2018年06月17日

記録的豪雨も水不足の沖縄だったのでウェルカム!



台風6号はまさかの沖縄本島北部でスピードダウン。それまでの北東方向の進路を真東に変えたために、少し停滞気味になりました。まさにそれが影響して、進路を変えた地点では、各地で猛烈な豪雨に。特に台風の中心の北側は豪雨になりやすいので、まさにその場所に位置した観測ポイントで、記録的豪雨を記録。

具体的には「伊是名島・与論島・辺戸岬」。

数値だけ見ても凄いです。

<昨日の昼過ぎまでの24時間の降水量>
#伊是名島 404mm(観測史上最多)
#辺戸岬 323mm(6月の観測史上最多)
#与論島 317mm(6月の観測史上最多)
#粟国島 309mm(観測史上最多)
#国頭村 262mm(6月の観測史上最多)
#本部町 227mm
#徳之島 197mm(6月の観測史上最多)
#沖永良部島 197mm
#東村 183mm

#名護 163mm
#コザ 115mm
#那覇 85mm



那覇でも久しぶりに100mm近い雨でしたが、北部の300〜400mmに比べれば、全然少ないですからね。でも沖縄本島の水瓶という意味では、本島北部になるので、その北部を中心に猛烈な豪雨になったおかげで、この夏、深刻だった水不足もかなり緩和されたかと思います。

<ダム貯水率の推移>
6/14 44%
6/15 55%
6/16 67.5%


まさに恵みの雨でしたね〜。ちなみに沖縄は台風になるとこれ以上の豪雨になるので、この程度の豪雨なら、本土のような災害レベルになることはないと思われます。特に離島になると、すぐに海まで雨水が流れるので、大きな離島でない限り、それほど心配は要らないかと思います。また本島でも北部なら、山や森が多いので、大地が十分に雨水を吸収してくれるので、そんなに心配要らないと思います。むしろ那覇などの方が造成が多いので、土砂災害になりやすいですからね。

しかし昨日の豪雨。降水量的には先の3ヶ所が凄かったですが、過去の記録からすると「粟国島」の雨が最も凄かったみたいです。なにせ降水量の時間毎の記録、全て「過去最多」を記録。ここまで全部が全部、記録更新することってなかなかありません。そういう意味では、今回の豪雨で最も凄かったのは「粟国島」と言えるでしょう!

<昨日の粟国島の豪雨>
#1時間の降水量 103mm(観測史上最多)
#3時間の降水量 194mm(観測史上最多)
#24時間の降水量 309mm(観測史上最多)
#48時間の降水量 416mm(観測史上最多)
#72時間の降水量 422mm(観測史上最多)


先月、行ったばかりなので、少し心配になります。でも粟国島も特に土砂災害が起きそうな場所はあまりありませんが、気になるのは島の南側の「ナビィの道」周辺。ここは最近、大規模な造成を行ったこともありますし、そもそも断崖絶壁を切り開いた道もあるので、大丈夫だとは思いますが心配になります。



とにもかくにも、台風6号による豪雨は昨日の昼で落ち着きました。

でも今回は「雨のみ」で、風はそれほど強くなかったので、大きな影響は無かったと思います。むしろ水不足だっただけに、今回の台風による豪雨は「超ウェルカム」。今年の5月〜6月は、梅雨入り発表後に全く雨が降らなくなったので、このままだとこの夏の水不足は深刻だと思っていただけに、昨日の雨はホントにホントに助かりました。

とはいっても、梅雨明けすると台風以外でも雨は期待できない沖縄。

予報では週明け以降にまた「雨」になっていますので、あともう少し期待しています。


ちなみにニュースで「伊江島空港で最大瞬間風速62m」と騒いでいますが、あれは台風ではなく竜巻のおそれあり。その証拠に、島の他の場所では被害の報告ありません。もし台風の風なら島中の家屋に影響があります。

ニュースの過剰な表現に惑わされませんように!!!

気象予報士も、メディアも、なんで事実を歪曲した、過剰な表現で発信をするんでしょうね・・・
posted by 離島ドットコム管理人 at 2018/06/17-07:27 | 沖縄の服装/天気
ページの先頭へ▲