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2019年10月15日

台風は初期で「雨台風/風台風」の見極めが重要だと思いますが…



台風シーズン終了!

っと言いたいところですが、昨日1日気になる雲をチェックしていたものの、結局消滅することなく徐々に北上中。またしても沖縄ではなく本土方向へ。といってもこの気になる雲は、米軍情報にはまだ出ていませんし、サイズが小さいので消滅する可能性もあります(でも昨日は消滅せずにむしろ発達しましたが…)。

でも最近の沖縄は安定した北風で、今朝に至ってはかなり強め。台風シーズン終了後に吹く「新北風(ミーニシ)」に近いもの。現に海も北向きものはかなり白波が立っていましたし、沖縄としては台風シーズンは終わったかな?って感覚です。

ただ今年の台風は例年のセオリーが全く通用しないので、この気になる雲も完全に消滅するまではチェックする必要がありそうですね。またマリアナ諸島東にも、米軍情報にも出ていた(現在は削除)気になる雲もあって、こちらももうしばらく様子見が必要かもしれません。


台風は予測できるもの。備えあれば憂い無し。


でも台風は接近前に「風台風」か「雨台風」かを判断する必要があります。それによってとる対策が根本的に変わりますからね。先の本土の台風も、15号が「風台風」で、19号が「雨台風」と事前に予測できる状態でした。


風台風の場合は暴風対策はもちろんのこと停電対策が必須。

雨台風の場合は水害対策。特に本土は川があるので増水対策が必須。


ちなみに沖縄の場合、雨台風の場合は川がないから雨はすぐに海に流れ、台風対策はほどほどで済みます。逆に風台風の場合は、風を遮るものがないので暴風がモロに吹き込み、特に風上となるエリアでは徹底的な台風対策を施します。


台風はその性質(雨台風or風台風)と、風上がどの方向になるかを、事前に察知するだけで、影響もかなり軽減できると思います。


なので今回の本土の台風は、異なる2つの台風が到来で、的確な対策がしにくかったのかと思います。特に台風19号時に風台風用の「養生テープ」が話題になりましたが、雨台風では無用の長物。むしろ雨台風の場合は、絶縁テープなどで窓やドアの隙間を埋める方が最善だったと思います。風台風の台風15号の後だっただけに、台風19号時もそのまま風台風の対策を施してしまった方が多かった気がします。


台風は初期の段階で「風台風」か「雨台風」かの見極めが重要。


ちなみにその見分け方は、気象衛星画像で台風の目がある状態で接近するものが「風台風」で、目がないものが「雨台風」であることが多いです。また中心に向かって流れる雲が、はっきりとしたうず巻きになっているのが「風台風」で、雲の渦がまばらなのが「雨台風」であることが多いです。雲の大きさはどうでもいい話で、雲の密度と流れ方が、台風を見極める際は重要かと思います。


今回の台風19号で以下の画像も話題になりましたが、左の台風15号が風台風で、右の台風19号が雨台風と言うことになります。

沖縄在住の身からすると、雲が巨大な雨台風の台風19号(写真右)より、雲がコンパクトな風台風の台風15号(写真左)の方が恐怖を感じる次第です。しかし本土の気象予報士殿は、いかにも右の方が「雲が大きいから危険」という言い方しかしていませんでした。このとき、台風19号は雨台風だから暴風よりも豪雨と水害に警戒するよう注意を促してくれれば、もう少し影響も少なくなったのかと思ってしまう次第です。


※Facebookページに投稿した記事の画像プレビュー

posted by 離島ドットコム管理人 at 2019/10/15-08:27 | 沖縄台風/災害情報
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