しかーし、昨日の沖縄は台風が来ている訳でもないのに、ほぼ1日雨モード。まぁ午前は晴れ間もありましたが、午後は晴れることなくひたすら滝のような豪雨が降ったり止んだりを繰り返していました。まぁ夏の雨なので局地的ではあるものの、那覇はモロに雨雲群が常にかかるエリア。雷も凄かったな・・・
そして昨日の日暮れ時間は究極で、雷が鳴りっぱなしだったので「こりゃ眠れないかな?」って思ったものの、疲労もあって爆睡(笑)。っていうか昨日の那覇のピークはその日暮れ時間だったみたいで、アメダスを見ても午後7時以降は降水の記録ありませんでしたけどね。まぁアメダスがあるのは内陸で、昨日の豪雨は海沿いがメインだったので、アメダスの数値はアテになりませんが・・・
昨日の午後からの雨では久米島で「70mm」、那覇市街で「53mm」、読谷で「61mm」のかなりの豪雨だったのですが、名護で「1mm」、宮城島で「1.5mm」、辺戸岬にいたっては「0mm」とまさに局地的。っていうか昨日の豪雨は西海岸がメインで、特に那覇〜読谷の本島中南部の西岸にずっと雷雲が居座っていた感じでしたね。
<昨日の日暮れ時間の雨雲レーダー情報>

しかしこの豪雨の原因は全く分からず。近海に台風がある訳でもありませんし、プチ台風のような渦巻く雨雲群があった訳でもありませんし、前線通過の雨雲群の動きもありませんでしたし、沖縄海域で突然発生的に雨雲群が次々と生まれ、まるで沖縄が亜熱帯の雨季になっているかのような感じでした。気象衛星画像を見ても基本的に夏の空気の中にあるはずなのに、突然雲が出現って感じでしたからね。
なので今朝はその雨も収まっているものの、今日も日中はどうなることやら・・・
ちなみに連休最終日の沖縄なのにこんな状況なので、天気予報はまるっきしアテになりませんのであしからず。むしろ当たらないから予報は見ない方がおすすめレベル。今日の沖縄は雨雲レーダー画像を自ら見て、その前後の動きから自ら予測するのが最善だと思います。突然発生的な雨雲群も動きもあればパターンもありますので、1時間後とか短い時間の予想は慣れればかなり確実な天気予想を自らできると思いますよ。
さて、最後に台風情報。米軍情報で新たな台風リスク「96W」が登場しましたが、ただ現段階では明確にこのエリアというのがわかりませんので、すぐ警戒するレベルではないと思います。むしろ気象衛星画像を見るとマリアナ諸島と小笠原諸島の間に「気になる雲」がありますね。このエリアのものは沖縄よりも本土方面に行きやすいので、今後もチェックが必要かと思います。
そして沖縄海域にも小さいながらも「ヤバイ雨雲群」があって、宮古島エリアはその雨雲群の影響があるかもしれません。といっても範囲が狭いものなので、昨日の本島の豪雨のように広域で雨にならないとは思いますが、こちらも今日は雨雲レーダーで常にチェックが必要かと思います。
台風シーズンピークの9月後半ですが、台風はまだ予想しやすいから楽なものの、昨日や今日の豪雨はホントに予測できないので大変です。外に居る時間に雷雨に遭わないように私も雨雲レーダーを常にチェックしたいと思います(昨日はセーフでした)。
