昨日は春分の日でしたが、昨日までに春を告げる強い南風が吹かないと、その年の「春一番」は無かったことになるのですが、2012年はまさに春一番無しになってしまったようですね。
確かに2月末とか3月初旬にいつもその強風のニュースを見ていましたね。それが今年は無かったようで、関東では12年ぶりとのこと。
12年前って・・・^^ゞ
そういえばこの季節の変わり目を告げる強い風。沖縄では春一番こそないものの、夏の始まりを告げる「夏至南風(かーちばい)」や夏の終わりを告げる「新北風(みーにし)」がありますが、沖縄もここ数年これらは顕著に吹いていませんね。
本土の春一番が無く、沖縄の夏至南風や新北風も無いなんて、徐々に季節感が無くなってきてしまっているのでしょうかね。
沖縄はもともと「夏」と「冬」しかないのですが、本土の場合、「四季」があるはずなのに徐々に沖縄化の気候になっているような気がします。いわゆる過ごしやすい「春」や「秋」が短くなってきていて季節感が徐々に失われている気がしますね。
地球温暖化・・・
一言で片づけてしまえばそれまでなんですが、季節感が失われていくのは寂しい限りです(/o;)
ちなみにこの3月の沖縄はまぁ平年並みに戻ったでしょうか?2月までは記録的な寒さでしたが、3月になってから気温も上がり、特には夏日になるってところも3月の沖縄らしいです。
3月は2月までの冬シーズンと4月以降の夏シーズンの空気が交互にやってくるので、そういう寒暖の差が激しくなる時期。特に季節の変わり目を告げる風は吹きませんが、この寒暖の差が多くなると3月だな〜って感じます。
そしてこの寒暖の差の「暖」の部分が日に日に増えてきて、そして夏シーズンに突入ということになります。
いわゆる「うりずん(初夏)」
問題はそのうりずんもここ数年梅雨の走りのような天気が多かったですし、去年に関しては10日〜2週間も早く梅雨入り。例年ならGW後半ないしGW明けに梅雨入りなんですが、去年はまさにGW初日に梅雨入り。しかも去年は沖縄だけじゃなく奄美まで一気に梅雨入り。
今年こそはせまてGWまではうりずんの気候でいてほしいものです。
ことしもうりずんが梅雨の走りのような陽気で、梅雨入りも早かったら、本格的に日本の気候がヤバイってことになりますね。
この本土の春一番が無かったニュースを聞いて、ちょっと心配になってきました。
ちなみに今日の沖縄は「冬」の空気のようで気温も16度台まで下がり、天気もどんより曇っています。まぁ昨日までが比較的気温が高かったから仕方ないかな。
とりあえず昨日のような雨は無さそうなのでひと安心ですけどね〜。
2012年03月21日
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