外も猛烈に暑くて、とかくコンクリートとアスファルトの塊のような那覇市街は、昨日の熱が溜まっていて、壁や道路がストーブ状態。まさに天然のサウナ状態でした。夏の沖縄は台風以外でこの暑さを和らげてくれることはまずないので台風に期待したいものの、台風7号は米軍情報では各下げて台風のタマゴ未満へ(結局米軍情報では台風認定せず)。
そして暇な気象予報士が大騒ぎしている「90W」も、日本では「台風8号」と連呼してバカ騒ぎしていますが、米軍情報ではこちらも台風のタマゴ未満の扱いで、警戒レベルは低いです。そもそも沖縄には影響無さそうなので、個人的にもどーでもいいレベルですが。
といっても近年の日本海域の台風は、本来ならあり得ない「南下」も平気でしますので、本来なら90Wは沖縄の緯度を既に越えているので南下さえしなければ沖縄には影響ないはずも、どうなることやら・・・
大騒ぎしている本土の気象予報士は、どうしても関東に直撃させたいらしいですが、まぁあとは勝手にやってくださいw(個人的には北上しない場合もあると思いますが…)
ただ米軍情報にもまだありませんが、台風7号の落とし物が少し気になります。フィリピン西にある雲の塊で、台風7号本体は既に大陸に上陸済みで消滅寸前なのですが、このフィリピン西の雲は生き生きしています。こちらも本来ならこのフィリピン西の海域にある雲は、フィリピンや台湾を越えて沖縄エリアへ来ることはないはずなんですが、ここ近年は平気で越境して沖縄海域に来ることもあります。
停電はイヤだけど、暑すぎるのもイヤなので、程よい台風がそろそろ沖縄にも来て欲しいな〜。
でもその停電。那覇ではもう10年以上も発生していませんね。この10年で停電レベルの台風が来たのは全て宮古・八重山。那覇にはちっとも台風が来ておらず、来ても発達前で単なる雨だけって感じ。まぁその10年前(実際は11年前)の時は、沖縄本島の半分以上が停電しましたけどね…(全60万世帯中33.4万世帯停電)。我が家も停電していて、ライブカメラのログもその停電期間は消失しています。
<近年の停電を伴う大型台風>
・2012年9月台風17号
(本部直撃)那覇市街で風速61.2m/s(沖縄全体で334400世帯停電)
・2015年8月台風15号
(八重山直撃)石垣市街で風速71.0m/s
・2015年9月台風21号
(与那国島直撃)与那国で最大瞬間風速81.1m/s
・2016年9月台風16号
(与那国島直撃)与那国で最大瞬間風速68.8m/s
・2019年9月台風13号
(宮古島直撃)宮古空港で最大瞬間風速61.2m(宮古島の75%が停電)
ここ10年はとにかく台風は全て宮古・八重山、ないし本土へ直接行っていて、何故か沖縄本島は綺麗に避けられているんですよね。それまでの台風は去年に八重山が多ければ、今年は沖縄本島に多いという感じで交互で来ることが多かったのですが、最近はそのセオリーも通じず。ひたすら沖縄本島には来ないって感じです。
そのため、ここ最近の沖縄の夏では海水温が高すぎて、サンゴが広域で壊滅状態。実際に泳いでみるとその違いと目の当たりにさせられます。ホントに沖縄は台風と共に生きるって感じなので、停電はイヤですが程よい台風到来には期待したいものです。でも台風7号の落とし物も無理かな…