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2016年06月29日

「波照間島vs多良間島」!沖縄での最高気温争い。まるで館林と熊谷w

もはや「波照間島vs多良間島」の争いですね。本土の「館林vs熊谷」的な最高気温争い。ここ連日、この2つの離島が沖縄での最高気温を毎日争っています。しかもどちらも6月として観測史上最高気温を毎日のように記録し、デッドヒート。

・・・別に争わなくてもいいのですが^^;

しかし結果は波照間島の連勝。万年2位が多良間島です。でも波照間島は言わずと知れた「日本最南端の離島」で、日本で最も赤道に近い場所にある有人島。それに対して多良間島は日本最南端の八重山諸島よりやや北の宮古諸島内の離島。波照間島に比べて多少は気温が上がりにくいはずなんですが、ここ数日のみならず、ここ最近の多良間島はとにかく気温が高い。

昨日も波照間島で「34.8度」を記録したものの、多良間島もそれに肉薄する「34.6度」。これらに次ぐのは西表島大原の「34.0度」と石垣島の新空港の「33.9度」と、やっぱりこの2つの離島が群を抜いています。

ちなみに那覇は「32.4度」と、これらに比べれば全然気温は低いのですが(30度超の2度差は天と地の差なぐらい違う)、それでも那覇でも猛烈な暑さ。数値的には変わらないはずなんですが、日に日に暑さが増してくる感じです。おそらく建物に熱がこもって徐々に室温などは上がってきているのかもしれませんね。

沖縄での観測史上最高の気温は2001年8月に那覇で記録した「35.6度」で、八重山では1899年9月に石垣島で記録した「35.4度」が最高記録。つまり八重山に関しては、昨日の波照間島の気温は観測記録までわずか「0.6度」のところまで迫ったことになります。

本土では35度超の気温はもはや珍しくないと思いますが、山がない沖縄は熱がこもりにくく、本土ほどの気温は上がりにくいのですが、この夏の気温はまだ6月でこの状態だと、この観測記録はあっけなく更新しそうですね。

なにせ今の沖縄にはこの気温を下げる要素は「台風」しかありませんが、その台風が未だに0個。

気温の上昇もさることながら、ここまで台風が来ないと海水温の上昇は必至。海水温が過度に上昇すると、珊瑚が白化して死滅してしまい、結果、海の中の環境へ甚大な影響が出てきます。ホント、「雨乞い」ならぬ「台風乞い」をしたくなる今の沖縄。

まぁ旅する人にとっては来て欲しくないのですが、生活する身としてはそろそろ欲しいな〜って頃合いです。もちろん被害が出ない範囲のもの限定(笑)。

そして今朝の沖縄。もはや那覇でも最低気温が29度近くなるのが普通になりつつあります。例年なら8月の最も暑い時期に何日かある程度ので、最低気温29度近くの状態が、この6月から連日記録していますからね。そしてさらに南の八重山では最低気温が30度近いもの。しかもここでも多良間島と波照間島が最低気温の高さを競っていますね。

まぁどこも30度近い最低気温ということで、そんなに差はありませんが、それでもこの気温の高さ。どんな感じなんでしょうね・・・

ホント、この夏は最低気温が「30度以上」という熱帯夜(25度以上の夜)の他に表現が必要になりそうな沖縄。「猛暑夜」じゃなんかしっくりきませんが、そういう表現が間もなく出てきそうですね(/_;)

あぁ梅雨の本土の気温が羨ましくさえ感じます^^;
posted by 離島ドットコム管理人 at 2016/06/29-06:00 | Comment(0) | 沖縄の服装/天気
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