ただし今回はまだ身体がリハビリ段階ということもあり、時間的に余裕をもっての往来。結果、朝早い時間になりましたが、その分焦らず急がず往来できました。基本は行きが下りで帰りが上りなんですが、今の身体の状態からすると上りより下りの方が辛いので、先に下るこの登山は身体には良い感じ。実際に帰りの上りの方が楽でしたからね。
今回もあのハードな道を楽しみながら、あの集落とあの海を目指しました。
<集落入口360度映像>
初期映像の影になっている方が登山道で、日差しがある方が集落入口になります。そしてその反対側に広がるのが幻の海岸ってことになります(集落が幻なら海岸も幻)。相変わらず集落入口直前に小川が流れており、それを渡るのにも一苦労でした(濡れたくないので)。
<幻の集落内360度映像>
集落内はあえて広角ではなくズームアングル。軽トラが2台ありますが、住民の車のみあの登山道通行可能という感じです。というのも慣れない人があの道を通ると途中でスタックして動けなくなったりしたら集落の人に大迷惑。さらに道幅も狭く悪路なので、この集落へチャレンジする場合は絶対に車やバイクで行かないで下さい。慣れない人だと崖から落ちる状況ですので、必ず崖上に停めて「歩き」での往来をお願いいたします。また集落に入っても建物には近づかないようにしましょう(軽トラ左手が建物)。
<幻の集落と海岸全景を望む360度映像>
そしてこの集落と海岸と言えば、この城壁のような石積みの壁。その海と集落を繋ぐ場所に立って360度撮影。三脚を伸ばしての視点の高い場所からの撮影していますので、上から城壁を一望。さらに今回は360度映像らしい魚眼映像も作成。上が集落で下が海岸という感じに生成しました。

そしてこの城壁を抜けて幻の海岸へ!
<幻の海岸360度映像>
まさに幻の海岸。あの超悪路の山道を3km下った人しか見ることできません。ちなみに砂は黒っぽいですが、基本は砂利浜。なので波打ち際では玉石がぶつかり合う独特な音がしています。今回は映像が多いので、音付きの動画はリンク先でお楽しみ下さい。
<海岸の先にあるはずのものが無い360度映像>
この幻の集落からは集落からしか望めない「滝」があるので今回も楽しみにして来ましたが、あるはずの場所に滝が無い!波打ち際の海に向かって右の崖にあった滝が無くなっていました。もしかするとその滝は梅雨明け後など大地に雨水が多く貯まった時限定のものだったのでしょうか?
とりあえずビフォーアフター比較。ほぼ同じアングルの映像を見ると明らかに白い縦線/水落が今回は無くなっています。でも崖崩れとかで消失したのではないのが分かっただけでもひと安心。つまり梅雨明け直後限定の滝だったのかもしれませんね(2021年は7月往訪・2023年は11月往訪)。

ってことで360度映像公開というよりも、離島レポート的になってしまいました。でも滅多に行ける場所ではありませんので、360度映像でその幻の集落の雰囲気を味わっていただければと思います。ちなみに今回は住用/市集落からアクセスしましたが、嘉徳集落からは通行止めでアクセスできませんのであしからず。