ページの先頭へ△

2021年05月31日

台風進路は沖縄の気候で予測可能!真夏なら接近、梅雨なら回避

typhoon20210531-no03.jpg

5月で梅雨っぽかったのは昨日と今日の2日のみで決定w(今日が5月最後なので)

といっても今朝も夜中に雨が降っただけで、朝以降は雨なし。気温も那覇で24度、宮古・八重山では26度超の熱帯夜。空気感はやっぱり梅雨明け後ですね。昨日も予報では1日雨も、実際に雨らしい雨が降ったのは1時間あったか否かって感じで、ほとんど雨なし。

でも昨日は那覇での最高気温23度台と、涼しいを通り越して肌寒いレベル。でも石垣島と波照間島では31度台と、同じ沖縄でも「8度の気温差」はかなり珍しい。


その理由は「梅雨前線の位置」


その前線の北側にある地域は梅雨の気候で気温が下降、南側にある地域は真夏の気候で気温が上昇。まさに昨日は沖縄本島と宮古・八重山の間にその境界線があったみたいです。さらにこの梅雨前線は今後の台風3号の進路にも大きく影響。真夏の空気のエリアには台風が接近しやすいものの、梅雨の空気のエリアには台風が接近しにくいので、今後の台風3号の進路は「梅雨前線次第」といった感じになりそうです。

っということで台風3号の予想進路も、今の梅雨前線の位置なら図の「赤い進路」を進み沖縄接近は避けられそうですが、梅雨前線が北上すれば図の「青い進路」を進んで沖縄・奄美縦断なんて可能性もあるかもしれません。また3日前までの異常気温の影響で、沖縄海域の海水温が真夏レベルに高くなっているので、今後の台風自体の発達も気になるところ。

・・・それ以前に台風情報が遅い気象庁は、未だに台風3号と認定していませんけどね(米軍情報では今朝の段階でTSこと台風に正式認定)

このまま涼しい梅雨の空気感のままなら台風の心配はありませんが、また真夏の気候に戻ればかなり台風リスクがアップ。そういう意味でも沖縄のリアルな空気感が、台風進路予測のチェックポイントとなる次第です。

エアコン効いた室内で出される本土の気象予報士の台風情報なんてデタラメですよ〜www

(備忘録)
台風3号「チョーイワン」香港の言葉で“彩雲”
posted by 離島ドットコム管理人 at 2021/05/31-08:21 | 沖縄台風/災害情報
▼スポンサードリンク
ページの先頭へ▲