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2021年07月23日

台風6号まさかの迷走!そして北上し宮古島エリア直撃コースへ?



昨日の台風6号の動向には衝撃!

1日ほとんど動かず!!

一昨日(7/21)でも通常の台風より遙かに遅かったのに、昨日(7/22)はその1/5とかしか動いておらず。おおよそですが一昨日が「時速10km」とジョギングレベルで、昨日が「時速2km」と徒歩どころかほふく前進レベルw

しかし台風がスピードダウンすると、さらに発達してより強力になる傾向。現に、昨日の朝では雨雲群が沖縄本島に届くか否かのレベルでしたが、今朝は猛烈な雨雲群まで沖縄本島に到達。さらに進路が「西」ではなく「北」になってきていて、せっかく沖縄本島からは離れて行っていたのに、また近づきつつあります。しかも沖縄本島は猛烈な雨雲群をともなう「台風の東側(進路の右側)」にあたるので、台風中心以上の豪雨になる可能性有り。南からヒタヒタと猛烈な雨雲群が沖縄本島に接近中です。

でも沖縄本島は雨だけ。台風中心が接近する宮古島エリアではかなりの暴風を伴って接近するかもしれません。すでに今朝の時点で「島の1/7にあたる3000世帯が停電」。まだ最接近前でこの停電ということは、今後はかなりの範囲まで停電が拡大することでしょう。当初は「八重山直撃コース」だった台風6号も、昨日のまさかの迷走で進路変更し、最も危険な「南からの接近」で宮古島エリアに到達しそうです。

「南から接近する台風」

沖縄の人ならわかると思いますが、台風の中でも最も厄介で危険な台風なんですよね。リアルに経験ありますが、とにかく風が猛烈。しかも台風の目に入るまでの東風が、台風の目に入った以降の「吹き返しの西風」が半端ありません。この吹き返しの西風で一気に大規模停電するんですよね。リアルに風向きが180度変わるので、それまで長時間東風に耐えていた木々が、いきなりの反対からの風で一気にボキッと折れて電線を切断というパターン。今回の宮古島はその傾向になりそうな予感がします。

逆に八重山はこのまま台風が北上すれば、常に台風の西側(進路左側)になるので、沖縄の中でも台風の影響は少なめ。もちろん暴風雨も高波もありますが、それでも宮古島や沖縄本島に比べればマシな状態だと思います。

当初は直撃と予想されていた八重山が、沖縄で最も台風による影響が少なくなるかもしれないんですよね。皮肉なものです。

なので今日の沖縄はこんな感じになりそうです。該当エリアの方はご注意いただきたい次第です。

【沖縄本島エリア】
那覇など南部が豪雨で水害や土砂災害に注意

【宮古島エリア】
暴風と停電に注意(特に最接近後)

【八重山エリア】
雨だけど普段通りの生活ができるが高潮高波に注意



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posted by 離島ドットコム管理人 at 2021/07/23-08:37 | 沖縄台風/災害情報
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