2017年09月14日

観測史上最多の雨をもたらした「雨台風」の台風18号。徐々に北上中?





何から書いて良いのか分からなくなるほど、昨日の台風18号からの影響は大きかったです。

今回の台風18号は既にお伝えしている通り「雨台風」と推測。台風の目の周辺ならびに今回はその目の北西側で猛烈な雨を伴う、やや特殊な雨の降り方をしていました。通常なら台風の北側や東側で猛烈な雨になるのですが、今回は台風の進路がその北西側に進んだこともあって、進行方向に雨雲が集められて台風の中心から北西部が豪雨になったようです。

その台風の目の北西部分。昨日は宮古島にモロにかかってしまいました。しかも台風の目に入ればまだ雨も収まる時間もあったのですが、台風18号は宮古島がその台風の目に入らないように北西に移動。結果、宮古島では延々豪雨状態が続きました。その結果・・・「観測史上最多降水量」を記録(24時間あたりの降雨)。

相変わらず適当な表現しかできない、全国ニュースの気象予報士様は「50年に一度の豪雨」とうたっていますが、完全に間違っています。観測史上最多の降水量なので「過去に例の無い豪雨」です!!!ホントこの「50年に一度」という根拠や証拠の無い表現は止めて欲しいです!!!

<24時間あたりの降水量>
・宮古島東部 533.0mm(観測史上最多・過去最高は1985年8月の436mm)
・宮古島市街 479.0mm(観測史上最多・過去最高は1985年8月の418mm)
・宮古空港 390.0mm(観測史上最多・過去最高は2003年9月の353mm)
・下地島 429.0mm(過去最高は526mm)


ちなみに「雨台風」の18号ですが、もちろん中心付近では猛烈な暴風を伴い、宮古島では先の豪雨に合わさって、まさに「嵐」のようでした。でも最大瞬間風速が50mを越えたのは集落が実質無い下地島のみで、宮古島市街ではどうにか50mを切るものでした。沖縄での台風はこの「50m」というのが一つの指標。耐えられるか否かって意味(/_;)

<最大瞬間風速>
・下地島 50.9m(9/13-18:48・9月の観測史上最大)
・宮古島市街 48.3m(9/13-18:33)
・宮古空港 47.3m(9/13-19:01・9月の観測史上最大)

・多良間島 34.0m
・石垣島北部 35.9m
・石垣島市街 30.4m
・渡嘉敷島 33.7m
・久米島空港 32.9m
・那覇市街 28.3m


しかし暴風は雨台風のおかげで抑えられたものの、それでも宮古島では大規模な停電が発生。今朝の午前4時の時点で、宮古島市全体の「77.7%」にあたる「20410戸」が停電(全26270戸)。午前8時現在は2万戸を切るところまで来ていますが、それでも19450戸が停電中。

でも台風は遠ざかって行き、今日から本格的な復旧作業に入ると思いますので、発電所から近いエリアでは復旧も早いかもしれません。ただ離島だと作業人員が限られるので、島でも遠くの小さな集落だとなかなか復旧しないかも?離島だと本土のような複数の通電経路が無いので、断線したその1本を見つけない限り通電再開できませんからね。せめて今夜までに復旧をお願いした次第です。


ちなみに台風の中心は宮古島に最接近後、徐々に離れて行っていますが、雨雲群は台風の南側には沢山ありますので、豪雨はまだあります。那覇など本島は台風本体の雨雲群がギリギリかかるか否かの感じなので、雨雲レーダーでチェックすればどうにかしのげるかも?ただ離れた奄美には台風の外側の雲がかかっていて、雨雲の流れと台風の進行方向が同じなので、一度降り出すと長そうです。もちろん沖縄本島でも同じ状況なので、一度強い雨になると長引きそうです。

今日も沖縄・奄美全域で、台風の突発的な豪雨には要警戒です!!!

(コメント不可・天気など気象情報は自分で予測/判断しましょう!)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2017/09/14-08:25 | 沖縄台風/災害情報
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