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2012年08月27日

台風15号。本島北部に直撃。名護から本部へ抜ける。



台風15号は中心気圧を910hPaまで発達させて沖縄本島に直撃と言うことでとても心配でしたが、とりあえず最接近は終わって、あとは遠ざかる方向になりつつります。

台風15号は沖縄本島の名護東岸から上陸して本部半島を縦断して西の海域に抜けたようです。

そのため、沖縄本島では北部を中心に停電した地域が多く、午前6時現在で17500世帯が停電中とのこと。中でも今帰仁村で2500世帯、名護市で2300世帯と範囲も広く、他でも伊江島は総世帯数が2100世帯のところ1600世帯が停電しており、那覇市でも上之屋など新都心周辺で200世帯が停電しているらしいです。

でも今回は台風が本島北部を通過したので、南部の那覇市街への影響は2007年7月の台風4号ほどではなかったですが、今のところ最大瞬間風速は那覇市で「38.5m」を記録しており、北部では国頭村で「33.8m」と思いの外強くはなかった模様です。

そのため停電範囲も当初の懸念されていた規模より小さかったのかもしれませんね。


しかし台風は最接近時よりむしろ通過後の方がいわゆる「吹き返しの西風」がさらに強く吹き荒れるので、まだまだ油断は禁物です。

ただ雨雲は台風の東側を中心に形成されているので、台風の南側に入った沖縄本島は猛烈は豪雨は徐々に落ち着いてくるとは思いますが、逆にその台風の東側の雨雲がかかっている奄美諸島は猛烈な豪雨になるかと思います。特に奄美大島や徳之島など奄美でも北寄りの島では猛烈な豪雨が長く続くかもしれません。

またその活発な雨雲はもしかすると九州にもかかる可能性がありますので、台風15号の動向には九州の方も注意した方がいいと思います。とかく九州には山がありますので雨雲もさらに活発になる場合もありますし、何より山や川があるので河川の増水や土砂災害などげ懸念されます。沖縄を直撃した台風を他人事だとは思わないで、しっかり対策を施すことをオススメします。


そして何故かまだ台風14号。

なんと一度台湾西に抜けた台風14号がUターンして沖縄方面へと戻ってきそうなんです。

なんでこういうルートになったのかは理解しがたいものがありますが、現時点での予想進路だと与那国島あたりを通って北上していきそうです。

おそらく台風15号が沖縄に最接近して、そのまま14号を引っ張っていった結果かもしれませんね。もしかすると台風15号がいなければそのまま西に抜けた可能性も高かったかもしれません。

今回の台風15号の影響は比較的少なく済んでいる八重山でしたが、もしかするとこの台風14号の影響を再び受ける可能性がありますので、特に欠航続きの波照間便は心配になります。

台風14号をチェックし始めたのが8/19。

既に丸々1週間が経過。

そして現在台風15号が沖縄海域を通過中で、その後も台風14号が再来するとなると、まだしばらく沖縄海域の海は荒れ続けているかもしれません。

台風の暴風雨などの直接的な影響もさることならが、この沖縄海域の海が荒れ続けていることによる船の欠航もとても心配になります。ちかく船しか移動手段を持たない離島に関しては船が欠航すれば物資も不足しますので、島の生活への影響は必至ですからね。


とにもかくにも台風15号も14号の再来も迷走や停滞することなくそのまま北の海域へ抜けて欲しい次第です(/o;)


ちなみに昨日は本土でのマラソン大会参加のために台風レポートが全く出来ませんでしたが、今日はライブカメラや気象情報をベースにお届けできると思いますので、停電している地域などにも役立つような情報をこのブログやツイッターでお届けしたいと思います。

どうか被害が広がらないように願うばかりです。。。


迷ったときはまだ行く意志がある証拠!相談する前にこちらをお読み下さい。

台風が心配なのはわかりますが、コメント書込前にこちらをお読み下さい。
posted by 離島ドットコム管理人 at 2012/08/27-07:58 | Comment(0) | 沖縄台風/災害情報
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