
まだ遠くにいる台風の予想進路は1日で大きく予想も変わりますが、ただ米軍情報で2日連続で同じ予想になるときはその進路が当たる確率はかなり高い。台風2号の米軍予想では、昨日も今日もほぼ同じ予想進路でした。
台湾南部/八重山方面へ!
正確には台湾南部〜与那国島海域方面ですが、どっちにしても台風進路の東側は広範囲で影響があるので、沖縄最西端の与那国島に接近となると沖縄全域で大きな影響があると言うことになります。どのみち沖縄への影響はもはや不可避なのは確実です。
さらに今日の段階で日本海域にあった梅雨前線的な雲はほぼ消滅。その梅雨前線こそが沖縄海域に台風を接近させない「結界」的になっているので、その結界が無くなると言うことは沖縄へ接近しやすくなるということ。へたすればさらに東寄りの「沖縄のどこかの島への直撃コース」なんて可能性も出てきます。
さらにさらに北上後は偏西風に乗って本土方面へ・・・なんてことも可能性としてはゼロではなくなります。
そして進路以上に気になるのが台風の勢力。まだマリアナ海峡近海で「935hPa」、そして沖縄に接近するに従ってパワーアップし、5/28の予想では「900hPa」という台風シーズンピークでも最凶レベル。ただ5/29では「915hPa」という予想になっていますので、沖縄接近時に少しパワーダウンする可能性もありますが、この中心気圧の予想はあくまで安全側。実際は予想以上の猛烈な中心気圧になることが多いので、まさかの800hPa台もあり得ます。
5月でこんなに最凶クラスの台風が来るなんて従来ならあり得ない。それだけ沖縄の南の海域では海水温が高い証拠。そりゃ沖縄も梅雨明け状態って訳ですよね。
そして今後は台風接近にともない沖縄海域の雲が持って行かれるので、晴れる日は多くなりますがその分台風もパワーアップ。台風接近前で晴れれば晴れるほど、接近時は強力な台風になるという訳です。その予兆なのか今朝の沖縄は快晴ですし、机上の梅雨入り発表後は毎日のように晴れています。
なんかイヤな予感しかしない台風2号。来週(5月末)の沖縄はどうなってしまうのでしょうか???