8月31日午前5時。台風11号が北大東島の超近海を通過。今回は台風の目がまだ小さかったので、中心付近の最も猛烈な雨雲群はギリギリ北大東島にはかからず。この中心の雨雲群がかかるか否かとでは、まさに「天と地の差」。無事にこのまま西に抜けてくれることを切に願うばかりです。
ただその西に抜けた先にあるのは沖縄本島。予想では徐々に進路を南下して沖縄本島直撃は避けられるとのことですが、あくまで予想の範疇。しかもこの台風11号は通常ではあり得ない進路を進んでいるので、この先どう進むか全く予測できません。そもそも沖縄の東から台風が来ることは通常ではあり得ないもので、どういう影響があるのか全く読めません。
でも基本的に台風中心の西側(現在の沖縄本島)は、北風になるので中心からある程度離れれば影響はそれほどでもないはず。希望的観測ですが、もしかすると沖縄本島は台風の影響範囲から上手く避けられ影響は少なく済む可能性も無きにしも非ず。。。
ただ急旋回して北上する予想ポイントが徐々に西へ移動。8/28予想は本土直撃コース、8/29予想は本島直撃コース、8/30予想は宮古島直撃コース、そして今朝の8/31予想は石垣島予想コース。しかも予想のブレが徐々に少なくなってきていますので、このままいくと八重山直撃コースが不可避になりそうな感じです。
しかも旋回する間はスピードダウン。ほぼ停滞状態になりますので、その影響する時間は長くなります。さらに台風は中心の東側が猛烈に荒れるので、沖縄でも最も西の八重山で停滞することは沖縄全域に影響を及ぼすことになります。
台風11号は直接的な被害は少なくても、この長時間にわたる影響は近年最悪レベルになりそうな気が・・・(特に船便は欠航が長期間にわたる可能性大)
この先1週間の沖縄は胃が痛くなる毎日になりそう・・・(既に今朝も胃が痛い)
ちなみに台風12号のタマゴこと「98W」は、昨日かなりヤバかったですが、台風11号接近にともない11号のパワーを吸い取られ少し減衰。気象庁の先走り台風12号認定はあるかもしれませんが、今のところ警戒レベルはそれほど高くありません。同じ海域に2つの台風がいると、片方にパワーを吸い取られる傾向になるので、今回のそのパターンっぽい気がします。あくまで希望的観測ですが・・・
台風12号になった場合名前は「ムイファー」
マカオの言葉で「梅の花」