与論島をはじめとするコロナの話題は、まだ動きがありそうなのであとでまとめることとして、今回は気候の話。那覇でも猛烈に暑い7月になっていますが、沖縄でも端っこの「波照間島(最南端)」と「与那国島(最西端)」の気温がヤバイぐらい異常です。
まずは7月23日の与那国島。
観測史上最高気温の「35.5度」を記録!
今のところ2020年沖縄での最高気温でもあります。
そして7月24日の波照間島。
観測史上第2位の最高気温で、7月としても観測史上最高気温の「35.4度」を記録!
沖縄では1年で1日35度超があるか否かの状況なのに、今年の波照間島は35度台をもう3回も記録。
ちなみに沖縄全域での観測史上最高気温は2016年7月5日に下地島で記録した「36.1度」、那覇だと2001年8月10日に記録した「35.6度」が観測史上最高気温です。沖縄には山がないので、熱がこもりにくいですし、猛暑の原因ともなるフェーン現象も起こらないので、最高気温は本土比べて低めですが、それにしてもこの7月の気温は異常です。
さらにその波照間島や与那国島のすぐ近くにある台湾では、台北で昨日「39.7度」を記録したそうです。まぁ台湾には山があるので、沖縄よりも気温は高めなものの、それでも昨日のこの気温は台北では観測史上最高とのこと。
その原因は夏の高気圧ではなく(むしろ今年は高気圧の範囲が狭い)、本土や沖縄近海にある活発な雨雲群に向かって湿った空気が入ってくるからだと思います。今年は本土が豪雨の際は、必ず沖縄では猛烈な暑さになりますからね。台湾はそこに山も加わるから、さらなる暑さになっているのかと思います。
逆に本土が梅雨明けすれば、沖縄や台湾の異常な暑さも和らいだり・・・(さらに暑くなる可能性の方が大きいが・・・)
ちなみに今日の沖縄は本島海域まで雨雲群が南下しており、沖縄本島・奄美群島はかなり激しい雨になるタイミングもあるかもしれません。既に今朝の段階で那覇から西の海上で雷がピカピカ光っているのを確認していますしね。反面、今朝の那覇はその雨雲群に湿った空気が入っている影響で、朝焼けが真っ赤に色づいていました!
さて、今日の那覇の雨は何時かな?できればクールダウンになるほどの猛烈な奴を期待しています。その方が外に出る気にもならないですからね〜(既に雨を予想して今日の外出は中止で調整中)。