
今回久しぶりに西表島に泊まりましたが、正直なところ目的は西表島本体ではなく船浮と鳩間島だったので、西表島は泊まりはしたものの、あまりいろいろ巡りませんでした。
っていうか自転車を持ち込んでの自力移動だったので、上原泊だと大原方面まで行くのはちょっとね^^ゞ
やってできないことはないのですが、そこまですることも無いだろう?と思って今回西表島の東部はパスすることとなりました。せめて西表島温泉ぐらいまでは行きたかったのですが、泳ぎやジャングルメインだったのでさすがにね^^;
ってことで今回は船浮へ行く船が出る白浜から区切りとして大見謝までを自転車で往来してきました。
スケジュールとしても西表島1泊目の翌日に上原から大見謝まで行き、折り返して白浜まで一気に移動。船浮へ日帰りして最後に星砂の浜経由で上原まで戻るという感じ。この間ならアップダウンも由布島〜大原ほどは無いので自転車でもそんなに苦になりませんでしたが、いかんせん1日でジャングル+船浮日帰り+泳ぎ+自転車移動46km!
思ったより西表島って広いですよね^^ゞ<半分だけでも46km
時系列順にレポートしたいと思います^^v
■ゲータの滝
早朝、自転車で向かったのがゲータの滝。
ツアーでもいくつかのショップで案内してくれると思いますが、かなり前ですが以前行ったことがあるのでその再訪ということもあってフリーで行きました。そもそも早朝に行きたかったので、個人で行くしかなかったんですけどね^^ゞ
いつもの入口から川に下りて、今回は脇の獣道を通るのではなく、あえて川の中に浸かりながら上流を目指すこととしました。なにせ早朝でも猛烈に暑かったので、涼を得る意味でも川に入って遡上するのは気持ちいいですからね。なにより川の中ならハブや蜘蛛の巣などのリスクが少ないし^^vもちろん川の中を歩く方が時間もかかりますが、早朝ということもあって特に急ぎませんけどね。
でも今回はゲータの滝の下だけじゃなく上にも行こうと思いました。いわゆる「一段目」の先の「二段目」。ホントは「三段目」まで行けるのですが、とりあえず二段目まで行けば三段目も見れますからね。無理せず二段目までにしておくこととしました。
ちなみにゲータの滝までは基本、川の水位は低めなのでカヌーなどの必要はありません。っていうかカヌーじゃ浅すぎて行けません^^ゞでも本来は川沿いの獣道を通るのでしょうが、川の中の方がいろいろな川の生き物を望めて楽しいです。
といっても道はかなりハードで、途中考えないと越えられない岩場もあってかなりアドベンチャー。でもそういう困難を乗り越えた先に見る滝は格別です。
けど今回のゲータの滝は水量がかなり少なめで幅もやや狭め。それでもこの綺麗な水平ラインの岩の前を落ちてくる水は豪快そのものでした。

そして二段目へ。でも今まで一段目しか行ったことが無く、しかも二段目への登り口も分からないままだったのですが、得てして見つかるものですね。いかにも人が通った感じのすき間を発見。そこを登ると案の定、トレッキングなどでお馴染みの木々にテーピングが見つかりました。ってことはその道は間違っていないってことですね。しかも途中に急斜面を上り下りするためのロープもありましたし、なにより水落の音が聞こえるので音を頼りに一段目の滝上を目指しました。
二段目到着。ピナイサーラほどの落差はないものの、ゲータの二段目は下に一段目を望め、上に三段目を望めるなかなかのスポット。もちろん滝下側には西表島の雄大な自然を望むことが出来ましたが、やっぱり水落の方が楽しいですね。
でもゲータの滝はピナイサーラのように潮の干満に影響されないで行けるので個人的には気軽に楽しめていいと思います。もちろん個人で行くにはかなり大変な面もありますので、行かれる場合は是非ともツアーで。ツアーなら三段目にも行けるかもしれませんからね^^ゞ


ちなみにゲータの滝は実を言うと大見謝ロードパークからも見えるんですよね。さすがに森の中なので一段目は無理ですが、二段目か三段目はしっかり望むことが出来ます。
特に大見謝ロードパークの駐車場からは結構よく望め、逆に展望台からは電柱や電線が邪魔でうまく望めません。大見謝ロードパークへ行かれる際は海側だけじゃなく山側もチェックして、ゲータの滝を確認しましょう^o^/


