅くまで居たいのは分かりますが、欠航して帰れなくなるより無事に帰れる方が良いですからね。
確かにLCCは安いですが、成田までの移動時間のロスとかかる費用、そして荷物などの追加料金などを加味すると、結果的にスカイマークの方が安くなりそうな気がします・・・。もちろんスカイマークの場合、2ヶ月前の売り出し直後にチケットをとらないとそんなに安くなりませんが、やっぱり羽田を使えるのは大きいですからね。交通アクセスもいいですし、遅延しても欠航になる確率はそんなに高くないと思いますので。
そういう意味で私はLCCの沖縄便はしばらく様子見になると思います。
<成田発着LCC国内線の注意事項の記事>
2012年09月08日
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