しかし昨日の雨は猛烈。数値的な記録は24時間の降水量ですが、実際は半日レベルでこれだけの雨が降りました!
2021年6月8日の降水量(24時間/1時間)
#与那国島206mm(47mm/h)
#本部町81mm(54mm/h)
#那覇市77mm(42mm/h)
#読谷村76mm(25mm/h)
#国頭村57mm(38mm/h)
#コザ50mm(30mm/h)
#多良間島45mm(33mm/h)
しかし同じ沖縄本島海域でも、沖縄本島は上記のような猛烈な豪雨でしたが、離島はほとんど雨なし(久米島6mm/日、粟国島4mm/日、与論島7mm/日)。宮古でも多良間島は豪雨も宮古島は小雨レベルでしたし(宮古島7mm/日)、八重山でも与那国島では6月の観測史上最多の雨だったものの、石垣島ではほぼ雨なし(石垣島1mm/日)。まさに超局地的な雨だったみたいです。
さらに那覇ではアメダスがある内陸はこれでも大した雨ではなかったものの(1時間42mmの豪雨でしたが)、那覇でも西部の「国道58号線より西」は記録的豪雨でしたからね。でもアメダスがないので数値は残っていませんが、昨日、雨雲レーダーを見ているだけでも怖くなるレベル。おそらく1時間に100mmに迫るものだったと思います。なにせ那覇中心街からその那覇西岸エリアの空はよく見えますからね・・・
でも朝ランでそのエリアを通ってきましたが、もともと国道58号線の西側エリアは海が近いこともあって水はけが良く、冠水もしにくいので特に道路が池になっているような場所はありませんでした。その代わり芝生というか雑草というか、植栽部分はどこも「水田」になっていて、土の含水キャパを完全に越えているようでした。擁壁とかも同じような状況なので、土砂災害の危険が残る場所もありそうです。
そして今朝の那覇は超無風。もちろんあれだけの豪雨のあともあって湿度高め。さらにあれだけの雨があったのに気温は大して下がらず那覇市街でも25度を少し割り込む程度。相も変わらず梅雨明け後の真夏の陽気が、昨日の豪雨のあとも続いています。少なくともあれだけの雨で気温が下がらない状態は、100%梅雨ではあり得ません。今の沖縄は8月初旬だな〜
ただ夏の沖縄の雨は、豪雨になればなるほどその後の天気は安定。1週間で降る雨を1日で済ませた感覚なので、この先数日は晴れベースかな?
ちなみに今朝の那覇の空。昨日の豪雨からここまで回復しています。