でも昨日は超長い台風のしっぽが通過後は、それまで吹いていた湿った南風が乾いた北風に変わり、気温ほど暑くは感じませんでした。窓を開けても熱風では無く乾いた風が入ってくるので室内も快適。
それにしてもこの季節の境界線となる台風のしっぽは芸術的ですね。こういう雨雲群があるのを知らない人は「雨雲レーダーのエラー」と勘違いしていましたが、季節の変わり目にはよくあること。まさにこのラインは湿った空気と乾いた空気の境界線だったようです。
っといってもまだ最低気温25度近くもあって半袖1枚で十分過ごせる気温ですけどね。さらにこのラインがまだ通過していない南北の大東島はまだ真夏の空気の渦中で、昨日も「最高31.8度/最低26.9度」もあるし今朝も同じ気温のようでこちらは最高気温も最低気温も11月の観測史上最高を記録。しかも0.1度とか0.2度とかではなく1度以上の記録更新でしたからね。
<南大東島の11月の気温>
最高気温
2024/11/02 31.8度/+1.0度
2024/11/01 31.5度/+0.7度
2008/11/08 30.8度(これまでの過去最高)
最低気温
2024/11/1 27.1度/+1.5度
2024/11/2 26.9度/+1.3度
2000/11/1 25.6度(これまでの過去最高)
まぁこの過去最高の暑さを2日連続して記録した大東島も、今日はあのラインが通過して一気に季節感も変わると思いますけどね。そして天気が安定すればようやくこの時期らしい清々しい気候が訪れそうな気がします。そういう意味では昨日こそ寒暖の差が猛烈だったものの、今日以降は文化の日連休らしい爽やかな夏模様を味わえそうな沖縄です。個人的にもこの連休は動きが無いものの、連休明けには離島へ行く計画もありますからね。空気感以上に心配だった船の運航もどうにかなりそうです。
そして本土も昨日の夜までは猛烈な豪雨だったものの、今朝は雨雲群が完全に東へ抜け去り、ようやく豪雨モードから開放されそうですね。本土もこの文化の日は秋晴れの爽やかな陽気になるかもしれません。
ただ沖縄は乾いた空気になってもまだ当分は気温が高止まりしそうで、旅行するには良いかもしれませんが生活するにはまだ暑すぎです。その結果、まだ海水温が高いみたいで一度消えかけた台風22号リスク「90W」が復活。さらに発達して徐々にヤバイ雰囲気になってきています。もちろんこの先台風になるか否かわかりませんし、台風になったとしてもそのまま西に抜けるかもしれませんが、まだまだ油断できません。
はたしてどうなる?日本海域の気象情報まとめました。そろそろこのまとめも終わりたいものです・・・(台風リスクが無くなれば終わります)
元台風21号
元台風21号の雨雲群は偏西風に乗って一気に東へ。本土も安全域へ。ただ水害は雨の後も残るので今日は特に増水した河川には近づかないことが鉄則。
90W/台風22号リスク
米軍情報から一度消えた台風22号リスクが復活。しかも雨雲群を活性化させ、かなり明確な台風リスクに。ただしこの時期の台風は通常なら北上せずにそのまま西に抜けるはず。今回もそうなってくれることを切に願います。11月にもなって台風に怯えるのは勘弁です。
台風23号リスク?
さらに日付変更ライン近くにも新たな台風リスク。どうやら赤道付近の海水温は高止まりしているようで、次々と台風リスクがまだ発生。はたして今後もどうなることやら・・・