午前10時半を境界に、急激に天気が変化した沖縄那覇。
ちょうどその10時半までに外出していたので、外出中の天気と帰ってからの天気の変貌ぶりには驚きました。なにせ外出中は風もほとんど無く、爽やかな青空が広がっていて、特に雨雲も見られず、日差しもかなりきつかったのですが、その10時半を過ぎるやいなや急激に東から真っ黒な雲が広がってきて一気に雨。
どうやら台風の外側の雲がかかり始めた模様です。
台風っていきなり雨になることはあまり無く、このように最初は短時間の雨が何度か繰り返され、そのピッチが徐々に短くなってくると台風本体の雨雲が到達!という感じになってきます。でもこの感じは台風の中心に近いエリアで起こることなので、いかに今回の台風が沖縄本島を直撃するコースを進んでいるかがわかります。
しかしその外出中もそうだったのですが、未だに風はあまり強くないんですよね。
既に台風の強風域に入っているはずなんですが、体感的には風速5m程度(強風域は15m以上)。強風域なら雨は横から吹き付けるので、否応無しに窓ガラスがびしょ濡れになるはずなのに、今のところ雨は上から下に降っているようで、窓ガラスは全然濡れていません。
もしかして「風台風」ではなく「雨台風」?
いやいや。少なくとも雨雲の分布は通常の台風よりもかなり狭いですし、しかも雨雲の活発さもそれほどでも無い模様。個人的には雨雲がこれほどまで狭くてそんなに強くない場合は、「風台風」だと思うんですけどね・・・。その前に今回はかなり中央集約型の台風なので、強風域はあって無いようなもので、ポイントは暴風域かな?雨雲もこの暴風域に収まっているようなので、今後はこの暴風域がどのエリアにかかるかで、雨も風も様相が変わってくるのでしょう。
とりあえず午後は不必要な外出は止めましょう!
今回の台風は突風型かもしれませんので、今現在風が弱いからと言っていつ突風が吹いてきて、物が飛んでくるかわかりませんからね。特に暴風域に入ると立っていられないほどの風になるかもしれませんので。
あと傘も危険なので絶対に使うのは止めましょう。どのみち暴風域に入れば雨は横から降ってきますので、傘の意味はありませんし、何より傘が飛ばされて他の人に怪我をさせる場合がありますからね。台風時の雨対策は雨合羽が一番。ないし水着を着てその上に濡れてもいい洋服を着ること。どうしても外に出なければならない場合は、雨を避けるのではなく、雨に濡れても大丈夫な準備をしておきましょう。
ちなみにツイッターではリアルタイムにレポートしましたが、現在の沖縄の台風による影響です。参考まで。
・美ら海水族館および海洋博公園は終日休園。
・首里城公園は午前11時(入館は11時半)までで以後休園。
・ゆいレールは午前10時以降の那覇空港駅および首里駅を出発する便を最後に運休。
・路線バスは午前10時以降出発のものを運休(運航中のものは終着まで運行)。
・本島周辺の船は伊江島の朝便以外はほぼ全便欠航。
・ANAは58便が欠航。
・JALは28便が欠航。
・JTAは37便が欠航。
・スカイマークは6便が欠航。
・スカイネットは6便が欠航。
・RACは24便が欠航。
ちなみにスーパーなども暴風域に入って警報が発令されると臨時休業することもあるので、とにかく午後の沖縄本島は外に出ないことです。おそらく橋も各地で閉鎖されると思いますので、車で移動してもいろいろ難があると思いますし、何より台風時の運転はただでさえ滑りやすい沖縄の道だけに突風もあって危険きわまりないと思います。
今日の午後はじっと室内でおとなしくしていましょう。
2010年08月31日
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