2019年09月18日
元台風16号の雨雲群。本土直撃?台風は消えても油断禁物!!
だーかーらーーー!言わんこっちゃない。本土の気象予報士および気象予報会社。
台風なめすぎ!
台風16号消滅で本土の影響無し!と豪語したものの、物の見事に雨雲群が北上し千葉など太平洋側直撃。これのどこが「影響無し」なんでしょうね。明らかに台風16号が雨雲群を押し上げ北上。関東・東海の太平洋沿岸でかなり強い雨になっているエリアもあるようです。しかも動きが遅いので雨が長引く可能性もあります。まだ停電から復旧していない千葉が最も影響を受けそうなので、どうか安全で安心できる場所へ避難していただきたい次第です。
ホント、台風は机上では消滅しても、その影響が消えるわけではありません。本土の気象予報士殿および気象予報会社殿!
なのでこの台風情報では台風16号は消滅扱いせず、もうしばらく雨雲群の動向を追っていきたいと思います。
そして昨日、Facebookページで速報的にお伝えしましたが、その台風16号から分離した雲がかなりヤバい状態。他にも沖縄の南の海上はかなり派手な状態になっています。
最初は最もこの近海に長い時間いる「95W」。昨日はあまり動きなし。でも台風16号から分離した雲に幾分勢力を持って行かれたようで、昨日よりは縮小傾向。しかしその影響は間接的に沖縄まで到達しているようです。宮古島はぎりぎりセーフっぽいですが、沖縄本島は南部のかなり近海まで雨雲群の一部が到達しています。今日の沖縄本島は一時的な雨がありそうですね。でもあくまで局地的なものなので、雨雲レーダーを見て判断すれば、雨のタイミングやエリアも読みやすいと思います。
ちなみにフィリピンを挟んで反対側の気になる雲も、米軍情報では警戒レベルがアップし「99W」に認定。でも雲のサイズは小さいですし、そもそもフィリピン西にある雲なので、沖縄への影響はほとんどないかと思います。でもこちらも油断せず、もうしばらくチェックして行きたいと思います。
そして本命の台風16号から分離した雲。台風16号が机上で消滅扱いになったのも、この雲を切り離したから。なので台風レベルの活発な雨雲群であるということにもなるので、一番警戒する必要があるかと思います。でも米軍情報でもまだ警戒対象になっていませんが、今後の雲の発達次第では、警戒レベルも上がりそうですね。
あとマリアナ諸島東の気になる雲も徐々に発達中。こちらは沖縄には影響はないとは思いますが、今年はこの海域で発生する台風は確実に本土に向かっていますので、本土の気象予報士様や気象情報会社様には、チェックして欲しいですね(笑)。
って感じで、本土は元台風16号の雨雲群が直撃中。そして沖縄も95Wの影響で不安定な天気になりそうです。そして本命の台風16号から分離した雲は、今後どうなるか!?
毎年この時期はこんな感じですが、今年の台風は読みにくいので、チェックする側としても苦労します・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2019/09/18-08:46
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