2017年09月05日

台風でもないのに観測史上最多の降水量!恐るべしプチ台風!!



このブログではちょくちょく出てくる「プチ台風」。

ここ近年、沖縄海域があまりに温暖化し、台風になりきらない状態でも猛烈な雨をもたらす雲の塊で、気圧配置図には一切出てこないので、気象庁などの情報を見ても全く確認できない雨雲群をそう称しています。しかしこのプチ台風は、風がほとんどないので、一度雨になると雲が全く動かず猛烈な豪雨が延々続くんですよね。


昨日の喜界島。まさにプチ台風直撃。


24時間の降水量が、台風でもないのに1年を通して観測史上最多になる「461mm」を記録。それまでの記録を100mm近く上回る圧倒的なものになってしまいました。1時間あたりの降水量も「110mm」と観測記録更新。喜界島で初の「1時間で100mm超」の豪雨になったらしいです。でも喜界島は中央に高台があり、そのまま海に下っているので、豪雨になっても雨水は単純に海に流れるとは思いますが、それでもこの過去に例のない降水量はどういう影響をもたらしているか・・・

ちなみに奄美大島でも喜界島に近い北部で猛烈な豪雨になり、奄美空港周辺では1時間に「50mm」、24時間で「232mm」もの豪雨になったみたいです。他にも奄美大島各地で24時間の降水量が100mmを越えていて、昨日の奄美諸島北部はプチ台風によって猛烈な雨になった次第です。

でも奄美諸島でも奄美大島に近い徳之島でこそ24時間で55mmの降雨を記録しましたが、与論島で11mm、沖永良部島に至っては3mmと、まさに桁違いの雨の少なさ。プチ台風はその中心近くのみが豪雨になるという、まさに象徴的な数値になりましたね。


昨日は沖縄本島でも活発な雨雲群が中北部で発生し、24時間の降水量では読谷村で「87mm」、辺戸岬で「48mm」と結構降りました。でも国頭では「1mm」、名護市街でも「2.5mm」とかなり局地的な雨だったので、雨が欲しい場所に降ったか否かは分かりません。ちなみに那覇では昨日の明け方前に猛烈な雨が降ったものの、日中は雨無し。ほぼ1日晴れていましたが、雨の影響で湿度が高く、またしても真夏以上の暑い1日でした^^;

今朝も那覇は最低気温で29度近くもあって、湿度が80%超もあるので、朝から蒸し蒸し。しかも昨日の夜明け前の豪雨以降は完全無風。9月になっても真夏以上の暑さになっています。残暑どころか酷暑が延々続いている沖縄です^^;

沖縄は今日もそこそこ良い天気だとは思いますが、問題はプチ台風が接近している九州南部。喜界島であれだけ豪雨になったものなので、九州南部も今日は最大級の警戒をした方がいいと思います。朝の段階でプチ台風は種子島や屋久島近海まで北上しており、今後は九州南部でも東岸、その後は四国が要警戒です。プチ台風は一度雨になるとなかなか止まないので、特に本土は土砂災害の危険性がある場所が多いので、特に河川や崖の近くは最大級の警戒を!


そしてプチ台風以上に警戒していたフィリピン東沖の雲でしたが、米軍情報では既に台風17号扱いになっています。おそらく今日にも気象庁情報でも台風になっているかな?(台風17号「グチョル」・ミクロネシアの言葉で“うこん”)

まぁ17号は既にかなり西まで移動しているので、沖縄海域への影響は無さそうですが、まずは昨日喜界島に猛烈な雨をもたらしたプチ台風。今日の本土は最大級の警戒をして頂きたいものです。

(コメント不可・天気など気象情報は自分で予測/判断しましょう!)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2017/09/05-08:08 | 沖縄台風/災害情報
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