2018年10月14日

慶留間島のあの道の先にあるもの・・・

島を結ぶ唯一の生活道路、相次ぐ台風で陥没 慶留間島と阿嘉島」というニュースがヤフトピにも出てきましたが、正直なところ、慶留間島のこの道が破壊されるのは、今始まった話ではありません。っていうかこのニュースの写真を見る限り「通行できるのでは?」ってレベル。

2004年の10月の慶留間島の同じ道は、こんな状態になっていたんです!!!




この時は慶留間島がかなりヤバイと聞き、船が再開するのを待って島まで実際に行きました。

その光景は先のニュースの「道路が陥没」なんてものじゃなく、「道路そのものが消失」でした。通行できるできない以前に、道路が丸ごと無くなっています。もちろん、この時もこの先にある慶留間島の集落まで行くことはできず。ここまでで折り返しました。

この時は道路が消失したので、島の内側に強引に空間を作って、車1台がやっと通行できるスペースを確保し、どうにか人や物資を移動できるようにしていましたね。なので今回もニュースで大げさに書かれていますが、2004年同様の対応はされていると思います。

そもそもこの慶留間島の道路は、島全体が岩場みたいなところに、無理矢理造ったもの。渡嘉敷島との海峡に面しており、波の回り込みがモロに入ってくる場所です。この程度の消波ブロックでは、もはや波は防げないみたいです。視線の高さ以上の消波ブロックが必要なのかな?でもこの渡嘉敷島との海峡は、水深がかなりあるので、消波ブロックの設置も、ましてや防波堤の設置もかなり難しい。道を底上げしても、高波ですぐにえぐられそうですし、抜本的な対策は難しいかと思います。

かといって島の中央は大きな岩山で、道路を作れるレベルではないですし、まして小さな離島にトンネルなんて岩山を削るようなものなので難しい。

10〜20年に1回なら、耐えるしかないのかな・・・

沖縄に「海沿いの道路」が少ないのは、これが理由です。沖縄の道をドライブして、海を見ながらドライブできる道って少ないですよね。あっても橋や海中道路。恩納村や名護の西海岸リゾートも、意外と海沿いの道は少ないんですよね。造っても波で持って行かれるから・・・

ちなみに慶留間島の破壊された道の先には、集落の他にさらに先にある外地島へと繋がる「慶留間大橋」があり、その先の外地島には「ケラマ空港」なるものがあります。定期便がないので、空港までのアクセスが問題になることはありませんが、とにかくにも慶留間島の集落までの物資と人が問題になります。

2004年の時のように、迂回路を整備して対応してくれればと思います。

そして慶留間大橋のこの景色を、再び気軽に望めるようになるよう、切に願います。ちなみにこの光景は「2016年11月初旬」のものなので、まさに今の時期の光景です。こんなに綺麗な海が望めるんですよね・・・


慶留間島〜大橋と海
慶留間島〜大橋と海



慶留間島〜大橋から見た海
慶留間島〜大橋から見た海



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posted by 離島ドットコム管理人 at 2018/10/14-11:43 | 沖縄離島ドットコム
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