「トックリキワタ」という名前は本土では聞き慣れないと思いますが、沖縄では街路樹に多い高木で、真冬になると鮮やかなピンク色の花を咲かせます。それ以上に目立つのが「幹の形」で、まさに「トックリ」のような幹なんですよね〜。
昨日はそのトックリキワタが並木になっている「裏ハーバービュー通り(勝手にこう呼んでいます)」を通ったのですが、まだ11月初旬にもかかわらず、なんとトックリキワタが開花していました。早くても12月初旬開花のトックリキワタが、まさかの11月初旬で開花にはビックリ!確かに2020年の沖縄の気候は、全てにおいて「1ヶ月早い」のですが、昨日のトックリキワタはまさに1ヶ月先の状態だったのでした。
さらに裏ハーバービュー通りを抜けた先にある、那覇高校前の交差点では満開のトックリキワタの樹木を発見!背が低い樹木だったので近くから花の撮影もできました。通常のトックリキワタは超高木で、花もかなり高い位置に付くから近くから花を見るのは困難。でも那覇高校前交差点近くのものは比較的背が低くて、満開のトックリキワタの花を間近で楽しめました。
<これ>
ただ、トックリキワタって開花するとあっという間に枯れちゃうんですよね。この満開のトックリキワタも長くて今週末ってところかな?でもこのエリア(那覇港港周辺〜裏ハーバービュー通り)の街路樹にはトックリキワタが多いので、この先は他の樹木が開花するかもしれません。
そうなるとトックリキワタの勝手に名所と思っている「松山公園」もチェックしに行きたいですね。まぁ松山エリアは、今沖縄で最もコロナ感染が懸念される場所だけにあまり近づきたくないですが、松山公園なら若狭側の裏から行くこともできるので、機会があればチェックしたいと思います。今のところは裏ハーバービュー通りが3分咲き、那覇高校交差点が1本が満開でもう1本(超高木)が3分咲きって感じ。
でもトックリキワタの花は真冬のイメージがあるので、昨日は半袖でこの花を見ることができるのは不思議な感じでした。なにせ例年ならトックリキワタの次がカンヒザクラの開花のはず。桜もまさかの1ヶ月早い開花?まぁ桜は開花条件がかなり限定されますので、咲かないことはあっても開花が早くなることはあまり無いんですけどね(気温がある程度下がらないと開花しない)。その分、トックリキワタの開花時期が長くなるといいな〜♪
昨日のトックリキワタの写真一覧








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