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2023年07月14日

ついに西表島で猛暑日!本土と違って滅多に35度以上にならない沖縄なのに…

本土で35度以上の猛暑日になるのはもはや「普通」のことでしょうが、沖縄では滅多に記録しないんですよね。そもそもの那覇の観測史上最高気温は2001年に記録した「35.6度」、沖縄最高としても2016年に下地島で記録した「36.1度」。つまり本土のように40度にもなるようなことはないので、沖縄での35度以上というのは本土で言う40度以上に匹敵するレベルなんです。

それなのにまだ7月中旬にもかかわらず、昨日の西表島で「35.2度」を記録。さすがの自然豊かな西表島もマイナスイオンの効果は低く、昨日は猛烈に暑かったでしょうね〜。ちなみに沖縄での猛暑日は昨日の西表島が今年初です。西表島としても観測史上としても2位タイと、昨日は暑すぎだったのでした。

<昨日の沖縄・奄美の最高気温>
01位・西表島35.2度(観測史上2位)
02位・宮古島34.6度
03位・下地島34.4度
04位・奄美大島34.3度
05位・那覇34.2度
06位・多良間島34.0度
07位・石垣島33.8度
08位・久米島33.7度
08位・波照間島33.7度
10位・徳之島33.6度
11位・与那国島33.2度


このまま行くとこの夏の沖縄は35度の猛暑日を連発しそうな勢い。しかも沖縄の暑さは本土と違って高温多湿になるので、体感温度は数値以上。今朝もスコールはあったものの、気温は下がらず湿度が上がるだけで、クールダウンどころかスチームサウナ状態になっただけでした。

そしてこのスコールの原因は、沖縄の南の海上にある台風のタマゴ「95W」による空気の流れ。95Wによって沖縄に南から湿った空気が入って大気が不安定になったため、スコールが発生という具合です。

なのでこの週末、っていうか海の日連休の沖縄はこの95Wの影響で大気が不安定になりそうです。

と言っても基本は晴れているとは思いますが、今朝の様に突然の雨は沖縄各地で多そうな予感。まぁ個人的にはこの週末は通院と療養に充てる予定なので、相当運が悪くない限り雨に遭遇することはないと思いますけどね。しかーし、暑さを避けて今日の早朝に買い出ししてきたのですが、その帰り道で思いっきりスコール食らいましたが・・・

でも沖縄本島は95Wから遠いのでまだマシで、近い宮古・八重山はより不安定な空模様になるかもしれません。さらに海も徐々にシケてきて、波予報でも明日(土曜)は2.5mも、明後日(日曜)は3mと外海を航行する高速艇が欠航するレベル。八重山滞在の方は波照間島へ行くなら今日・明日(金土)が狙い目です。逆に明後日(日曜)以降は石垣島に戻れない可能性もあるので早め早めに移動しましょう。

ちなみに波は沖縄本島にも入ってくるので、慶良間なども行くなら今日・明日(金土)が無難。連休最終日(月曜)には高速艇が欠航する4mの波になるとの予報が出ていますので、こちらも早め早めに移動しましょう。

天気はどうにかなりますが、波はどうにもならないので早め早めの行動を心がけましょう。海遊びも連休前半で済ませ、後半は海に入らないぐらいのスケジュールが無難です。

そして最後に気になる95W。米軍情報でも台風のタマゴの一歩手前まで警戒レベルがアップ。でもそのままフィリピンに上陸して西に抜ける可能性もあるので、沖縄へ台風からの直接的な影響はないかもしれませんが、ただ先の話のように不安定な天気と海のシケなど間接的な影響は連休後半に確実にありそうです。

まぁ沖縄では「海の日連休・体育の日連休は台風の特異日」なのは定説なのでご理解願います。

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posted by 離島ドットコム管理人 at 2023/07/14-06:58 | 沖縄の服装/天気
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