結局昨日の沖縄は深夜2時に「19.8度」を記録した後、午前7時には「18.0度」。午後1時には「15.7度」。そして深夜には「14.1度」まで気温が下がり、今朝の気温は「13.3度」。
1日で「6.5度」も気温が下がりました。
しかも風が猛烈に強くて、平均風速で11mということなので最大瞬間換算で16m強。完全に台風の強風域並みの強風が吹き荒れています。おかげで昨日の夕方以降は雨の心配はなくなったものの、この強風が怖くて洗濯できませんでしたよ。この風の中で洗濯物を干すと風のおかげで乾くのは早いのですが、確実に1個か2個は飛ばされて下に落ちていますからね。
とりあえず今日が強風のピークかと思いますので、洗濯物はもう1日様子を見ようと思います。
その前に昨日のその強風。宮古の下地島では2月としては最大の「21m(だったかな?)」もの最大瞬間風速を記録したらしいです。しかし実際は午前7時の平均風速で「17m」を記録しているので、この段階で机上の最大瞬間風速は「25m」にもなるんですけどね・・・。那覇でも最大瞬間で「17m」の風を記録したようなので、まさに昨日の久しぶりのロードランニングで感じた風速20m並みの突風は間違いじゃなかったんですね。
・・・っていうかその突風を浴びる時間に走っていたとはなんというタイミング^^ゞ
ちなみに下地島の強風は今なお続いており、他の離島では与那国島は相変わらずの強風。その他のエリアは例年の冬の沖縄並みの強風ですが、どのみち県内全域に強風波浪注意報が出ていることには変わりません。
陸上では突風に、海ではシケに要注意のこの連休かもしれません。
そんな大シケの中、昨日那覇港にいかにも「ホエールウォッチングツアー」という感じの船が戻ってくるのを見ました。
・・・何考えているのやら。
あの大シケの中に小さなボートで出てもツアー参加者には辛いだけ。正直昨日の海の状態では船で立っているのもままならないレベル。場合によっては揺れでバランスを崩して海に投げ出されかねないコンディションでどうして船を出すのでしょう。
連休中でニーズが多いのもわかりますが、安全第一で考えれば昨日は船を出すべきではないと思います。昨日はそのホエールウォッチングが行われる慶良間海域では高速艇のみならずある程度のシケにも強いフェリーでさえ欠航していた状態。
そこをシケに弱い小さなボートで出るなんて・・・信じられません。
っていうかその船に乗船した人たちの「苦痛」を思うと残念でなりませんね。あの海のコンディションだと普通の人なら船酔いは必至。ツアーの間は苦痛以外の何者でもなかったでしょう。
沖縄にはこういう「無謀なツアー」を行うショップも多いので、ホント注意して欲しいです。今回のホエールウォッチングのみならずダイビングやカヌーなどのエコツアーでも無茶なコンディションの中の「決行」によって毎年犠牲者が出ていますので。確かにホエールウォッチングの船への乗船時はライフジャケットの着用を義務づけられますが、実際に海に落ちてそれで確実に助かる訳じゃないですからね。
冬の沖縄の海はそんなに甘くないので。
とりあえず「波浪注意報」が出ている日にツアーを開催するショップは要注意ですね。確かに昨日は無謀だと思いますが、それより並みが低くなった状態でも「波浪注意報」が出ている場合がありますが、どっちにつけシケていることは確実なので、船酔いしやすい方は「波浪注意報」が出ている日は止めた方がいいと思います。
沖縄の場合はツアーのみならず交通事故も「自己防衛」が一番だと思います。
2011年02月12日
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