本気で今年の無意味な4連休の沖縄は「GoToHell」状態でした。まぁ正確には文法上は違いますが、4連休の沖縄在住の身として、コロナ第一波以上の地獄(ストレス)を味わって過ごさざるを得ない状態でした。
なにせ4連休の4日間で、沖縄コロナ感染者は第一波以上の「35人」。第一波の際の最大は4日間だと4月15日から4月18日の「34人」。なにより1日あたりの感染者数が、第一波では最大「10人」だったのですが、今回は7月25日に「14人」と大幅増加。しかも半分以上が那覇在住の人の感染確認ということで、那覇在住の身としては「地獄」の連休だった次第です。しかも感染者の多くが女性も、那覇の女性のマスク着用率が、化粧崩れのためか極端に低く、もはや那覇で女性を見ると恐怖を感じてしまう次第です。
でも4連休の与論島に比べればまだマシなんでしょうが・・・
4連休の与論島で新型コロナの感染確認された人数は「34人」。沖縄より1人少ないものの、そもそも人口レベルが違い過ぎます。沖縄本島が130万人に対して、与論島はわずか5000人。つまり同じ感染者数でも、人口規模から想定すると260倍になります。
与論島の34人は沖縄本島だと約9000人相当!
「4連休で9000人の感染者確認」と聞いたら、住民だけじゃなく世間から見てもパニック状態になりますよね。今の与論島はそういう状態なので、島民の方の健康もさることながら、心も心配になります。
さらに沖縄も与論島も、この先2週間はさらなる恐怖。いい迷惑の「GoToキャンペーン」なんて強行するから、4連休で少なからず本土からの観光客到来。その置き土産ウイルスの恐怖を最低でも2週間は味わわねばなりません。さらに夏休み時期ともなれば、その恐怖は8月末まで延々続くわけで、この4連休はさらなる地獄の始まりになるのかもしれません。
この夏は沖縄も与論島も、旅行するのは控えて欲しい次第です。
特に離島には医療施設が十分ではありませんので、1人の感染者が出るだけで、与論島のように一気に広まってしまうリスクがあります。最も医療施設が多い沖縄本島でも、感染症病床は24床〜40床と、既にこの4連休で大部分が埋まってしまっているのかもしれません。本土のように大病院がいっぱいあるわけではない沖縄の現状をご理解いただきたい次第です。
沖縄や離島を思ってくれるなら「今は行かないこと」を考えて欲しいものです。旅行に「ねばならない」はありません。そもそも今来られても、沖縄でも離島でも心から歓迎できません。受け入れるところも、仕方なく受け入れているのが現状です。