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2006年12月20日

2007年11月・RAC波照間空路休止

RACの波照間航路が2007年11月に休止がほぼ決定的みたいです。当初の2007年3月よりも8ヶ月延長になったものの、結果は同じ。いよいよ慶良間〜那覇や石垣〜多良間のようにローカル空路の廃止がまた1つ増えそうです。ちなみに今回は「休止」ですが、再開の目処が立っていないので、ほぼ「廃止」に近い状況下も知れません。


しかしこの波照間空路については、もともと海が荒れることが多いのでこの飛行機はとても貴重な存在だったはず。島の人の生活、特に病気の方や体調が思わしくない方、また高齢者の方には必須の交通手段だったと思います。
もちろん観光客にとっても船が苦手な人にとっては貴重な交通手段だったと思います。

それなのに廃止とは・・・

確かに滑走路が短いので発着できる飛行機が小型機に限られてしまい、その結果乗客数限られてしまうので、どうしてもコスト高になるのは否めないとは思います。
滑走路延長により再開される可能性もありますが、沖縄の自治体にそれほど予算に余裕があるはずもなく、実現性は限りなくゼロに近いかと思います。
また、慶良間のように民間会社によるチャーター便運航の可能性もありますが、慶良間のようにニーズが多いとは言えないので、収益的に民間のみではちょっと辛い気もします。

ということは、本当に波照間島への空路の再開は見通しが立たない状況に陥りそうなんです(涙)。去年から廃止議論があった波照間空路ですが、いよいよその話も現実的なものになってきてしまったみたいです。


あとは郵政民営化による離島の郵便局への影響でしょうか。これも少なからず離島へのしわ寄せがありそうな気がしてなりません。


交通手段の一部を奪われ、そして金融&連絡手段もたたれてしまうとなると、離島の未来はさらに不透明になってしまうかも知れません。悲しいけど、これが離島の現実なのかなぁ?


波照間空路のニュースはこちら
posted by 離島ドットコム管理人 at 2006/12/20-06:19 | Comment(0) | 沖縄ニュース
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