既に九州や西日本で豪雨をもたらしたと思われる雨雲群が、今朝の段階で東海エリアまで来ていますね。
その雨雲群。明らかに時計と反対回りの渦を巻いており、午前9時前の時点でその中心は志摩半島の南岸。ぽっかりと雨雲がない台風で言う「目」があります。そしてこの目の特に北側から東側にかけて、南から湿った空気が大量に送り込まれるので、猛烈な豪雨になります。しかも本土の場合は特に東海地方はその北側に山があるので、湿った空気が山に当たってさらに雨雲が発生する可能性が高いです。
なので統計エリアで特に北側に山がある地域は、土砂災害に要警戒です。関東はまだ山がはるか北に位置するので東海エリアほどの土砂災害レベルにはならないと思いますが、それでも南から湿った空気が入ってくる影響でタイミング次第では猛烈な豪雨になるかもしれません。
そしてこの雨雲群。予報よりはるかに動きが速い。
昨日の夕方までの予報では関東・東海の今日の雨は無しだったものが、昨日の夜の段階で昼前から雨予報。そして今朝になって既に雨になっているので、予想より遙かに動きが速いようです。逆に言うと、動きが速ければ豪雨の時間も短く済み、雨雲群の中心が通過したエリアでは「一過」的な回復も望めるかもしれません。
ただ現在まだその中心が志摩半島だとすると、名古屋〜静岡〜関東への影響は、モロに今日の日中になりそうですね。
電車への影響もさることながら、沖縄便も含めた航空便への影響もタイミング次第では出るかもしれません。遅延だけならいいですが、欠航レベルにならないことを願うばかりです。
もちろん梅雨明けしている沖縄や奄美へのこのプチ台風的な雨雲群の影響はありませんが、正直なところ・・・
まだ那覇に戻っていない身としては気になります^^ゞ
というのも、最近の飛行機って全く別の路線が欠航や遅延すると、機体のやりくりができずに玉突き状態で遅延や欠航になることもありますので、他のエリアの荒れた天気でも気になるばかりです。なにせ最近はいわゆる「大手」には乗りませんからね〜^^ゞLCCやスカイ/ソラシドといったところだと、機体のやりくりが簡単にはいきませんからね。
はたして無事に那覇に戻れるか否か^^;
まぁ今回は今日、是が非でも戻らないとならないわけでもないので、あとはなるようになるだけです^^ゞ
でも先の話のように、予想以上にこの雨雲群の動きが速いので、影響は予想よりも少ないかもしれませんね。豪雨は避けられないかもしれませんが、早い段階で収まれば回復も早い。
とにかく足早に過ぎ去ってくれることを願うばかりです。
<東海エリアの雨雲レーダー情報>
2016年06月21日
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