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2016年06月09日

糸満ハーリー行ってきました。といっても見たのはアレだけ?

夏の風物詩〜糸満ハーレー
糸満ハーレー会場

昨日は、他の用事で「具志」という那覇空港南の那覇市でも南端エリアまで行く用事があり、ついでなのでその先の豊見城を超えて糸満まで行ってきました。もちろん目当ては旧暦5月4日に開催される「糸満ハーレー」。

沖縄でも最も盛り上がるハーリーイベントではないでしょうか?ちなみに新暦の5月3日から5日まで那覇で開催した「那覇ハーリー」は、あくまでGWのイベント。ホントのハーリーは昨日の旧暦5月4日に行われます。その頂点というわけではないですが、知名度ナンバーワンなのが糸満ハーリーってことです。糸満ハーレーともいいますがどっちも正解です。

糸満漁港全体を使ってハーリーを開催。同時に港では出店も多く出ており、中でも競漕の合間に行われる「アヒル取り大会」は糸満ハーリー名物。広大な港に放たれたアヒルを一般市民が港に飛び込んで捕まえるもの。もちろん捕まえたらそのままお持ち帰りOK。その後は捕まえた人次第ですが・・・

他にもアヒル以外にスイカや、真鯛と交換できるボールも港に放たれ、取った人のものになるイベント。誰でも港に飛び込めば参加可能です。

アヒル取り大会スタート
糸満漁港の至る所から飛び込む普通にみんな飛び込んでいます

でもこれを生で見るのは初めて。最初は港の特定の場所から飛び込んで競争してアヒルやスイカを取るものかと思っていましたが、なんと、広大な港の至る所から海に飛び込んで捕まえに行くようでした。高さ3mもあろう港の岸壁から飛び込むこと、飛び込むこと。しかもみんな、あらかじめ水中メガネなどを着用しており、中にはフィンまで着用する本気な人も。逆に飛び込むだけ飛び込んでアヒルもスイカも取らずに雰囲気を楽しむだけの人も居ましたけどね。

確かに漁港内で泳ぐことは通常できませんので、貴重な体験なのかもしれません。ちなみに港に飛び込んでも糸満漁港は船を揚げるスロープが各所にあるので、海から上がるのはそんなに大変ではありません。でも深さは何メートル、いや10m以上もあるかもしれませんし、平面的にも100m×300mはあろう広大なプール。船揚げ場から遠い場所から飛び込んだ人は、最低でも100mは泳がないと陸に上がれません。

アヒルを追いかけるアヒル捕獲!とったどー!獲物を手にかっ歩w

しかし本気モードの人はもの凄いスピードで港を泳ぎ、アヒルめがけて一直線。たまたまカメラでとらえていた人は見事にアヒルを捕獲。その様子もバッチリ写っていました。しかもたまたまですが、海から上がったその人も発見。他の人はアヒルを網に入れて持ち帰るのですが、その人は慣れているのか、網無しでアヒルを持って歩いていました。いやはや、毎年恒例のイベントで毎年捕獲しているんでしょうね。

ちなみにアヒルは会場内の放送では40匹強、スイカは50個だったかな?真鯛に交換できるボールはちょっとわかりませんが、かなりの数が振る舞われていました。ハーリー(競漕)自体も盛り上がっていましたが、やっぱりこのアヒル取り大会が一番盛り上がっていましたね。

何より会場全体が平日にもかかわらず大混雑で、那覇ハーリーを遙かにしのぐ盛況ぶり。確かこのハーリー開催時って、周辺の学校や会社も休みになるんですよね。那覇ハーリーは元々連休中開催なので特にそういう話はありませんが、糸満ハーリーに関しては確実に町は休日モードでした(人っ子一人幹線道路とかにも人気が無かったw)。

ちなみに糸満ハーリーのアヒル取り大会は誰でも参加できますが、私はもちろん参加する気はありません(笑)。沖縄でもさすがに港の海は綺麗じゃ無いですし、何よりアヒルを捕まえてもあとで困ります。スイカはそこまでしなくても買えば良いだけですし、真鯛はおろせません(笑)。ハーリーは見るだけが一番です。しかも昨日のこのアヒル取り大海前後は、ちょうど太陽に雲がかかっていて、風もあって快適に観戦できました。

しかもこのハーリーが終わるといよいよ沖縄が梅雨明けすると言われていますので、まさに昨日の沖縄は梅雨明けモード。

結局、糸満ハーリーのあとは具志での用事を済まし、ついでに瀬長島にも寄ってきました。というのも昨日は夏模様なのに北風という珍しい条件が揃っており、この時期としてはなかなか望めない瀬長島側からの飛行機の着陸シーンを望めましたからね。通常の夏は南風なので、瀬長島側は離陸する側なので、飛行機を近くで望めません。昨日は良い感じで何機か見ることができました。中には余計な超ウルトラ爆音を発しながら着陸するものも・・・

帰りついでに瀬長島でジェット機のお腹まさかの戦闘機のお腹

とにもかくにも良いタイミングで那覇南部に用があって良かったです。久しぶりの糸満ハーリーを楽しめました。

さぁあとは梅雨明け。今日もまた良い天気っぽいですが、予報では明日からまた雨模様。といっても沖縄の天気予報はアテになりませんので、実際はどうかな?雨予報といっても晴れベースでスコールがあるだけかもしれませんからね。梅雨末期はこうした不安定な天気になることが多いですが、1日中雨ってことはまずありません。長くて1時間、下手すると数分レベル。

それでも予報は「雨」扱いになるので、この時期の沖縄の天気予報は予報マークに惑わされませんよ〜に。

(アヒル取り大会についてはいろいろ意見があると思いますので、コメント不可とします)
posted by 離島ドットコム管理人 at 2016/06/09-08:37 | 沖縄イベント情報
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