
沖縄近海で旋回する台風の進路は予想しにくく、さすがの米軍予想でも沖縄のどこを通過するか日々違う予想進路になっています。最初は与那国島近海、昨日は沖縄本島近海、そして今朝はまるで2011年の台風2号を彷彿させるかのような多良間島近海を通る予想進路になっています。このままだと沖縄・奄美だけではなく、2011年の時のように本土直撃の可能性も明確に出てきました。
さらに本土は実質梅雨状態なので、台風北上にともない梅雨前線が活性化され、台風以上の水害になる恐れあり。っていうか水害は台風よりも予測しやすいので、本土ではほぼ確実に河川の増水や土砂災害が起こりそうです。毎度のことですが、台風対策は早すぎるに越したことはありませんので、どうかこの日曜日に万全の台風対策を行って欲しいものです。養生テープは無意味なので転売バカを無視して、防護ネットやベニヤ板や土のうを準備して備えて欲しいものです。できれば増水しそうな河川近辺の方は自宅を対策のうえで高台などへご避難を!
そして沖縄は既に台風外側の雲がかかりはじめており、那覇でも目まぐるしい空模様になっています。雲の動きも猛烈に早く慌ただしい空模様です。そして海は既に大シケ。沖縄本島には6月3日以降に最接近ぽいですが、今朝の段階で既に沖縄本島東岸では「4m」もの波。明日は本島で「5m」、宮古・八重山では「6m」もの波になっています。沖縄海域で5mを超える波になると大型フェリーでも欠航。台風の直接的な影響がある前でも、船便欠航で物資不足が徐々に出てくることでしょう。
今回は入院中なのでリアルな品不足をレポできませんが、台風2号の進路的にはここ最近では最も欠航が長引きそうで、沖縄での品不足も究極になりそうな気がします。病院食にも影響ありそうだな・・・(毎日同じメニューになりそうな気がする)
なにせ今回の台風2号は沖縄近海で急旋回するので、旋回時はスピードダウンすることもあって台風の影響が果てしなく続きそうです。通常の台風なら半日我慢すれば暴風雨は収まりますが、今回のこの進路だと宮古・八重山では「3日連続暴風雨」なんて可能性も。そして暴風雨が続くと停電範囲が増えるばかりか、復旧もできないので長時間の停電になる恐れもあります。離島やエリアによっては1週間レベルの停電もあり得ます。逆に今の予想通りの進路だと沖縄本島や奄美は一過性の影響で、まさに半日レベルになるかもしれません。
台風はその影響が長ければ長いほど停電範囲も停電時間も長くなる傾向。
宮古・八重山の停電は何処まで広がって何時まで続くのか心配なります。沖縄本島も6月3日以降はどこかしらで停電が発生してそうです。ちなみに入院中の病院があるエリアは港が近いので停電しやすいエリアなんですよね・・・(港が近いエリアは沖縄では停電しやすい傾向)。まぁ病院なので完全な停電はないものの、少なくともネットはダウンしてしまうので台風レポはできなくなるかもしれませんね。。。
とにもかくにも今回の台風2号は明らかに「2011年5月の台風2号再来」になりそうで、さらに沖縄近海で旋回、スピードダウンするので沖縄への影響は2011年以上に大きなものになりそうです。
おそらく5月の観測記録更新しまくるレベルっぽい・・・(でも最接近は6月になるので6月の観測記録更新かな)