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2023年10月01日

台風14号認定も今回は台風本体よりその外側の雲の流れに要注意!

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約1ヶ月ぶりの台風詳細進路情報。しかし正直なところ、この進路図は超描くのが大変。できればこのまま復活せずに台風シーズンを終えたかったものの、世の中(=台風)はそんなに甘くはないですね。でもこれを改めて描くことで、台風の進路以外のこともいろいろ見えてくるのも事実。情報発信もさることながら、自己認識の意味でも重要だったりするんです。

ってことで分析結果はこの記事の表題の通り!

台風14号認定も今回は台風本体よりその外側の雲の流れに要注意!

台風14号本体は沖縄の遙か南を通過しそうなので、宮古・八重山に台風北側の雲がかかるものの、中心からかなり離れていることもあって、台風本体からの影響はそれほどでも無いかも。沖縄本島に至っては、台風本体自体は周辺の雲を持って行ってくれる「良い台風」のようにさえ見えてきます。

しかしそれは台風本体だけならの話。

問題は台風14号は日本海域に反時計回りの空気の流れを作り出していて、その流れに乗って台風14号本体とは関係ない雨雲群が各地に到来。中でも沖縄本島は「元92W」という、台風レベルの活発な雨雲群が直撃する可能性も。さらに本土も太平洋側には猛烈な雨雲群があって、東海や関東の南岸に雨雲群が直撃する可能性もあるかも。なのでむしろ台風本体に近い宮古・八重山の方がマシな気象になったりするかも・・・

もちろんこれらの話は、沖縄在住の一般人w(私)の戯言で、実際はどうなるか分からないものの、少なくとも台風の実体験がない気象予報士よりはマシかなwww

ただ沖縄在住の台風予想は基本的に「最悪を想定」しているので、その点をご理解いただきたい次第です。でもこの「台風予想は最悪を想定」というのが最も的確な台風対策になるんですよね。本土の人はこれができない、ないし予想甘いから毎回毎回大被害になるような気がします。。。

ってことで台風14号はこんな感じで備えると良いかも?

宮古八重山→台風本体・特に北側の雲に要注意
沖縄本島→東から接近する元92Wの雨雲群に最大級の警戒
本土太平洋側→南岸から迫る雨雲群に要注意

ちなみに大荒れになるタイミングは「@本土(10/2?)・A沖縄本島(10/3?)・B宮古八重山(10/4?)」と台風から遠いほど影響が早く来そうです。まぁ本土の場合は台風対策ではなく水害対策って感じですし、沖縄本島と宮古八重山は豪雨対策だけで十分だと思いますけどね。

とりあえず今回は「豪雨」にだけ警戒していれば良さそうです。気象予報士の虚言より、自ら雨雲レーダーをチェックした方が確実だと思いますよ。


posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/10/01-14:44 | 沖縄台風/災害情報
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