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2025年03月31日

今日は旧暦3月3日浜下りで昼に潮が大きく引く日!幻の浜系には最適も気候は最悪?





今日は旧暦3月3日「浜下り」でこの日を境に新月や満月後に日中潮が大きく引くようになります。冬は潮が大きく引くのは深夜の干潮時のみで潮が引くと現れる幻の浜系を日中に見ることができませんでしたが、この旧暦3月3日以降は昼の干潮時に潮が大きく引くようになりますので日中に幻の浜系を楽しむことができるようになります。

例えば小浜島沖「浜島」、竹富島「コンドイビーチ沖」、与論島「百合ヶ浜」などが幻の浜系では典型的でこの浜下り以降はベストシーズンになることでしょう。ちなみに久米島「はての浜」はどんな潮位でも砂浜は出っぱなしなので特に時期は気にしないでOK(それ故に感動レベルは低め)

2025年の浜下りの日の与論島では今日(3/31)の14時17分に「潮位-11.8cm」で、明日(4/1)の14時54分に「潮位-14cm」と確実に百合ヶ浜が出現するコンディション。ただ近年の百合ヶ浜は砂が流されて以前なら潮位+20cmでも出現していましたが最近は潮位0cmでもほとんど出ないことも多々あり。冒頭の360映像の時も「潮位-10.6cm」でこれしか出ませんでしたからね。逆に八重山の浜島と竹富島沖の砂浜は以前より広大に出現するようになった気がします。マイナス干潮でもないのに広大な砂浜が広がっていました。

なので今日の浜下りも与論島の百合ヶ浜はイマイチかもしれませんが、八重山の浜島と竹富島なら砂の大陸が望めるかもしれませんね。

しかーーーし、問題は潮位よりも天候。今日も明日も基本は「雨予報」で特に八重山では4/1は豪雨になるとかならないとか。まぁ沖縄の天気予報なのでアテになりませんが、少なくとも不安定な天気になることは確実で、そういうときは風も強く波も高くなるので、吹きさらしの幻の浜系へ行くのはかなり無謀。そもそも幻の浜系へ行くには小型ボートしか選択肢が無いので、今日・明日に船を出すショップはほとんど無いかと思います。逆に船を出すショップは危機管理が欠如している証拠で危険かも?

ってことでせっかくの浜下りの日ですが幻の浜系は避けた方が良さそうです。その代わりその「浜下り」の語源ともなっている磯(浜)へ下りることはできると思います。潮位が低くなれば磯は確実に出てきますので波も入り込むこともありませんので波は気にならないと思います。ただ北風は強いと思いますので、浜下りするなら海から風が吹き込みにくい南向きの海岸が無難でしょう。

本島南部なら「大度海岸」なんか最適ですね。本島と橋でつながっている「奥武島」も南岸に大きな磯がありますので良いかもしれません。逆に同じエリアにある新原ビーチや百名ビーチも南向きですが磯が出てこないので浜下りにならないかも。

ちなみに那覇など沖縄本島南部の潮汐は今日(3/31)が午後2時32分に「潮位-12cm」で明日(4/1)が午後3時14分に「潮位-12cm」となっています。なので今日の浜下りは午後2時半が狙い目です。ただ今日の那覇の天気予報は午前は曇りも午後は雨で夕方に近くなればなるほど雨の確率高し。明日も1日雨予報でどうも今年の浜下りは天気・風・波にも恵まれそうにありません。

浜下りといえば赤ちゃんや小さな子供を磯へ連れて行き海水で清めるという伝統行事がありますが、今日は雨も風も子供には厳しそうな沖縄です。どうか干潮時間まで雨にも待って欲しいものですね。しっかし今朝も寒い沖縄ですので海に浸かりたくなる空気感では無さそうですが・・・

<那覇近郊の浜下りと言えばカーミージー>

posted by 離島ドットコム管理人 at 2025/03/31-05:00 | 沖縄ライフ
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