Let’sRunOkinawa〜コース南端
沖縄本島南部を空から見た様子。今日のNAHAマラソンのコースもまさにこの空から見える範囲にあります。しかしコース全て海から離れた内陸という謎のNAHAマラソンコース。せっかく沖縄まで来てマラソン大会参加しても最初から最後まで沖縄らしい海を見ることできないNAHAマラソンです。唯一海が望めるとしても遠目で一瞬のみ。コース後半27km-28kmの名城入口の一瞬だけ。
ホントになんで沖縄なのに海が一切見えないコースなのか謎で仕方ありません。離島を初めとする他の大会は必ず海が望めるコース。観光客じゃなくても地元でも海が望めるコースは気持ちいいものです。そして沖縄のマラソン大会でおそらく唯一の海無しコースなのが今日のNAHAマラソン。景色を楽しむ系のランナーとしては走る価値無しNAHAマラソンです。
<NAHAマラソンで海が見えるのはリアルにここだけ>
せめて糸満エリアで狭っ苦しくてキレイとは言えない糸満市街なんて走らさずに、新しくてキレイなバイパスの高架橋を走れればまさに「沖縄らしい海を上を走る」なんて贅沢な体験ができるのにね。沖縄のマラソンコースは利害絡みで決まっているので、ランナー本意のコースではないと言うのは今さら始まった話ではありませんが・・・
<ここなら最高なのに!トレーニングでよく使う道>
しかもNAHAマラソンではこのバイパスの道に平行した内陸の味も素っ気も無い道を走ります。距離的にはこのコースへ変更することは問題無いのに、糸満市街を通らせたい団体の反発必至で検討すらされていません。この裏話もあって沖縄のマラソン大会の中でもNAHAマラソンは最悪。何度か参加してそれをリアルに感じていました。沖縄本島のマラソン大会なら断然2月の「おきなわマラソン」の方がおすすめです。まぁおきなわマラソンも内陸メインのコースですが、ラストは海沿いですし何より米軍基地の中に入れますからね。
<NAHAマラソンの実情>
×真夏に走り込まねばならない最悪の開催時期
×本土から参加すると気温差大きすぎて体調崩す
×常に強風で特に最後は常に向かい風
×アップダウンしかないコース
×国際通りと国道507号線が超狭い
×沖縄なのにほぼ海が一切見れないコース
×万人参加の大会ではランナーレベルが日本一低い
×地元から参加するランナーのマナーが悪い
×ゴール後そのまま帰る人用の入浴施設がない
まぁNAHAマラソンの数少ないメリットは、空港から近いってこと(道のり3kmで徒歩移動も可能)と12月でも寒くない(最低でも20度以上)ってことだけかな。ちなみに今まで日本各地のフルマラソンの大会に参加しましたが、やっぱり最高なのは「東京マラソン」でしたね。ランナーレベル高いので好タイム出やすいし、観光名所を各地で望めるし、道幅広いし、レース後のアフターも最高でした。ただ満足度の高い大会は一度で止める主義なので、東京はもう申込もしませんけどね。
<満足度日本最高の東京マラソン>