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2016年08月28日

東北北部や北海道の方は台風対策を始めましょう!備えあれば憂い無し!!



ようやく東へ順調に進み始めた「千鳥足台風w」。でも通常なら北上とともに徐々に東へ進み、そのまま本土方面には行かずに東へ抜けるはずなんですが、今年の台風は例年のセオリーは通用せず、もはやどう進むか予測不能。でも今回の台風10号は、北上とともに西に進み、そのまま本土直撃コースということは免れることができそうにありませんね。米軍情報ではずっとこの予想進路ですし、あとはどこに上陸するか否か次第になっているのかもしれません。

昨日までの予想では福島、今朝の予想では宮城という感じで予想が北に少しずつ移動していますが、この誤差も徐々に少なくなるので、東北北部への台風上陸の可能性が非常に高そうです。

岩手県かな・・・

しかし台風ってその中心よりも、そこから北や東のエリアが大嵐になるので、東北北部はさることながら、またしても北海道への影響が一番大きくなるかもしれません。こんなに勢力を保ったままの台風が北海道に何個も来るのはまさに「史上初」じゃないでしょうか?通常は北海道へ行く台風って、既に減衰して温帯低気圧になっていることがほとんどなのですが、今年は台風どころか暴風域を伴ったままの強力な状態で行きますよね。

台風慣れしている沖縄ならこの程度の台風でも被害は出ませんが、強い台風がほとんど来ないはずの北海道や東北では、台風に対する対応がしにくいと思いますので、影響は大きそうです。しかも今回の台風は今年の中でも一番強い状態で行きそうなので、台風対策はできること全てやっておいて欲しいものです。

外にものを出しておかないこと、窓には雨戸があればいいですが無い場合は室内からサッシュの隙間をテープでふさぐこと、車は風が抜けない場所に避難させること、停電/断水対策をしておくこと、携帯などの連絡手段を確保するため充電をしておくこと、などなど。

沖縄だと当たり前のようにするこれらのことも、本土の方やまして台風がほとんど来ない北海道の方だと事前になかなか対応しきれないのかもしれませんね。

ホント、台風ってこの予想進路上よりも、この進路の北側や東側は全てのエリアで最大級の警戒をして欲しい次第です。

逆にこの進路の西側や南側では、進路に近い部分以外はそんなに荒れないと思うのですが、ただ本土の場合は山が多いので、その山に台風からの風がぶつかって豪雨になることもあります。特に関東は北側に高い山をそなえていますので、台風の進路から離れていても影響はありそうです。

また今回も台風9号の時のような詳細進路を追うことになるのかな・・・

でも遠く離れた沖縄から、本土の方の手助けをできるとすればこれぐらいしかないですからね。台風慣れしているが故に、台風の進路も予測しやすいので、少しでも力になれればと思います。まぁ本来の東へ抜ける進路になってくれればいいのですが、本土方面へ西に進むことはもはや避けられそうにないですからね。

そして沖縄には相変わらず来ない今年の台風。

でも今回の9号の影響で、現在の沖縄海域の波はかなり大荒れなので、少しは海水温抑制になっていると思います。船が欠航するレベルということは、それだけ海がかき混ぜられて、そして滞った高い海水も分散して海水温が落ち着きますからね。

反面、大東島など船に物資を頼っている島では、この海の荒れ模様はとても困りますが、とりあえず台風10号は沖縄から遠ざかる方向なのは間違いありません。波も徐々に落ち着いてくると思いますので、もうしばらく辛抱しましょう。一番影響が大きかった大東島への船も、8/30の便はどうにか出るかな?(ぎりぎりのレベルだけど多分出すかも?)
はたして本土への台風10号の上陸は、夏休みの最終日になるのか?それとも新学期とともにやってくるのか?

上陸は避けられそうにないのなら、せめて勢力ダウンし、そしてスピードアップして影響する時間を最小限にしてほしい次第です(/_;)

(台風関連の記事はコメント不可)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2016/08/28-06:08 | 沖縄台風/災害情報
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