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2025年06月27日

渦巻く雨雲群は西へ!本島は安定も八重山は不安定?そしてマリアナ諸島には…

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またしても昨日もスコール食らってしまいました。

でも昨日は冒頭の映像のように小さめのスコール雲が多かったみたいで、私が通った道は特に濡れておらず。時折風に乗って遠くの雨粒が飛んでくる程度でした。しかしちょっと行く方向を間違えば昨日も集中豪雨レベルのところもあったようです。(昨日は正午に豊見城・夕時に首里で豪雨)

しかし昨日も雨が降りそうになると風向きが急に「北風」に変わり、やっぱりあの「渦巻く雨雲群」による空気の流れが影響しているのかと思います。明確な雲の塊こそないものの、渦の中心は明らかに東から西へ移動していますからね。この様子だと今日は八重山が昨日までの那覇の様なスコール多発になったりして・・・

そして日中のスコールはクールダウンにはならずに湿度上昇させるだけで超〜蒸し暑かったです。

ちなみに「打ち水」ってありますが、あれも日中にやるのは逆効果。効果があるのは朝や夕時のみ。真っ昼間に打ち水するのはハッキリ言って迷惑なんですよね。確かに一瞬だけ地面の温度は下がりますが気温が高いのですぐに元の空気感に戻るばかりか、逆に打ち水のせいで湿度は一気に上昇して余計に蒸し暑くなるだけ。朝夕なら気温が日中より高くないので、打ち水すればその下がった空気感が持続。本気で「真っ昼間の打ち水は止めましょう!」

ってことで昨日も記録的豪雨だった一昨日も、雨が降ったのは真っ昼間も真っ昼間の正午前後と打ち水効果は持続せず。まぁ一昨日の豪雨は災害レベルの大雨でしたので建物や地面の内部まで冷やしてくれて、打ち水以上の効果はあったかもしれませんけどね。(昨日は効果無いばかりか逆に湿度上昇しただけ)

結果、今回のスコールも明確なクールダウンにはならず、やっぱり真夏の沖縄は「台風頼み」になりそうです。

「渦巻く雨雲群」は沖縄海域の大気を不安定にしただけで台風にならないまま西へ抜けそう。台風2号も日本海域から離れていきましたし、台風3号のタマゴも台風になる前に大陸へ行って消滅目前。しかし気になる雲が米軍情報で「97W」に認定。マリアナ諸島近海のものだけに台風になる可能性はありそう。さらにその西側にも「新たな気になる雲」もあって、今後はこのマリアナ諸島の2つの台風予備軍に要注意!(沖縄としては期待)

そして本土の日本海側はまるで雨季かのように連続して活発な雨雲群到来。逆に太平洋側は夏の空気が広がり「もう梅雨明け?」って状況の日本海域になっています。

でも沖縄も本土も「本来の1ヶ月先の気候」と考えれば全てつじつま合うんですよね。今の日本、いや地球の季節感は温暖化で全て「1ヶ月先の暑い気候」になっているのではないでしょうか?そういう意味ではこの6月は本来の7月の気候とすると台風シーズンなんですよね…(沖縄の台風シーズンは海の日連休以降)

そして相変わらず今朝も暑いし風が全く無いし…(6月で完全に夏バテ状態の沖縄)

最新台風情報(2025/6/27)

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2025/06/27-05:00 | 沖縄ライフ
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