そもそも久米島マラソンは昔フルマラソンはなく、一周マラソンで20数キロだったと思います。その際に高台の比屋定バンタを越えるハードなコースも、あの坂を登って下るのも楽しみでしたが、フルマラソンになってそれを避ける内陸ばかりを走るつまらないコースになりました。もし今もあの一周コースなら絶景望める「てぃーだつむぎ橋」を下ることができたのに・・・


「てぃーだつむぎ橋」は沖縄本島南部の名所「ニライカナイ橋」に匹敵する絶景ロードで、久米島マラソンコースに復活させれば絶対に参加者増えると思うんですけどね。しかもフルではなく20数キロなら真夏日でもまだ耐えられます。そもそも真夏日にもなる10月のフルマラソンなんて絶対にいいタイム出ませんし、命の危険感じてまで走る必要ありますか?
また毎年3月開催だったヨロンマラソンもまだ暑い11月に変更になりましたが、ホントに11月とか10月の暑い時期にマラソン大会をやるのは止めて欲しいものです!(大会関係者自ら走ってみろ〜)
しかも久米島も与論島も船での往来する人も多いのに、10月や11月は台風リスクもある時期で、本気で本気でこの時期の開催止めて欲しいものです。まぁ今回の久米島マラソンはギリギリ台風21号の影響を回避できましたが、暑さによる命の危険は回避できた訳ではありません。主催者の都合だけでマラソン大会の開催時期を決めるのは止めて欲しいものです。ランナーの命を最優先に考えて時期を決めるべきだと思います。
さて、ギリギリ台風の影響なかった週末の沖縄でしたが、次の週末はそうもいかないかもしれません。次の週末(11/3)はハーフマラソンですが先の「ニライカナイ橋」を駆け下りる尚巴志ハーフマラソンが沖縄本島南部で開催。暑さが毎回気になる大会ですが、ハーフマラソンとフルマラソンとでは暑さの影響は雲泥の差。ハーフなら問題無いと思いますが、気になるのは台風21号の影響ですね。特にニライカナイ橋は台風時に通行止めになるほど吹きさらしの場所なので、台風通過した後でも気になります。
はたしてこの先の沖縄はどうなる?台風情報まとめました。
TD22W/台風20号
台風20号「チャーミー」ベトナムの言葉で花の名前
当初の予想では大陸に乗る前にUターン進路も、実際は上陸してしまい一気にパワーダウン。米軍情報でも台風のTSから台風の一歩手前TDにランクダウン。もしかするとこのまま消滅の可能性もありそう。なので当初懸念された沖縄への再来は無さそう…
TS23W/台風21号
台風21号「コンレイ」カンボジアの言葉で伝説の少女の名前
問題の台風21号はまたしても台湾直撃の可能性あり。今シーズンは台湾直撃台風が多く、結果沖縄でも西に位置する八重山への影響が毎回大きい。中でも最西端の与那国島は毎回大荒れで今回もどうなることでしょう。そして台湾通過後はまたして本土方面へ。さらにその本土も見事に縦断しそうな雰囲気。夏の空気と大陸の空気の狭間でただでさえ不安定な気象も台風でさらに荒れそうな予感。
台風21号の落としもの
元98W?本来のこの時期ならこの位置にあっても海水温が低いので台風リスクにはならないものの、今シーズンは夏の空気が未だ日本近海にあるので台風になる可能性も十分あり。台風22号リスクになるか?
台風リスク
先の元98Wよりさらに南にある気になる雲。こちらは既に数日このエリアにあるので台風リスクも高め。台風20号のように西に抜けるか、台風21号のように北上するか。今後も警戒が必要な雲の塊です。
猛烈な雨雲群
本土は大陸からの空気と夏の空気の狭間で超〜不安定な気象になっているようです。昨晩も猛烈な雨雲群が通過し、今日はそのしっぽで本土の広範囲が大荒れ。そしてこの雨雲群が東へ抜けても今度は台風21号。安定した秋晴れが続くこの時期らしい気候は何時になったら訪れるんでしょうね。。。