熱帯低気圧になってから早くも台風になっちゃいました。
台風13号。名前は「カイタク」
香港の旧空港名「啓徳」ということです。
予想進路図は前の記事で書きましたのでここでは割愛させて頂きますが、でもあの進路はあくまで希望的観測^^ゞ
実際はもう少し台湾寄りないし、気象庁予報だと台湾そのものに向かうと言うこと。
まぁまだ発生したばかりで進路も安定していませんのでまだ今後どうなるかわかりませんが、少なくとも沖縄の南の海域を進むと思われますので、南から南西諸島へ湿った空気が送り込まれると思いますので大気はやや不安定に。そして波も入り込んできますので、沖縄本島周辺海域はまだどうにかなりそうですが、八重山の南航路、いわゆる「波照間便」への影響は必至かも?
お盆休み期間中はどうにかなりそうですが、お盆休み明けあたりから台風13号からの波の影響を受けそうなので、その時期に八重山へ行かれる方は船の運航状況を加味してスケジュールを変更できるようにしていおいた方が良いかもしれません。
あとちょっと気になるのが本土にある低気圧。
今後これが発達してかなり広範囲にわたって前線がかかりそうなんですが、もしかするとその前線に向かってこの台風13号から湿った空気が送り込まれて活性化する可能性もあるかもしれません。
まだ台風がかなり南の海域にあって、本土の低気圧も日本海側にあるので湿った空気が前線まで行かない可能性もありますが、こちらもちょっと注意が必要かも?
そもそも日本海側の前線は大陸からの寒気と太平洋高気圧からの暖気によるものなので、その暖気にさらに台風からの湿った空気が加わると・・・
万が一台風がそのまま西に抜けないで北上すると、台風そのものが接近する恐れがある沖縄も含めて全国的に不安定な天気になるかもしれません。
台風ってその直接的な影響だけじゃなく、間接的な影響も広範囲であり得るので、このタイミングでの台風13号の発生はちょっとイヤな感じがします。
沖縄はもちろんのこと、本土の方もこの台風13号の動向には注意した方が良いかもしれませんね。
<台風13号の予想進路を書いた記事>
<気象庁の台風情報>
2012年08月13日
この記事へのコメント(承認されたもの)
コメントを書く(管理人の承認が必要です)