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2020年09月01日

台風9号、どこが破壊的暴風?通常レベルの台風でした




台風9号は中心付近の猛烈な雨雲群が久米島にかかり、久米島では空港付近で最大瞬間風速「54.5m/s」を記録も、市街では「44.0m/s」と至って通常レベルの台風でした。そもそも空港周辺は風が抜けるので風速も多めになる傾向。なので実際は市街の44m/sが適正でしょうね。ちなみに各地の最大瞬間風速は台風前半では以下の通り。

台風9号による暴風

#久米島空港 54.5m/s
#渡嘉敷島 47.5m/s
#南城市 45.0m/s
#久米島市街 44.0m/s
#那覇市街 44.0m/s
#宮城島 41.5m/s


最大瞬間風速40m/sを越えたのはこれだけ。正直、40m/s台の風では沖縄はびくともしません。なのに台風の実体験がない知識のみの気象予報士は「破壊的暴風」とか言うが、どこが破壊的なのか謎。沖縄で恐怖を感じる暴風は最低でも50m/s超、一般的には60m/s超が破壊的暴風です。

正直、台風9号、大したこと無いです。

停電も最大で「37760戸(午前2時)」と、全体の6.2%程度。なにせ2012年の台風では、沖縄全体で33万世帯も停電し、全体の半分以上が停電。那覇市街の我が家も停電してました。ただ2012年時の停電は復旧まで早かったのでそれほど苦ではありませんでしたが、忘れもしない2007年7月の「13日の金曜日台風」。停電規模は10万戸だったものの、停電時間が那覇中心街でも24時間超と、かなりヤバかったです。信号もほとんど消えていて交通麻痺。これらに比べれば今回の台風9号は子供レベルです。

その2つを実体験していれば、今回の台風がそれほど気にするほどのものではないのはわかると思います。現に我が家も台風対策は、外に出しっぱなしのものを室内に締まった程度。窓やドアの目止めもしませんでしたし、停電対策もLEDライトを準備した程度。


ホントに今の気象予報士は、不安を煽るだけの情報しか出さず、マスゴミと同じレベルですね。。。


そして台風9号は久米島に最接近後、さらに北上。K国に直撃し、そのまま大陸に上陸して消滅って感じでしょうか。でもK国直撃前に九州を擦りそうなので、九州西部(特に長崎・佐賀)の方は9月2日以降は要警戒。気象予報士の不安を煽るだけの情報は無視して、雨雲レーダーとアメダスを自らチェックし、適切に対応していただきたい次第です。また九州東部も湿った空気が入り込み、山にぶつかり豪雨になる可能性もありますので、九州全域で警戒していただければと思います。


そして台風10号間もなく発生!


台風10号「ハイシェン」
中国の言葉で「海神」

米軍情報では既に台風認定。予想進路も出ていますが・・・

西日本直撃コース!?

どう移動しても西日本のどこかへ直撃しそうな台風10号。本来なら沖縄海域でどのエリアへ来るかって感じの進路も、今年は台風の発生場所も進路も北上して、沖縄のような状況が本土で発生していますね。沖縄なら直撃しても今回の台風9号のように難なくやり過ごせますが、台風慣れしていない本土では沖縄のようにやり過ごすことはできませんからね。

まさに本土の方が「破壊的暴風」じゃね?w

正直、本土の台風情報は提供できませんが、本土へ真南から来る台風はかなりヤバイ系なので、9/7以降の西日本の方はできる限りの台風対策(特に豪雨対策)をしていただきたい次第です。本土の場合は山があるので、沖縄よりも遙かに豪雨になりやすく、特に河川の増水や土砂災害には最大の警戒をしていただければと思います。東日本も太平洋側は要警戒です。


また本土近海には台風10号以外にヤバイ雲のがあり、台風次第ではそれらも北上、ないし台風10号に取り込まれてパワーアップなんてこともありますので、台風以外の情報もチェックしていただければと思います。

今週は台風情報に翻弄される1週間になりそうですね(本土は)。。。

typhoon20200901-no0910.jpg


posted by 離島ドットコム管理人 at 2020/09/01-07:34 | 沖縄台風/災害情報
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