
昨日、ツイッターで先行してつぶやきましたが、台風27号の米軍予想が徐々に東寄りになってきており、最初は与那国島直撃コースだったものが、石垣島近海、そして今朝は多良間島近海を通るコースになってきました。さらに米軍予想よりも実際の雨雲群は東寄りを進み、どうやら多良間島と宮古島が最も危険な範囲に入りそうです。
特に今日の午後から明日にかけて嵐になりそうです。
進路自体は多良間島近海を通りそうですが、台風は進路上よりもやや東側の方が荒れますので、今回最もヤバいのは宮古島かもしれません(伊良部島など橋で繋がる離島も含む)。既に中心の北側から東側にかけて、活発な雨雲群が発生しており、台風の目のような雨雲群の間隙も中心付近に発生。それだけ中心付近は猛烈な暴風が吹き荒れている証拠なので、その周辺は猛烈な嵐になるかと思います。
さすがに今回は台風シーズンが終わったものの、シーズンピークの時のような「詳細進路図」を更新いたします。
台風27号のリアルな進路図(雨雲群から分析)

この図からしても、宮古島がヤバいのがわかると思いますが、逆に八重山ギリギリ避けるコースになる可能性もあります。ただ宮古島寄りを進むと、沖縄本島への直接的な影響も出てきますので、那覇でも台風27号は警戒しなければなりません。沖縄本島は今日は大丈夫だと思いますが、明日・明後日は荒れそうです。
しかし11月も終盤になって、まさかの台風対策をしなければならないとは!?
特に宮古島は今日の午前中に、台風シーズンピークレベルの台風対策を施し、停電の可能性もありますので、買い出しや重電など準備万端で迎えていただきたい次第です。沖縄本島も停電対策こそしないものの、外に出してあるものは室内に置くようにしましょう!
今週末の沖縄はまさに「嵐」です!