
ツイッターでは昨日の夜に速報的に画像もアップしましたが、台風16号の米軍予想進路がとんでもないコースになりました!
昨日の朝は小笠原最接近と台風16号は(この時点ではまだ台風ではないけど)、沖縄への影響はほぼ無しって感じだったものの、昨日の夜の米軍予想を見てびっくり!
「沖縄直撃コース」
しかも昨日の夜の予想では「大東島最接近後に沖縄本島方面へ一直線」でしたが今朝の予想では少し修正され「大東島接近後に北上」とのこと。なので今のところは沖縄本島への直接的な影響は相当西寄りに進まない限り少なそうですが、大東島はどう転がっても台風16号の直接的な影響を受けそうですね。
そもそも昨日、2つの台風のタマゴは米軍情報から1日遅れで気象庁でもよーやく認定!!
台風15号「ディアンムー」
中国の言葉で「雷の母」
(米軍情報ではTS21W)
台風16号「ミンドゥル」
北朝鮮の言葉で「たんぽぽ」
(米軍情報ではTS20W)
気象庁の情報があまりに遅いので、米軍情報とナンバリングが逆になってしまいましたが、まぁ台風15号は既に大陸目前まで西へ進んでいるので今日中にも消滅傾向。なので台風15号はもうないものとして、純粋に「TS20W」こと「台風16号」のみに絞って検証したいと思います。まずは単刀直入に・・・(図にも書いていますが)
台風16号は沖縄接近すればどう転がっても本土方面へ!?
大東島西沖通過なら奄美/九州へ!
大東島直撃なら西日本へ!
大東島東沖通過なら東日本へ!
JRの色に合わせてみましたw(九州:赤色・西日本:橙色・東日本:緑色)
でもリアルに「大東島のどのへんを通るか」で、本土のどのエリアへ接近するかおおよそ分かるんですよね。もちろん「通常通り」に台風が進めばの話ですが、どっちにつけ台風16号の本土への影響は不可避なような気がします。
しかも今回の台風は、現在の沖縄の気温が異常に高いことから(平年比3度以上)、かなり猛烈な台風になりそうな予感。といっても沖縄への影響は大東島のみになりそうで、沖縄本島も宮古も八重山も「台風の西側」なので、そんなに心配はしていません。台風の西側は基本「北風」なので、豪雨になりにくいですし、風も大したレベルじゃないですからね。
反面本土はどう転がっても台風の影響が猛烈な「台風の北側から西側」がかかりそうなので、またしても甚大な影響が出そうな気がします(台風14号に続いて)。っていうかここ最近の台風は「沖縄への影響は軽微で本土への影響が甚大」というパターン通りになりそうなだけなんですけどね。
なので今回も沖縄本島は特に過度な台風対策はしないで済みそうです(っていうか常に本土以上の台風対策しています)。でも大東島は予想通り進めば、こちらもどう転がっても直接的な影響がありそうなので、今回は大東島で停電ありそうですね。といっても大東島は沖縄でも台風に最も強い島ですし(島の形状が要塞レベル)、既に台風への準備も進んでいると思いますので、停電してもすぐに復旧できるかと思いますのでそれほど心配はしていません。
むしろ今回も本土の方が、今のうちから警戒した方がいいと思うのですが・・・
飛び石連休で遊び惚けていないで、今からできることをやっておくべきだと思います。ホームセンターへ飛び石連休中に行き、台風対策用の防護ネットや板材を買っておくとか、土のうを準備するとか、飛び石連休中にできることをやっておくべき。ちなみに
沖縄での台風対策では「外に防護ネット」で、「内に絶縁テープ」が定番です。
防護ネットは窓の外側に設置し暴風で飛んできたものから窓ガラスを守ります。
絶縁テープは窓の内側の目止めに使い暴風雨の浸水を防ぎます。
基本はこの2つでOK。あとは停電対策用のグッズがあればいいかな?って感じです。食材については直前で構いませんが、ホームセンター系のものは今のうちに準備するのがおすすめです(品切れになる前に)。
とにもかくにも台風16号は「大東島のどのへんを通るか」がポイント。台風の実体験のない気象予報士の言葉は無視し、大東島の状況をチェックすることが、一番の台風16号の対策になると思いますよ。