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2017年08月07日

台風5号は四国南岸を北東へ!中心の北側と東側のエリアは要警戒!!



結局、気象予報士が予想していた「九州方陸」は見事に外れましたが、米軍予想に近い進路で台風5号は北東方向へ進んでいます。午前6時前後の段階で台風5号は高知の南に中心が有り、その北側から東側にかけて、猛烈な豪雨をともなう雨雲群がかかっています。

沖縄近海に台風が居る場合は、純粋に南から湿った空気が入るだけなので、台風の東側から南側だけを警戒していればいいのですが、本土に接近したときは南から湿った空気が山にぶつかるので、特に台風の北側が荒れる傾向。また台風の進路から離れていても、中心の東側では広域で豪雨になるので、まだ四国に中心があっても、その影響は近畿全域まで至っているかと思います。下手すると東海エリアまで!?

この様子だと台風5号は四国に上陸するか否か微妙なラインですが、どっちにしてもその後の近畿上陸は不可避のような気がします。

でも本土の場合は上陸したポイントよりも、先の話のように中心の北側から東側にかけて、広範囲で荒れるので、今日の西日本は仕事は休んだ方が良いのでは?沖縄でこの状況なら、確実に「台風休暇(有給)」になるレベル。

しかも台風の進み方も、種子島近海からようやくスピードアップしたものの、四国に接近するにつれてスピードダウン。今後はこのスピードがポイントかと思います。足早に抜けてくれれば影響も少ないのですが、さらにスピードダウンしたりすると、災害レベルの影響になることも。っていうか既に一部ではまさに「災害」レベルになっているかもしれませんが・・・

台風接近時は予想進路よりも、雨雲レーダーでリアルタイムに雨雲に位置を把握するのをお勧めします。台風時の雨雲の動きは予想しやすいので(左回り)、台風の影響が出そうなエリアは自己防衛をお勧めします。沖縄でもほとんどの人が自分で情報収集して自分で判断していますよ^^ゞ(特におじーおばー)


ちなみに台風5号は四国に接近していますが、なんと、奄美・沖縄には昨日から台風のしっぽがかかっており、昨日は那覇でもスコールあり。でも昨日はまだまだ序の口で、今朝はかなり活発な雨雲群が広範囲でかかっています。特に奄美はそのしっぽの通り道になっている離島もあって、そのエリアはまた台風時のような猛烈な雨が継続的に降っているかと思います。

午前6時時点では奄美大島でも南部、そして特に激しいのが徳之島って感じです。

今後は台風5号の移動にともなってこの台風のしっぽの位置も変わりますので、奄美・沖縄も台風が遠ざかってもまだ油断できません。沖縄でも本島北部は要警戒かな?


それにしても今回の台風。このまま行くと本土全域に多大な影響をもたらしそうですが、結果的に台風銀座の宮古・八重山だけは影響がほとんど無しで終わりそう。まぁ台風の進路が奄美以北だったので、純粋に遠かったのもありますが不思議な感じですね。まぁその前の台風9号はモロに与那国島に最接近したので、これで沖縄・奄美全域で台風の影響を受けたことになりますね。おかげで海水温の上昇をかなり抑制してくれたと思いますので、当初懸念されたサンゴへの影響も少しは減ったかと思います。

しかし沖縄本島は海は荒れて浄化されたものの、天気的な影響は昨日のスコールぐらいで、台風5号も9号もほとんど影響無し。なので気温は高いままで、未だ29度を切る気温になりませんね。今朝も最低気温が29.4度(午前6時時点)とまぁ、切り上げると「最低気温30度」のレベル。

しかも昨日のスコールで気温は「0.6度」しか下がらず、逆に湿度は10%以上もアップしたので、今朝の那覇は蒸し蒸し。風はまだあるものの、昨日ほどの強いものではないので、今朝の暑さは半端ないです。

奄美・沖縄海域にある台風のしっぽで、もう少し激しいスコールがあると助かるのですが・・・

まずは台風5号が接近中の本土の片は、気象情報をこまめにチェックして、自己防衛して通過するまでやり過ごしましょう。消しても無茶や無理はしませんように。

(コメント不可・天気など気象情報は自分で予測/判断しましょう!)



posted by 離島ドットコム管理人 at 2017/08/07-06:10 | 沖縄台風/災害情報
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