
沖縄があまりに良い天気続きでちょっと油断していましたが、ついに気になる雲が米軍情報で「TD17W」こと「台風17号のタマゴ(日本だと台風13号のタマゴ)」認定されました。といっても沖縄にも日本海域としても影響が少ない「超東沖」のもので、すでに北上済みということもあり、日本だと台風認定されないまま消滅しそうな感じですけどね(その結果、米軍情報と日本の情報では4つも番号が食い違う)
とりあえず日本への影響皆無っぽいので、これ以上は情報を追わないコトとします。それ以上に沖縄も本土も気になる雲あり。
まずは本土。
ここ数日は梅雨が戻ったかのような気象になっていますが、またしてもプチ台風的な猛烈な雨雲群が西から到来中。今回は九州北部と瀬戸内海で猛烈な豪雨になっているみたいです。そしてこの雨雲範囲は徐々に東へ移動。今週末の西日本はまた大荒れの陽気になるかもしれません。ホント、2021年の夏は、本土の雨が多いこと多いこと。今回も猛烈な豪雨になりそうなので、「今までの経験を活かし」きちんと対策そして対応願いたいものです。
そして沖縄。
昨日の浦添〜宜野湾の豪雨にはビックリしました。那覇はほとんど雨なしどころか常に日差しサンサンだったのに、北の空から大きな雷鳴が那覇市街まで聞こえた来ましたからね。那覇の空は晴れているのに、大きな雷鳴が聞こえる不思議な状態。ただ浦添や宜野湾にはアメダス観測点がないので、昨日の数値的なことはわかりませんが、ネットなどではかなり大騒ぎになっていたので、かなりの豪雨だったみたいです。
といっても宜野湾でも浦添でも、豪雨になったところで全部海までながれますので、土砂災害や水害にはなりにくいですけどね。ただ小湾川(浦添南部)や牧港川(浦添北部)は激流になっていたでしょうね。でも浦添や宜野湾は良いクールダウンになったと思うので、ちょっと羨ましい面もあります(那覇中心街はほぼ雨なしだったので)。
でもその沖縄にも台風リスク。
マリアナ諸島南沖に、かなり気になる雲が発達中。この海域で発生する台風は、この時期は確実に沖縄方面に来るので、かなりの恐怖です。しかも気になる雲から沖縄まで、他の雲が点在していて、明らかにその流れに乗って雲が移動しそうな雰囲気。
そもそもこの時期は毎日のように気になる雲があるはずも、この1週間はほぼ皆無だったのが逆に「嵐の前の静けさ」の感覚。例年の9月は月の半分は台風による影響がある沖縄だけに、雰囲気的には「そろそろ台風」という感じです。ちなみにこの気になる雲は、「JTWC(合同台風警報センター)」にはまだ掲載されていませんが、米軍情報ではすでに「94W」として警戒レベルになっています。
先の「TD17W」はスルーOKですが、この「94W」はかなりの要警戒です。むしろこの「94W」の方が「台風13号のタマゴ」かもしれませんね。
明日は台風ブログ(進路図)再開かな・・・