
約1ヶ月ぶりの台風詳細進路情報。しかし正直なところ、この進路図は超描くのが大変。できればこのまま復活せずに台風シーズンを終えたかったものの、世の中(=台風)はそんなに甘くはないですね。でもこれを改めて描くことで、台風の進路以外のこともいろいろ見えてくるのも事実。情報発信もさることながら、自己認識の意味でも重要だったりするんです。
ってことで分析結果はこの記事の表題の通り!
台風14号認定も今回は台風本体よりその外側の雲の流れに要注意!
台風14号本体は沖縄の遙か南を通過しそうなので、宮古・八重山に台風北側の雲がかかるものの、中心からかなり離れていることもあって、台風本体からの影響はそれほどでも無いかも。沖縄本島に至っては、台風本体自体は周辺の雲を持って行ってくれる「良い台風」のようにさえ見えてきます。
しかしそれは台風本体だけならの話。
問題は台風14号は日本海域に反時計回りの空気の流れを作り出していて、その流れに乗って台風14号本体とは関係ない雨雲群が各地に到来。中でも沖縄本島は「元92W」という、台風レベルの活発な雨雲群が直撃する可能性も。さらに本土も太平洋側には猛烈な雨雲群があって、東海や関東の南岸に雨雲群が直撃する可能性もあるかも。なのでむしろ台風本体に近い宮古・八重山の方がマシな気象になったりするかも・・・
もちろんこれらの話は、沖縄在住の一般人w(私)の戯言で、実際はどうなるか分からないものの、少なくとも台風の実体験がない気象予報士よりはマシかなwww
ただ沖縄在住の台風予想は基本的に「最悪を想定」しているので、その点をご理解いただきたい次第です。でもこの「台風予想は最悪を想定」というのが最も的確な台風対策になるんですよね。本土の人はこれができない、ないし予想甘いから毎回毎回大被害になるような気がします。。。
ってことで台風14号はこんな感じで備えると良いかも?
宮古八重山→台風本体・特に北側の雲に要注意
沖縄本島→東から接近する元92Wの雨雲群に最大級の警戒
本土太平洋側→南岸から迫る雨雲群に要注意
ちなみに大荒れになるタイミングは「@本土(10/2?)・A沖縄本島(10/3?)・B宮古八重山(10/4?)」と台風から遠いほど影響が早く来そうです。まぁ本土の場合は台風対策ではなく水害対策って感じですし、沖縄本島と宮古八重山は豪雨対策だけで十分だと思いますけどね。
とりあえず今回は「豪雨」にだけ警戒していれば良さそうです。気象予報士の虚言より、自ら雨雲レーダーをチェックした方が確実だと思いますよ。