
昨日の沖縄・那覇。ついに体温以上!
といっても那覇の「外気温」は観測史上最高でも35.6度と一般的な体温以下。もちろん昨日も外気温は最高で「33.0度」でした。この36.0度というのは、西に開けた(西日が思いっきり入ってくる)那覇市街の室温の話。
いやはや、先日35度超になったばかりのところが、一気に体温以上になっちゃいました。本来は気温が下がり始める午後7時台でこの室温ですからね〜。もちろんこの数値はエアコンを利用する直前の話。この気温でずっと過ごしていた訳ではありません。しかもこの温度計は目線より上に置いてあるものなので、熱がこもりやすいですけどね。しかし昨日は体感的にも「この夏一番の暑さを更新」って感じで、何もしないで肌(毛穴)がピリピリする感覚でした。
沖縄ってコンクリート造の建物が多いから、日当たりが良い場所だとコンクリートにこもった熱がモロに室内に入ってきます。本土の建物なら、冬の寒さ対策で断熱はしっかりしているから夏でもここまで熱はこもりませんが、沖縄の建物って賃貸でも分譲でも、本気で断熱が甘い。っていうか無断熱が基本のような気がします。建築士でもさすがに断熱性能だけは判断できませんからね〜。
まぁ外に面する壁を叩き、重い音がすればまず間違いなく無断熱(断熱層がないから)。軽い音がすれば断熱層がありますが、その層に断熱材を入れていないことはザラ。断熱材の有無は壁を剥がさない限り分かりませんので、建築士でも判断できない次第です。ちなみに図面を見れば分かる場合もありますが、図面通りに施工されていないのが当たり前・・・
沖縄は冬の寒さのように、命に直接関わる気候がないので、どうしても断熱性能が甘い造りの建物が多いんですよね〜。結果、エアコンも効率がもの凄い悪くなり、電気代も異常にかかる沖縄生活。さらに沖縄の電気代は全国トップクラスの割高(本土の原発が稼働していれば沖縄の電気代が全国トップ)。まぁそのおかげでエアコンのオフタイマーが良い目覚ましになっていますけどねw
起きたい時間の30分前にエアコンをオフ設定すると、確実にその時間ないしその時間の前に起床できます。夏場は寝坊したことは皆無ですww
そして今朝も那覇の最低気温「28.2度」と猛烈な暑さ。さらに今朝はほぼ無風で、窓を開けても室内の空気が全然動きません。そして午前7時台で既に「30.5度」。今日はどこまで気温があがるのやら・・・そして7月上旬でこの気温だと、1年で最も暑い8月はどうなることやら・・・
沖縄でも外気温で35度超の猛暑日が普通に?本土では40度超の気温が普通に?
まぁ本土はその前に、亜熱帯の雨季が終わることを願うばかりですが・・・