■ニラカナイの運営がUマット系かや星野リゾートに変わるも・・・
西表島のいわくつきのホテル「ニラカナイ」の運営が某Uマットから星野リゾートに変わったのでその確認もしてきました。
といっても箱はそのままなので、見た感じは何も変化はありませんでしたね。まぁサービス面での違いはあったのかもしれませんが、海側に緑を再生したりといったことは何一つしていませんでした。ちょっと期待したんですけどね・・・。
その代わり変わったと感じたのが旧Uマット系時にニラカナイを反対していた某団体が、運営が星野リゾートに変わってもUマット時同様の反対の幟をあげていたこと。開発したのはUマットなのに、運営だけ任された星野リゾートを責めるのにはちょっと無理があると感じました。
箱も環境もUマットが作ったもので、星野リゾートが何か作ったわけじゃないんですからね。結局誰が運営しても反対なんだという印象を持ちました。「共存」という考え方は無いんだなって思わざるを得ませんでした。
■まるまビーチはなかなか良いかも?
まるまビーチ。泳いできました。しかも沖のさらに沖まで延々泳いできました。中野ビーチと同じ西表島の北側なんですが、とにかくドロップオフまで遠かったです。まぁこのビーチに至るまではひたすら自転車移動のみで脚しか酷使していなかったので、海で腕のみで泳ぐ私にとってはそんなに自転車移動の影響はありませんでしたけどね。
しかもこの日はとにかく海が穏やかで泳ぐのは結構楽でした。もちろんその途中でサンゴや魚も見ることが出来ましたし、まるまビーチは中野ほど干上がらないみたいなので沖まで泳ぐのは意外と楽でした。

そしてドロップオフ。いわゆるリーフエッジです。ツアーでよく行くバラスや鳩間海域のポイントと同じ海です。
ドロップオフにはサンゴも多かったですが、とにかく小魚の群れが多かったような気がしました。どのエッジを泳いでもなんかしらの魚影があってかなり楽しかったです。
そして極めつけはイワシの大群。さすがにイワシの大群はあっという間に通り過ぎてしまいましたが、それでもうまい具合にカメラを構えているときにアングルに入ってきたのでうまく撮影できたと思います。
とにもかくにもまるまビーチはかなり楽しく、しかも上原港の近くに宿泊したのですぐに宿の戻れるところもいいところ。
中野ビーチも穴場ですが、このまるまビーチも穴場でいいな〜って感じましたね。もはや星砂の浜では泳ぐ気にもなりませんし^^ゞ今回も観光客が大勢星砂の浜にはいたのですが、このまるまビーチには他に1人か2人しか居ませんでしたからね。時間によっては私一人ということも有るぐらい。
ちなみにこのまるまビーチはリーフエッジまで行けば写真のような魚影を見ることが出来ますが、そこまで行かなくてもインリーフにサンゴが多いので魚もいろいろ望めます。とにかくまるまビーチはリーフまで遠いので無理なさらないように!


ちなみに他にも星砂の浜や中野ビーチなどにも足を伸ばしましたが、特に気になることが無かったので割愛させて頂きます。相変わらず星砂の浜は観光客が多いし、中野は人こそ少ないものの以前に比べて人が居るようになったのでちょっと雰囲気が変わったかな?
あと無人販売所のパイナップルも頂いてきましたが、時期的にドラゴンフルーツがまだなかったのが残念でした。でもパイナップルを氷らしたものは、商店でアイスを買うより安上がりでボリュームも大きいので暑いときにはアイスよりもオススメかも?
結局西表島2泊後は朝から鳩間に渡ってしまったので、実質「2泊丸1日」って感じになってしまいましたが、それでもかなり楽しめましたね。やっぱり西表島はアクティブに過ごすには何日あっても足りませんね^^ゞ

あの滝だと打たれてみようという人も出てきそうです。
写真を見てやってみたくなりましたw
体力があるうちに離島めぐりもしたいものです。
金銭的にもなかなかできませんがw
海もいいですね・・・
潜りに行きたくなりましたよ。
今年は金銭的に南の海に行けそうもないので、写真を見て行った気分になることにします。
といっても本土でも滝に打たれることはできそうですが・・・^^ゞ
まぁ島も滝も海も逃げたりしませんので、いつか行って滝に打たれてきてくださいね。